2021年11月23日公開
2021年11月23日更新
【鬼滅の刃】刀鍛冶がひょっとこのお面をつけている理由は?登場キャラも一覧で紹介
『鬼滅の刃』で鬼殺隊たちを陰ながら支えている存在といえば、刀鍛冶です。そんな刀鍛冶たちは全員ひょっとこのお面をつけているのが特徴ですが、一体どのような理由があってひょっとこのお面をつけているのでしょうか?そこで今回は、『鬼滅の刃』・刀鍛冶たちがひょっとこのお面をつけている理由を調査すると共に、鋼鐵塚蛍をはじめとする刀鍛冶たちの名前や性格などを一覧でご紹介します。
目次
鬼滅の刃とは?
2020年には映画化もされ、2021年12月からは2期アニメも予定されている『鬼滅の刃』。そんな大ヒット作品『鬼滅の刃』とは一体どのような作品なのでしょうか?まずは、『鬼滅の刃』の作品概要とあらすじについてチェックしてみましょう。
鬼滅の刃の概要
『鬼滅の刃』は、2016年11号から2020年24号まで週刊少年ジャンプにて連載された吾峠呼世晴による漫画です。そんな『鬼滅の刃』は第70回(2013年4月期)JUMPトレジャー新人漫画賞(審査員:篠原健太)の佳作を受賞した『過狩り狩り』をベースとした作品で『週刊少年ジャンプ』2016年11号から2020年24号まで連載されました。『鬼滅の刃』のシリーズ累計発行部数は1億2000万部(電子版含む)を突破しています。
『オリコン年間コミックランキング 2019』では期間内の売上が1205.8万部を記録し第1位に輝いています。2019年4月〜9月にはアニメ化され、2020年10月には『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』が公開されました。そして映画公開から73日目となる12月27日には観客動員数2404万人、興行収入324億円を突破し、『千と千尋の神隠し』を超えて日本歴代興行収入ランキングで歴代1位となりました。
鬼滅の刃のあらすじ
舞台は大正時代。主人公・竈門炭治郎は、亡き父親の跡を継ぎ、炭焼きをして家族の暮らしを支えていました。しかし、ある日、家族が鬼に惨殺されてしまい唯一生き残った妹・竈門禰󠄀豆子も鬼にされてしまいます。炭治郎は、そんな家族を殺した『鬼』と呼ばれる敵や、鬼と化した妹を人間に戻す方法を探すために戦います。
鬼滅の刃の刀鍛冶がひょっとこのお面をつける理由
『鬼滅の刃』でキャラクター達が鬼達との戦いで欠かせないアイテムといえば、刀です。そんな鬼殺隊達が愛用している刀を作っているのが、『刀鍛冶』なのですが、刀鍛冶達は全員ひょっとこのお面をつけているのが特徴です。
何か理由があるようですが、一体なぜ、『鬼滅の刃』に登場する刀鍛冶達は全員ひょっとこのお面をつけているのでしょうか?お次は、『鬼滅の刃』に登場する刀鍛冶達がひょっとこのお面をつける理由についてチェックしてみましょう。
ひょっとこの面をつける理由①火などから身を守る
『鬼滅の刃』の刀鍛冶がひょっとこのお面をつける理由1つめは、『火などから身を守る』です。『鬼滅の刃』の刀鍛冶がひょっとこのお面をつけている理由としてまずあげられるのが、火などから身を守るためです。一体どのような意味を持つのかというと、刀鍛冶達はご存知の通り、鬼殺隊隊員達が使用する刀を作ることが仕事です。
