【鬼滅の刃】猗窩座(あかざ)の刺青は罪人の証?模様の意味や鬼の紋様を考察

鬼滅の刃で紅梅色の短髪に死人のような青白い肌を持っている猗窩座(あかざ)の刺青は罪人の証?模様の意味などにも注目が集まっています。鬼の紋様についてもさまざまに考察されている猗窩座は、好戦的な性格をしており強さを求めている鬼となっています。頭である鬼舞辻無惨からも絶大な信頼を寄せられている彼は、上弦の参として圧倒的な強さを披露していました。そこで、行動範囲が非常に広い猗窩座(あかざ)の刺青は罪人の証?模様の意味や人間だった頃(狛治)の過去、性格なども紹介します。

【鬼滅の刃】猗窩座(あかざ)の刺青は罪人の証?模様の意味や鬼の紋様を考察のイメージ

目次

  1. 猗窩座とは?
  2. 猗窩座の刺青の意味は罪人の証?鬼の紋様も考察
  3. 猗窩座の人間だった頃の過去をネタバレ
  4. 猗窩座の名前や技の由来
  5. 猗窩座の破壊殺や技一覧
  6. 猗窩座の性格をネタバレ
  7. 猗窩座に関する感想や評価
  8. 猗窩座の刺青まとめ

猗窩座とは?

鬼滅の刃で童顔で中性的な雰囲気を放っている猗窩座(あかざ)は、小柄で細身でありながら美しい戦闘用の筋肉がついている青年となっています。刺青は罪人の証?模様の意味なども話題となっている猗窩座は、アーモンドのような釣り目が魅力の鬼となっていました。通常の彼は砂色のズボン状の道着に、上は袖なしの羽織を素肌に着ているスタイルとなっています。顔をはじめ身体中には刺青が施されていました。

独特な雰囲気を放つ刺青を身体中に施している猗窩座は現在は圧倒的な強さを誇る上弦の参となっていますが、かつては人間だったのです。人間(狛治)だったという過去を持っている猗窩座は、強い相手と戦うことを何よりも楽しむことができる武闘派となっていました。そこで、鬼滅の刃で凛々しくかっこいい猗窩座(あかざ)の刺青は罪人の証?模様の意味や性格、技一覧、人間だった頃の過去をネタバレしていきます。

鬼滅の刃の作品情報

鬼滅の刃の概要

1億5000万部の累計発行部数を2021年2月の時点で記録している「鬼滅の刃(きめつのやいば)」は、週刊少年ジャンプ(2016年11号~2020年24号)によって連載された漫画となっています。単行本において全23巻(全205話)によって展開されている鬼滅の刃は、テレビアニメが放送されたことで子供から大人までわかりやすくて面白いと人気のメディアミックス作品となっていきました。

福岡県出身の漫画家である吾峠呼世晴さんによって描かれている鬼滅の刃は、2019年4月6日~9月28日に渡って全26話によって竈門炭治郎 立志編が放送されました。その後は2021年10月10日~11月28日に渡って無限列車編が全7話で放送されています。無限列車編という劇場版アニメ(2020年)においては403.2億円の日本国内での興行収入を記録し、多くの人から愛される作品となりました。

鬼滅の刃のあらすじ

掃除や頭突きが趣味となっている竈門炭治郎は、病弱な父に代わって一家の大黒柱として炭を売りながら生計を立てていました。働き者で心優しい炭治郎はいつものように町に炭を売りに行きますが、多くの仕事を任されて帰りが遅くなってしまいます。夜になると鬼が出るため家に帰ることを明日の朝にしました。朝早くに家に帰ると家族は血だらけになっており、妹の禰豆子だけが生きていましたが鬼にされていたのです。

猗窩座(あかざ)のプロフィール

鬼滅の刃で公式人気投票の第2回において17位となった猗窩座(あかざ)は、顔をはじめ身体中に刺青を入れている男性となっています。刺青は罪人の証?模様の意味などにも注目が集まっている猗窩座は、鍛錬を趣味としているだけあり、強いことにとことんこだわる鬼となっていました。圧倒的な強さを持っている猗窩座は、鬼の頭となっている鬼舞辻無惨にも厚い信頼を得ており、行動範囲が広く特別な任務を与えられています。

