【マクロスΔ】キース・エアロ・ウィンダミアは空中騎士団のエース!正体や最後は?

「マクロスΔ」のキース・エアロ・ウィンダミアは、幾度とΔ小隊の前に立ちふさがり、壮絶な戦いを繰り広げてきた空中騎士団のエースであり、その知られざる正体や最後に多くの衝撃が走りました。本文では、「マクロスΔ(デルタ)」から、キース・エアロ・ウィンダミアの正体や、劇中での活躍、黒幕・ロイドとの関係や最後、キースを象徴する風のセリフなどを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

【マクロスΔ】キース・エアロ・ウィンダミアは空中騎士団のエース!正体や最後は?のイメージ

目次

  1. マクロスΔのキースは空中騎士団のエース
  2. マクロスΔのキースの正体や最後
  3. マクロスΔのキースの搭乗機体
  4. マクロスΔのキースの声優
  5. マクロスΔのキースに関する感想や評価
  6. マクロスΔのキースまとめ

マクロスΔのキースは空中騎士団のエース

キース・エアロ・ウィンダミアの紹介・イメージ画像

「マクロスΔ(デルタ)」に登場するキース・エアロ・ウィンダミアは、ウィンダミア王国の空中騎士団のエースパイロットで、Δ小隊・メッサーとの熾烈な戦いや、壮絶な最後で知られる孤高の騎士です。以下では、「マクロスΔ(デルタ)」のキース・エアロ・ウィンダミアのプロフィールや正体、劇中での活躍や見る者に衝撃を与えた最後、キースの搭乗機体やアニメ声優などを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

マクロスΔの作品情報

マクロスシリーズ7作目にあたる「マクロスΔ(デルタ)」は、2016年4月~9月にかけて放送されたアニメ作品です。2018年には「劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ」、2021年には完全新作となる「劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!」が公開されました。

マクロスΔの概要

前作「マクロスF」から8年後を舞台にした「マクロスΔ(デルタ)」は、銀河系を舞台に繰り広げられる人類種間による戦争を題材とし、中世ヨーロッパを彷彿させるネーミングや、歌姫5人による音楽ユニット・ワルキューレの誕生など、新たな作風が人気に拍車をかけました。

マクロスΔのあらすじ

西暦2067年、銀河系各地で「ヴァールシンドローム」という奇病が蔓延し、戦術音楽ユニット・ワルキューレの歌によって鎮静化が行われていました。その頃、放浪の日々を送るハヤテは、ひょんなことからワルキューレに憧れる少女・フレイアと出会い、ヴァールの暴動に巻き込まれたことをきっかけに、ハヤテはバルキリー部隊のΔ(デルタ)小隊へ、フレイアはワルキューレに加入し、銀河を巻き込む戦いに身を投じていきます。

キース・エアロ・ウィンダミアのプロフィール

「ダーウェントの白騎士」の称号を与えられた、空中騎士団のエースパイロットで、誕生日は2月25日生まれの19歳、出自はグラミア国王と側室との間に生まれた長男であるも、正室の子である弟に王位継承権を譲り、臣下・騎士として王国を支えています。故郷・ウィンダミアを汚したという理由から、新統合政府の打倒をめざし、Δ小隊やワルキューレの前に立ちふさがります。

また、強敵との戦うことを喜びとし、Δ小隊で唯一、自分と対等に渡り合ったメッサーをライバルと認め、壮絶な空中戦を繰り広げた一方で、メッサーのパイロットとしての力量を認めるなど、騎士道精神にも溢れています。

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マクロスΔのキースの正体や最後

マクロスΔのキースの正体や最後をネタバレ紹介・イメージ画像

劇中屈指の操縦技術を誇るキースと言えば、メッサーとのライバル関係は外せない要素であり、メッサーとの決戦では、壮絶な戦いを繰り広げました。以下では、新統合政府の敵キャラとして、Δ小隊やワルキューレの前に立ちふさがった、「マクロスΔ(デルタ)」のキース・エアロ・ウィンダミアの正体や、風のセリフ、メッサーやロイドとの関係、壮絶な最後について、あらすじネタバレ紹介します。

キース達の正体

ワルキューレとΔ小隊の敵として登場した空中騎士団は、ストーリー序盤にて、ワルキューレのライブを妨害する謎の敵として偽装した姿で登場しました。後に偽装を解いたキース達は正体を明かし、自分たちはウィンダミア王国の空中騎士団であり、プロトカルチャーの正統なる末裔と名乗り、新統合政府に宣戦布告すると同時に、新統合政府との戦いに突入します。

キース率いる空中騎士団メンバー

ウィンダミア王国の空中騎士団は、キースを含めた6人で構成され、空中騎士団の聖騎士長には、キースの友人で王国の宰相であるロイドが就いています。一方、空中騎士団は、最年少メンバーでは、名門貴族の子弟であり、独立戦争で家族を失ったボーグ・コンファールト15歳と、商家出身の双子の兄弟で、対照的な性格が特徴のテオ・ユッシラとザオ・ユッシラ16歳がいます。

4人目は、騎士団一の巨漢を誇るカシム・エーベルハルト23歳で、フレイアの故郷の隣の村でりんご畑を営むも、7年前の独立戦争で家族と畑を失ったことが明かされています。5人目は、メンバー最年長で、ウィンダミア人としても長寿のヘルマン・クロース33歳です。種族としては晩年にあたるため、一度は現役を引退したものの、キース率いる空中騎士団に復帰し、ハヤテがはじめて撃墜したパイロットになりました。

キースは風のセリフが多い?

