【モンスターズ・インク】社長のウォーターヌースはなぜ逮捕された？モデルやその後は？

『モンスターズ・インク』の主人公・サリーは、大企業モンスターズインクに所属している怖がらせ屋でした。そしてモンスターズインク社はモンスターが暮らす世界において重要な役割を担っています。そんな重要な会社の社長の名前がウォーターヌースです。しかし彼は最後に逮捕されてしまいました。では、なぜ逮捕されたのか？ここからはウォーターヌース社長の逮捕理由をはじめ、モデルや飲み物の正体を解説していきます。

『モンスターズ・インク』は多種多様な形をしたモンスターたちが暮らすモンスターワールドを舞台にしたアニメ映画です。製作会社はピクサー・アニメーション・スタジオと、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ。監督はピート・ドクターで、ジョン・ラセターが製作総指揮に回っています。2001年のアカデミー賞では長編アニメ賞、主題歌賞、作曲賞、音響効果賞にノミネートされました。

ここでは『モンスターズ・インク』のあらすじを簡単にまとめていきます。モンスターたちが暮らすモンスターワールドは、人間の子供の悲鳴をエネルギー源にしている世界です。そしてそのエネルギー源を手に入れるために必要なのが、大企業モンスターズインクが無数に保有する「人間の子供の部屋へ通じるドア」。ある日、主人公はそのドアを通じてブーと出会い…

『モンスターズ・インク』の舞台となるモンスターワールドで、重要な役割を担う大企業モンスターズインクの社長の名前は「ウォーターヌース」と言います。本名はヘンリー・J・ウォーターヌース三世で、ウォーターヌースの名前から分かる通り、彼はモンスターズインクの三代目社長です。『モンスターズ・インク』の主人公・サリーをモンスターズインク社における業績ナンバーワンの怖がらせ屋に育て上げた人物でもあります。

モンスターズインクの社長であるウォーターヌースは、主人公・サリーを業績ナンバーワンの怖がらせ屋として仕込んだ人物ですが、最後に逮捕されてしまいました。では、なぜウォーターヌース社長は逮捕されたのか？ここからはウォーターヌース社長が逮捕された理由や逮捕後の会社状況を紹介していきます。

まず初めにウィーターヌースが社長を務めているモンスターズインク社は、モンスターワールドのエネルギー源である「人間の子供の悲鳴」を集めており、そのエネルギー源を確保するべく子供を怖がらせて悲鳴を集める「怖がらせ屋」を雇っていました。

しかしモンスターワールドと人間界は別世界となっており、モンスターが人間に接触するのは困難を極めます。それを可能にしたのが、モンスターズインク社が保有する「人間の子供の部屋へ通じるドア」です。ただ、モンスターワールドでは人間の子供は病原菌を持つ恐るべき存在であると伝えられていました。つまりモンスターズインク社は人間との接触機会が多い場所となります。

そこで子供からモンスターワールドを守るために街を監視している子供検疫局(通称CDA)が、モンスターと子供が接触するたびに介入していました。当然、それによって作業が停滞し業績が悪化してしまいます。さらに、人間界で映画やゲームなどの影響によりモンスターの存在を怖がらない子供たちが増えてきたため、モンスターズインク社の業績は悪化の一途を辿ってしまいます。

ウォーターヌース社長は人間の子供の悲鳴が回収できなくなっていることに焦りを感じていました。そこで、自分の代で会社を潰すわけにはいかないと考えたウォーターヌース社長は、怖がらせ屋No.2のランドールと共謀して「悲鳴吸引機」を作ります。

ウォーターヌース社長がランドールと共謀して作った「悲鳴吸引機」とは、人間の子供に恐怖を与え、それによって得た悲鳴を吸引する機械のことを指しています。その時に人間の子供を固定して座らせているため、今までのモンスターがモンスターワールドから人間界へと出向き、恐怖心を与えるというやり方よりも簡単で効率よくエネルギーが回収できるのです。

