【名探偵コナン】ケーキを愛する女のバラードがひどい？脚本は？あらすじをネタバレ

青山剛昌さんによる人気漫画が原作のテレビアニメ『名探偵コナン』は日本を代表する作品です。本記事ではテレビアニメ『名探偵コナン』のエピソードの1つである「ケーキを愛する女のバラード」のあらすじや感想をネタバレ紹介します。「ケーキを愛する女のバラード」について気になるといった方は是非本記事を最後までお楽しみください。

『名探偵コナン』は青山剛昌さん原作の推理漫画作品で1994年から「週刊少年サンデー」で連載が開始され、2022年5月現在、単行本は101巻まで発売されています。1996年にはテレビアニメ『名探偵コナン』の放送が開始されました。『名探偵コナン』は世界からも注目されている作品であり、アニメは40ヵ国で放送されています。2021年10月には『名探偵コナン』の全世界累計発行部数が2億5000万部を突破しました。

高校生探偵・工藤新一は、謎の組織に毒薬を飲まされたことで子供の姿になってしまいます。正体が明らかになると周りの人たちに危害が及ぶ可能性があると考えた新一は、自らを江戸川コナンと名乗ります。コナンになってからは、幼馴染の毛利蘭の父親・毛利小五郎の探偵事務所に居候し、コナンとして生活しながら元の姿に戻る手がかりを探すことにします。その中でコナンは様々な難事件に挑み解決していきます。

「ケーキを愛する女のバラード」はアニメ『名探偵コナン』の1028話で、2021年11月27日土曜日に放送されました。「ケーキを愛する女のバラード」は原作回ではなくアニメオリジナル回となっています。アニメオリジナル回では、コナンの日常が描かれており、物語が進むことはありません。

アニメ『名探偵コナン』の「ケーキを愛する女のバラード」の脚本は浦沢義雄さんが手掛けています。『名探偵コナン』のアニメには、原作者の青山剛昌さんとは別の脚本家が書いたアニメオリジナル回があります。浦沢義雄さんは何度か『名探偵コナン』の脚本を担当しています。浦沢義雄さんは放送作家、脚本家であり、不条理ギャグやシュールコメディを扱う作風です。浦沢義雄さんは『忍たま乱太郎』の脚本も担当しています。

『名探偵コナン』のオリジナル回で浦沢義雄さんが手掛けた脚本が放映された後はほとんどの場合において感想が話題になるという特徴があります。浦沢義雄さん脚本の作品は、原作『名探偵コナン』と雰囲気が違うため、「ひどい」や「ぶっ飛んでいる」という感想が多くなっています。

「ケーキを愛する女のバラード」のあらすじネタバレの1つ目は廃墟の洋館に来た少年探偵団です。洋菓子のパラダイスの新工場建設予定地という廃墟の洋館で元太と光彦、歩美は探検していました。そこでコンクリートの下敷きになった女性を発見します。その女性がいきなり起き上がったため驚いた3人は気絶し、遅れてやってきたコナンに起こされるのです。

「ケーキを愛する女のバラード」のあらすじネタバレの2つ目はケーキを食べる謎の女性です。起こされた3人はコナンと共に、現場に残されていた血痕を追いかけると、洋菓子のパラダイスの店へとたどり着きます。そこには、服装が汚れていて怪我をしている謎の女性がケーキを食べていました。

服には廃虚の洋館にあったコンクリートと思われる汚れがついていたため、彼女が廃虚でコンクリートの下敷きになっていた女性だろうと推理します。さらに1週間前に廃墟の洋館を探検しようとコナンたち少年探偵団が話していた時にも、その女性が全く同じ席でケーキを食べていたことにコナンは気づきます。

「ケーキを愛する女のバラード」のあらすじネタバレの3つ目は事件発生です。そのまま女性の後を追ったコナンたち少年探偵団は、洋菓子のパラダイスの工場にたどり着きました。そこで、さっきの女性の悲鳴が聞こえます。工場の裏にある社長室で洋菓子のパラダイス社長である小川明がシンクに溜められたあんこに頭を押し付けられて窒息死していたのです。