  • 名前:猗窩座(あかざ)
  • 人間時の名前:狛治(はくじ)
  • 体重:74kg
  • 身長:173㎝
  • CV(声優):石田彰
  • 血鬼術:破壊殺
  • 数字:十二鬼月 上弦の参
  • 初登場:原作漫画の単行本8巻 第63話「猗窩座」
  • 趣味:鍛錬

人間だった頃(狛治)の過去も話題となっている猗窩座は、十二鬼月の中の選ばれし上弦の参となっていました。拳鬼という異名を持っている猗窩座は、徒手空拳スタイルで戦っています。百年以上に渡って上弦の座を守り抜いている彼は、鬼舞辻無惨と直接やり取りができる特別な鬼だったのです。過去には鬼殺隊の柱を何人も倒している実力を持っています。武闘派である猗窩座は、即座に相手の強さを見抜く力も持っていました。

猗窩座の初登場

鬼滅の刃の原作漫画の8巻「猗窩座」の第63話において初登場している猗窩座(あかざ)は、身体中おしゃれな刺青を施している鬼となっています。十二鬼月の上弦の鬼として活躍している猗窩座は、行動範囲が他の鬼と比較してかなり広い、自由にそこら中を動くことができる鬼舞辻無惨からも認められている鬼となっていました。特別な任務を個人的に直接指示されている猗窩座は、戦いが大好きな圧倒的な強さを持つ鬼だったのです。

刺青の模様の意味は罪人の証?などと囁かれている彼は、上弦の鬼の中では一番初めに登場した鬼でもありました。人間だった頃(狛治)の過去にも注目が集まっている猗窩座は、無限列車編において炎柱である煉獄杏寿郎と接戦を繰り広げたことで多くの人からかっこいいといわれるようになります。行動範囲が抜群に広い猗窩座は、かつて病弱だった鬼舞辻無惨から青い彼岸花を探すようにという任務を与えられていました。

さまざまな姿に変装している鬼舞辻無惨は、鬼殺隊も容易に探すことができない謎めいた人物となっています。鬼であっても頭である鬼舞辻無惨の本当の正体を認識している者はいなかったのです。しかし、特別な任務を与えられている猗窩座は、いつでも鬼舞辻無惨に会うことができる、居場所を知っている鬼でもありました。十二鬼月を創設する当初から鬼舞辻無惨によって選び抜かれている猗窩座は、全てにおいて特別でした。

「鬼滅の刃」公式ポータルサイト

猗窩座の刺青の意味は罪人の証?鬼の紋様も考察

考察①刺青は罪人の証だった?

鬼滅の刃で人間だった頃(狛治)の過去に喧嘩ばかりして多くの人を傷つけてきた猗窩座(あかざ)は、身体中刺青を施している鬼となっています。そのため、おしゃれな雰囲気も漂っていますが、過去に罪を犯したことが身体中に浮き出てしまっていると考える人もいたようです。そのため、身体中の刺青は罪人の証?と囁かれるようになりました。

模様の意味にも注目が集まっている猗窩座は鬼になってから身体に刺青が浮かび上がったようです。このことから、人間時代に喧嘩に明け暮れてきた猗窩座は多くの人の命を殺め、傷つけてきた罪の分だけ鬼になってから身体中に刺青が浮かび上がってきたと考えることもできそうです。貧乏な家に誕生した猗窩座は、人間時代は狛治という名前でした。父親が病弱だったため、父の薬や食事を全て用意していたのが狛治だったのです。

まだ幼かった狛治は仕事を得ることもできなかったため、盗むしか食事や薬を手に入れる方法がなかったのです。少年犯罪は捕まることが多く、盗みを働いた罪人として少年の狛治の腕には三本の刺青が刻まれることになりました。腕の三本の刺青は当時の人間社会では罪人の証だったのです。鬼なってしまった猗窩座には人間の時の記憶はありませんが、身体は罪人の証を残していたためやがて身体中に刺青が浮き上がったようです。

