機動戦士ガンダムNTの感想を調査!ガンダムUCの1年後を描いた劇場版の評価は?

ガンダムUCの1年後を舞台とする「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」は、ニュータイプを再定義した作品とも言われ、面白いとの感想が見られる一方で、ストーリーやキャラ設定が薄い、作画がひどいなど、厳しい評価も寄せられています。本文では、劇場版「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」がひどいと言われる理由のまとめや、作品の感想や評価について、あらすじネタバレを交えながらまとめて紹介します。

機動戦士ガンダムNTの感想を調査!ガンダムUCの1年後を描いた劇場版の評価は?のイメージ

目次

  1. ガンダムNTとは?
  2. ガンダムNTがひどいといわれる理由
  3. ガンダムNTの謎を考察
  4. ガンダムNT小説版との比較やガンダムUCとのつながり
  5. ガンダムNTのキャラ一覧
  6. ガンダムNTは面白い?感想や評価を紹介
  7. ガンダムNTの感想まとめ

ガンダムNTとは?

「ガンダムNT」の感想や評価を紹介・イメージ画像

ガンダムの劇場版作品として27年ぶりの完全新作となった「ガンダムNT(ナラティブ)」は、奇跡の子供たちと呼ばれた幼馴染の男女・3人の数奇な運命と、幻のガンダム・フェネクスを巡る地球連邦軍・ジオン軍の争いを描いた作品です。以下では、「ガンダムNT(ナラティブ)」の感想や評価について、作品がひどいと言われる理由まとめや、面白いという感想や評価などを、あらすじネタバレを交えながらまとめて紹介します。

機動戦士ガンダムNTの概要

「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」は、2018年11月に公開されたガンダムシリーズの劇場版で、「ガンダムUC(ユニコーン)」のその後の世界や、ニュータイプの再定義に挑んだ作品です。「ガンダムNT」は、小説版「ガンダムUC」の追補として執筆された外伝小説「不死鳥狩り」をモチーフとし、アニメ版「ガンダムUC」への繋がりを意識した、宇宙世紀の本伝という位置で、映画「ガンダムNT」が制作されました。

機動戦士ガンダムNTのあらすじ

宇宙世紀0097年、ラプラス事件が解決し、人類に束の間の平和が訪れた矢先、世間では試験中に行方不明となった、ガンダムフェネクスの目撃情報が相次ぎます。噂を聞きつけたルオ商会のミシェル・ルオは、ある悲願を達成するために、ジオン共和国・外務大臣のナハン・バハロは、ジオン再興とスペースノイドの独立をかけて、フェネクスの捕獲を目指し、やがて2人の争奪戦は地球連邦軍を巻き込む戦いへ発展します。

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ガンダムNTがひどいといわれる理由

ガンダムNTがひどいといわれる理由を調査・イメージ画像

オカルティックな要素が強いとの評価も見られた「ガンダムNT(ナラティブ)」は、ガンダム初心者でも楽しめる面白い作品と評される一方で、ストーリーやキャラ設定が薄い、終盤に近づくにつれて作画がひどくなるなど、厳しい評価も見られます。以下では、劇場版「ガンダムNT(ナラティブ)」から、映画がひどいと言われる理由について、あらすじネタバレを交えながら、ポイントごとにまとめて紹介します。

ひどいといわれる理由①薄っぺらいキャラ

ガンダムシリーズと言えば、アムロ・レイとシャア・アズナブルのように、強烈な個性を持ったキャラクターの登場や、主要キャラクター達の緻密な心理描写も見どころであり、ガンダム作品の魅力となっています。UCの続編にあたる「ガンダムNT(ナラティブ)」でも、27年ぶりとなる劇場版の完全新作から、個性が際立つ主人公・キャラクターの登場が期待されました。

しかし、実際に作品を鑑賞すると、淡々としたストーリーに沿うように主要キャラの設定も薄いという印象が強く、キャラごとに際立った個性を見いだしにくかった点が、ひどいと言われる原因になりました。また、キャラの薄さは、「ガンダムNT」から登場する新キャラだけでなく、前作・UCからの登場キャラにも見られ、ストーリー序盤に登場するマーサ・ビストに関しては、モブキャラのような扱いとも評されています。

