【鬼滅の刃】猗窩座（アカザ）が鬼になった理由は？恋雪との関係や悲惨な過去とは？

「鬼滅の刃」に登場する猗窩座（アカザ）とは、鬼の仲間の1人で、上弦の参という強敵でした。そんな猗窩座（アカザ）ですが、猗窩座（アカザ）は悲しい過去を持っていました。そこで今回は「鬼滅の刃」に登場する猗窩座（アカザ）について、鬼になった理由を詳しくご紹介していきます。

猗窩座（アカザ）の登場する「鬼滅の刃」について、作品概要をご紹介していきます。「鬼滅の刃」は吾峠呼世晴先生による少年漫画で、「週刊少年ジャンプ」で2016年から2020年まで連載されていました。全23巻の単行本が発売されている「鬼滅の刃」は、2020年に公開された映画「鬼滅の刃 無限列車編」が国内における歴代興行収入一位を記録しており、日本の歴史に残る大ヒット漫画として有名になっています。

「鬼滅の刃」のあらすじをご紹介していきます。大正時代の日本で暮らす竈門炭治郎は、炭焼きをしながら家族と暮らしていました。そんな炭治郎はある日家族を鬼に襲われ、妹の禰󠄀豆子以外全ての家族を失ってしまいました。そしてそんな生き残った禰󠄀豆子も鬼になっており、炭治郎は禰󠄀豆子を救う為、鬼殺隊と呼ばれる鬼を討伐する部隊へ入隊し、鬼の始祖である鬼舞辻無惨との戦いに身を投じていきました。

鬼になった理由をご紹介していく猗窩座（アカザ）ですが、まず初めに猗窩座（アカザ）のプロフィールをご紹介していきます。猗窩座（アカザ）は鬼舞辻無惨から血を与えられて鬼になり、上弦の参という上から数えて3番目の強さを誇る鬼になりました。猗窩座（アカザ）は身体中に入れ墨のような模様があり、髪の毛は薄ピンク色になっています。そんな猗窩座（アカザ）は武器などは使用せず、肉弾戦をメインで戦闘しています。

「鬼滅の刃」に登場する猗窩座（アカザ）は鬼でありながらファンが多いキャラクターです。そんな猗窩座（アカザ）が鬼になった理由は何なのでしょうか？次はそんな猗窩座（アカザ）が鬼になった理由について、猗窩座（アカザ）の過去のエピソードを交えながら鬼になった理由を詳しくご紹介していきます。

猗窩座（アカザ）が鬼になった理由ネタバレ1つ目は「狛治は父親のために盗みをしていた」です。猗窩座（アカザ）は人間だった過去では狛治という名前でした。狛治は父親と2人暮らしで、とても貧乏な生活を送っていました。そんな生活の中で、病弱な父親の薬を手に入れる為に狛治は盗みを働いていました。人間の狛治はある日盗みがバレて捕まってしまい、刑罰を受けます。そんな狛治が帰宅すると父親は自殺を図っていました。

人間だった狛治の父親は狛治に盗みをはたらいて欲しくないと願っており、盗みを働いてまで生きていて欲しかった父親の最後の無念な願いに狛治の心は壊れていきました。そして元々武道の才能があった人間だった過去の狛治はあちこちで暴れ回るようになっていき、狛治は父親のような貧乏人が死んでいく世の中に深い恨みを募らせていきました。

猗窩座（アカザ）が鬼になった理由ネタバレ2つ目は「慶蔵と恋雪との出会い」です。人間だった過去の狛治は、唯一の肉親である父親を亡くし、そんな父親が死ななければならなかった世の中を恨み暴れ回っていました。そんな狛治の元に、通報を受けて駆けつけたのが慶蔵でした。慶蔵は「素流」という流派の武道家で、道場を開き門下生を募っていました。そして狛治の才能を見出した慶蔵は、狛治を門下生に誘いました。

人間だった狛治は慶蔵の誘いを断りますが、殴りかかった慶蔵に一瞬で制圧され、狛治は慶蔵の門下生になりました。そして慶蔵は人間だった狛治にとある役割を与えました。それは慶蔵の娘である恋雪の世話を見るというものでした。恋雪は体が弱く、看病が必要な娘で、慶蔵はそんな恋雪の世話を狛治に申しつけました。恋雪は徐々に狛治に心を開くようになり、そんな恋雪に狛治も徐々に惹かれていきました。