「ケーキを愛する女のバラード」のあらすじネタバレの4つ目は始まる捜査です。警察が到着しコナンたちも社長室に向かいます。第一発見者は被害者である洋菓子のパラダイスの社長の弟で副社長の小川浩と社長秘書をしている伊東弥生です。警察が死亡推定時刻に何をしていたかを確認すると、弥生は社長の明と駆け落ちするために廃墟の洋館で待ち合わせをしていたものの社長が現れなかったと言います。

やりきれない思いになり暴れていたところ、コンクリートの下敷きになったというのです。そして少年探偵団の声で目を覚ますまでは、ずっと気絶していたということでした。浩は死亡推定時刻にはマンションへ帰り、妻と牛丼を食べていたと言います。その後、妻の小川花子も浩と同じ証言をしたことでアリバイを証明しました。しかしコナンは違和感を覚え、副社長夫婦がお互いのことを犯人だと思いかばいあっていると推理します。

「ケーキを愛する女のバラード」のあらすじネタバレの5つ目は動き出す少年探偵団です。少年探偵団は事件についての情報を探るため、周辺で聞き込み調査を開始し、コナンに情報を伝えました。そこで、和菓子を販売したい社長の明が、副社長夫婦から反対され対立していたという事実が判明します。しかし、明は副社長夫婦を説得し、廃墟の洋館に新しい工場を建てる計画となっていたのです。

また弥生が少年探偵団の声で目覚めたというのは逆で、コンクリートの下から人が動いたことで少年探偵団が驚いて声を出したということが発覚します。さらに詳しい話を聞くうちにコナンは事件の真相に気づき、浩に「奥さんは犯人じゃない」とこっそり伝え、協力を仰ぐことにします。弥生と副社長夫婦は今後について話し合うことになり、そこで弥生から出された抹茶ケーキを食べた副社長夫婦は倒れます。

「ケーキを愛する女のバラード」のあらすじネタバレの6つ目は事件の真相です。弥生は廃墟の洋館に行き、コンクリートが自然に落下する仕掛けを作り、そこから店までの道のりにわざと血痕を残しました。その後、花子が廃墟の洋館に行くよう誘導し、仕掛けに引っかけコンクリートの下敷きにしたのです。少年探偵団の3人が目撃したコンクリートの下敷きになった女性は花子でしたが、花子は3人に気づかないまま立ち去っていました。

その間に弥生は社長室で明を殺害し、あらかじめ用意していた花子のハンカチを置いたのです。このハンカチにより、副社長夫婦にお互いを疑わせ噓の証言をさせたことで、弥生は自分のアリバイを確保しました。しかし、弥生に抹茶ケーキを食べさせられ、毒殺されたと思っていた副社長夫婦がコナンの忠告を聞き、ケーキを食べずに死んだふりをしていただけであったことが分かります。そして副社長夫婦の証言が決定的な証拠となります。

「ケーキを愛する女のバラード」のあらすじネタバレの7つ目は犯行の動機です。犯行の動機は、洋菓子のパラダイスの社長が和菓子も販売すると言い出したことでした。洋菓子を愛している弥生は和菓子を販売することが許せなかったのです。また、副社長夫婦を殺害しようとした動機は、最初は反対したにもかかわらず、説得されて和菓子の販売に同意したためでした。

「ケーキを愛する女のバラード」のあらすじネタバレの8つ目は事件のその後です。結局のところ和菓子を販売する計画は実行されることになりました。和菓子工場の建設が始まった様子を見ていた少年探偵団は、和菓子の名前を順番に言っていき、大福、どら焼き、きんつば、甘納豆、芋羊羹(ようかん)、水羊羹(ようかん)、蒸し羊羹(ようかん)、最後にコナンがさよなら洋館(ようかん)と言い締めくくりました。

「ケーキを愛する女のバラード」での事件の舞台は廃墟の「洋館」であり、テーマは「洋菓子」でしたが、物語の最後において、コナンたち少年探偵団は廃墟の「洋館」が「和菓子」の店になることを知るのでした。