マーサは、UCでのラプラス事変の中心人物で、事変の終息後に失脚し、連邦政府下での監禁生活を余儀なくされました。「ガンダムNT」では、フェネクスに関する情報を持つ人物としてミシェルに目を付けられ、護送中を襲撃され、情報提供を余儀なくされました。NTでも重要人物として描かれると期待させる演出でしたが、マーサの登場はこの場面だけであり、そのためだけにマーサを登場させた演出がひどいとも言われています。

ひどいといわれる理由②作画

ガンダムNTがひどいと言われる理由の中で、もっとも多くの指摘が見られた作画のひどさは、まるでセル画のような演出や、キャラの顔のバランスのばらつきがひどく、カットによっては別人に見えると指摘されています。一方で、映画の前半は、見ごたえのある戦闘シーンがかっこいいなど高く評価されたものの、終盤に近づくにつれて、作画の質が落ちていき、最終的にはセル画のような作画になっていったとの声も見られます。

ソフト化に際して、作画の一部修正が行われた「ガンダムNT」でしたが、制作期間の短さや海外に発注を依頼したことが、作画の見劣りや後半パートのセル画の原因になったとも考えられています。また、「ガンダムNT」から1年後に公開された「閃光のハサウェイ」での作画クオリティの高さも、NT(ナラティブ)の作画への評価の低さに拍車をかけていると推測され、観る人の好みによって作画の評価も分かれやすいでしょう。

ひどいと言われる理由③ストーリー

試験中にパイロットごと行方不明となったフェネクスを巡る連邦軍とジオン軍の争奪戦を主軸に、ヨナたち主人公3人の数奇な運命を描いたガンダムNTは、本編・主人公3人の過去を織り交ぜたあらすじとなっており、ストーリーに関しては評価が分かれやすい点でしょう。オカルトチックでガンダムらしからぬ作風が批判される一方で、人間ドラマとしては悪くないとも評され、観る人の好き嫌いがハッキリしやすい作品でしょう。

ひどいといわれる理由④子どものころのミシェルの声

子どものころのミシェルの声のアフレコ・イメージ画像

見る人の好みによって、あらすじや登場キャラ・作画の面で評価が分かれた「ガンダムNT(ナラティブ)」でしたが、作品に関する感想の中には、主人公の1人・ミシェルに関する厳しい意見も見られます。その内容は、ミシェルの幼少期の姿と声が合っておらず、違和感を覚えたとのもので、これに関しては個人差があるでしょう。

ひどいと言われる理由⑤ニュータイプの能力

ガンダムシリーズと言えば、ニュータイプは外せない要素でしたが、これまでニュータイプを定義した作品はなく、ファンごとにニュータイプの定義が出来上がっていました。そこで、「ガンダムNT(ナラティブ)」では、ニュータイプの再定義に挑み、これまでニュータイプ能力によるものとされていた現象が科学的に説明され、ニュータイプの能力とは何かを示されました。

しかし、1本の映画という限られた時間でニュータイプを再定義することは難しく、これまでニュータイプについて考察してきたファンからは、飛躍し過ぎてついていけないなどと言われ、その点も「ガンダムNT」がひどいと言われる原因になったでしょう。

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ガンダムNTの謎を考察

ガンダムNTの謎を考察・イメージ画像

劇場版「ガンダムNT」と言えば、オカルト要素を交えたような独自の世界観だけでなく、公式ポスターでのヨナ・ミシェル・ゾルタンの意味深なポーズも注目を集め、滑稽にも見える3人の複雑なポーズは、ニュータイプになれなかった3人の運命が表現されているでしょう。以下では、劇場版「ガンダムNT」から、公式ポスターに込められた意味や、劇中の重要なモチーフ・鳥について、あらすじネタバレを交えながら考察しました。

考察①公式ポスターの意味

公式ポスターの意味を考察・イメージ画像

「ガンダムNT」の公式ポスターは、ヨナ・ミシェル・ゾルタンが複雑に絡み合い、天を見上げるような構図になっています。天はニュータイプのリタを意味し、そうではないヨナたちがリタを救うあらすじを意味するでしょう。また、公式ポスターの3人はそれぞれ過酷な運命を背負い、人生に絶望を感じています。

