【名探偵コナン】ハロウィンの花嫁のプラーミャの犯行動機は？声優キャストも紹介

アニメ映画『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』では、カラスのくちびるをイメージさせる仮面を被ったプラーミャという人物が登場しています。そして、プラーミャはオレグ、少年探偵団、降谷、渋谷の街などを狙っているのですが、果たしてその犯行動機とは何なのか？ここからは、プラーミャの犯行動機や声優キャストの情報を中心に紹介していきます。それではまず、『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』の作品情報からご覧ください。

『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』とは、2021年12月23日に新予告映像が解禁されたのち2022年4月15日に公開されたアニメ映画です。劇場版『名探偵コナン』シリーズの25作目にあたる作品で、監督は満仲勧さん、脚本は大倉崇裕さんが担当しています。

ここではアニメ映画『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』のあらすじを簡単にまとめていきます。物語は高木渉と佐藤美和子の結婚式に、何者かが佐藤を射殺しようとしたところで、それを高木が庇って撃たれてしまった時からスタートしました。しかし、この結婚式と男たちの襲撃は、結婚式をあげる予定の元刑事・中村努の結婚式を襲撃するという脅迫状の対策をするための訓練で…

アニメ映画『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』に登場するプラーミャとは、ペストマスクに似た仮面を付けているのが特徴的な殺し屋です。ロシアを拠点とし、世界各地で活動しています。フックショットを使用して高低差をものともせず移動できるような高い身体能力に加えて、銃火器の扱いにも長けていました。どうやら、本編開始時から数えて3年前に降谷・伊達・松田・諸伏と遭遇していたようです。

アニメ映画『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』では、結婚式の警護対象である中村の婚約者クリスティーヌ・リシャールが登場しています。実はそのクリスティーナの正体がプラーミャです。クリスティーナは爆弾を使う殺し屋で、劇中では彼女の犯行により被害を受けた人物が多く存在しています。また、『名探偵コナン』にて普段から描かれている犯人たちのように、誰かに恨みを持って犯行に及んでいるのではありません。

ペストマスクに似た仮面を付けているプラーミャは、性別を始めとする年齢や国籍など詳細不明でした。ただ、名前については由来があり、爆弾犯らしくロシア語で「炎」という意味があります。

それでは早速、アニメ映画『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』に登場するプラーミャの犯行動機を見ていきましょう。プラーミャの正体がクリスティーナであることが明らかとなりましたが、そもそもプラーミャの狙いとは何なのでしょうか？作中でのプラーミャはオレグ、少年探偵団、降谷、渋谷爆破計画などを狙っていました。そこで、まずはプラーミャがオレグを狙った犯行動機から見ていきましょう。

プラーミャはエレニカ・ラブレンチェワの兄であるオレグを殺害しています。結論から言うと、プラーミャの犯行動機は敵を消すことです。そもそも、プラーミャが殺害したオレグはナーダ・ウニチトージティの組織に所属していました。

プラーミャは殺し屋としての仕事を実行に移す際に準備をおこなうのですが、その準備に使った後の拠点を燃やすことで証拠を隠滅するようにしています。オレグはその拠点を見つけることに成功しており、その中からタブレットを入手してタブレット内の情報を元に東京へ足を運んでいました。実はこの一連の流れはプラーミャの罠です。

プラーミャはあえてタブレットを残し、タブレットを持ち帰った敵を爆破しようとしています。そのため、オレグはその罠にかかった被害者ということになります。プラーミャの本当の狙いはオレグではなく、敵の誰かが拠点にタブレットを持ち帰ることで敵全てを爆破しようと企んでいたのです。

次にプラーミャが狙ったのは少年探偵団です。犯行動機は証拠隠滅。なぜなら、少年探偵団はオレグが持っていたメモを見た可能性があったからです。

プラーミャがなぜ少年探偵団がオレグのメモを見たと考えたのか？というと、コナンと蘭が中村とプラーミャの正体であるクリスティーナの二人と共にランチに行った際、蘭が「子供がメモを拾った」と言ったからです。プラーミャはその子供を少年探偵団の誰かだと考えました。しかし、少年探偵団の誰がメモを拾ったのか分からなかったため、プラーミャは少年探偵団のメンバー全員を消そうとしています。

次にプラーミャが狙ったのは降谷です。犯行動機はビルでのボヤ騒ぎ事件で計画を邪魔されたことによる怨恨。プラーミャは自分の爆弾を解体した者や犯行計画を邪魔されたことなどありませんでした。しかし、プラーミャは降谷・松田・伊達・萩原・諸伏に邪魔をされて初めて自分の思い通りにならない経験をします。

さらに、普段から爆弾を作るために必要な、精巧な作業をおこなっているプラーミャにとって、諸伏に肩を撃ち抜かれたことは殺し屋の仕事をおこなう上で大きな損失を伴う出来事でした。

そこで、プラーミャはその恨みを晴らすべく降谷と諸伏を調べるも二人が公安警察だったため一向に情報を掴めませんでした。そこで、プラーミャは同期であった荻原と松田を殉職に追いやった爆弾魔が刑務所から脱獄したとなれば、降谷と諸伏は姿を表す考えた結果、爆弾魔に脱獄を手引きすることにします。こうして、見事プラーミャは自分の思惑通りに姿を表した降谷を殺害しようと行動に移すのでした。

最後にプラーミャが狙ったのは渋谷です。犯行動機は渋谷のハロウィンイベントを利用したナーダ・ウニチトージティの殺害。ナーダ・ウニチトージティはプラーミャが狙っていた降谷とプラーミャ本人の周りをうろついていました。

