【名探偵コナン】水平線上の陰謀の犯人は?トリック・動機と結末もネタバレ

名探偵コナン劇場版映画9作目として公開されたのが水平線上の陰謀です。名探偵コナンシリーズの中でも珍しくコナンがミスリードに引っかかるパターンの映画であり、毛利小五郎がかっこいいと言われる作品になっています。今回は劇場版名探偵コナンの水平線上の陰謀について、あらすじを結末まで犯人を含めてネタバレありで紹介しつつ、犯人の正体として追われた日下について、トリックや動機をまとめて紹介していきます。

【名探偵コナン】水平線上の陰謀の犯人は?トリック・動機と結末もネタバレのイメージ

目次

  1. 水平線上の陰謀とは?
  2. 水平線上の陰謀の真犯人は?動機を考察
  3. 水平線上の陰謀のあらすじ・トリックや結末をネタバレ
  4. 水平線上の陰謀の真犯人の声優
  5. 水平線上の陰謀のオリジナルの登場人物一覧
  6. 水平線上の陰謀のオリジナルキャラの声優一覧
  7. 水平線上の陰謀に関する感想や評価
  8. 水平線上の陰謀の犯人まとめ

水平線上の陰謀とは?

名探偵コナン 水平線上の陰謀の概要

名探偵コナン水平線上の陰謀は2005年に公開された劇場版名探偵コナンの9作目に当たる作品です。「忘れはしねぇよ、オマエのことだけは…」「オマエを、絶対に守る」のキャッチコピーで公開されて興行収入は21億5000万円にまで登る作品になっています。また大規模な話が多い劇場版名探偵コナンシリーズにしては珍しく、あらすじのほぼすべてが結末まで1つの豪華客船の中で完結しているストーリーになっています。

また水平線上の陰謀の大きな特徴になっているのがコナンの方がミスリードに引っかかり、いつもミスリードに引っかかる毛利小五郎の方が真犯人を突き止めているという点です。コナンからのヒントこそあったものの、ほぼ単独で真犯人まで突き止めて追い詰める形は劇場版コナンはもちろん原作でもほぼなく当時声優を担当していた神谷明さんの長年の夢が叶う形になった作品になっています。

名探偵コナン 水平線上の陰謀の主題歌

そんな名探偵コナン水平線上の陰謀の主題歌はZARDの「夏を待つセイル(帆)のように」です。ZARDにとっては40枚目のシングル曲であり、同じく名探偵コナンのオープニングテーマとして使用された「星のかがやきよ」との両A面シングルで発売されました。

「夏を待つセイル(帆)のように」は特に水平線上の陰謀の内容に合わせた歌詞が書き下ろされており、映画の内容に忠実に合わせた歌詞になっているのが1つの特徴となっています。

名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー) | 名探偵コナン | TMS作品一覧 | アニメーションの総合プロデュース会社 トムス・エンタテインメント

水平線上の陰謀の真犯人は?動機を考察

水平線上の陰謀の真犯人の正体

ネタバレありで犯人についてまとめるとまず犯人の正体としてコナンによる推理で犯人となったのが日下ひろなりでした。しかし日下ひろなりは犯行を計画こそしていたもののそれを利用されていただけに過ぎません。水平線上の陰謀で起きた事件の真犯人の正体は八代商船の設計しでありアフロディーテ号設計のサブリーダーを務めていた秋吉美波子です。

水平線上の陰謀の真犯人の動機

秋吉美波子が今回の事件を起こそうとした動機は実は秋吉美波子は15年前に貨物船「第一八代丸」の事故で亡くなった沖田船長の娘だった為です。当初は事故と思われたこの事故ですが、秋吉美波子は自身を利用しとうとした日下ひろなりから接触を受け、疑問に思い上司の八代英人を酔わせて聞き出した事で「第一八代丸」の事故が実は仕組まれたものであった事を確信する事になります。