ヨナは、強化人間にはなれず、連邦軍の平凡なパイロットに甘んじていること、ミシェルは、ニュータイプではなかったことや、卑劣な手でリタを裏切ったことへの罪悪感、ゾルタンは、フル・フロンタルになれず、失敗作と蔑まれる苦しさを抱えています。

考察②重要なモチーフは鳥

「ガンダムNT」にて、鳥はリタを象徴する重要なモチーフであり、リタが生まれ変わったらなりたい生き物でもありました。鳥は、西洋の宗教画にてこの世とあの世の境にいると考えられ、リタの精神を取り込んだフェネクスも、生死を超越した存在と呼べるでしょう。また、不死鳥とは、生と死のように極端な世界の狭間に存在するとも言われています。

つまり、両極端な世界の均衡を保っているのが、両者の間に存在する不死鳥であり、これらの考えを公式ポスターの構図に当てはめると、ミシェル・ゾルタンの間のバランスを保つ存在として、ヨナが中心に据えられたでしょう。

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ガンダムNT小説版との比較やガンダムUCとのつながり

NTのアニメ・小説版の比較とUCとの繋がりを調査・イメージ画像

劇場版「ガンダムNT」は、UCの外伝小説「不死鳥狩り」をモチーフとする作品で、劇場版では新キャラを追加したり、UCのキャラを登場させるなど、小説版とは異なる設定・キャラとなっていることが特徴です。以下では、劇場版「ガンダムNT(ナラティブ)」と小説「不死鳥狩り」との比較や、前作「ガンダムUC(ユニコーン)」とのつながりについて、あらすじネタバレを交えながらまとめて紹介します。

機動戦士ガンダムNTのアニメと小説版の違い

「ガンダムNT」には、映画の脚本を担った福井晴敏さんが執筆したUCの外伝小説「不死鳥狩り」をモチーフとし、アニメ版では描き切れなかった登場人物の説明や心理描写が描かれています。まず、小説版では、リタがスペースノイドという説明や、マーサの護送の襲撃に際し、初の実戦となるヨナの緊張感や、味方である連邦軍に攻撃せざるを得ない自身の複雑な立場に苦しむ描写があります。

このように、小説版は劇場版でモヤモヤしていた部分を解消するのに役立つ一冊であり、特にミシェルに関しては、小説版ではキャラ設定がより深堀され、研究所を脱出するために受けた心身の傷や、最終的にヨナ・リタを裏切り、ルオ商会に引き取られるまでの経緯が詳しく描かれています。

機動戦士ガンダムNTとガンダムUCとのつながり

「ガンダムUC(ユニコーン)」は、宇宙世紀0096年を舞台とし、ラプラス事変を巡るバナージ・リンクスの活躍を描いた作品で、宇宙世紀の時系列では、「ガンダムNT(ナラティブ)」より一年前の出来事に位置づけられます。また、「ガンダムNT」は、UCのアニメ版終盤で登場したネオ・ジオングの存在を整理するという目的もあり、これらはリタから依頼を受けたヨナの手でネオ・ジオングが破壊されました。

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ガンダムNTのキャラ一覧

ガンダムNTのキャラ一覧の紹介・イメージ画像

「ガンダムNT(ナラティブ)」のキャラについて、一部では設定が薄っぺらい、コマが切り替わるごとに顔のパーツが異なって別人に見えるなど、厳しい評価・意見が寄せられたものの、ストーリーを追いながら、主人公たちの心境を考えてみることも、ガンダムNTならではの楽しみ方でしょう。以下では、それぞれの切ないラストが目を引く「ガンダムNT」のキャラについて、あらすじネタバレを交えながらまとめて紹介します。