さらに、プラーミャが外国に行ったとしても追いかけるほど執拗に付きまとっていたため、殺し屋の仕事をおこなうプラーミャにとってのナーダは非常に邪魔な存在でした。そこで、プラーミャは渋谷で大規模な爆破を起こすことで、一気に組織を潰そうと計画したわけです。

アニメ映画『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』が公開される前、声優一覧ではプラーミャの声優情報が伏せてありました。そのため、映画公開後に声優情報が明らかになったものの、その後声優について気になっている方もいるはずです。そこで、ここからは『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』のプラーミャの声を担当した声優のプロフィールや経歴、出演作品を紹介していきます。

アニメ映画『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』のプラーミャの声優は、声優事務所「青二プロダクション」所属の山口百里子(やまぐちゆりこ)さんです。山口百里子さんは1965年11月21日生まれの声優で、1994年4月5日から1995年3月28日までに放送された『超くせになりそう』にてアニメデビューを果たしています。デビュー以降はアニメやゲーム、吹き替え、ナレーションのジャンルを中心に活動しているようです。

アニメ映画『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』に登場するプラーミャの声を担当した声優・山口百里子さんは、有名な大ヒットアニメ作品『ワンピース』のニコ・ロビンや『新世紀エヴァンゲリオン』の赤木リツコ、そして『ポケットモンスター』の2代目ジョーイを演じた経験があります。さらに、これまでに『名探偵コナン』シリーズにも出演していました。

• アニメ158話「沈黙の環状線」の河合静香役
• アニメ704〜705話「漆黒の特急」の住友昼花役
• ゲーム「大英帝国の遺産」のホァン・メイリン役

• 1995年～：新世紀エヴァンゲリオン(赤木リツコ 役)
• 1998年～：ジェネレイターガウル(斎藤リュウコ 役)
• 2003年～：コロッケ!(王妃 役)
• 2004年～：アガサ・クリスティーの名探偵ポワロとマープル(ロビンソン夫人 役)
• 2004年～：金色のガッシュベル!!(バランシャ 役)
• 2005年～：交響詩篇エウレカセブン(ソニア・ワカバヤシ 役)
• 2007年～：GR-GIANT ROBO-(キエフ 役)
• 2009年～：NARUTO -ナルト- 疾風伝(草忍・大蛇丸 役)
• 2016年～：霊剣山 星屑たちの宴(王舞 役)
• 2018年～：CONCEPTION(レオーネ、スコルピ 役)

ここまでアニメ映画『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』に登場するプラーミャの犯行動機や声優キャスト情報を紹介してきました。では最後にプラーミャが付けている仮面について考察していきます。それではまず、プラーミャの仮面の元ネタ情報からご覧ください。

『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』のプラーミャはカラスのくちばしのような仮面を被っているのが印象的ですが、実は仮面の元ネタとなっているのは17世紀にペスト医師がつけていたマスクです。ペストマスクと呼ばれており、考案者はフランス人のシャルル・ド・ロルムとなっています。

フランスでは貴族階級の人物の名前にドが付くため、シャルル・ド・ロルムは貴族であることが分かります。そんなロルム医師は王族の治療をおこなっているため、腕も良くかなり信頼されていたのでしょう。そして、ペストマスクが開発された中世ヨーロッパでは、人口3分の1が死亡したとされているペスト菌が猛威を振るっていました。

ロルム医師はペスト医師に治療時は服装に気を付けた上でペストマスクを付けるよう奨励しています。どうやら、ペストマスクのくちばし部分にはハーブなどの香料を入れていたようですが、これはペストが悪い空気から感染すると考えられていたからです。つまり、香料を入れていたのは感染を予防するためでした。

プラーミャが付けていた仮面はペスト医師がペストの感染予防として付けていた「ペストマスク」であることが分かりましたが、なぜ感染を予防する必要などなさそうなプラーミャがペストマスクを付けているのでしょうか？これには、「インパクトを与える」「ハロウィンの仮装アイテム」の二つが考えられます。

ネット上ではコロナ感染を防ぐため、冗談ではあるもののペストマスクを購入してみようかと考えている方がいらっしゃいました。では、ペストマスクはどこで買えるのか？調べてみたところ、ペストマスクは楽天市場の通販で購入できるようです。気になる方はぜひ楽天市場の通販をチェックしてみてください。

アニメ映画『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』のプラーミャの魅力に関する感想や評価があがっています。どうやら、この方はプラーミャがいい犯人だと考えているようです。その理由はコナンを始めとするレギュラーキャラの魅力を引き出してくれるというもの。プラーミャがレギュラーキャラとどのようにして関わるのか？チェックしてみると良いかもしれません。

アニメ映画『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』のプラーミャの正体に関する感想や評価があがっています。こちらでは本作のタイトルがプラーミャの正体を表しており、その正体の他にどんな意味が込められているのか気になっているようです。当記事ではプラーミャの正体とタイトルとの関連性について言及していないので、これを機にその二つの関連性について考察してみると良いでしょう。

アニメ映画『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』のプラーミャの実力に関する感想や評価があがっています。どうやら、この方はプラーミャの実力はコナンの正体を見抜けるほどだと考えているようです。コナンの正体はほとんど知られていないことを考慮すれば、それがいかに優れているのかが窺えます。

アニメ映画『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』のプラーミャの正体や犯行動機、声優キャストをまとめてきましたがいかがでしたか？『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』にてプラーミャがオレグや少年探偵団、降谷、渋谷の街といった存在を狙った犯行動機は以下の通りです。

• オレグ：ナーダ・ウニチトージティを消すため
• 少年探偵団：証拠隠滅
• 降谷：ボヤ騒ぎ事件での怨恨
• 渋谷爆破事件：ナーダ・ウニチトージティを消すため