さらにネタバレすると自身を犯人に仕立て上げようとした日下ひろなりの計画を逆に利用し日下ひろなりに犯行の全てを押し付けて貨物船沈没を仕立て上げた者達に復讐する計画を立てたのでした。ちなみに秋吉美波子がこの計画を実行に移す最後の決め手になったのがアフロディーテ号の乗客に毛利小五郎を見つけた時でした。名探偵として名が知られる毛利小五郎がいれば日下ひろなりを犯人であると推理してくれると考えた為です。

毛利小五郎が真犯人に辿り着けた理由

秋吉美波子の思惑通り、警察やコナンは容疑者に日下ひろなりを考えて行動しています。毛利小五郎がいなければこの計画は完璧に完遂出来たのです。毛利小五郎が何故真犯人の正体が秋吉美波子であると辿り着けたかと言えば、実はとても私的な理由だったりします。ネタバレすると実は秋吉美波子の容姿や雰囲気がどことなく毛利小五郎の妻である妃英理に似ていたのが理由になっています。

元々毛利小五郎は真犯人の正体と思われる自身がすれ違ったウィンドウブレイカーを着た者の正体について、すれ違う際の胸をかばう仕草から男の日下ひろなりではなく女性ではないかと推理しました。その推理から秋吉美波子に辿り着きますが、妃英理に似た雰囲気を持つ秋吉美波子が真犯人の正体であってほしくないと考えて無実だと証明する為に調べるうちに真犯人の正体は秋吉美波子で確信するに至ったのです。

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水平線上の陰謀のあらすじ・トリックや結末をネタバレ

あらすじネタバレ①アフロディーテ号

水平線上の陰謀のあらすじは15年前に沈没した「第一八代丸」の事故、そして半月前に八代造船の設計しである八代英人が心臓発作で崖から転落して死亡した事が語られます。時を超えた2つの事故には一見関係がないように見えますが、既にネタバレしたようにこの2つの事故には繋がりがあるのでした。

両親が仕事の都合で行けなかった園子の招待で八代造船初の豪華客船アフロディーテ号の処女航海に招待されたコナン達。蘭の空手の関東大会優勝を祝ってという形でしたが、そこにはコナンや蘭、毛利小五郎はもちろん少年探偵団や阿笠博士も招待されていました。豪華客船を楽しむコナン達でしたが、食事パーティーに集まった際に日下ひろなりに接触される事になります。

日下ひろなりは毛利小五郎のファンとして食事に同席、そこには豪華客船をテーマにしたドラマの脚本作りの取材の中で知り合った秋吉美波子も同席します。どこか妻の妃英理に似た雰囲気を持つ秋吉美波子に気が引ける毛利小五郎でしたが、同席してディナーを楽しみます。一方で今回の豪華客船乗船が蘭の空手の関東大会優勝を記念している事を知った少年探偵団は蘭にプレゼントをしようと貝殻で作った金メダルを蘭のポケットに仕込むのでした。

ディナーの最後デザートが来る頃になって日下ひろなりは船酔いを理由に席を外します。その頃には毛利小五郎はすっかり酔いつぶれており、その様子を気にする事もありません。しかし席を外した日下ひろなりが向かったのは八代造船会長で今回のアフロディーテ号の処女航海に乗船している八代延太郎の部屋である604号室でした。彼はここに盗聴器を仕掛けるのです。

あらすじネタバレ②殺人事件の発生

その後コナン達は船内を使ったかくれんぼをする事になります。鬼になった灰原と園子が連携してコナン達を探していきます。順調に1人ずつ見つかっていきますが、蘭だけは見つからず時間切れで蘭が勝つのですが、ここで1つ問題が起こります。何故か探しに行ったまま園子が戻ってこないのです。不安に思っていると園子の叫び声が元太から借りていた探偵バッチから聞こえます。