猗窩座（アカザ）が鬼になった理由ネタバレ3つ目は「束の間の幸せな日々」です。人間だった過去の狛治は、慶蔵の道場に拾われ、恋雪という娘に出会いました。恋雪との時間を過ごす中で、「素流」の鍛錬も積んでいました。慶蔵の道場で暮らすようになって3年が経過し、人間だった過去の狛治は、父親を亡くした過去の荒んだ状態から、少しずつ立ち直り始めていました。それは慶蔵の娘・恋雪との関係に変化があったからでした。

人間だった過去の狛治は、慶蔵の娘である恋雪の看病を甲斐甲斐しく行っており、そんな狛治の優しさに恋雪も徐々に惹かれていきました。そしてある花火の夜、狛治と恋雪は結婚する約束をしました。人間だった過去の狛治にとって、辛く悲しい思いをしていた過去の生活から、慶蔵と出会い恋雪と恋に落ちた事は救いとなり、荒んでいた人間だった過去の狛治の心は少しずつ和らいでいきました。

猗窩座（アカザ）が鬼になった理由ネタバレ4つ目は「殺される慶蔵と恋雪」です。人間だった過去の狛治は、辛く悲しい過去から恋雪との出会いによって救われていきました。そんな人間だった過去の狛治は、恋雪と結婚の約束もして幸せな生活を送っていました。しかしそんな人間だった過去の狛治の幸せは長くは続きませんでした。狛治が恋雪との結婚を父親の墓に報告に行った帰りに悲劇は起こりました。

慶蔵の道場は日頃より隣にある剣術道場から嫌がらせを受けていました。そんな剣術道場が、慶蔵の道場にある井戸に毒を盛り、その水を飲んだ慶蔵と恋雪は毒殺されてしまいました。人間だった過去の狛治は嫌な予感を感じて帰宅すると、すでに冷たくなった慶蔵と恋雪の亡骸があり、過去に父親を亡くした時の記憶も蘇ってしまった狛治の心はついに完全に壊れてしまいました。

猗窩座（アカザ）が鬼になった理由ネタバレ5つ目は「復習する狛治」です。人間だった過去の狛治は荒んだ生活の中でようやく見つけた幸せを突然奪われてしまいました。狛治は完全に心が壊れてしまった為、慶蔵と恋雪を殺した隣の剣術道場を武器も持たずに襲撃しました。そして67名もの人間を素手で殺した狛治は、その残忍で凄惨な事件の内容から30年にもわたって語り継がれる殺人事件となりました。

隣の剣術道場の人間達は、見る影もない姿になっており、狛治は慶蔵から学んだ大切な「素流」の技を、復讐の為に使用してしまいました。貧しい生活の中で最愛の父親を亡くして世間を恨んでした狛治は、そんな生活の中で出会った慶蔵と恋雪すらも身勝手な人間によって奪われました。結婚の約束をする程思っていた恋雪を失った事は、鬼になった後も猗窩座（アカザ）の心の奥に住み着く事になっていきました。

猗窩座（アカザ）が鬼になった理由ネタバレ6つ目は「鬼舞辻無惨に鬼にされる」です。慶蔵と恋雪の仇をとった狛治は抜け殻のような状態になっていました。そんな狛治の元へ現れたのが、鬼の始祖である鬼舞辻無惨でした。鬼舞辻無惨は自身の弱点を克服する為、より強い鬼を作ろうとしており、素質のある人間の元を訪れては、「鬼にならないか」と誘っていました。そんな鬼舞辻無惨の元へある噂が流れて来ました。

それは鬼舞辻無惨の覚えがな場所で「鬼が出た」という噂でした。そこへ鬼舞辻無惨が赴いたところ、そこには67名もの人間を殺し彷徨っていた狛治がいました。狛治は自暴自棄になっており、すぐさま鬼舞辻無惨に襲いかかりますが、あっという間に返り討ちにあった狛治は、鬼舞辻無惨によって頭を貫かれる致命傷を負ってしまいました。そして鬼舞辻無惨はより強い鬼を作る為、狛治に自身の血を流し込んでいきました。