ウォーターヌース社長とランドールは、人間の子供が病原菌を持つ汚染物質ではないということを知っているため、悲鳴吸引機を使用する際に人間の子供を抱き上げて固定し、座らせることに全く抵抗がありません。そこで、二人は人間の子供を次々と誘拐していきます。

しかし2年半前からモンスターズインク社を対象に潜入捜査をしていたCDAが、ウォーターヌース社長とランドールが人間の子供をモンスターワールドに入れていること、悲鳴吸引機で不正にエネルギーを回収していることの二つを知ったためにウォーターヌース社長を逮捕しました。悲鳴吸引機の存在とブーが危険に晒されていることを知ったサリーとマイクがCDAに告発しに行っていたのです。

自分が悪者になってまでもランドールと共謀し悪事を働いているウォーターヌース社長の行動からは、会社と社員の生活を守ろうと必死なのが窺えます。しかしウォーターヌース社長が放った「会社を救うためなら、千人だって誘拐してやる」という言葉が決定打となって現行犯逮捕され、最後に「会社が潰れるのはお前のせいだ」と言い放ちました。

では、ウォーターヌースが必死に守ろうとした会社はどうなったのか？結論から言うと、ウォーターヌース社長が逮捕されてことにより、モンスターズインク社は倒産してしまいます。サリーはウォーターヌース社長が最後に放ったセリフが堪えたのでしょう。残された社員たちの不安そうな顔を見てたまらなくなってしまいました。

会社が倒産し社員たちが不安に苛まれる中、マイクが「結構笑えた」と言いました。サリーはその発言をヒントに、人間の子供の笑いは悲鳴よりもパワーがあることを思い出し、子供を笑わせる会社を作り上げること目指すことにします。

こうしてサリーがモンスターズインク社を継ぎ、4代目社長に就任しました。そして早速、会社の方向性を怖がらせることから笑わせることへシフトさせたサリー。それが功を奏し、なんとエネルギー供給は以前の10倍となり、業績やエネルギーの問題も解決の兆しが見えてきました。

『モンスターズ・インク』の社長が逮捕された理由は、主に悲鳴吸引機で不正にエネルギーを集めていたこと、人間の子供を誘拐してモンスターワールドに入れていたことの2つとなっていました。ここからはそんな諸悪の根源とも言えるウォーターヌース社長のモデルや飲み物の正体を解説していきます。

『モンスターズ・インク』のウォーターヌース社長は、5個の目と人型の上半身、足が複数付いている下半身が特徴です。上半身がクモで、下半身がカニのような印象を与えます。では、ウォーターヌース社長のモデルは何でしょうか？残念ながらモデルについては劇中で触れられていないため不明です。

『モンスターズ・インク』の序盤では、ウォーターヌース社長が何かドロッとした飲み物を飲んでいたのですが、一体この飲み物の正体は何なのでしょうか？

劇中ではこの飲み物についての詳細は触れられていません。ただ、マイクが濡れた犬の匂いや生ごみの匂いがするオーデコロンを付けていることから、モンスターワールドドでは臭くて汚いものが好まれる可能性が高いと考えられるため、ウォーターヌースが飲んでいた飲み物もその類のものだと考えられます。

ここまで『モンスターズ・インク』に登場するウォーターヌース社長の逮捕理由やその後、モデル、飲み物の正体を紹介してきましたが、果たしてウォーターヌースの声を担当した声優は誰なのでしょうか？ここからは『モンスターズ・インク』のウォーターヌース社長の声を担当したアニメ声優のプロフィールをはじめ、主な出演作品や演じたキャラを紹介していきます。

• 名前：大平透(おおひらとおる)
• 生年月日：1929年9月24日
• 没年月日：2016年4月12日(86歳没)
• 出生地：東京都大田区
• 職業：声優、俳優
• 活動期間(声優)：1960年代 - 2015年
• 活動ジャンル(声優)：アニメ、ゲーム、吹き替え、ナレーション
• 所属事務所：大平プロダクション、81プロデュース(最終所属)