刀を作る際に、浴びる火の温度は800℃~最高で1400℃にもなると言われています。そのため、お面をつけて刀作りの際に、身を守っているようです。実際に昔は、お面をつけずに刀作りをしていたらしく、顔や目が焼けることが日常的だったそうですから、『鬼滅の刃』では刀鍛冶達が身を守るためにひょっとこのお面をつけているという理由が隠されているようです。
ひょっとこの面をつける理由②鬼に身バレをするのを防ぐ
『鬼滅の刃』の刀鍛冶がひょっとこのお面をつける理由2つめは、『鬼に身バレをするのを防ぐ』です。火などから身を守るためにお面をつけていることはわかりましたが、「お面は別にひょっとこでなくても良いんじゃ?」「なんで刀鍛冶は全員ひょっとこのお面なの?」と疑問を抱いている方もいるでしょう。実は、刀鍛冶達がひょっとこのお面をつけることにも理由があります。
その理由というのが、鬼舞辻無惨や鬼達に個人を特定されないため、全員が同じひょっとこのお面をつけているようです。鬼殺隊隊員達が使う刀を作る刀鍛冶ですから、鬼達にとってはこの上なく憎いアイテムです。そんな刀を作っているのが誰なのか特定されてしまえば、真っ先に狙われてしまうでしょう。このような危険を十分に考慮するため、刀鍛冶達は全員ひょっとこのお面を被っているようです。
鬼滅の刃とひょっとこの関係
『鬼滅の刃』に登場する刀鍛冶達がひょっとこのお面をつける理由についてはわかりましたが、『鬼滅の刃』とひょっとこは、どのような関係があるのでしょうか?お次は、『鬼滅の刃』とひょっとこの関係について考察してみましょう
考察①ひょっとこの名前の由来
『鬼滅の刃』とひょっとこの関係についての考察1つめは、『ひょっとこの名前の由来』です。まず、『ひょっとこ』の語源となっているのが、『火男(ひおとこ)』です。このことから『ひょっとこ』を漢字で表すのも『火男』と書くようです。『鬼滅の刃』で竃門炭治郎が刀鍛冶の里に行った際に出会った小鉄の背中には『火男』と書かれていたので、ひょっとことの関係を表しています。
また、『ひょっとこ』という名前の由来には諸説あるものの、そのうちの一つでは、竃に竹で息を吹き、火を調整する姿が由来と言われています。『鬼滅の刃』の主人公は竃門炭治郎です。『竃』という漢字がひょっとこの由来と共通していること、竃門炭治郎が炭売りだったことも共通しています。
考察②天目一箇神という神様
『鬼滅の刃』とひょっとこの関係についての考察2つめは、『天目一箇神という神様』です。『天目一箇神(あまのまひとつのかみ)という神様が日本神話に登場してきます。この、『天目一箇神』は刀や斧・祭器などを作っていた神様です。
そんな天目一箇神に準えてか、ひょっとこのことを『鍛冶神』とも呼びます。『鬼滅の刃』では、刀鍛冶の鋼鐵塚蛍が上弦の伍・玉壺に片目をつぶされても刀を研ぎ続けたシーンがあり、この姿がひょっとこを表現しているのではないかと考えられているようでした。
鬼滅の刃のひょっとこのおを被る刀鍛冶の登場キャラの名前一覧
『鬼滅の刃』には、鬼殺隊を陰ながら支える『刀鍛冶』という存在があります。そんな『鬼滅の刃』に登場する刀鍛冶たちは隠れ里で暮らしており、全員ひょっとこのお面をかぶっていることが特徴です。全員がひょっとこのお面を被っていることから顔と名前が一致しないという読者が多いようなので、お次は『鬼滅の刃』に登場する、ひょっとこのお面を被った刀鍛冶たちの名前を一覧でご紹介します!
鋼鐵塚蛍
『鬼滅の刃』・ひょっとこのお面を被る刀鍛冶の登場キャラの名前一覧1人目は、『鋼鐵塚蛍(はがねづかほたる)』です。鋼鐵塚蛍は、笠に幾つもの風鈴を下げたひょっとこのお面を被った37歳の男性です。鋼鐵塚蛍は幼少期から癖が強過ぎて、鋼鐵塚蛍が2歳の時に両親がノイローゼになってしまい、名付け親である鉄地河原鉄珍に預けられ、育てられたようです。
『蛍』という名前は鉄地河原鉄珍による命名で、鋼鐵塚蛍自身は「かわいすぎる」と嘆いているようです。そんな鋼鐵塚蛍は自分の打った刀に対して極めて強い愛情を持っており、剣士に刀を折られたり無くしたりされると激怒して包丁を持って追い掛け回してきます。
鋼鐵塚蛍は竈門炭治郎の刀を作っていたのですが、竈門炭治郎が那田蜘蛛山で刀を壊してしまった際に、怒り狂いながら包丁を持って襲い掛かりました。また、無限列車の闘いで竈門炭治郎が刀を紛失してしまった時には「万死に値する」と発叫しながら追いかけ回していました。
鋼鐵塚蛍の気難しさは、刀鍛冶の里の中でも一際偏屈で通っているようで、十歳の少年に「そんなんだから嫁の来手もない」などと言われることもあるようです。そんな鋼鐵塚蛍の素顔は端正ですが、このような気難しい性格ゆえに鋼鐵塚蛍はいまだに独身であるようです。
鉄穴森鋼蔵
『鬼滅の刃』・ひょっとこのお面を被る刀鍛冶の登場キャラの名前一覧2人目は、『鉄穴森鋼蔵(かなもりこうぞう)』です。鉄穴森鋼蔵は、嘴平伊之助と時透無一郎の刀を作製した刀鍛冶の26歳男性です。ちょっぴり気難しい性格である鋼鐵塚蛍の数少ない理解者であり、竈門炭治郎に対して鋼鐵塚蛍の心境を代弁することもあります。
そんな鉄穴森鋼蔵には「鉛(えん)」という名の妻がいるようで、仲が良過ぎて顔立ちが似て来たほどのおしどり夫婦です。鉄穴森鋼蔵も、鋼鐵塚蛍ほどではないとはいえ、普段は落ち着きのある穏やかな性格ですが刀を傷つけられると語気がかなり荒くなり、嘴平伊之助が刀を石でボロボロにした時には、「ぶっ殺してやる!このクソガキ」と怒りを露わにしていました。
鉄井戸
『鬼滅の刃』・ひょっとこのお面を被る刀鍛冶の登場キャラの名前一覧3人目は、『鉄井戸(てついど)』です。鉄井戸は、時透無一郎の前任の刀鍛冶であり、重い心臓病で亡くなってしまった故人です。鉄井戸は、記憶障害となっていた時透無一郎のことを最期まで気にかけており、鉄穴森に遺言を託していました。
鉄地河原鉄珍
『鬼滅の刃』・ひょっとこのお面を被る刀鍛冶の登場キャラの名前一覧4人目は、『鉄地河原鉄珍(てっちかわはらてっちん)』です。鉄地河原鉄珍は、刀鍛冶の里長であり、小柄で言動が軽い好々爺です。また、鋼鐵塚蛍の名付け親であり、ノイローゼとなった両親に代わって鋼鐵塚蛍を育てました。そんな鉄地河原鉄珍は甘露寺蜜璃と胡蝶しのぶの刀を作製した刀鍛冶です。
例えば、体格が華奢で刀を振る筋力があまりない胡蝶しのぶには鞘に毒が仕込ませたりと、使い手の特性を最大限に生かす特殊な刀を作っています。そんな鉄地河原鉄珍の刀鍛冶の技術は里の中で最も優れており、刀を折ったことを反省する竈門炭治郎に対し「すぐ折れるようなナマクラを作る方が悪い」と一蹴するなど、高いプロ意識を持っています。
小鉄
『鬼滅の刃』・ひょっとこのお面を被る刀鍛冶の登場キャラの名前一覧5人目は、『小鉄(こてつ)』です。小鉄は、刀鍛冶の里で暮らす10歳の刀匠見習いであり、戦国時代に作られた戦闘用絡繰人形『縁壱零式』を作った絡繰技師の子孫です。
そんな小鉄は、やると決めたらとことん追い詰めるなどと負けん気が強く意地っ張りで、実は頑固でかなりの毒舌家です。しかし、分析能力が高く、物事における良いところと悪いところを的確に見抜く目を持っているのも特徴です。
鉄谷、鉄導寺、鉄本
『鬼滅の刃』・ひょっとこのお面を被る刀鍛冶の登場キャラの名前一覧6・7・8人目は、『鉄谷(てつたに)、鉄導寺(てつどうじ)、鉄本(てつもとなか)』です。鉄谷、鉄導寺、鉄本の3人は、半天狗(上弦の肆)にやられそうになっていたところを竈門炭治郎に助けられていた刀鍛冶達です。
金剛寺、鉄尾、鉄池、鋼太郎、鉄広叔父さん
『鬼滅の刃』・ひょっとこのお面を被る刀鍛冶の登場キャラの名前一覧9・10・11・12・13人目は、『金剛寺、鉄尾、鉄池(かぬいけ)、鋼太郎、鉄広叔父さん』です。金剛寺・鉄尾・鉄池・鋼太郎・鉄広叔父さんは、上弦の伍・玉壺が作った人間芸術作品『鍛人(かぬち)の断末魔』にされていた刀鍛冶達です。
鬼滅の刃のひょっとこに関する感想や評価
『鬼滅の刃』では、鋼鐵塚蛍をはじめとし、ひょっとこのお面をつけた刀鍛冶が多く登場します。そんな『鬼滅の刃』・ひょっとこに対して世間の人々は一体どのような感想や評価を抱いているのでしょうか?最後に、『鬼滅の刃』・ひょっとこに対する世間の人々の感想や評価をチェックしてみましょう。
鬼滅やばい。キャラの格好とかふざけてるわけじゃなくて、全部に意味があるのか。
— ayumi✧˖° (@af11_kodms) May 15, 2021
風鈴とひょっとこが鬼に関係あるとはね。
こちらの方は『鬼滅の刃』・ひょっとこに対して「鬼滅やばい。キャラの格好とかふざけてるわけじゃなくて、全部に意味があるのか。風鈴とひょっとこが鬼に関係あるとはね。」とツイートしています。多くの視聴者は当初、刀鍛冶達とひょっとこの関係に意味を持つとは思っていなかったようですが、実はしっかりと意味があって、キャラクターの格好にも意味があり、いかに『鬼滅の刃』が練られた作品であるかがわかります。
鬼滅のひょっとこさんめっちゃ声がかっこいいな
— 友梨 (@25yu_ri25) May 8, 2019
こちらの方は『鬼滅の刃』・ひょっとこに対して「鬼滅のひょっとこさんめっちゃ声がかっこいいな」とツイートしています。『鬼滅の刃』に登場する刀鍛冶達はひょっとこのお面をかぶっていて見た目の判別が難しいですが、声優はもちろん異なり、どの刀鍛冶達の声も名声優達があてているのでアニメ視聴者達からもかっこいいと好評でした。
ダイソーの玩具コーナーで5歳くらいの男の子が「ママー見て見て、鬼滅の刃のおもちゃあるよー」という声が聞こえたので見てみたら、ただのひょっとこのお面だった。
— キング小林(オースランド管理人) (@KING_kobayashiK) December 27, 2020
鬼滅ってそんなキャラ出てくんの?
こちらの方は『鬼滅の刃』・ひょっとこに対して「ダイソーの玩具コーナーで5歳くらいの男の子が「ママー見て見て、鬼滅の刃のおもちゃあるよー」という声が聞こえたので見てみたら、ただのひょっとこのお面だった。鬼滅ってそんなキャラ出てくんの?」とツイートしています。『鬼滅の刃』にあまり詳しくない方は、ひょっとこのお面をかぶったキャラが出てくることに驚きを隠せない方もいました。
鬼滅の刃のひょっとこまとめ
『鬼滅の刃』の刀鍛冶がひょっとこのお面をつけている理由・キャラの紹介まとめについてはいかがでしたか?『鬼滅の刃』で、鬼殺隊隊員達が使用する刀を作っている刀鍛冶達は、全員ひょっとこのお面をつけています。
そして、その理由は鬼に身バレする事を防いだり、火などから身を守るなどの理由が隠されていることがわかりました。『鬼滅の刃』に登場するキャラクターたちには刀鍛冶達がひょっとこのお面をつけているように、しっかりと理由があります。そんな細かい設定までこだわっている『鬼滅の刃』ですから、ほかにもどんな設定があるのか調査してみると面白いかもしれませんね。