名探偵コナンの「ケーキを愛する女のバラード」のキャラ一覧の1人目は小川明です。小川明は、35歳で洋菓子のパラダイスの社長です。小川明は「ケーキを愛する女のバラード」で起きた殺人事件の被害者で、シンクにためたあんこに頭を押し付けられて窒息死しています。小川明は、和菓子を販売しようとしたことで殺害されました。

名探偵コナンの「ケーキを愛する女のバラード」のキャラ一覧の2人目は伊東弥生です。伊東弥生は31歳の社長秘書です。伊東弥生は幼い頃からケーキを愛している人物であり、「ケーキを愛する女のバラード」で社長の小川明を殺害した犯人です。伊東弥生が社長と愛し合っており、本当に駆け落ちする予定だったのかは不明のままです。

名探偵コナンの「ケーキを愛する女のバラード」のキャラ一覧の3人目は小川浩です。小川浩は29歳で小川明の弟であり、洋菓子のパラダイスの副社長です。最初は反対していたものの、和菓子を販売することを認めてしまったため、伊東弥生に殺されかけました。

名探偵コナンの「ケーキを愛する女のバラード」のキャラ一覧の4人目は小川花子です。小川花子は28歳で小川浩の妻です。和菓子を販売することを認めてしまったため、夫婦で伊東弥生に殺されかけました。また小川花子は伊東弥生にコンクリートの下敷きにもされています。小川花子は夫である小川浩を犯人だと思い、浩も花子が犯人だと思っていたため、2人はお互いをかばうために嘘の証言をし、アリバイを証明していました。

『名探偵コナン』の「ケーキを愛する女のバラード」のゲスト声優として伊東弥生役を演じたのは日笠陽子さんです。日笠陽子さんは1985年7月16日生まれで神奈川県出身、アイムエンタープライズ所属の声優です。日笠陽子さんの主な出演作品は『キングダム』の羌瘣役、 『sin 七つの大罪』のマモン役、『アイカツフレンズ!〜かがやきのジュエル〜』の天翔ひびき役、『はたらく細胞BLACK』の白血球役などがあります。

『名探偵コナン』の「ケーキを愛する女のバラード」のゲスト声優として小川浩役を演じたのは花輪英司さんです。花輪英司さんは1974年7月6日生まれで山梨県出身、ケンユウオフィス所属の声優です。花輪英司さんの主な出演作品は『西洋骨董洋菓子店 〜アンティーク〜』の小早川千影、レフェリー役、『ルパン三世 PART IV』の浦賀航役、『転生したらスライムだった件』のラーゼン役、『進撃の巨人』のニコロ役などがあります。

『名探偵コナン』の「ケーキを愛する女のバラード」のゲスト声優として小川花子役を演じたのは藤井ゆきよさんです。藤井ゆきよさんは1985年5月8日生まれで神奈川県出身、青二プロダクション所属の声優です。藤井ゆきよさんの主な出演作品は『ルパン三世 PART IV』のレベッカ・ロッセリーニ役、『魔法陣グルグル』のトマ・パロット役、『ゲゲゲの鬼太郎』の犬山まな役、『真・中華一番!』のシロウ役などがあります。

『名探偵コナン』の「ケーキを愛する女のバラード」に関する感想や評価で何これ？という雰囲気であまりにも酷いと思い、検索したら同じような印象の人がいて安心したという感想が寄せられています。

『名探偵コナン』の「ケーキを愛する女のバラード」に関する感想や評価に大量のあんこの中に頭を突っ込まれて窒息死するというカオスな内容だったという感想と、脚本は誰なのかと家族でざわつき、調べてみると浦沢義雄さんだったというコメントが寄せられています。

『名探偵コナン』の「ケーキを愛する女のバラード」に関する感想や評価に想像を超えるラスト10分であり、爆笑しながら見てしまったという感想が寄せられています。「ケーキを愛する女のバラード」を見た視聴者から笑ってしまったという感想が多く寄せられています。

いかがでしたか？浦沢義雄さん脚本のアニメ『名探偵コナン』の「ケーキを愛する女のバラード」のあらすじや感想をネタバレ紹介しました。『名探偵コナン』の脚本を務めると毎回のように話題になっている浦沢義雄さんが脚本を手掛けた「ケーキを愛する女のバラード」を一度ご覧になってみてはいかがでしょうか？