DAYS（デイズ）の最強キャラは誰？十傑ランキングやベストイレブンを考察

十傑をはじめ、最強サッカー選手が多数登場する「DAYS（デイズ）」で、日本代表チームを作るとしたら、これまでにないベストイレブンが誕生し、現実世界でのW杯優勝も夢ではないでしょう。以下では、サッカー漫画「DAYS（デイズ）」から、最強キャラ・メンバーやベストイレブンの考察、プロ入りが確定している十傑の最強ランキングをネタバレ紹介します。

安田剛士先生の漫画「DAYS（デイズ）」は、2013年～2021年にかけて「週刊少年マガジン」で連載されたサッカー漫画で、単行本・全42巻で構成されています。サッカー初心者の主人公の成長や、仲間との交流を描いたリアルな作風が人気を集め、2016年には第40回講談社漫画賞・少年部門を受賞しました。

ひ弱でいじめられっ子の柄本つくしは、ひょんなことから風間陣と出会い、サッカーの面白さを知ります。その後、同じ高校に進学していたことを知った2人は、強豪校であるサッカー部に入部するも、運動初心者のつくしは、他のチームメイト達と圧倒的な差を見せつけられます。しかし、持ち前の努力と忍耐力で練習にのめり込み、つくしの奮闘や目まぐるしい成長に、チームメイト達も目を見張るようになります。

DAYSでは、聖蹟高校をはじめ様々なタイプのサッカー選手が登場しており、もし、DAYSの最強メンバーで日本代表チームを作ったらどんなチームが出来上がるのか、読者の想像を掻き立てる作風も面白い魅力でしょう。以下では、漫画「DAYS（デイズ）」の最強キャラ・メンバーや、ベストイレブンについて、フォーメーション:3-2-3-2で考察しました。

チームの勝敗を左右するGK（ゴールキーパー）と言えば、堅実なプレーが持ち味の聖蹟の守護神・猪原進ですが、最強メンバーと言えば、U-18日本代表の正GKに選出された、音羽学院のキャプテン・砂山朝一がまず挙げられるでしょう。また、対聖蹟戦にて卓越したプレーを見せつけた、インターハイ優勝校・梁山高校の中野剛も外せません。

一方、フィールドプレイヤーからGKへ転身した東院学園・石動亜土夢も最強メンバーに挙げられ、1年生ながらレギュラーに選出された将来有望の選手でしょう。

CB（サイドバック）の最強メンバーには、北海道青函高校・平源一郎や、梁山高校の三傑・高木マルコの十傑が挙げられる一方、1・2年生メンバーも負けておらず、聖蹟からは、十傑級の実力者・臼井雄太や新渡戸哲也、梁山高校の1年生メンバー・志村千槽が挙げられます。

DH（ディフェンシブハーフ、ボランチ）の最強メンバーには、ここぞという時に頼りになる梁山高校・加藤一彦や、冷静沈着なプレーから「最強の盾」と呼ばれる東院高校・保科巧巳のメンバー入りは欠かせないでしょう。また、1・2年生メンバーからは、プレースキックの精度に優れる聖蹟の君下敦と、ボールへの嗅覚が鋭い柄本つくしを入れたいでしょう。

OH（オフェンシブハーフ、トップ下）の最強メンバーには、勝負強さと「神の左」を持つ碇屋良介、献身的なプレーが持ち味の桜木高校・犬童かおるが起用されるでしょう。

WH（ウイングハーフ・ウイング）には、OHの碇屋に匹敵するプレイヤーとして聖蹟の風間陣や、梁山高校の監督も認めた、十傑の1人・水樹寿人、成神に似ていると評された一星学園の新納啓人が挙げられるでしょう。また、持病からプレー時間が限られてしまうも、両利きのプレーが持ち味の東院学園のエース・海藤隼も外せないでしょう。

フォーメション:3-4-3と仮定した場合のDAYSのベストイレブンは、GKは砂山朝一、DFは、十傑・高木マルコと志村千槽・臼井雄太、MFは、3人とも十傑の加藤一彦・碇屋良介・保科巧巳・犬童かおる、FWは、水樹寿人・成神蹴治・相庭未蘭の組み合わせが最強でしょう。