キースの異母弟・ハインツは、ヴァール発症者の症状を緩和させる特殊な歌声を秘めており、「風の歌い手」と呼ばれています。キースと言えば、風のセリフが多いイメージもあり、マクロスΔでは、「大いなる風にかけて!」が一番有名でしょう。また、キースのセリフの中には、「制風圏」のように意味が分からない言葉も見られ、解釈が難しいセリフが飛び交うことから、キースの中二病キャラ説も浮上しています。

一方で、キースの「風」のセリフには、身体に負担をかけながら風の歌を歌い続ける異母弟・ハインツへの思いが込められているとも考察でき、キースのセリフにも登場した「制風圏」とは、惑星ラグナでの交戦にてウィンダミアが確立した、ハインツの歌が届く範囲ではと考えられています。

キースと死神の決着のつけ方

マクロスΔのキースと言えば、Δ小隊の死神ことメッサー・イーレフェルトとのエースパイロット対決は外せない要素であり、実は、キース・メッサーの決戦は、テレビアニメ版と劇場版「激情のワルキューレ」にて、結末が異なっています。まず、テレビ版では、目にも止まらぬ速さを武器に対等にやり合った2人でしたが、壮絶な戦いはメッサーへの負担を増大させてしまい、メッサーは引退を余儀なくされました。

しかし、ワルキューレやΔ小隊がピンチに陥った際にはつかさず援護にかけつけ、ワルキューレ・カナメの「AXIA」に乗ってキースとの決着に挑みます。お互いを良きライバルと認め合い、再び壮絶な空中戦を繰り広げた末、キースがすれ違い様にメッサーの心臓を機体ごと撃ち抜いたことで、2人の戦いはキースに軍配が上がりました。

一方、劇場版「激情のワルキューレ」では、キースの銃弾をかわし、かつ左目を失明させる展開に変更されています。また、キースとメッサーのライバル関係は、マクロスΔ屈指の名勝負だけでなく、お互いを良きライバルとして認め、戦いに敗れたメッサーを1人の人間として讃えた、キースの騎士道精神がかっこいいでしょう。

キースとロイドとの関係

ロイドはウィンダミア王国の若き宰相であり、キースとは騎士学校時代の先輩でした。騎士学校では、伝統と化した新人歓迎会があり、キースの危機を救ってくれたのがロイドであり、この出来事がきっかけでキースとロイドは良き友人となります。騎士学校時代の様子や、お互いのルンに触れ合う描写から、キース・ロイドは、友人以上の関係だったとも推測されています。

しかし、キースの父親でウィンダミア国王・グラミアの死がキース・ロイドの信頼関係を揺るがし、シグル=バレンス艦橋の誘爆に巻き込まれて戦死したと発表されたグラミアの死は、後にロイドによる暗殺だったことが判明します。一方、王国の主導権を握ったロイドは、グラミアの遺言と称して全銀河を巻き込んでの新統合政府の打倒を目指す主戦論を打ち立て、キースもはじめはロイドの意見に賛同します。

しかし、父親の死や、国王に即位したハインツの老化に不信感を募らせたキースは、独自に父親の死の真相を調べ上げ、ロイドによる暗殺だったことや、ハインツが風の歌を歌うことで身体を蝕まれていたことを突き止めます。このような重大なことを隠していたロイドへの不信感はいよいよ高まり、ロイドの傀儡と化していたハインツに対して、ロイドへの信頼は真なる風なのか、問いかけます。

まだ幼いため、王政はロイドに任せっきりのハインツでしたが、内心では、新統合政府との和平交渉に挑み、早く戦争を終わらせたいと考えていました。そして、ロイドの目的を知り、真なる風を示したハインツの命令を受け、キースは空中騎士団を率いてΔ小隊の援護につき、ロイドの討伐を目指します。

キースの最後は死亡した?