園子は暗い箱の中に閉じ込められていると言い、手分けして探します。霊安室の中で園子を発見し、医務室で治療を受けて命に別状はなかった園子ですが、何故園子が襲われたのか分からずコナンと小五郎は調査を行います。そこで八代会長が持っていた鉄扇を見つけた2人は八代会長の身に何かあったのではないかと考え八代会長の部屋を訪れる事にするのでした。

八代会長の部屋を訪れてドアを開けるとそこにはナイフで刺された社長の八代貴江の死体がありました。八代会長の姿も見えず八代会長は事件に巻き込まれその事件の流れで園子が襲われたのではないかと推理する事になります。

あらすじネタバレ③アリバイのある日下

ヘリコプターで目暮警部達が駆けつけ捜査が開始されますが容疑者は乗客600名と決して少なくありません。事情聴取を行っていき、会長の世話係である辻本夏帆とチーフパンサーの岬直也の証言から会長達の部屋が完全に留守になったのはディナーの時だけという事を知り、途中で席を外している日下ひろなりが容疑者として名前を上げる事になります。

加えて毛利小五郎がディナーの後、会長達の部屋の前でウィンドウブレイカーを来て目深にフードをかぶった容疑者らしき人物とすれ違っており、その背格好が日下ひろなりに似ているという証言もあって目暮警部達は日下ひろなりの事情聴取を行う事になります。しかし日下ひろなりは犯行時刻と思われる時間、秋吉美波子と電話で話していた事が明らかになるのです。

秋吉美波子からも事実確認が取れた事で日下ひろなりのアリバイは証明されるのでした。会長の部屋では赤褐色の液体を拭き取った痕跡が見つかりますが、犯人の正体は振り出しに戻ってしまうのでした。

あらすじネタバレ④会長の遺体

八代会長の事件が暗礁に乗り上げる頃、佐藤刑事は半月前の八代英人の事故について再調査を行っていました。事故というには疑問が残っていたのです。そこで佐藤刑事はバックルにタコ糸の跡のようなものを発見、加えてジュースの缶も残されていた事からスタングレネードのようなもので事故に見せかけたのではないかという推理に辿り着きます。

さらに海上保安庁の捜査で、八代会長の遺体がアフロディーテ号の航路上の海上に浮いているのを発見し、明確に八代会長も死亡している事が明らかになります。

あらすじネタバレ⑤謎解きするコナン

一方で豪華客船の客達も八代会長や八代貴江が殺された事に気づいて騒ぎ出します。仕方なく毛利小五郎はステージに上がって推理ショーを展開、秋吉美波子を犯人であるとするもののアリバイの証明がある為、追い詰める事が出来ません。そんな毛利小五郎の推理ショーの中で証拠を見つけたコナンは阿笠博士を推理役にして日下ひろなりを追い詰める事になります。

電話のアリバイがある日下ひろなりでしたが、その電話の内容は「日下ひろなりのシナリオの内容を一方的に聞かせる」というものであった事からボイスレコーダーである事を突き止めたコナンは阿笠博士のボイスレコーダーを借りて証拠を捏造、さらに日下ひろなりの髪に八代貴江社長を殺害した際の返り血が変色して赤黒くなっている事も指摘するのでした。

あらすじネタバレ⑥日下の追跡

追い詰められた日下ひろなりは爆弾のスイッチを見せびらかし乗客を脅します。加えて園子を襲ったのも日下ひろなりであった事を園子が思い出します。日下ひろなりの正体は実は15年前の「第一八代丸」沈没事故の際に亡くなった乗組員の1人であったのです。しかもその事故は当時まだ社長と専務だった八代親子が保険金目的で計画し、第一八代丸の副船長だった海堂を抱き込んで行われた事だった事を明らかにします。

海堂は睡眠薬入のコーヒーを沖田船長に飲ませた上で氷山にぶつけ、事前に貴江の夫である八代英人が設置した爆弾を爆発させて船を沈没させたのでした。一連の事件の真相を話した日下ひろなりは船の爆弾を爆発させて乗客が混乱する中を逃亡します。