DAYSの十傑とは、卒業後にプロ入りが確定している選手・10名を指し、メンバーの中には最強キャラ・ベストイレブンに選出されたキャラもいます。以下では、サッカー漫画「DAYS(デイズ）」から、本編未登場となった1人を除いた十傑・9名の強さランキングTOP9～4をネタバレ紹介します。

DAYSの十傑の強さランキング第9位は、鹿島アントラーズへの入団が内定している青函高校のキャプテン・平源一郎です。背番号:10番、ポジションはMF、身長:174cm/体重:70kgと小柄な体型であるものの、それらを感じさせない強靭な肉体と力を秘めています。また、フィジカルの強さを活かしたボールキープを得意とし、現代的なゲームメイクの展開や、隙を見せないプレースタイルから「仕事人」とも称されています。

DAYSの十傑の強さランキング第8位は、東京4強の絶対王者・東院高校のキャプテン・司令塔であり、東京ビッグ3の最後の男と称された保科巧巳です。背番号:10番、ポジション:MF、冷静沈着なプレーや的確な状況判断力に優れ、チームの守備の要でありながら、攻撃選手としても活躍する攻守のバランスが取れた選手でしょう。

劇中では、都大会で敗退したため、活躍の場が少なかったですが、Jリーグや大学リーグで活躍する兄2人からは、1対1では気が抜けないと評されており、高校卒業後にはプロ入りも決まっており、個人としての能力は高い選手でしょう。

DAYSの十傑の強さランキング第7位は、十傑で唯一の2年生キャラであり、大会得点王候補にも浮上した、一星学園・相庭未蘭です。背番号:10番、ポジションは:MF、中学時代には九州選抜として活躍し、東京選抜の君下・柴田に手足を出させなかったことや、一星学園の練習では、当時の3年生を抜きながらたった1人でゴールを決めたという逸話が語り継がれています。

東院の保科から「十傑唯一の純血なストライカー」と評されるほどの実力者で、中学時代には7人抜きを決めた強靭な肉体だけでなく、サッカーにおける流れを読む能力にも長け、伸びしろも期待できる選手でしょう。

DAYSの十傑の強さランキング第6位は、梁山高校の三傑であり、高校サッカー史上最高のSBとも呼ばれた、高木マルコです。背番号:2番、ポジション:DF、猛スピードで突進したかと思えば急停止を繰り出すなど、身体能力に優れ、対東院戦では、東院の敗北の原因になったとも言われています。対聖蹟戦でも、ボールの奪取などで水樹を追い詰めており、梁山戦の攻略にて無視できない存在でしょう。

DAYSの十傑の強さランキング第5位は、U-18日本代表にも選出された、インターハイの最優秀選手であり、梁山高校のキャプテン・加藤一彦です。背番号:8、ポジション:MF、底なしのスタミナでグラウンドを駆け巡る強靭な肉体を持ち味とし、ボールに食らいつくためならどこへでも顔を出す、究極のプレースタイルを繰り出します。

また、全国4150校の頂点に立つ男と称されながらも決して驕ることなく、常に努力を怠らず、チームメイトを大切に思い、サッカーにかける情熱やスポーツマンシップあふれる姿も、最強キャラに相応しいでしょう。

DAYSの十傑の強さランキング第4位は、U-18日本代表の正GKであり、音羽高校の守護神とも評される砂山朝一です。インターハイ決勝戦にて、惜しくも梁山高校に敗れるも、片手でシュートを止めるなど驚異的なパワーや、鍛え抜かれた体幹に軽やかで隙のない動きを持ち、GKとしての実力の高さは、梁山の中野剛からも別格と評されています。

ベストイレブンには欠かせない存在である十傑は、「DAYS」にて数多くの名勝負を繰り広げており、リアリティあふれるプレースタイルも、人気に拍車をかけています。以下では、サッカー漫画「DAYS(デイズ）」から、劇中最強キャラとも呼べる十傑の強さランキングTOP3を、ネタバレ紹介します。

DAYSの十傑の強さランキング第3位は、サッカー初心者から十傑にまで上り詰めた「怪物」こと、聖蹟高校のキャプテン・水樹寿人です。背番号:7番、ポジション:FW、高校からサッカーを始めた異色の経歴であるものの、並みならぬ努力の末、東京ビッグ3に数えられるまでに成長し、卒業後はプロサッカークラブへの入団が確定しています。