つまり猗窩座（アカザ）が鬼になった理由のネタバレですが、猗窩座（アカザ）が鬼になった理由は鬼舞辻無惨によって無理矢理血を流し込まれたからでした。狛治は自ら鬼を志願したわけでも、死にかけていたわけでもありませんが、鬼の所業のように残酷な行いをした人間である狛治に興味を持った鬼舞辻無惨が、十二鬼月を作る為に、自暴自棄になっていた狛治に血を流し込み、そうして生まれたのが鬼の猗窩座（アカザ）でした。

「鬼滅の刃」に登場する猗窩座（アカザ）が鬼になった理由をご紹介してきましたが、そんな猗窩座（アカザ）はどのような最後を迎えたのでしょうか？次はそんな猗窩座（アカザ）の最後について、その死亡シーンを詳しくご紹介していきます。

猗窩座（アカザ）の死亡シーンネタバレ1つ目は「炭治郎・冨岡義勇との戦い」です。猗窩座（アカザ）と最後に戦ったのは、主人公の竈門炭治郎と水柱の冨岡義勇でした。鬼舞辻無惨が逃げ込んだ本拠地・無限城に乗り込んだ鬼殺隊は、それぞれ上弦の鬼と退治しました。そんな中、上弦の参である猗窩座（アカザ）に当たったのが、竈門炭治郎と冨岡義勇でした。猗窩座（アカザ）は無限列車編で炭治郎に恨みを抱いていました。

無限列車編では炎柱の煉獄杏寿郎に勝利した猗窩座（アカザ）ですが、一方で日の出が近付き逃げ帰るように去る姿に、炭治郎は罵声を浴びせています。そんな扱いを受け、誰よりも強者に拘っていた猗窩座（アカザ）は侮辱され、苛立っていました。そんな猗窩座（アカザ）の思いもあってか、猗窩座（アカザ）が出会ったのは炭治郎と、行動を共にしていた冨岡義勇でした。こうして2対1の戦いが始まりました。

猗窩座（アカザ）は上弦の参という鬼で、その強さは炎柱の煉獄杏寿郎が敗れる程でした。その為、炭治郎と冨岡義勇という2人の戦力を持ってしても、猗窩座（アカザ）を倒すのは容易ではなく、2人は猗窩座（アカザ）の強さに圧倒され、重傷を負っていきました。そんな中で炭治郎と冨岡義勇は諦めず猗窩座（アカザ）に立ち向かっていきました。

猗窩座（アカザ）の死亡シーンネタバレ2つ目は「炭治郎の透き通る世界」です。一歩も引かない猗窩座（アカザ）に圧倒されながら、炭治郎はある境地に辿り着きました。それは冨岡義勇が猗窩座（アカザ）に追い込まれ、日輪刀を折られた時でした。冨岡義勇にトドメを刺そうとした猗窩座（アカザ）に反撃をしたのが、「透き通る世界」を獲得した炭治郎でした。「透き通る世界」とは猗窩座（アカザ）が求めていたものでした。

至高の領域とも言われる透き通る世界を手にした炭治郎を見て、猗窩座（アカザ）は即座に始末する必要があると感じました。しかし透き通る世界を手にした炭治郎は一筋縄ではいかず、冨岡義勇にトドメを刺そうとしていたところ猗窩座（アカザ）は背後を取られてしまいました。炭治郎の気配に全く気付かない猗窩座（アカザ）はそのまま炭治郎に首を切られてしまいました。

しかし本来であれば、首を切られた鬼はそのまま死んでしまうはずでしたが、猗窩座（アカザ）の体は消滅しませんでした。なんと猗窩座（アカザ）はそのまま「首を切られても死なない鬼」に進化しようとしていたようです。首を落とされても死なない猗窩座（アカザ）に驚く冨岡義勇でしたが、そんな猗窩座（アカザ）が想像もつかない行動を起こしました。

猗窩座（アカザ）の死亡シーンネタバレ3つ目は「自分自身を攻撃する猗窩座」です。致命傷を与えられたのに死なない猗窩座（アカザ）は、消滅する事なく足掻いていました。冨岡義勇も炭治郎も最後の力を振り絞り、首を再生しようとする猗窩座（アカザ）に攻撃を畳み掛けますが、炭治郎は持っていた日輪刀を離してしまい、そのまま猗窩座（アカザ）の顔を殴ってしまいました。