考察②鬼になった後に刺青のような模様が全身に広がる

鬼滅の刃で人間時代の狛治は、病弱な父親が働くことができなかったため、幼い彼が父親のために薬や食事を用意しなければなりませんでした。少年の狛治にお金を稼ぐような仕事を与えてくれる者がいなかったため、生きるために少年の狛治は、盗みを働くしかありませんでした。盗人として捕まってしまった彼は腕に三本の刺青を刻まれてしまいます。その後、鬼となった猗窩座(あかざ)は身体中に刺青が広がるようになりました。

両目にそれぞれ三本の刺青が丸く入っているのは、腕に施された三本の刺青が派生したものと考えることができそうです。鬼は力を発揮しようとする際に独特な模様が発現していました。その事を踏まえると鬼には特別に鬼の紋様があるのかもしれません。人間だった狛治も当初は腕に罪人の証となる三本の刺青が入れられていただけでした。鬼になった後に刺青のような模様が全身に広がったのです。

そのため、強さを求める鬼は力を発揮する際にそれぞれ独自の鬼の紋様を浮き上がらせることができると考えることもできます。罪を重ねるほど刺青の量も増えていくのかもしれません。圧倒的な強さを持つ鬼舞辻無惨からも絶大な支持を得ている猗窩座は、あまりにも多くの罪を重ねてきたため、全身に刺青が施されるようになったとも考えることができます。刺青の量は鬼の強さ、犯した罪の量に比例するのかもしれません。

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猗窩座の人間だった頃の過去をネタバレ

ネタバレ①狛治の父は病弱だった

鬼滅の刃で強さにこだわっている猗窩座(あかざ)が人間だった頃の過去をネタバレしていきます。ここまで読まれたり見られたりしていない方はネタバレに注意してください。幼少期から盗みなどの罪を重ね罪人の証となる刺青を腕に刻まれてしまった猗窩座には、病弱な父親がいたため強さにこだわる必要があったのです。強くなければ父親を救う薬や食事を手に入れることができませんでした。

刺青の模様の意味や過去も話題となっている猗窩座は人間(狛治)だった頃自分を守ってくれるはずの父は病弱だったためかなり苦労することになります。父親が病弱で働くことができなかったため、家はかなり貧乏となっていました。さらに、母親の存在が描かれていないため病弱の父親と二人暮らしだったようです。本来、父親が病弱だった場合は母親が働いて家計を助けることが多くなっています。

母親の存在については詳細が描かれていないため不明となっていますが、父親と二人暮らしをしていた狛治は、誰も守ってくれる者がいなかったために生きるために、盗みを働いて何とか父親を養っていました。幼かった狛治は悪いことと知っていながらも生きるために盗みを働いて薬や食べ物を調達していたのです。

ネタバレ②幼少期から鬼の子と呼ばれていた

鬼滅の刃で生まれた時から立派な歯が生えていた猗窩座(あかざ)は、幼少期から鬼の子と呼ばれるようになります。また、人間だった頃(狛治)の彼は幼くして生きるために働く必要がありましたが、幼かった狛治は仕事を得ることができなかったため、相手の物を盗むしか生きる方法がなかったのです。幼少期から盗みばかりを働いていた狛治は、罪人の証となる三本の刺青を腕に入れられることになります。

11歳という幼い頃から盗みばかりして生きていた彼は、大の男であっても耐えることができない百叩きの刑を受けても全く動じなかったため鬼の子と呼ばれるようになりました。鬼の模様の意味も話題となっている狛治は、幼くして剣術道場の門下生全員を素手で倒してしまったという強さも持っていたため、人間の子ではない、ここまで強いのは鬼の子だからだと囁かれるようになります。