サッカー歴が浅いために、サッカー戦術の理解の低さや、パスの精度が安定しないなどの欠点こそ見られるものの、大砲のごとく強烈なシュートを繰り出したり、パワープレーでゴールを目指すなど、フィジカル面の高さが強みです。また、自身の成長にも貪欲で、良いと思った技は敵味方関係なく取り入れて技術力の向上に励むなど、成長性の高さや計り知れない強さを持つ注目の選手です。

DAYSの十傑の強さランキング第2位は、作中最強の選手に数えられる、天才の中の天才、桜木高校の犬堂かおるです。背番号:7番、ポジションはMF、相手チームをあっと言わせるうような奇抜なプレーを繰り出す選手で、フィジカルの高さや、献身的なプレーも持ち合わせた、総合的な能力が高いことが強みです。

また、安田剛士先生の漫画「振り向くな君は」では、成神蹴冶と共に主人公を務めており、「DAYS」から2年前の桜木高校を舞台とし、新入生の犬童・成神の活躍を描いています。

DAYSの十傑の強さランキング第1位は、U-18日本代表にも選出された、神の左を持つ日本の至宝、梁山高校の碇屋良介です。背番号:10番、ポジション:MF、状況判断力に優れ、左足でハットトリックを決めるなど天才肌であるものの、所々でムラが指摘される点が欠点でしょう。一方で、他選手が予測できないプレーを瞬時に考えて繰り出すなど、他選手には真似できない能力に恵まれ、異次元で戦っているような感覚を覚えるでしょう。

DAYSと言えば、サッカー初心者の主人公の成長ですが、彼を取り巻くチームメイトや、十傑と称される最強選手との試合も見所であり、十傑との試合を通じて更なる成長を見せるつくしの奮闘も、作品の面白い魅力となっています。以下では、高校サッカーに青春をかける、高校生たちの熱い戦いを描いた、漫画「DAYS（デイズ）」に関する感想や評価を紹介します。

高校サッカーにて、卒業後のプロ入りが約束された十傑は、サッカー選手としてはもちろん、個人としてもキャラが際立っており、試合以外での登場シーンも注目されています。やはり、サッカー漫画なので、主人公が所属する聖蹟との試合も欠かせない要素であり、計り知れない強さを秘める十傑メンバーとの白熱した戦いは読者を夢中にさせ、十傑メンバーのシーンも好きとの感想も寄せられています。

選手権にて、対聖蹟戦との試合をかけた一戦となった青函・桜高戦は、十傑の平源一郎・犬童かおるの戦いを描いた貴重な一戦となり、聖蹟に劣らない白熱した試合が、ファンを夢中にさせました。十傑としての強さはもちろん、キャラのカッコよさや性格の良さなど、2人の平・犬童の魅力も存分に発揮された回でもあり、サッカーとしても非常に見ごたえのある一戦が繰り広げられました。

聖蹟高校の選手権優勝をもって最終回を迎えた漫画「DAYS（デイズ）」は、主人公・つくしのサッカー部引退など、未回収伏線とも呼べる箇所が残っており、十傑の最後の1人も未回収に終わりました。つくしのその後に関しては、読者の想像に任せる形にしたと解釈できるも、十傑のあと1人に関しては、それらを示唆する伏線も見当たらず、結局、十傑の最後の1人は誰なのかという声も寄せられています。

決勝戦進出をかけた聖蹟・桜高戦は、壮絶な戦いの末、聖蹟が勝利し、決勝戦似て十傑の最後の1人が登場すると予想されました。しかし、大盛り上がりが予想された決勝戦はダイジェスト形式で描かれ、つくし・風間のその後や十傑のプロ入りなどが描かれませんでした。一部では、急すぎる終わり方とも言われ、主人公2人や十傑のその後が気になる、続編で描いてほしいとの声も寄せられています。

サッカー漫画「DAYS（デイズ）」の最強キャラ・メンバーやベストイレブンの考察、十傑の強さランキングを、あらすじネタバレを交えながら紹介しました。主人公だけでなく、サブキャラにも見せ場を設けた「DAYS」は、主人公を取り巻く選手たちの活躍も見所であり、十傑と呼ばれる選手たちの強さやベストイレブンの構成など、様々な楽しみを見いだせることも「DAYS（デイズ）」の魅力でしょう。