その瞬間、猗窩座（アカザ）は人間だった頃の記憶を取り戻し、自分が成し遂げたかった事を思い出しました。そして思い出させてくた炭治郎に感謝しながら、猗窩座（アカザ）は自分自身の体が再生しないように攻撃しました。まるで治癒していく鬼の力に抗うように自分自身を攻撃した猗窩座（アカザ）は、自分自身の死を覚悟していきます。

猗窩座（アカザ）の死亡シーンネタバレ4つ目は「恋雪との再会」です。自分自身を攻撃した猗窩座（アカザ）ですが、鬼の再生力は凄まじく体は再生を始めていました。潔く死にたい狛治の思いとは裏腹に再生していく体を持て余し、猗窩座（アカザ）は周辺を彷徨います。再び鬼に進化させようとする鬼舞辻無惨の声が聞こえ、少しずつ引き寄せられていく猗窩座（アカザ）の元に聞き慣れた女性の声がしました。

「もう十分です、狛治さん」と語りかけたのは、毒物によって命を落としていた恋雪でした。恋雪は猗窩座（アカザ）を抱きしめて、「もういいの」と猗窩座（アカザ）に語りかけました。「大切な人を守る」という目的の為、再び鬼になろうとする猗窩座（アカザ）を恋雪は止め、そんな恋雪の声に猗窩座（アカザ）も次第に人間だった頃の姿を取り戻していきました。こうして猗窩座（アカザ）は消滅しました。

人間だった狛治が鬼になった理由と、最後のシーンについてネタバレ紹介してきました。次はそんな猗窩座（アカザ）が、「女を食わない」と言われている理由をご紹介していきます。また、合わせて猗窩座（アカザ）が使用する技名の由来についても詳しくご紹介していきます。

「鬼滅の刃」に登場する猗窩座（アカザ）は「女を食わない」と言われていました。ではなぜ猗窩座（アカザ）は「女を食わない」のでしょうか？理由として考察されているの中で最も多い意見は「恋雪の存在があるから」でした。狛治は恋雪と時を過ごす内に次第に惹かれていき、それは恋雪も同じでした。そして恋雪はある花火大会の日に、狛治に「私と夫婦になってほしい」と狛治に逆プロポーズを行いました。

狛治の返事は「はい」で、恋雪に対して一生かけてあなたを守ると決意を口にしました。この恋雪に誓った「強くなってあなたを守る」という思いは、鬼になり記憶がなくなってからも残っており、猗窩座（アカザ）は常に「強さ」を求めていました。そして恋雪の事は鬼になった時点で忘れている猗窩座（アカザ）ですが、「あなたを守る」といった強い思いが残り、結果として「女は食わない」という鬼になったと考えられていました。

続いて、猗窩座（アカザ）の技名の由来についてご紹介していきます。猗窩座（アカザ）は武器を持たず血鬼術「破壊殺」を使用して戦っています。「破壊殺」には様々な技名があり、「破壊殺・羅針(らしん)」や「破壊殺・乱式(らんしき)」、「破壊殺・鬼芯八重芯(きしんやえしん)」などが登場しています。「鬼滅の刃」の作中では猗窩座（アカザ）の技は上記を合わせて10種類登場していました。

そんな猗窩座（アカザ）の技名にはある由来があると言われていました。その由来というのが、「花火の名前」でした。猗窩座（アカザ）の技名の由来となったのは6種類あると言われており、例を挙げると「破壊殺・脚式 流閃群光」は「閃光万雷/花雷」、「破壊殺・砕式 万葉閃柳」は「柳」、「終式・青銀乱残光」は「青銀乱/残光」など技名の由来になっているのではないかと考察されていました。

そして猗窩座（アカザ）が技名を「花火の名前」からつけている理由として挙げられているのが、「恋雪と見た花火」が記憶に強く残っているからと言われていました。猗窩座（アカザ）にとって花火は、「恋雪が自分の気持ちを明かしてくれた大切な場所」で、狛治は恋雪と再び花火を見る事を強く望んでいました。そんな思いもあって、猗窩座（アカザ）の技名は花火の名前に由来しているのではないかと考察されていました。