ネタバレ③狛治の父の死

鬼滅の刃で病弱で働くことができなかった猗窩座(あかざ)の父親は、自分の薬代や食料を調達するために次々と盗みを働き、罪を重ねていく息子の狛治(猗窩座)に対して、自分の不甲斐なさを感じ息子のためにも死ぬ道を選びます。息子の狛治を罪人にしてしまっているのは自分だと感じた父親は、これ以上息子に罪を重ねて欲しくないという思いから自ら首を吊って死亡してしまいました。

自分にとって唯一の家族であり、父親のためであればどんな苦労でも我慢することができた狛治は、家で父親が首を吊って自殺している姿を見て絶望してしまいます。全ては父親のために良かれと思ってやっていたことですが、自分の行いが父を追い込み死亡させてしまうとは思っていなかったのです。ただ、大切な家族の父親を助けたかっただけの狛治でしたが、自分の行動で父親を殺してしまうという過去を持っていました。

ネタバレ④慶蔵との出会い

鬼滅の刃で父親を助けるために盗みを働いて生計を立てていた猗窩座(あかざ)は、父親が首を吊って自殺してしまったことで絶望し、それ以降は鬱憤を晴らすかのように喧嘩に明け暮れるようになりました。大人を相手にしても全く負けることがなかった狛治は、素流という武術の道場を経営している慶蔵と出会います。周囲の人間は全て敵だと考えていた狛治は、慶蔵にも戦いを挑みますが全く歯が立ちませんでした。

罪人の証である刺青を腕に刻まれている狛治に対して慶蔵は、素手で大人に立ち向かっていく姿を高く評価していました。そこ頃、素流道場には門下生が一人もいなかったため、彼は若くして喧嘩に明け暮れている狛治を自分の道場の門下生としたのです。ボコボコにされてしまった狛治は、仕方なく慶蔵の娘である恋雪の看病を引き受けることにしました。過去に父親を看病していた狛治にとっては苦にならない仕事だったのです。

苦にならないどころか、かつて救うことができなかった父親の姿と重なって今度こそは助けたいと考えるようになります。便利屋のような仕事で家計を支えていた慶蔵は、娘の看病をしてくれるようになった狛治に対して過去に妻が看病に疲れてしまい、入水自殺をしてしまったという事実を打ち明けます。それ以降、喧嘩が強い狛治は、自分の新しい家族となった慶蔵と恋雪を大切にするようになりました。

ネタバレ⑤恋雪と慶蔵が毒殺される

鬼滅の刃で心優しい慶蔵と出会った狛治は、彼の娘の恋雪の看病を通して少しずつ人間らしい生活ができるようになります。罪人の証となる刺青が腕に刻まれている狛治が、心から恋雪の看病をしたことでそれから三年後には、病弱だった恋雪も床に臥せることなく普通に生活できるようになりました。病弱だった自分に対して常に希望を見せてくれていた狛治の言葉が恋雪にとっては大きな支えとなっていたのです。

父親を自殺に追い込んでしまった過去を持っている狛治は、思いがけず慶蔵から娘の恋雪と結婚して素流道場を継いでほしいと相談されます。突然のことで驚いた狛治でしたが、やっと父親が望んでいたまっとうな生活ができると嬉しくなった彼は父親の墓へ行って報告しました。しかし、帰宅してみると留守を狙った隣の道場の誰かが井戸に毒を流したことで慶蔵と娘の恋雪は殺されてしまいます。

やっと人間らしい生活ができると考えた狛治を地獄へ突き落す事件が起きてしまいました。全てを失ってしまった狛治は絶望して、この事件に関わった人を端から殺していきます。素手によって67名の剣術道場の門下生を殺したことで、周囲からは鬼が出たと囁かれるようになりました。その噂を聞きつけた鬼舞辻無惨はその場に駆け付け、自らの血を分けたことで狛治は猗窩座(あかざ)という鬼になってしまいます。

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猗窩座の名前や技の由来

考察①猗窩座の名前の由来

鬼滅の刃で鬼でありながら大人気となっている猗窩座(あかざ)は、知れば知るほどかっこいいと高い評価を得ています。そこで、おしゃれでかっこいいと評判の猗窩座の名前や技の由来についても紹介します。刺青は罪人の証?模様の意味も話題となっている猗窩座(あかざ)の名前の由来をまずは考察していきます。人間だった頃(狛治)の過去にも注目が集まっている猗窩座は上弦の参として登場していますがかつては普通の人間でした。

