【名探偵コナン】ジェットコースター殺人事件の犯人とトリックは？原作の何巻？

「名探偵コナン」に登場する有名な事件「ジェットコースター殺人事件」をご存知でしょうか？ジェットコースター殺人事件は物語の全ての始まりとなった事件で、このジェットコースター殺人事件をきっかけに江戸川コナンとしての生活が始まりました。そこでまず始めに、「名探偵コナン」の作品情報やあらすじと、「ジェットコースター殺人事件」が原作の何巻に収録された何話であるのかをご紹介していきます。

「名探偵コナン」の作品情報をご紹介していきます。「名探偵コナン」は「週刊少年サンデー」で1994年から連載されている推理漫画です。原作者は青山剛昌先生で、「名探偵コナン」は「まじっく快斗」、「YAIBA」に続く連載作品となっています。そんな「名探偵コナン」は2022年9月時点で101巻の単行本が発売されています。そして「名探偵コナン」はアニメ化も果たしており、1996年から現在に至るまで放送されています。

「名探偵コナン」のあらすじをご紹介していきます。高校生の工藤新一は、高校生探偵として警察の捜査にも協力しており、警察からも未来を期待される探偵となっていました。しかしある日謎の組織の取引現場を目撃してしまい、口封じの為に薬を飲まされてしまいました。この薬の影響で新一の体は小学生程の体に縮んでしまい、謎の組織から身を隠しながら真実を突き止める為に、小学生の江戸川コナンとして生活する事になりました。

「名探偵コナン」に登場する「ジェットコースター殺人事件」のエピソードは原作の何巻に収録されているのでしょうか？「ジェットコースター殺人事件」が「名探偵コナン」の何巻に収録されているかという事ですが、「ジェットコースター殺人事件」は「名探偵コナン」の第1巻に収録されている第1話の「平成のホームズ」というエピソードで描かれていました。

「名探偵コナン」に登場するジェットコースター殺人事件が、何巻に収録されているのかをご紹介してきました。何巻という結論では「第1巻」に収録されている事をご紹介しましたが、次はそんなジェットコースター殺人事件がどのようなあらすじの事件なのかをご紹介していきます。ジェットコースター殺人事件の概要や、犯行を行った犯人の正体、そして犯人が殺人に利用したトリックについても詳しくご紹介していきます。

「名探偵コナン」に登場するジェットコースター殺人事件のあらすじをご紹介していきます。蘭との約束を果たす為、蘭と共にトロピカルランドを訪れていた新一は、2人でジェットコースターに乗る事になりました。4列あるジェットコースターの2列目に乗車した蘭と新一ですが、前後には若い学生のグループが乗車していました。そしてジェットコースターは発車し、恐ろしい事件が起こってしまいました。

ジェットコースター殺人事件についてあらすじの続きをご紹介していきます。ジェットコースターがトンネルに差し掛かると、新一は自分の顔に何か液体が付着した事に気付きました。そしてその直後、トンネルから抜けたところ新一の後方に乗車していた男性の首から上が無くなっており、すでに男性は絶命していました。あまりに凄惨な現場に、同乗者からは悲鳴が上がっていました。

「名探偵コナン」に登場するジェットコースター殺人事件のあらすじについてご紹介してきました。そんなジェットコースター殺人事件の犯人は誰なのでしょうか？ジェットコースター殺人事件の容疑者は、ジェットコースターに乗車していた8人のうちで新一と蘭、そして被害者を除いた5名です。被害者は男性1名、女性3名の4人グループでトロピカルランドを訪れていました。また黒ずくめの男性2人組も乗車していました。

容疑者となった5人は、各々で自身が怪しいと感じる人物を挙げ、自身の身の潔白を主張していました。そんな中で、通報を受けて駆けつけた警察を見て明らかに焦り始めた黒ずくめの男性2人組は、犯人候補から外されました。新一によると、犯人は警察が来る事は予測できたはずで、狼狽える事はないと推理した為でした。そんな新一の推理で、ジェットコースター殺人事件の犯人が新一の前に座っていたひとみである事が明かされました。

ジェットコースター殺人事件のあらすじと犯人についてご紹介してきましたが、次はそんなジェットコースター殺人事件で犯人が使用したトリックについてご紹介していきます。ジェットコースター殺人事件の犯行トリックは、ピアノ線で輪の形を作って、その先にジェットコースターのレールに引っ掛ける事ができるフックを取り付けるというものでした。このピアノ線を被害者の首にかける事によって、首を切ってしまうトリックでした。

ジェットコースター殺人事件の犯人を表す証拠は、犯人が身につけていたネックレスと、犯人が被害者を想って泣いた涙の跡でした。犯人はネックレスをピアノ線に取り替えており、このピアノ線を使用し犯行に及びました。そして犯人は、ジェットコースターに乗車している状態で涙を流した為、涙の跡が横に伸びていました。乗車中に涙するのは、被害者の死を知っている人物だけとなり、涙の跡が横に伸びていた人物が犯人とされました。

ジェットコースター殺人事件の犯人が、犯行に至った動機は、恋愛トラブルでした。犯人は、被害者と恋人関係にありましたが、被害者の身勝手な理由から別れを切り出されています。そんな被害者の態度に恨みを抱いていた犯人は、被害者の現在の恋人である人物に罪をなすり付けて、被害者を殺害する犯行を実行しました。そして犯人は、一連の事件が終わった際には自殺を図る予定だったことも判明しています。

「名探偵コナン」に登場するジェットコースター殺人事件のあらすじと犯人、そして利用したトリックのご紹介してきました。そんなジェットコースター殺人事件で実行されたトリックですが、実現する事はできるのでしょうか？そこで次はジェットコースター殺人事件のトリックについて実現可能かどうかを考察してご紹介していきます。