キャラ①ヨナ・バシュタ

「ガンダムNT」の主人公で、地球連邦軍のパイロット、階級は少尉です。軍では平凡な士官として平穏な日々を送っていたものの、幼馴染であるミシェルの依頼により不死鳥狩りに参加しました。フェネクスからリタの声を聞き取り、IIネオ・ジオングをこの世から抹消することを手伝ってほしいと依頼され、ジオン軍のゾルタンとの最終決戦に挑みます。

一方、ミシェル・リタとは幼馴染の関係で、幼少期にジオン軍によるコロニー落としを予言し、多くの人々の命を救った奇蹟の子供ともてはやされ、その特殊能力を見込まれて、連邦軍のオーガスト研究所に収容されました。しかし、研究所の実態を知ったことで脱出を計画するも、ミシェルの裏切りや、自身も心ならずもリタを見捨てる形で脱出に成功したことを受け、リタに対する悔恨や罪悪感を抱きます。

その後は、過去の経歴を抹消して連邦軍の士官学校に入学し、テストパイロットとして平凡な軍人人生を送る中、軍内でリタと再会するも、フェネクスの暴走事故により、再びリタと別れる結果となりました。フェネクスからリタの声を聞いたことで、リタを守れなかったことや彼女に対する申し訳なさから、フェネクス捕獲に執念を燃やすようになります。

キャラ②ミシェル・ルオ

「ガンダムNT」の主人公の1人で、物語の黒幕、ヨナ・リタの幼馴染です。連邦政府に影響力を持つルオ商会の会長の養女であり、ミシェルも得意の占いを使って会社を盛り上げ、特別顧問として活動しています。ヨナ・リタを裏切る形でルオ会長に引き取られたことに罪悪感を抱えており、リタとの再会と彼女へ許しを請うべく、生死を超えた世界を実現させるべく、フェネクスの奪取に執着します。

幼少期は、奇蹟の子供の1人としてオーガスタ研究所に収容されるも、自分達は実験道具に過ぎないことを知り、3人で施設の脱出をする方法を模索するも、保身のためにわざとニュータイプであると偽り、ルオ会長に引き取られた経緯を持ちます。そのため、ルオ商会の発展に貢献したミシェルの占いは、実際はニュータイプ能力ではないものの、養父の前ではそのように演じており、養父の信頼を得ていました。

キャラ③リタ・ベルナル

「ガンダムNT」の主人公の1人で、本編開始の1年半前に連邦軍によるフェネクスの試験中に機体ごと行方不明、存命であればヨナ・ミシェルと同い年の25歳になるはずでした。ニュータイプ能力を秘めた少女で、コロニー落としを予見したことで、奇蹟の子供たちと呼ばれました。後にオーガスト研究所に収容され、ヨナ・ミシェルの脱出後も研究所に残り、人体実験を受け続けていました。

ニュータイプ能力を見込まれて連邦軍のテストパイロットなるも、フェネクスの暴走により消息不明となり、フェネクスに魂を取り込まれます。ヨナやミシェルの精神に語りかけることで自身の意思を伝え、IIネオ・ジオングを倒すために手助けをしてほしいと要請します。

キャラ④マウリ・レホ

地球連邦軍参謀本部マウリ・レホ中将のイメージ画像

地球連邦軍参謀本部の中将で、ミシェルの不死鳥狩りの立案者です。映画では序盤のみの登場で、ミシェルは信頼できる取引相手とみており、マーサの襲撃地点について密かに情報を漏らしました。

キャラ⑤イアゴ・ハーカナ

シェザール隊隊長の少佐で、劇中では数少ない良識のある人物です。ミシェルの指示で移動してきたヨナの経歴に疑問を覚えて彼の経歴を調べにかかるも、ヨナの悲惨な過去に同情し、以降はヨナを気にかけています。一方、不死鳥狩りについても、ミシェルの目的の達成なら多少の犠牲を厭わない姿勢や、後先のことを考えていないことに怒りを顕わにします。

キャラ⑥フランソン

専用機を操縦するフランソン・イメージ画像

「ガンダムNT」の登場人物で、シェザール隊副隊長の大尉、フェネクスのサイコフレームの解読によって実現が可能な生死を超越した世界について、独自の見解を披露しています。