人間だった時の猗窩座は「狛治」という名前となっており、いつも喧嘩に明け暮れていました。武術道場を営む慶蔵に拾われた彼は、守るものが必要だと諭されます。お社を守ってる狛犬みたいに守るものがあるからこそ、戦う意味があり強くもなっていくということだったようです。そのため、狛犬が名前のツールとなっているようです。猗窩座の「猗」は去勢された犬、「窩」はすみか、あなぐら、物を隠すという意味があります。

最後の「座」は座るという意味です。そのため、人間時代に守り抜きたいと思っていた恋雪と慶蔵を失ってしまったことで去勢がなくなってしまった彼は、人間の記憶をなくし、その時から一歩も前に進めない状態となっているという意味で「猗窩座」と名付けられたのかもしれません。大切なものを失ってしまった彼は悲観してあなぐらにずっと座り込んでいる現状が名前の由来となっているとも考えられます。

考察②猗窩座の技の名前の由来

鬼滅の刃で名前においても深い意味が含まれていた猗窩座(あかざ)の技の名前の由来も紹介します。過去や模様の意味にも注目が集まっている猗窩座の技名には恋雪と見に行った花火が由来していました。また、夫婦になる予定だった恋雪の髪飾りが術式展開の模様となっており、慶蔵の道場で学ぶことができる素流が使用している技や構えの由来となっていたのです。猗窩座の技はかけがえのない全ての思い出が由来となっていました。

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猗窩座の破壊殺や技一覧

猗窩座の破壊殺とは?

鬼滅の刃で幼少期から素手で戦ってきた猗窩座(あかざ)は、「破壊殺(はかいさつ)」という血鬼術を駆使して戦っています。過去や模様の意味なども話題となっている猗窩座は、強化した身体から徒手空拳を放つという破壊殺によって相手を倒していました。他の鬼や柱たちが複雑な攻撃を放つことに反して、単純明快な破壊殺で正々堂々と戦っています。彼は決して毒や武器を使用しなかったのです。

猗窩座の技一覧

罪人の証となる刺青が幼少期から腕に刻まれていた人間だった頃の狛治は、大切な存在の慶蔵や結婚する予定となっていた恋雪を残酷に毒で殺されてしまったことで、多くの人を素手で殺します。その力を認められたことで鬼舞辻無惨によって鬼にされてしまったのです。鬼にされた彼は人間の記憶を失いただ強さだけを求めるようになりました。鬼滅の刃で素手で圧倒的な強さを放っている猗窩座(あかざ)の技一覧を紹介します。

技一覧①羅針

鬼滅の刃で壮絶な過去を持っている猗窩座(あかざ)には、「羅針(らしん)」という技が存在しています。雪の結晶を模した陣を足元に自分を中心に出現させ、武道に従う構えを取っているのが羅針です。相手の闘気を読み解き、感知することで相手の動きを見極めることができる素晴らしい技となっています。素手で戦う猗窩座にとって相手の攻撃を事前に察知することはとても重要となっていました。

技一覧②空式

鬼滅の刃で罪人の証である刺青が身体中に施されている猗窩座(あかざ)は、「空式」という技も使用することができます。拳圧の乱打となっている空式は、中距離面制圧に用いられることが多くなっていました。距離の離れた対象を砕くために効果的な技となっており、虚空に拳撃による絶大なインパクトを打ち込むことで可能としています。並みの隊士では近づくことも反応することもできない素晴らしい技となっていました。

技一覧③乱式

鬼滅の刃で圧倒的な強さを追い求めている猗窩座(あかざ)には、「乱式(らんしき)」という技もありました。近距離乱舞技となっている乱式を活用することで、拳打による連携・乱打が放たれることになりました。人間だった頃(狛治)の過去に喧嘩において大人相手に負けたことがない彼は、素手による乱打を得意としています。