己の野望を叶えるべく、どこまでも突き進むロイドは、その正体が星の歌い手のクローンと判明した美雲を呪文で縛り、Δ小隊は苦戦を強いられます。その頃、ハインツの命令を受け、空中騎士団がΔ部隊の応援に駆けつけ、共にロイド討伐に挑みます。一方、劇場版では、キースの独断でΔ部隊の援護へ方向転換し、マクロスではお馴染みのセリフ「これより援護する!」が飛び交いました。

そして、ハヤテ・ミラージュと共にロイドの元へ向かったキースは、美雲の救出後、ハヤテ達を脱出させ、自らはロイドを剣で貫き、爆炎に巻き込まれて命を落とすという壮絶な最後を迎えました。

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マクロスΔのキースの搭乗機体

マクロスΔのキースの搭乗機体の紹介・イメージ画像

以下では、「マクロスΔ(デルタ)」から、空中騎士団の機体でもある、キース・エアロ・ウィンダミアの搭乗機体や、関連グッズについて紹介します。

キースの搭乗機体はSv-262 ドラケンIII

キースの搭乗機体「Sv-262 ドラケンIII」は、ウィンダミア王国の主力機であり、空中騎士団が搭乗しています。バルキリー(可変戦闘機)に分類され、人型のバトロイドと航空機型のファイター、それらの中間形態・がウォークに変形します。ちなみに「ドラケン」の愛称は、スウェーデンの実在の戦闘機から命名され、スウエーデン語で「竜」を意味します。

キースの「DX超合金Sv-262HsドラケンIII」が発売

ドラケンは、バンダイから商品化されており、2017年3月に「DX超合金Sv-262HsドラケンIII」として発売されました。キースの搭乗機・Hs型の超合金は、パーツの差し替え不要で完全変形ができる一方で、変形の難易度の高さが話題を呼びました。また、オンラインショップでは、拡張パーツも発売され、アニメ最終話で登場した武装や、ドラケン用の展示ベースが同封されました。

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マクロスΔのキースの声優

マクロスΔのキースの声優・イメージ画像

以下では、風のセリフがかっこいいと話題を呼んだ、「マクロスΔ(デルタ)」のキース・エアロ・ウィンダミアの声優・木村良平さんのプロフィールや、主な出演作品や演じたキャラを紹介します。

木村良平のプロフィール

キース・エアロ・ウィンダミアの声優・木村良平さんは、1984年生まれ、東京都出身の声優・俳優です。子役としてデビューし、映画や舞台の出演を経て声優としての活動の幅を広げていきました。2009年に、アニメ「東のエデン」で主人公・滝沢朗を演じたことで注目を集め、2012年には、第6回声優アワード・助演男優賞に選ばれました。

木村良平の主な出演作品や演じたキャラ

声優・木村良平さんの主な出演作品は、アニメ「銀の匙 Silver Spoon」八軒勇吾役、「超・少年探偵団NEO」7代目小林少年役、「BORUTO」干柿屍澄真役、「イナズマイレブン アレスの天秤」道成達巳役、「魔入りました!入間くん」アスモデウス・アリス役、「黒子のバスケ」黄瀬涼太役等です。

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マクロスΔのキースに関する感想や評価

マクロスΔのキースに関する感想や評価・イメージ画像

アニメ最終回にて、壮絶な最後を迎えたキースでしたが、己の一瞬のために懸命に生きた姿や、騎士道精神にあふれたキャラクター性が共感を呼び、マクロスΔのかっこいいキャラクターとして慕われています。以下では、「マクロスΔ(デルタ)」から、キース・エアロ・ウィンダミアに関する感想や評価を紹介します。

感想1:キースがかっこいい

マクロスΔでは、敵キャラとして登場したものの、最後にはΔ小隊の味方となったキースは、マクロスシリーズ全体でも人気の高いキャラであり、高貴な雰囲気や騎士道精神にあふれたセリフの数々がファンを虜にし、かっこいいキャラとして慕われています。また、女性ファンからは「キース様」の愛称で呼ばれており、その知られざる正体や壮絶な最後に注目が集まりました。

感想2:メッサーとの決戦は何度も観てしまう

空中騎士団のエースとして活躍するキースと言えば、Δ小隊のメッサーとの決着も挙げられ、エースパイロットによる壮絶な空中戦は、マクロスΔでもっとも壮絶なバトルとも評されています。息をつかせぬスピード感あふれる戦いは見ごたえがあり、Δ小隊へ味方をする決意を固めた最終決戦での活躍と共に名シーンに数えられ、何度も観返したとの感想も寄せられています。

感想3:キースが好き

初登場時は、正体不明の敵キャラとして登場したキースでしたが、キャラデザのかっこよさや騎士道精神あふれた姿、パイロットとしての腕前の高さがファンを魅了しています。また、マクロスΔの好きなキャラにキースを挙げる声も見られ、キースを主人公にした作品も見たいとの感想も寄せられています。

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マクロスΔのキースまとめ

マクロスΔのキースまとめ・イメージ画像

「マクロスΔ」のキース・エアロ・ウィンダミアの正体や劇中での活躍、壮絶な最後などを、あらすじネタバレを交えながら紹介しました。ストーリー序盤から、空中騎士団を率いてΔ小隊と戦いを繰り広げてきたキースでしたが、敵キャラでありながら相手の戦士にも敬意を示す騎士道精神あふれる姿や、風が入ったセリフが注目を集め、最後まで騎士としての誇りを持ち続けた人生は、キースのかっこいい魅力を引き立てています。

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