ボードに乗り込んで逃げ出す日下ひろなりをコナンと少年探偵団は追いかけます。激走の結末としてコナンが阿笠博士に作ってもらったどこでもボール射出ベルトから出したボールをキック力増強シューズを用いて蹴り出し日下ひろなりの注意を引き付けると最後には時計型麻酔銃の貼りを指して眠らせる事で捕縛する事に成功するのでした。

結果的にアフロディーテ号から先に飛び出したコナン達に対し、目暮警部達が追いついてきてお叱りを受ける中、アフロディーテ号は爆発で沈みだしていき全員が避難する事になります。救命ボートに乗ろうとする蘭や園子達でしたが、そこで蘭が少年探偵団の子供達からもらった手作りの金メダルを無くしてしまった事に気が付き金メダルを探しに船に戻ってしまいます。しかし急な船の傾きで頭を打って意識をなくしてしまうのでした。

あらすじネタバレ⑦真犯人を暴く毛利小五郎

その一方でコナンは犯人として捕らえた日下ひろなりに対して少し疑問を持っていました。アフロディーテ号に仕掛けられた爆弾の量があまりにも多い事が気になったのです。八代会長が果物ナイフで刺されていた事を聞かされた事で真犯人は別にいる事に気が付くとジェットバイクにまたがってフェリーに戻っていきます。

その頃、アフロディーテ号では船長として最後まで船に残っていた海堂に対し秋吉美波子が銃を突きつけていました。既にネタバレしたように秋吉美波子は第一八代丸の船長沖田船長の娘であり、日下ひろなりの復讐計画を利用しようと画策していたのです。残る海堂を殺せば復讐が完遂される所まできますが、そこで何故か秋吉美波子の銃が使えなくなっている事に気づきます。

そこに現れたのが毛利小五郎でした。推理ショーで秋吉美波子を名指ししておりその場ではご任された毛利小五郎ですが、秋吉美波子が真犯人であると確信しており、秋吉美波子の部屋に忍び込んで銃を使えない状態にしていたのです。そして電話のアリバイの証明を崩す推理を披露します。

途中コナンのアシストこそ受けていますが、ほぼ単独で秋吉美波子を追い詰める事になるのでした。最後には毛利小五郎の背負投で秋吉美波子を捕縛する事に成功します。これで一連の事件の真犯人の正体までが明らかになり結末を迎え、秋吉美波子を連れて船から避難すれば全ては解決するはずでした。しかしここに来てコナン達は蘭がまだ船から避難していない事を知らされる事になります。

あらすじネタバレ⑧金メダル

かくれんぼの時に落とした金メダルを探しに戻った蘭という情報にコナンは必死にかくれんぼを思い出します。小学生の頃からかくれんぼが得意な蘭の隠れ場所が分からないコナンでしたが、蘭がかくれんぼが終わって合流した際に言った「コナン君がサッカーしてるのをずっと見てたよ」という発言を元になんとか意識を失ったままの蘭を発見する事に成功します。

無事に蘭を発見したコナンと毛利小五郎は大きく傾いたアフロディーテ号には既に救命ボートは近寄る事が出来ず、救助ヘリによって脱出する事になります。ヘリが垂らしたワイヤーで脱出を図るコナン達でしたが、引き上げられる際にワイヤーが大きく揺れてコナンが甲板に落ちてしまいます。なんとかコナンを救出しようとする毛利小五郎でしたがワイヤーが揺れてなかなか上手くいきません。

なんとか手をのばすコナンの手を掴む事が出来たのは意識を取り戻した蘭でした。しかし2人の手が滑り再びコナンが滑り落ちそうになる中、2人の間にあったのは少年探偵団が作った金メダルでした。この金メダルを掴めた事でコナンも無事にアフロディーテ号から脱出する事が出来た所で、劇場版名探偵コナン水平線上の陰謀は結末を迎えています。