「鬼滅の刃」に登場する猗窩座（アカザ）の使用する技の名前について由来をご紹介してきましたが、そんな猗窩座（アカザ）の名前の由来は何なのでしょうか？まず漢字の意味ですが、猗窩座（アカザ）の猗は「去勢された犬」、窩は「住処」、座は「一定の場所に居続ける」という意味があるようです。そして猗窩座（アカザ）は人間だった頃に、「狛犬みたいなもの」と表現されていました。

これらの事から、猗窩座（アカザ）を「一定の住処に居続けている狛犬」と表現しているようで、神の使いとして役に立たない「役立たずの狛犬」という意味があると考察されていました。そして実際に「鬼滅の刃」第155話のタイトルが「役立たずの狛犬」で、まさに猗窩座（アカザ）の事を表していると言われていました。このように猗窩座（アカザ）の名前の由来は侮辱に値するひどい名前であると言われていました。

「鬼滅の刃」に登場する猗窩座（アカザ）はどのくらいの強さなのでしょうか？猗窩座（アカザ）は鬼舞辻無惨が作った強い鬼を集めた「十二鬼月」の中で、上から3番目に当たる「上弦の参」の席についています。そんな猗窩座（アカザ）の血鬼術は「破壊殺」というものである事をご紹介してきました。そこで次はそんな猗窩座（アカザ）の強さと、血鬼術「破壊殺」について詳しくご紹介していきます。

猗窩座（アカザ）の使用する血鬼術は「破壊殺」とご紹介してきました。猗窩座（アカザ）は武器を使用せずに戦う肉弾戦スタイルの戦闘を行います。まず初めに「破壊殺・羅針」という血鬼術を使用し、猗窩座を中心に羅針盤のように模様が浮き出てきます。この「破壊殺・羅針」によって猗窩座（アカザ）は戦う相手の放つ殺気や闘気を感じ取る事ができるようになり、相手の動きを先読みして最適な戦闘型を取る事ができます。

この「破壊殺・羅針」によって相手の動きを読んだ猗窩座（アカザ）は、「破壊殺・乱式」や「破壊殺・空式」、「破壊殺・滅式」、「破壊殺・脚式 冠先割」といった型を繰り出して戦っていました。この「破壊殺」の技名は前述したように花火の名前が由来になっているものが多く、戦闘方法としては拳から衝撃波を放ったり、拳を無数に打ちつけたり、強烈な突きや蹴りを繰り出すような「素流」が元となる戦闘方法をとっていました。

「破壊殺」という血鬼術を使用し、上弦の参という立ち位置についている猗窩座（アカザ）ですが、猗窩座（アカザ）は上弦の弍である童磨（ドウマ）と比べて強いのでしょうか？結論は明確なようで、猗窩座（アカザ）は童磨より弱い事が分かっています。ではなぜ猗窩座（アカザ）は童磨より弱いと分かるのでしょうか？それはまず、童磨が猗窩座（アカザ）よりも上位の「上弦の弍」である事が大きな証拠になっています。

鬼舞辻無惨の十二鬼月の中には、上位の鬼に決闘を挑み勝てば下剋上できる制度があります。つまり猗窩座（アカザ）が童磨よりも強ければ、元々童磨を嫌っていた猗窩座（アカザ）はすぐに決闘を挑む事ができると考察されます。この決闘を行わない事を考えた結果、猗窩座（アカザ）は童磨の事は心底嫌っていますが、童磨の実力は認めており、勝てない戦いの為決闘を申し込まないのだと考察されていました。

そしてもう1つ猗窩座が童磨より弱い証拠として、童磨はかつて上弦の陸として活動していた事がありました。猗窩座（アカザ）は鬼舞辻無惨に仕えて月日が長く、長期間にわたって上弦の参についていた為、童磨は上弦の陸の位置から弍までのし上がった事が推測されていました。のし上がった方法は不明ですが、仮に童磨が猗窩座（アカザ）に決闘を申し込み勝利したとなれば、猗窩座（アカザ）は一度敗北していると考察されていました。

人間だった頃に辛い過去を持っている猗窩座（アカザ）は、ファンの人気も高いキャラクターです。そんな猗窩座（アカザ）が映画「鬼滅の刃 無限列車編」で登場した際には、その声優の豪華さが話題となりました。そこで次は猗窩座（アカザ）の声優を演じた石田彰さんについて詳しくご紹介していきます。