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ガンダムNTは面白い?感想や評価を紹介

ガンダムNTに関する感想や評価・イメージ画像

ガンダムでありながら、オカルトチックなあらすじが作品の評価を分けた「ガンダムNT(ナラティブ)」でしたが、作品自体はそこまで悪くはなく、結末ラストは悲しいものだったけれど、主人公3人の人間ドラマが面白いなど、好意的な感想や評価も多数寄せられています。以下では、劇場版「ガンダムNT(ナラティブ)」に関する感想や評価のまとめを、あらすじネタバレを交えながらまとめて紹介します。

感想1:ガンダムNTは面白い

ひどいと言われる理由まとめでも紹介したように、ネット上での評価が低い「ガンダムNT(ナラティブ)」でしたが、作品を視聴した方の中には、噂ほどひどくなく、面白い作品だったと評価する意見も見られます。劇場版「ガンダムNT」は好みが分かれやすく、ひどい理由まとめのように厳しい意見が相次いだものの、好きな方ならばどこまでもハマることができ、何度見ても面白いと感じるでしょう。

感想2:主人公3人の物語として観ても楽しめる

ガンダム初心者でも楽しめる「ガンダムNT」は、UCの続編としてではなく、主人公3人の物語として観ても面白い作品であり、心に闇を抱えるヨナ・ミシェルの葛藤や、リタとの過去など人間ドラマにも焦点を当てたあらすじも面白いと評されています。宇宙世紀を舞台にしたシリーズでありながら、ガンダムらしかぬ世界観となった「NT」でしたが、新たなガンダム作品を描いたような作風も面白いポイントでしょう。

感想3:ガンダムがかっこいい

NTがひどい理由まとめでも取り上げたように、作画に関しては捉え方によって見劣りする場面こそあるものの、NTに関する感想の中には作画がきれいとの前向きな評価や、ガンダムがかっこいいとの意見も寄せられています。「ガンダムNT」に登場したナラティブガンダムは、戦況に応じて装備を変えるシステムであり、他ガンダムでは見られない多彩な姿もかっこいいと評されています。

感想4:ガンダム作品の奥深さを知った

ガンダム初心者からは面白いと高い評価を得た「ガンダムNT」は、ニュータイプの再定義をテーマにした作風から、長年、ガンダム作品を追ってきたファンからはついていけないとの声が上がった一方で、初心者からはガンダムの奥深さを感じたとの感想を寄せています。また、「ガンダムNT」は、初期のガンダム作品しか知らないファンも圧倒させ、見どころに富んだ面白い作品として人気を集めています。

感想5:ヨナが人生の可能性を取り戻す物語とも

「ガンダムNT」の面白い魅力と言えば人間ドラマであり、ヨナ・ミシェル・リタの過去や関係がクローズアップされがちですが、見方によってはヨナが過去と向き合い、人生の可能性を取り戻すまでの物語とも解釈されています。ガンダム主人公らしからぬキャラ設定に賛否両論が巻き起こったヨナでしたが、不死鳥狩りを通じて変化していくヨナの心境も、「ガンダムNT」の見どころに挙げられています。

感想6:BGMがかっこいい

ストーリーやキャラ設定などの好みから、面白い・ひどいと評価が分かれた劇場版「ガンダムNT(ナラティブ)」でしたが、作品に関する感想の中には、シーンを盛り上げるBGMが良いとの声も寄せられています。ガンダムと言えば、BGMのカッコよさも魅力の1つであり、「ガンダムNT(ナラティブ)」のBGMは、劇場版ガンダムの中で一番好きなBGMだという感想も見られます。

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ガンダムNTの感想まとめ

ガンダムNTの感想まとめ・イメージ画像

劇場版「ガンダムNT(ナラティブ)」がひどいと言われる理由のまとめや、NTの考察や登場キャラのまとめ、作品に関する感想や評価などを、あらすじネタバレを交えながらまとめて紹介しました。好みが分かれやすいあらすじな等厳しい評価が寄せられた「NT」ですが、本編と過去を行き交う構成や、主人公3人の人間ドラマとも呼べるあらすじが面白いとも評されており、ガンダム初心者でも楽しめるおすすめの作品でしょう。

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