「名探偵コナン」に登場するジェットコースター殺人事件のトリックについての考察1つ目は、「ジェットコースター殺人事件のトリックを実行すると犯人も死ぬ？」です。ジェットコースター殺人事件で実行されたトリックは、犯人のひとみが2つ後ろに乗車していた被害者の首にピアノ線をかけるというものでした。この行為は走行中のジェットコースターの上で行われており、この無謀な行動が疑問視されていました。

ジェットコースターの走行速度は、平均的に約時速100㎞程度と言われています。そんな高速で走るジェットコースターに乗車している状態で、自身の席を立ち、1つ後方の席に座る被害者の首にピアノ線をかけるという行為は不可能だと言われており、実際にこのトリックを実行した際に真っ先に命を落とすのは、実行している犯人であると考察されていました。

「名探偵コナン」に登場するジェットコースター殺人事件のトリックについての考察2つ目は、「ジェットコースター殺人事件のトリックを実行すると気配でバレる？」です。ジェットコースター殺人事件のトリックが実現不可能と言われている大きな理由が、犯人と被害者の間に座っていた新一が必ず気配に気付くと考察されている為でした。この事件では、ジェットコースターの乗車中に犯人は犯行に及んでいました。

人目につかないようにトンネル内で行われた犯行でしたが、犯人と被害者の間には新一が乗車しています。つまり犯人は新一を乗り越えて被害者の首にピアノ線をかけていました。これには、いくら暗闇と言えど、自身の頭上を人間が通過していれば気配で気づくだろうと多くの意見が寄せられており、結果的にジェットコースター殺人事件のトリックは現実離れしたものと評価されているようです。

「名探偵コナン」の有名なエピソード、「ジェットコースター殺人事件」について、事件のあらすじや犯人の正体、そして犯行トリックをご紹介してきました。またそんな犯行トリックが現実世界では実現が難しいという考察も合わせてご紹介しています。次はそんな「ジェットコースター殺人事件」について、実際に登場した人物を一覧でご紹介していきます。

「名探偵コナン」のジェットコースター殺人事件に登場する人物1人目は「ひとみ」です。ひとみは女子大学生で、体操部に所属する身体能力の高い女性です。そしてネタバレになりますが、ひとみがジェットコースター殺人事件の犯人である事が分かっています。ひとみは高い身体能力を活かし、犯行に及んでいました。犯行動機は男性を巡る恋愛トラブルで、ひとみは被害者を殺害後に自身も自殺するつもりだった事が判明しています。

「名探偵コナン」のジェットコースター殺人事件に登場する人物2人目は「岸田」です。岸田は明らかにはされていませんが、ひとみと同じ大学に通う大学生と言われています。そんな岸田は自身の友人に話しかけた新一に対して声を荒げる場面もあり、気が強い男性です。そして岸田はネタバレですが、ジェットコースター殺人事件で殺害される被害者で、ひとみとの別れが粗雑であった為、恨みを買ってしまったと明かされています。

「名探偵コナン」のジェットコースター殺人事件に登場する人物3人目は「愛子」です。愛子はジェットコースター殺人事件の被害者である岸田の恋人で、人目も憚らずキスするなど交際状況は順調だった事が分かっています。そんな愛子は、ひとみによってカバンの中に包丁を仕込まれてしまい、一時は犯人と間違われてしまいました。

「名探偵コナン」のジェットコースター殺人事件に登場する人物4人目は「礼子」です。礼子は岸田と愛子、ひとみと共に遊園地を訪れていた友人の女性です。ひとみは岸田と恋愛関係にあった過去がありますが、礼子は岸田との関係は示唆されていませんでした。そんな礼子はあまり印象深いキャラクターではありませんが、事件後にジンとウォッカに対して「この人達が怪しい」と命知らずな発言をして話題になっていました。

「名探偵コナン」の「ジェットコースター殺人事件」に寄せられた感想をご紹介していきます。こちらの方は原作コミックを何巻か読了してアニメを初見だったそうですが、アニメ第1話のジェットコースター殺人事件の内容があまりに残虐で驚いたそうです。ジェットコースター殺人事件については、その内容の残虐さから大きな話題となりました。こうしてジェットコースター殺人事件は作中でも有名な事件の1つとなったようです。

「名探偵コナン」の「ジェットコースター殺人事件」に寄せられた感想2つ目をご紹介していきます。こちらは「名探偵コナン」の第1話を見て、遊園地のジェットコースターにジンとウォッカが乗車している事がシュールと感じた方の投稿です。ジンとウォッカは謎の組織のメンバーで、「名探偵コナン」の「最大の敵」でもあります。そんなジンとウォッカが並んでジェットコースターに座っているシーンは違和感がある方が多いようです。

「名探偵コナン」の「ジェットコースター殺人事件」に寄せられた感想3つ目をご紹介していきます。こちらは「名探偵コナン」に登場する黒の組織について、詰めの甘さや、緩い行動などを挙げて「なんか可愛い」という方の投稿です。黒の組織と言えば、コナンの最大の敵で恐ろしい組織です。しかし一方で、潜入捜査を容易に許してしまったり、大切な取引を遊園地で行ったりと、常識からかけ離れた行動も取っているようです。

「名探偵コナン」に登場するジェットコースター殺人事件に関するまとめはいかがだったでしょうか？ジェットコースター殺人事件が何巻に収録されているのかをご紹介してきましたが、ジェットコースター殺人事件は「名探偵コナン」の第1話を飾っており、何巻に収録という点では「第1巻」に収録されています。そんな「名探偵コナン」の中でも知名度の高いジェットコースター殺人事件を、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか？