2021年10月17日公開
2021年10月17日更新
【鬼滅の刃】沙代が鳴女になった説の真相は?隠になっていた?悲鳴嶼のシーンから検証
世界中で爆発的ヒットとなっている漫画『鬼滅の刃』。そんな『鬼滅の刃』で悲鳴嶼行冥の過去エピソードで登場する沙代(さよ)という女の子がいるのですが、『鬼滅の刃』の一部読者の間では沙代(さよ)が鳴女になった説や隠になっていた説が浮上しているようです。沙代(さよ)が鳴女・隠になっている説の真相は…?今回は、『鬼滅の刃』・沙代(さよ)が鳴女もしくは隠になった説の真相を悲鳴嶼行冥のシーンから検証していきましょう!
目次
鬼滅の刃の沙代とは?
『鬼滅の刃』の主要キャラクター・悲鳴嶼行冥がかつて寺で孤児を引き取っていた際のエピソードで登場する沙代(さよ)。そんな悲鳴嶼行冥がかつて寺で引き取っていた孤児の沙代(さよ)とは一体どのようなキャラクターなのでしょうか?まずは、『鬼滅の刃』の作品情報と沙代(さよ)のプロフィールをチェックしてみましょう。
鬼滅の刃の作品情報
鬼滅の刃の概要
『鬼滅の刃』は、2016年11号から2020年24号まで週刊少年ジャンプにて連載された吾峠呼世晴による漫画です。そんな『鬼滅の刃』は第70回(2013年4月期)JUMPトレジャー新人漫画賞(審査員:篠原健太)の佳作を受賞した『過狩り狩り』をベースとした作品で『週刊少年ジャンプ』2016年11号から2020年24号まで連載されました。『鬼滅の刃』のシリーズ累計発行部数は1億2000万部(電子版含む)を突破しています。
『オリコン年間コミックランキング 2019』では期間内の売上が1205.8万部を記録し第1位に輝いています。2019年4月〜9月にはアニメ化され、2020年10月には『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』が公開されました。そして映画公開から73日目となる12月27日には観客動員数2404万人、興行収入324億円を突破し、『千と千尋の神隠し』を超えて日本歴代興行収入ランキングで歴代1位となりました。
鬼滅の刃のあらすじ
舞台は大正時代。主人公・竈門炭治郎は、亡き父親の跡を継ぎ、炭焼きをして家族の暮らしを支えていました。しかし、ある日、家族が鬼に惨殺されてしまい唯一生き残った妹・竈門禰󠄀豆子も鬼にされてしまいます。炭治郎は、そんな家族を殺した『鬼』と呼ばれる敵や、鬼と化した妹を人間に戻す方法を探すために戦います。
沙代のプロフィール
沙代(さよ)は、悲鳴嶼行冥が寺で世話していた身寄りのない子供たち9人のうちの1人の女の子です。そんな沙代(さよ)の初登場は135話の悲鳴嶼行冥の回想パートで、寺に鬼がやって来た際の出来事についてでした。沙代(さよ)は最後の1人の子として助けられました。
鬼滅の刃の沙代が鳴女になった説を考察
『鬼滅の刃』に登場する岩柱・悲鳴嶼行冥の回想パートで登場した沙代(さよ)。そんな沙代(さよ)が鳴女になっていると言う噂が一部読者の間で浮上しているようです。沙代(さよ)は本当に鳴女になっているのでしょうか?お次は、『鬼滅の刃』・沙代(さよ)が鳴女になった説について考察してみましょう。
考察①沙代が鳴女になったという説がある
『鬼滅の刃』の沙代(さよ)が鳴女になった説の考察1つめは『沙代(さよ)が鳴女になったという説がある』です。沙代(さよ)が鳴女になったという説を検証する前に、まず、『鳴女』とは誰なのか簡単に説明すると、『鳴女』とは鬼舞辻無惨の側近を務める女の鬼です。鳴女は長い黒髪で顔の半分を隠しており、その下は不気味な一つ目です。
生粋の仕事人であり、基本的に必要以上の会話はしないということで情報が少ない鳴女ですが、なぜか沙代(さよ)が鳴女ではないかと言われるようになりました。結論からお話しすると、沙代(さよ)が鳴女になったという噂の可能性は低いようです。その理由は、考察2でご紹介する、『鬼滅の刃』作者・吾峠呼世晴のコメントが関係しているようです。
考察②沙代に関する作者のコメント
『鬼滅の刃』の沙代(さよ)が鳴女になった説の考察2つめは『沙代(さよ)に関する作者のコメント』です。『鬼滅の刃』作者・吾峠呼世晴は沙代(さよ)に対してどのようなコメントをしていたのかというと、『鬼滅の刃』単行本16巻のおまけスペースにて沙代(さよ)について「14歳になった今でも沙代は気にしており、謝りたいと思っています」とコメントしていました。
沙代(さよ)は鬼から守ってくれていた悲鳴嶼行冥のことを「あの人は化け物。みんなあの人がみんな殺した」と証言したようになってしまい、悲鳴嶼行冥は殺人の罪で死刑を言い渡されてしまいました。しかし、沙代(さよ)が言っていた「あの人は化け物。みんなあの人がみんな殺した」とは、悲鳴嶼行冥のことではなく、お寺に侵入した鬼のことだと『鬼滅の刃』作者・吾峠呼世晴がコメントしています。
沙代(さよ)はお寺に侵入した鬼のことをあの人は化け物。みんなあの人がみんな殺した」と言ったつもりですが、その当時、鬼は朝日で消滅していることに加え、沙代(さよ)は事件のショックでまともに話すことができなくなってしまっていました。このように、最悪の状況が重なって沙代(さよ)が悲鳴嶼行冥のことを「化け物」と言ったようになってしまっているようです。
しかし、『鬼滅の刃』作者・吾峠呼世晴によると、14歳になった沙代(さよ)は今でも悲鳴嶼行冥に謝りたいと思っているとのことですから、これらの状況から沙代(さよ)は14歳になった現在も人間として生きており、悲鳴嶼行冥への冤罪を止められなかったことに後悔していることが分かります。このことから沙代(さよ)が鳴女になった説の可能性は低いと考えられています。
鬼滅の刃の沙代は隠になっていた?悲鳴嶼のシーンから考察
『鬼滅の刃』・沙代(さよ)が鳴女になった説は可能性低いと考えられていますが、その一方で、沙代(さよ)は隠になっているという説も浮上しているようです。沙代(さよ)は本当に隠になっていたのでしょうか?お次は、『鬼滅の刃』・沙代(さよ)が隠になっていた説について、悲鳴嶼行冥登場シーンから考察してみましょう。
考察①悲鳴嶼行冥の最後にいた隠の正体は沙代?
『鬼滅の刃』の沙代(さよ)は隠になっていた?悲鳴嶼行冥のシーンから考察1つめは、『悲鳴嶼行冥の最後にいた隠の正体は沙代(さよ)?』です。沙代(さよ)が隠になったという説を検証する前に、まず、『隠』とは誰なのか簡単に説明すると、『隠』とは鬼殺隊の事後処理を担当する人たちのことです。『隠』は術の才に恵まれなかった者たちによって編成されているため、直接的な戦力としての活躍の場はほぼありません。
無惨最終戦で悲鳴嶼行冥が息を引き取る最後のシーンで、悲鳴嶼行冥の横には隠たちがいました。そんな隠のなかの1人の女性が悲鳴嶼行冥の手を握っているのですが、こちらの女性が沙代(さよ)ではないかと言われているようです。手を握っているのはこの女性だけです。この事からこの隠女性は悲鳴嶼行冥に個人的な感情を抱いているのではないかと考えられ、それが沙代(さよ)ではないかと言われるようになったようです。
考察②隠は柱を「様」呼びしている
『鬼滅の刃』の沙代(さよ)は隠になっていた?悲鳴嶼行冥のシーンから考察2つめは、『隠は柱を「様」呼びしている』です。悲鳴嶼行冥が亡くなる前、涙を流しながら手を握っている隠が沙代(さよ)ではないかと言われている理由はもう一つありました。その理由というのが、こちらの隠は悲鳴嶼行冥のことを「悲鳴嶼さん」と呼んでいる事です。
通常、隠は柱のことを「様」呼びしています。しかし、こちらの隠は悲鳴嶼行冥のことを「様」呼びせずに「さん」呼びしています。他の隠が「様」呼びしている中「さん」呼びしている事が過去関係あったことを意味しているのではないかと考えられています。この事から、涙を流しながら手を握り、「悲鳴嶼さん」と呼ぶ隠が沙代(さよ)だという可能性は非常に高そうです。
鬼滅の刃の沙代に関係している悲鳴嶼の過去と強さ
鬼殺隊の最高位たる『柱』の中でも鬼殺隊最強と見立てられている悲鳴嶼行冥。そんな悲鳴嶼行冥と沙代(さよ)は過去、直接的に関係していたようで、そんな2人の関係が悲鳴嶼行冥の過去や強さにつながっていると言われています。『鬼滅の刃』・沙代(さよ)と悲鳴嶼行冥の過去と強さの関係は一体どのようなものなのでしょうか?お次は、『鬼滅の刃』・沙代(さよ)と悲鳴嶼行冥の過去と強さの関係についてチェックしてみましょう。
ネタバレ①悲鳴嶼の過去
『鬼滅の刃』の沙代(さよ)に関係している悲鳴嶼行冥の過去と強さねネタバレ1つめは、『悲鳴嶼行冥の過去』です。悲鳴嶼行冥が柱になる昔、寺で孤児を引き取って育てて暮らしていました。しかしある夜、鬼に遭遇した孤児の一人が、自分が助かるためにと寺にいる人を鬼に喰わせる約束をしてしまいます。4人の子どもが鬼に殺され、残る子どもたちを悲鳴嶼行冥は必死で守ろうとしていました。
しかし、目が見えない悲鳴嶼行冥はあてにならないと他の子供達は逃げ出してしまい、沙代(さよ)だけが残ってしまいます。沙代(さよ)を守ろうとした悲鳴嶼行冥は、夜が明けるまで必死で鬼の頭を殴り続けました。夜が明け、駆けつけた人々に沙代(さよ)は「あの人は化け物。みんなあの人がみんな殺した」と証言し、鬼の姿も消えてしまったことから悲鳴嶼行冥は殺人の罪で死刑を言い渡されてしまいました。
ネタバレ②悲鳴嶼の強さや能力
『鬼滅の刃』の沙代(さよ)に関係している悲鳴嶼行冥の過去と強さねネタバレ2つめは、『悲鳴嶼行冥の強さや能力』です。悲鳴嶼行冥は『岩の呼吸』を習得しています。『岩の呼吸』とは、多数の流派の中でも基本となる五大流派の一つです。『岩の呼吸』はその名の通り、岩のような堅い防御と筋力に物を言わせた荒々しい戦闘法が特徴の攻めと守りの両方に特化した型です。
悲鳴嶼行冥が習得している『岩の呼吸』は、他の呼吸法と異なるもので、足さばきや体さばきで技を強化するのではなく、シンプルに筋力で強さを表す呼吸です。しかし、前提として使い手には圧倒的な筋力が求められる為、五大流派の中でも使い手の数は最も少ないのが現状です。悲鳴嶼行冥は盲目ですが、そんなハンデを覆す程の高い戦闘能力を持ち、鬼殺隊ナンバーワンの最強剣士と言われています。
入隊後から強靭な鬼と戦い続け、肉体と戦術を文字通り命懸けで研ぎ澄ませてきた悲鳴嶼行冥は、人類として最高峰と呼べるほどの肉体となっています。そのため、数少ない『岩の呼吸』の使い手として活躍できているようです。『岩の呼吸』を習得している悲鳴嶼行冥の日輪刀は、鎖で繋がれた斧とトゲ付きの鉄球という鈍器に近い形状のものとなっています。
『岩の呼吸』の極意として、筋力の向上もしくは正しい呼吸と『反復動作』をあわせ、爆発的な力を引きだすことが肝心とされています。鬼殺隊最強と言われる悲鳴嶼行冥ですから、上弦の壱・黒死牟との戦いでは、黒死牟に「素晴らしい」「ここまでの剣士は300年ぶり」と武者震いさせるほどでした。
鬼滅の刃の沙代に関する感想や評価
『鬼滅の刃』で悲鳴嶼行冥の過去シーンに登場する沙代(さよ)。そんな沙代(さよ)に対して、世間の人々は一体どのような感想や評価を抱いているのでしょうか?最後に、『鬼滅の刃』・沙代(さよ)に対する世間の人々の感想や評価についてチェックしてみましょう。
鬼滅の刃16巻③:
— ホシノメ (@hoshinome) July 4, 2019
沙代が「あの人」と言ったのは悲鳴嶼じゃなくて鬼のことだと確定してほっとした。混乱していた上にあの後上手く喋ることができなくなり、今でも悲鳴嶼を助ける証言ができなかったことを悔やんでいるのか……いつか悲鳴嶼と再会して欲しいな。
こちらの方は『鬼滅の刃』・沙代(さよ)に対して「沙代が「あの人」と言ったのは悲鳴嶼じゃなくて鬼のことだと確定してほっとした。混乱していた上にあの後上手く喋ることができなくなり、今でも悲鳴嶼を助ける証言ができなかったことを悔やんでいるのか……いつか悲鳴嶼と再会して欲しいな。」とツイートしています。鬼のことを「あの人」と言ったことにホッとし、いつか悲鳴嶼行冥と再会して欲しいと願う読者は多くいました。
今週の鬼滅の刃
— やまし (@r_Pyama) March 30, 2020
岩柱さんに手を重ねて泣いてた隠の人、
あれ沙代だよな…基本隠は柱を様呼びするんだけど、あそこだけさん呼びしてる…沙代が手を重ねた事で岩柱さんがかつて守れなかった子供達を思い出すの良い。憑物が落ちた様な岩柱さんの表情
こちらの方は『鬼滅の刃』・沙代(さよ)に対して「岩柱さんに手を重ねて泣いてた隠の人、あれ沙代だよな…基本隠は柱を様呼びするんだけど、あそこだけさん呼びしてる…沙代が手を重ねた事で岩柱さんがかつて守れなかった子供達を思い出すの良い。憑物が落ちた様な岩柱さんの表情」とツイートしています。悲鳴嶼行冥が息をひきとるシーンでいた隠が沙代(さよ)と予想する読者は多くいました。
鬼滅で一番つらいのは沙代ちゃん
— カミヤキサラ (@kamiya_teiki) January 3, 2021
こちらの方は『鬼滅の刃』・沙代(さよ)に対して「鬼滅で一番つらいのは沙代ちゃん」とツイートしています。『鬼滅の刃』には辛い過去を持つ登場人物が多数登場しますが、そんな中でも一番辛いのが沙代(さよ)ではないかと感じる読者もいるようで、沙代(さよ)の過去の重さに痛感する方もいました。
鬼滅の刃の沙代まとめ
『鬼滅の刃』の沙代(さよ)が鳴女になった説の真相は?隠になっていた?についてのまとめはいかがでしたか?悲鳴嶼行冥が寺で孤児を引き取って育てていたうちの1人だった沙代(さよ)には、『鬼滅の刃』一部の読者から鳴女説や隠説が浮上していましたが、隠説が濃厚であると考えられていました。
しかし、こちらの真相については作者が断定しているわけではないのであくまでも濃厚というレベルですが、もしも悲鳴嶼行冥に謝りたくて隠になっていたのだとすると、悲鳴嶼行冥の最期に立ち会えて少しは報われますね。辛い過去を持つ沙代(さよ)が登場する『鬼滅の刃』、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
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