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水平線上の陰謀の真犯人の声優

榊原良子のプロフィール

劇場版名探偵コナン水平線上の陰謀で真犯人の正体である秋吉美波子の声優を担当したのが榊原良子さんです。1970年代から女優として活躍し、声優、ナレーターと活動の幅を広げていきました。声優としては高潔で独特の低音お姉さまボイスが特徴的でその声質から特に大人の女性キャラクターを演じる機会が多くなっています。

榊原良子の主な出演作品や演じたキャラ

榊原良子さんがこれまでに演じたキャラクターとしては「美少女戦士セーラームーン」のネヘレニア役、「ケロロ軍曹」の西澤桜華役、OVA版「銀河英雄伝説」のフレデリカ・グリーンヒル役、「六神合体ゴッドマン」のフローレ役、「風の谷のナウシカ」のクシャナ役、「テイルズオブデスティニー2」のエルレイン役、「Go!プリンセスプリキュア」のディスピア役、「暁のヨナ」のギガン役などを演じています。

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水平線上の陰謀のオリジナルの登場人物一覧

登場人物①日下ひろなり

アフロディーテ号の乗客として登場したキャラクターの1人が日下ひろなりです。シナリオライターをしており、豪華客船を舞台にしたドラマの企画を構想中という理由で秋吉美波子に近づき、アフロディーテ号の処女航海にも同行しました。既にネタバレしたようにその真の目的は八代親子への復讐であり、結末まで自身が犯人だと思いこんでいたキャラクターでもあります。

水平線上の陰謀の面白い所は既にネタバレしたようにこの日下ひろなりが結末の最後まで犯人は自分だと思いこんでいた所にあります。だからこそ阿笠博士を通したコナンの推理に動揺して逃げ出していますし、それが秋吉美波子の狙いでもありました。コナンに眠らされた後、映画の結末まで眠ったままだと思われます。

登場人物②海藤渡

アフロディーテ号の船長で15年前の第一八代丸では副船長を務めていた経歴を持っているのが海堂渡です。アフロディーテ号の最終責任者であり、今回の処女航海に関する全てを取り仕切っています。その正体は既にネタバレしたように15年前の第一八代丸沈没事件の実行犯であり、沖田船長のコーヒーに睡眠薬を混ぜて眠らせた上で船を氷山にぶつけ、さらには仕掛けられていた爆弾を爆破した本人でもあります。

秋吉美波子によって殺されそうにこそなったものの、毛利小五郎の機転により結果的に15年前の第一八代丸沈没事件の犯人グループの中で映画の結末の最後まで生き残った唯一のキャラクターになりました。

登場人物③辻本夏帆

アフロディーテ号のパーサーで八代親子の世話役を担当していたのが辻本夏帆です。乗船中に限っては八代親子のスケジュール管理まで任せており、八代親子が事件にあった際には八代親子の動きについての情報を警察に提供しています。またウェルカムパーティーの司会も兼任していました。

登場人物④岬直也

アフロディーテ号のチーフパーサーを務めているのが岬直也です。八代親子の事件が起きると会議室で警察の事情聴取を受け、加えてコナンが怪しいと踏んだ乗船客の情報を提供しました。

登場人物⑤伊沢洋介

アフロディーテ号の一等航海士を務めているのが伊沢洋介です。詳しい経歴は不明ながらも経験は豊富なようで体面を気にして戸惑っている海堂船長に対して退船命令を出すように進言しました。

登場人物⑥水久保仁

アフロディーテ号の船医で八代親子の事件の現場を目撃してしまった事で襲われ霊安室に入れられた園子の体調を診察し、安静にしていれば回復すると見舞いに来たコナン達を安心させました。

