【不滅のあなたへ】ミズハが嫌い・気持ち悪いといわれる理由は？かわいいのになぜ？

『不滅のあなたへ』のミズハが嫌いと言われる理由について調査する前に、彼女のプロフィールをご紹介です。嫌いと言われる事がありながらも『不滅のあなたへ』の『現世編』にてかなりの重要人物となっているミズハの基本情報が分かる内容となっております。また、『不滅のあなたへ』の作品情報も解説していきますので、ぜひチェックしてみて下さい！

『不滅のあなたへ』とは不死身の存在であるフシが周囲の人物と関わっていき、出会いと別れを経験していくというファンタジー漫画です。原作者は『聲の形』でも知られている大今良時で、『週刊少年マガジン』にて2016年から連載がスタートしました。謎の存在であるノッカーとのド派手なバトルシーンも『不滅のあなたへ』の魅力の1つで、怖さと緊張感のある戦いがファンに人気です。

観察者によって地上に投げ込まれた球(キュウ)は自分が刺激を受けた物体に次々と姿を変えていき、やがて自分に家族として接してくれた少年の姿を自分の標準の姿とするようになります。言葉さえ話せないその存在は少女からフシという名前を与えられ、様々な人と出会っていった事で多くの刺激を得ていきました。フシには大切に思える守りたい存在が増えていきますが、それを邪魔するノッカーとの戦いの日々が始まっていきます。

ミズハは『不滅のあなたへ』の『現世編』で登場する13歳の少女です。ヤノメの中学校に通っており、フシが仲間たちと住む事になる家の息子であるユーキの先輩でもあります。祖先は『前世編』でフシに強く執着していたハヤセで、ミズハは守護団の18代目継承者でもありますが、本人は当初この事を知りませんでした。才色兼備である事から男子からかなりモテており、ユーキも想いを寄せています。

ここからは『不滅のあなたへ』のミズハが嫌い・うざい・気持ち悪いと言われている理由を説明していきます。『現世編』ではヒロインと言っても過言では無く、かわいい容姿も相まって人気が出そうなミズハですが、なぜ嫌いと言われているのでしょうか？どうやらミズハが途中から見せるヤンデレな性格も災いしているようです。

何でも上手にこなせてかわいい美少女であるミズハは学校中の男子から大人気です。告白される事も日常茶飯事となっていますが、その度に断っています。さらにミズハは男子に対しても思わせぶりな態度をする事も多く、勘違いしてしまう男子もいるようです。周りの女子から見ても面白く無い事ですが、『不滅のあなたへ』の読者も見ていて気持ちの良いものではなく、嫌いと言われる1つの理由となってしまっています。

ミズハは『不滅のあなたへ』の作中で屈指のヤンデレキャラです。ミズハはフシに好意を寄せるようになりますが、フシを前にするとかなり暴走気味な愛情表現をするようになります。今まで男子から好かれる側だったミズハは、恋愛に疎いフシが自分に振り向かない事から焦りだし、無理やりにでも自分を好きになってもらおうとしていました。このミズハのヤンデレな行動が読者に嫌い・気持ち悪いと思われる理由となってしまっています。

『不滅のあなたへ』の『現世編』でのノッカーは『前世編』とは違い、小さな形となって人間に寄生し、全ての意識を乗っ取るか半分乗っ取るかという手段をとっています。ミズハはノッカーに半分意識を乗っ取られており、ミズハの意識とノッカーの意識が出てきますが、シーンによってはどちらの意識か分かりにくい事から読者としては気持ち悪いと感じる事が多くありました。

かなりホラーチックな表情をする事も多いミズハですが、その場合はほとんどがノッカーが表に出てきていると考えられます。ミズハの意識が出ている時は母親の事で苦しみ、フシを想う気持ちでヤンデレチックな面もありますが、基本的には悩める現代の普通の少女です。ほとんどノッカーのせいで嫌い・気持ち悪いキャラ認定を受けてしまっていると言っても過言ではありません。

『不滅のあなたへ』のヒロインと言ってもいいかわいいミズハですが、実はラスボスでもあります。ミズハを支配しているノッカーは他のノッカー達のボスであり、最後にフシに戦いを挑んでいました。フシはその時にミズハの父親に寄生しているノッカーによって強い姿を多く奪われていた事から苦戦を強いられており、戦闘の序盤ではミズハのノッカーが優勢と言った状態でした。