『モンスターズ・インク』にてウォーターヌース社長の声を演じたのは、声優事務所「81プロデュース」に所属していた声優・大平透(おおひらとおる)さんです。声優の他に俳優としても活動していた大平透さんは、『スーパーマン』を再編集した『まんが・スーパーマン』で日本のテレビ史上初の日本語吹き替えをおこなった人物として知られています。2007年には第1回声優アワード功労賞を受賞しています。

• 1967年～：おらぁグズラだど(グズラ 役)
• 1969年～：ハクション大魔王(ハクション大魔王 役)
• 1971年～：カバトット(カバ 役)
• 1972年～：かいけつタマゴン(タマゴン 役)
• 1972年～：科学忍者隊ガッチャマン(南部博士 役)
• 1976年～：ポールのミラクル大作戦(ベルトサタン 役)
• 1978年～：科学忍者隊ガッチャマンII(南部博士 役)
• 1979年～：科学忍者隊ガッチャマンF(南部博 役)

• 1980年～：とんでも戦士ムテキング(タコキチ 役)
• 1983年～：未来警察ウラシマン(権藤透 役)
• 1985年～：炎のアルペンローゼ(アンリ・ギザン 役)
• 1989年～：笑ゥせぇるすまん(喪黒福造 役)
• 2005年～：バジリスク 〜甲賀忍法帖〜(徳川家康 役)
• 2006年～：アクビガール(アバンナレーション 役)
• 2009年～：おじゃる丸(電ボ四十郎 役)
• 2009年～：夢をかなえるゾウ(釈迦 役)

『モンスターズ・インク』のストーリーにおける重要な役割を担っていた大企業モンスターズインクの社長の名前がウォーターヌースでしたが、最後に逮捕されてしまったことで諸悪の根源であることが判明しました。では、そんな彼についてネット上ではどのような声があがっているのか？最後にネット上に寄せられたウォーターヌース社長に関する感想や評価を見ていきましょう。

『モンスターズ・インク』に登場するウォーターヌース社長の悪者説に関する声があがっています。どうやらこの方は、ネット上でランドールが悪者扱いされることが多いのに対し、ウォーターヌースを諸悪の根源だということで、彼がランドールよりも悪者であると認識しているようです。ウォーターヌースが最後に放ったセリフは悪者に相応しい言葉なので、興味のある方はそのシーンをチェックしてみてください。

こちらでも『モンスターズ・インク』に登場するウォーターヌース社長の悪者説に関する声があがっています。どうやらこの方はウォーターヌース社長のような、良い奴のように見えて実は悪者というキャラがピクサー作品に多い気がしているようです。他にどんな悪者がいるのか？ピクサー作品をご覧になる際は、悪者キャラに注目してみると良いかもしれません。

『モンスターズ・インク』に登場するウォーターヌース社長の名前に関する声があがっています。どうやらこの方は小さい頃に『モンスターズ・インク』を視聴した際、ウォーターヌースという名前が聞き取りづらかったようです。確かにウォーターヌースという名前は聞き取りづらい単語なのかもしれません。名前が長いということも名前の聞き取りづらさに繋がっているのかもしれません。

『モンスターズ・インク』に登場するウォーターヌース社長が飲んでいた飲み物に関する声があがっています。どうやらこの方はウォーターヌース社長が飲んでいた飲み物に対する印象がかなり悪いようです。飲み物の正体が何なのか分からないということも悪い印象に繋がっているのかもしれません。

今回は『モンスターズ・インク』に登場するウォーターヌース社長が逮捕された理由やモデル、飲み物の正体を紹介してきました。

どうやら、多くの視聴者はウォーターヌースよりもランドールの方を悪者扱いしているようですが、感想でも言われていた通りウォーターヌースが諸悪の根源だと言えます。そんな悪者ウォーターヌースのモデルについては残念ながら不明なままです。『モンスターズ・インク』をご覧になる際は、当記事でまとめた逮捕理由やその後を参考にしつつ、ウォーターヌースのモデルや飲み物の正体を考察してみると良いかもしれません。