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水平線上の陰謀のオリジナルキャラの声優一覧

日下ひろなり役/山寺宏一

あらすじの結末まで自身が犯人だと考え行動していた日下ひろなり役の声優を担当していたのが山寺宏一さんです。1985年に声優デビューを果たすと「七色の声を持つ声優」として実に様々なキャラクターを演じ分ける事ができる声優として名を馳せる事になります。アニメやゲームはもちろん海外作品でも著名な俳優を演じる機会が多くなっている他、「ディズニー公認のドナルドダック声優」としても知られています。

山寺宏一さんがこれまで演じたキャラクターとしては「新世紀エヴァンゲリオン」の加持リョウジ役、「かいけつゾロリ」のゾロリ役、「ソードアート・オンライン」の茅場晶彦役、「ワンピース」のドンキホーテ・ロシナンテ役、「昭和元禄落語心中」の雄楽亭助六役、「ドンキーコング」のドンキーコング、「蒼天の拳」の霞拳志郎役、「攻殻機動隊」のトグサ役、「カウボーイビバップ」のスパイク・スピーゲル役などを務めています。

海藤渡役/中田浩二

劇場版名探偵コナン水平線上の陰謀にて海堂渡役を演じたのは俳優で声優としても活動する中田浩二さんです。元々は悪役として活躍する時代劇俳優でしたがそのクールな声質を生かして声優としても活躍するようになります。

中田浩二さんが声優としてこれまで演じてきたキャラクターとしては「忍風カムイ外伝」のカムイ役、「エースをねらえ」の宗方仁役、「クレヨンしんちゃんブリブリ王国の秘宝」のミスターハブ役、「ドラえもんのび太の太陽王伝説」のイシュマル先生役などを務めている他、「名探偵コナン」シリーズの映画で複数回登場している警視庁刑事部部長の小田切敏郎役を演じてもいます。

辻本夏帆役/西村ちなみ

劇場版名探偵コナン水平線上の陰謀にて辻本夏帆役の声優を担当したのが西村ちなみさんです。1994年に声優デビューを果たすと幅広く対応できる声質を武器に少年役、少女役、動物系のキャラクターなど幅広く演じる事ができる声優として活躍する事になります。

西村ちなみさんがこれまで演じてきたキャラクターとしては「爆走兄弟レッツ&ゴー」の佐上ジュン役、「金田一少年の事件簿」の巽もえぎ役、「金色のガッシュベル!!」のココ役、「ARIA」のアリア社長役、「スマイルプリキュア」の青木れいか役、「BLEACH」の虎徹清音役、「だぁ!だぁ!だぁ!」の花小町ももか役、「スターオーシャンEX」の緑魔役などを演じています。

岬直也役/太田真一郎

劇場版名探偵コナン水平線上の陰謀にてチーフパンサーの岬直也役を担当したのが太田真一郎さんです。1991年に声優デビューをするとその特徴的な声質と喋り方から「レポーター役の人」として知名度を獲得していく事になります。声優にしては顔出しの仕事も多く、総合格闘技イベントPRIDEでリングアナウンサーなどをしていた経歴も持っています。

太田真一郎さんがこれまでに声優を担当してきたキャラクターとしては「がんばれゴエモン」シリーズのゴエモン役、「ワンピース」のモモンガ役及びシュラ役、「ドラゴンボール」シリーズのキビト界王神役、「キン肉マンⅡ世」のレックスキング役、「ママレード・ボーイ」の三輪悟史役などを務めています。

伊沢洋介役/大川透

劇場版名探偵コナン水平線上の陰謀にて伊沢洋介役の声優を担当したのが大川透さんです。元々は1984年に俳優としてデビューした後、1993年から声優にシフトして活動するようになりました。爆発的に知名度を高めたのが2003年放送のアニメ「鋼の錬金術師」のロイ・マスタング役で、その低くよく通る声を生かしたキャラクターを演じる機会が多くなっています。