さらにミズハは少年の姿のフシの抜け殻にノッカーを寄生させて学校に送り込んでおり、それによって学校は大混乱となってしまいます。死闘の末にミズハはカハクの姿のフシが倒し、学校はトナリやアイコをはじめとした仲間達の活躍で解決しましたが、ミズハは最後にラスボスとして大暴れをしました。ミズハがラスボスだという事は意外性もあり面白いと言えますが、やはり嫌いになられてしまう大きな理由となっています。

ミズハは先祖であるハヤセやカハクと同系統と言えます。ハヤセは『前世編』でマーチやパロナを殺害したキャラで、嫌いと言われる事が多いキャラです。さらにハヤセはフシに対しての異常な執着を見せるようになり、オニグマの姿のフシに攻撃された顔面も相まって気持ち悪いキャラとしても度々名前が挙がります。

カハクは当初フシの仲間として活躍しましたが、守護団の継承者でありながら男性である事からファンからは嫌い・うざいと思われる事もあったようです。またカハクはパロナの姿のフシに惚れており、感情が爆発して無理やり迫ろうとした時があります。このシーンは少しヤンデレっぽくもあり、少なからず読者からうざいと思われてしまいました。風評被害でもありますがそんな2人と似ているミズハを嫌いと感じるファンはいるようです。

ヤンデレで嫌い・うざいと思われる事もあるミズハですがかわいいシーンも多くてヒロインとしての役割も果たしてくれています。ミズハは自分に寄生したノッカーのせいで母親を殺してしまい、隠れる為にフシと一緒に神社に行きました。フシは必要なものを買い出しに行こうとしますが、ミズハはそんなフシを引き留めてこのセリフを言いました。美少女が言うと必殺のセリフとなり、表情も含めてかわいいシーンとなっています。

ミズハの中にいるノッカーを取り除こうとするフシに対して、ミズハは『フシが癒してくれるなら』と言いながらキスを迫ります。結局は未遂に終わりましたが、美少女にキスを迫られるというかなり羨ましいシーンで、多くの読者がミズハをかわいいと感じたという事です。この時のミズハは余裕の表情でフシに迫っており、中学生とは思えないほどの慣れた感を見せています。

ミズハは守護団として生きていく事にしてから自分の誕生日が訪れ、『ハッピーバースデートゥミ―』と歌っていました。女の子が自分の誕生日に自分に対して歌うという少し切なさを感じてしまうシーンで、守ってあげたい感を出しています。ちなみにこの時にミズハは縫物をしていますが、これはフシの形をした人形となっており、少しホラーチックでもあります。

ヤンデレだからこそミズハがかわいいという『不滅のあなたへ』のファンの感想があります。嫌い・うざいと思われてしまう事もあるミズハのヤンデレシーンですが、好きな人からするとかなりグッとくるようです。ミズハはヤンデレである事が理由で、美少女ではありますがかなりファン層が分かれる結果となっています。

ミズハとフシに恋人同士になって欲しかったという『不滅のあなたへ』のファンの感想があります。ミズハは『不滅のあなたへ』に初登場を果たした当初は美少女である事が強調されており、フシの事を想うシーンもかわいさを感じられました。しかし、少しずつおかしくなり始め、読者もうざいと感じるほどまでにキャラ変してしまいました。フシとの恋愛は難しそうな展開となってしまいましたが、それでも応援するファンはいます。

『不滅のあなたへ』のミズハが怖いというファンの感想があります。『不滅のあなたへ』の中で屈指の怖いキャラと言えばハヤセがいましたが、子孫であるミズハも負けてはいません。ノッカーに支配されている事が理由でもありますが、かなりホラーテイストが強めなキャラで、ヒロイン枠とホラー枠を背負っているキャラとも言えます。

『不滅のあなたへ』に登場するミズハが嫌いと言われる理由についてまとめてきましたが、ヤンデレな性格とノッカーに半分支配されている事が大きな理由となっている事が分かりました。ただし、ホラーと感じるほど怖いシーンもある事から、『不滅のあなたへ』の物語を盛り上げてくれたとも言えます。これからもミズハが『不滅のあなたへ』に登場し続けて良い方向に変わってくれる事を多くのファンが期待しています。