技一覧④脚式

鬼滅の刃で模様の意味や過去にも注目が集まっている猗窩座(あかざ)は、脚式(きゃくしき)という技も放つことができました。脚式(きゃくしき)には、近距離から上に向かって蹴り上げる飛遊星千輪(ひゅうせいせんりん)や中段から上段にかけての連続蹴りとなる流閃群光(りゅうせんぐんこう)、背後の相手を下から蹴り上げる冠先割(かむろさきわり)の三種類がありました。

技一覧⑤砕式

鬼滅の刃で罪人の証となっている三本の刺青を腕に刻まれている猗窩座(あかざ)は砕式(さいしき)という技を上手に活用して戦っています。砕式には、合計八発の乱打(左右四発づつ)を放つことができる鬼芯八重芯(きしんやえしん)や振りかぶった拳を叩きつけるように振り下ろす力業となっている万葉閃柳(まんようせんやなぎ)の二種類がありました。

技一覧⑥滅式

鬼滅の刃で人間だった頃(狛治)の過去で大切なものを失ってしまった猗窩座(あかざ)は、滅式(めっしき)という絶技を放つことができました。強い相手を評価した際に放つことができる技となっています。何度も鬼になるように誘った煉獄杏寿郎との戦いにおいて、彼が全身全霊を込めた奥義を放とうとした際に、それを受け止め撃破する際に使用しました。

技一覧⑦終式

鬼滅の刃で人間だった頃(狛治)の過去においても素手での喧嘩が強かった猗窩座(あかざ)は終式(しゅうしき)を扱うこともできました。百発の乱れ打ちを全方向にほぼ同時に放つことができる青銀乱残光(あおぎんらんざんこう)が猗窩座にとっての終式となっています。通常より威力と速度を更に高めた百発の乱れ打ちとなっていました。受けを得意としている冨岡義勇でさえも止めることができませんでした。

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猗窩座の性格をネタバレ

猗窩座の性格①弱者への蔑視

鬼滅の刃で強い者が大好きな猗窩座(あかざ)は無限列車編において煉獄杏寿郎との戦いにて、彼の強さを認め鬼にならないかと誘っていました。幼少期に強くなければ生きていけなかった猗窩座は、病弱の父親を救うためにも強さを求めるようになります。そんな父親思いの猗窩座の性格を探っていきましょう。罪人の証として若くして腕に刺青を入れられてしまった彼は弱者を蔑視する傾向があります。

刺青の模様の意味や人間だった頃(狛治)の過去にも注目が集まっている猗窩座は、人間は弱く愚かだと考えていました。そのため、人間を殺せば殺すほど自分の力が強くなり、頭である鬼舞辻無惨からも素晴らしい血を分けてもらえる鬼を賛美しています。身体が壊れても、いくら攻撃されてもすぐに再生することができる鬼の力を得た猗窩座は、いくら鍛錬しても決して死亡することがなかったのです。

鍛錬が趣味となっている猗窩座は生粋の戦闘狂であり、至高の領域を求めて武と強さを得たいと純粋に考えていました。そのため、すぐに傷つき回復も遅く、いつ死亡してもおかしくない弱々しい人間は弱者だと蔑視していたのです。強い者が全てを支配することができるこの世の中で生きていくためには、強くなることが絶対条件となっており、弱者は過去の自分を見ているようで虫唾が走るのでしょう。

猗窩座の性格②女を殺さない

鬼滅の刃で老いることがない鬼の身体を手に入れた猗窩座(あかざ)は、人間の弱さの一つに老いをあげていました。若い頃どんなに優秀で強かったとしてもそれを保存することができないのが人間でした。鬼は鍛錬を積めば積むほど強くなり、老いることもありません。そのため、自分が望む世界は鬼になるしか得られないと考えるようになりました。老いて死亡するくらいであれば、若いまま死にたいというのが持論だったのです。