大川透さんがこれまでに演じたキャラクターとしては「ひぐらしのなく頃に」の富竹ジロウ役、「ソウルイーター」のスピリット=アルバーン役、「攻殻機動隊」のサイトー役、「ソードアート・オンライン」のヒースクリフ役、「東京喰種」の真戸呉緒役、「トリニティ・ブラッド」のウィリアム役、「ダイヤのA」の落合博光役、「グラップラー刃牙」の猪狩完至役などを演じています。

水久保仁役/井原啓介

劇場版名探偵コナン水平線上の陰謀で水久保仁役を演じたのが俳優で声優としても活動していた井原啓介さんです。長らく俳優として活動し、声優としての活動は数える程でしたが、劇場版名探偵コナンシリーズに関して言えば水平線上の陰謀の前前作である迷宮の十字路から参加し、前作の銀翼の奇術師、さらにはしばらく空いて2010年公開の天空の難破船などにも参加するなどしていました。

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水平線上の陰謀に関する感想や評価

ここからは既に劇場版名探偵コナン水平線上の陰謀を視聴した人の感想をまとめて紹介していきます。水平線上の陰謀は2022年現在から見ても非常に珍しく毛利小五郎の活躍にスポットが当たった作品であり、またこのような形を見てみたいという声が非常に多い作品になっています。原作やアニメでも基本的には迷探偵であり、自力で解決した事件がほとんどないだけにコナンをも上回る推理力を見せたのがかっこよかったとする声も多いです。

水平線上の陰謀は犯人がある程度わかっているサスペンス形式での作品だっただけにまさかコナンがミスリードのまま真犯人の正体に気づかない展開は新鮮だったとする声も多くなっています。結末ではギリギリで気づいていますが、もし毛利小五郎の推理がなければ被害者がさらに増えていただけに毛利小五郎のかっこよさが際立ったとされています。

また水平線上の陰謀でキーアイテムになった金メダルが最後の最後の結末で役にたったのも良かったとする声も多いです。金メダルは蘭が船に残る事になるきっかけを作るアイテムで終わると思ったとする声も多く、結末でしっかりと役割があって良かったとする声も多いです。

そもそも今回の豪華客船に来るきっかけになった「蘭の空手関東大会優勝」が金メダルという形を通して結末までしっかり繋がっている脚本が良いという声も多いです。犯人らしき人物が複数視聴者には分かるように展開されるサスペンス形式である事を生かした真犯人の正体や動機付けなども分かりやすかったとする声も多くなっており、冒頭から結末まで脚本の完成度が高い作品であるとされています。

また脚本の上手さでは豪華客船を舞台にした作品の王道を行く展開だったのが良いとする声も多くなっています。作中の中でもタイタニック号の沈没に触れつつ、そこをリスペクトするような演出も多く、加えて名探偵コナンらしく事件にしっかり絡んでいるという1つ1つの点の繋がりを結末までしっかり感じられる点が凄いと感じる作品になっているとする声も多くなっています。

ラストで敢えて本当に豪華客船が沈んでいくのを眺めるという結末も豪華客船ものの作品のお決まりをしっかりと踏襲しつつコナンらしさが出ているのが良かったとする声も見られる結果になっています。

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水平線上の陰謀の犯人まとめ

劇場版名探偵コナン水平線上の陰謀は日下ひろなりが犯人の正体であるように見せておいて実は真犯人の正体は秋吉美波子という展開の作品です。同時にコナンが秋吉美波子が仕掛けたミスリードに引っかかり毛利小五郎が真犯人の正体にまで辿り着くという以降の劇場版、アニメを見ても珍しい毛利小五郎が単独の推理で事件を解決まで導いた非常に珍しい作品になっています。

加えて劇場版名探偵コナンお決まりの新一と蘭のエピソードも語られた上で、物語の要素がしっかりと繋がりあって結末を迎える作品として今でも傑作と言われる作品になっています。サスペンス形式で犯人の正体を知っていても楽しめる作品なのでまだ名探偵コナン水平線上の陰謀を視聴していない人はぜひ1度視聴してみてはいかがでしょうか?

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