「鬼滅の刃」に登場する猗窩座（アカザ）を演じている声優は石田彰さんです。石田彰さんは1967年11月2日生まれの愛知県日進市出身です。石田彰さんは、1988年頃から声優として活動を開始されており、声優として正式にデビューを果たしたのは1990年である事が明かされています。そんな石田彰さんは、1996年公開の「新世紀エヴァンゲリオン」で渚カヲル役に抜擢され、一躍有名声優の仲間入りを果たしました。

中性的で色気のある声色は、アニメキャラクターの中でも人気の高いキャラクターに起用される事が多く、石田彰さんは数多くのアニメ作品に出演されている他、ゲームキャラクター声優や、ドラマCD出演、イライジャ・ウッドやデイン・デハーンなどといった海外の有名俳優の吹き替えなどを担当され、日本でも屈指の人気声優として活躍されています。

「鬼滅の刃」に登場する猗窩座（アカザ）の声優を担当している石田彰さんは、「鬼滅の刃」に登場する猗窩座（アカザ）役を演じる以前にも数多くの作品に出演されています。そんな石田彰さんがこれまでに演じてきたキャラクターはどれも人気が高く、ファンも多い声優であると言われています。そこで次はそんな石田彰さんがこれまでに出演してきた作品と、演じてきたキャラクターについて一部を抜粋してご紹介していきます。

• 新世紀エヴァンゲリオン（渚カヲル役）
• ゴクドーくん漫遊記（ゴクドー・ユーコット・キカンスキー役）
• 七人のナナ（神近優一役）
• セイント・ビースト〜聖獣降臨編〜（麒麟のユダ役）
• NARUTO -ナルト- 疾風伝（我愛羅役）
• 機動戦士ガンダムSEED DESTINY（アスラン・ザラ役）
• 遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX（エド・フェニックス役）
• かみちゃまかりん（錦織みちる役）

「鬼滅の刃」に登場する猗窩座（アカザ）に寄せられた感想をご紹介していきます。こちらは猗窩座（アカザ）と恋雪の過去を知って、当初は鬼という事で恨んでいたけど考えが変わったという方の投稿です。この方は煉獄杏寿郎を討ったことで猗窩座（アカザ）を憎んでいたそうですが、猗窩座（アカザ）が鬼になった理由を知り、猗窩座（アカザ）が鬼舞辻無惨ではなくお館様に出会っていたらと未来を想像してしまうそうです。

こちらは猗窩座（アカザ）が登場した当初から過去の物語を考えていたキャラクターではないかと予測している方の投稿です。猗窩座（アカザ）に限らず、「鬼滅の刃」に登場するキャラクターはそれぞれ深い過去を持っています。猗窩座（アカザ）も例外ではなく、「女を食べない」ところに過去の狛治としての物語が隠されていました。そんな人間だった頃の話を読んで、この方は思わず泣きそうになったそうです。

こちらは猗窩座（アカザ）が鬼になった後も「女を食べない」と決めていたのに、肝心の恋雪の記憶は忘れてしまっていた事に苛立ってしまうという方の投稿です。童磨に唆されても頑として女を食べなかった猗窩座（アカザ）ですが、肝心の「大切な女性・恋雪」の存在は忘れてしまっており、心の奥底にある自分のポリシーのみが生きている状態で、見ているファンはもどかしさを感じていたようです。

こちらは猗窩座（アカザ）の人間だった過去の物語や、鬼になった後も女を食べない事などを知り、猗窩座（アカザ）に恋に落ちたという方の投稿です。記憶としては恋雪の事を忘れていても、猗窩座（アカザ）の心や体の中には恋雪の記憶があり、そんな恋雪を思って女に手を出さなかった猗窩座（アカザ）は、鬼でありながらファンの人気が高いキャラクターになっているようです。

「鬼滅の刃」に登場する猗窩座（アカザ）が鬼になった理由に関するまとめはいかがだったでしょうか？猗窩座（アカザ）は人間だった頃に辛い過去があり、自分の意思に反して鬼になってしまいました。鬼になり記憶を失ってもなお恋雪を思う猗窩座（アカザ）の姿に多くのファンが心をうたれているようです。そんな猗窩座が登場する「鬼滅の刃」を、ご覧になった事がない方は、この機会にぜひご覧になってみてはいかがでしょうか？