幼少期に罪人の証として腕に三本の刺青を刻まれてしまった猗窩座は、強さにおいて本質を求めており、自分よりも強い者には敬意を表すことができました。強さを求めていた猗窩座は、強者を尊敬し、弱者を蔑視する性格で一見傲慢のようですが、けっして女性の命は奪わないと決めていたのです。それは、自分が心を許していた一生守り抜くと誓った婚約者の恋雪との過去を持っているからでした。

罪人の証を腕に刻まれてしまった人間(狛治)だった頃、大人を相手に次々と倒して盗みを働いていた彼は、道場を守っている慶蔵によって助けられ彼の道場に身を寄せることになります。そこには病弱な娘の恋雪が寝たきりの生活を送っていました。病弱な父を看病していた狛治は、病弱な恋雪に亡き父を重ねて世話をするようになります。三年後元気になった恋雪と夫婦になる際に一生守ると誓ったことを鬼になっても守っていたのです。

猗窩座の性格③饒舌

鬼滅の刃で無限城の上弦招集が行われた際に登場した猗窩座(あかざ)は、ほとんど話をしなかったため、無口な上弦の参という印象を受けた人も多かったようです。しかし、無限列車編で自分と同等の強さを持っている炎柱の煉獄杏寿郎との戦いにおいてはかなり自分の気持ちを言葉にしていました。何度も鬼になるように誘ったり、敵対しているはずの煉獄杏寿郎の強さを説明し称賛したりしていたのです。

これらのことから、自分が尊敬する相手に対しては賛美の限りを尽くすことができる実は饒舌ということができます。罪人の証である刺青を刻まれている猗窩座は、弱者はかつての自分のようで嫌っているため、何も話すことはないようです。しかし、炎柱である煉獄杏寿郎や純粋で温かい心を持っている炭治郎との戦いにおいてはかなりおしゃべりな姿を披露していました。

人間だった頃(狛治)の過去にも注目が集まっている猗窩座は、自分でも話すことが好きなことを語っています。基本的に話すことが好きであるものの、それは自分が尊敬したり、賛美したりすることができる強者だけと限定されていました。意外と傲慢な性格も持っており、ブレない信条を持っていたのです。そのため、自分が命懸けて守ると決めた父親や慶蔵、夫婦となる約束をした恋雪を守れなかったことを許せないでいました。

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猗窩座に関する感想や評価

鬼滅の刃の無限列車編を見終わったという人の中には、圧倒的な強さを誇る煉獄杏寿郎や意外と強い竈門禰豆子を見てかっこいいと高い評価をしているものの、素手で戦うことができる猗窩座(あかざ)はもっとかっこいいと感想を寄せている人もいました。罪人の証である刺青もおしゃれだと感じた人もいたようです。

鬼滅の刃の無限列車編において技や見た目がかっこよかったのは煉獄杏寿郎だと評価しているものの、漫画を読んだ際には上弦の参である猗窩座(あかざ)の見た目や技も好きだと感想を寄せている人もいました。無限列車編を見ることで複雑な気持ちになってしまうという人もいました。人間だった頃(狛治)の過去に大好きだった病弱の父親を守れなかった猗窩座がかわいそうだと感じた人もいたようです。

鬼滅の刃で人間だった頃(狛治)の過去に貧乏な生活をしていた猗窩座(あかざ)は、貧困にあえぎながらも出会いはよかったんだと感じた人もいたようです。素流道場を経営している慶蔵と病弱な娘の恋雪との出会いによってまっとうな人生を送れそうだったのに、なぜ踏み外してしまったのかと疑問に思った人もいました。道を踏み外したのは毒殺によって大切な人を殺されてしまったからとなっています。

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猗窩座の刺青まとめ

鬼滅の刃で刺青の模様の意味や過去においても話題となっている猗窩座(あかざ)は、人間だった頃(狛治)の過去で病弱な父親をはじめ、自分が守り抜きたいと考えていた新しい家族の慶蔵と結婚する予定だった恋雪を毒殺されてしまったことで地獄へ落ちてしまいます。愛する人を殺した隣の道場の門下生を皆殺しにした彼は、駆け付けた鬼舞辻無惨によって強制的に血を分けられ鬼となり、人間だった時の記憶を失ってしまいました。

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