【機動戦士ガンダムNT】ルオ商会とは?関連する人物や登場する過去作品も紹介

アニメ機動戦士ガンダムNTの主人公の1人であるミシェル・ルオ。ミシェル・ルオは名前にもある通りルオ商会の人間であり、ルオ商会の特別顧問として驚異的な権力を有しています。そんなミシェル・ルオが所属しているルオ商会はステファニー・ルオやベルトーチカ・イルマなどと関係が深い組織となっているものの、その正体は謎に包まれています。本記事ではそんなルオ商会の情報や登場した作品、関係する人物などについてまとめてご紹介していきます。

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目次

  1. ルオ商会とは?
  2. ルオ商会の関連人物
  3. ルオ商会の登場作品
  4. ルオ商会が運用!ディジェとは?
  5. ルオ商会に関する感想や評価
  6. ルオ商会の関連人物や登場作品まとめ

ルオ商会とは?

機動戦士ガンダムNTの作品情報

アニメ機動戦士ガンダムNTの作中において、主人公の1人であるミシェル・ルオが特別顧問を務めるルオ商会。ルオ商会はホンコンの裏社会で大きな権力を持つ一大組織であり、これまでのガンダム作品の作中で幾度となく登場していました。本記事ではそんなアニメ機動戦士ガンダムNTに登場するルオ商会についてその概要や登場作品、関連人物などをまとめてご紹介します。では初めにアニメ機動戦士ガンダムNTについてご紹介します。

機動戦士ガンダムNTの概要

ルオ商会が登場する機動戦士ガンダムNTとは2018年の11月30日に公開されたアニメ映画作品です。アニメ機動戦士ガンダムNTは初代機動戦士ガンダムの舞台となった宇宙世紀を描いた最新作品であり、機動戦士ガンダムユニコーンの後日談が描かれています。そのためアニメ機動戦士ガンダムNTはアニメ機動戦士ガンダムガンダムユニコーンに登場した人物達が多数登場しており、公開前より前作のファンから高い注目を集めました。

アニメ機動戦士ガンダムNTは「ニュータイプ神話の行き着く先」と「そこにあるのは破滅か、永遠の生命か?」というキャッチコピーが付けられており、宇宙世紀を舞台にしたガンダム作品シリーズに登場するニュータイプにスポットを当てた作品となっています。なのでアニメ機動戦士ガンダムNTはいわばこれまで制作された宇宙世紀を舞台とした機動戦士ガンダムシリーズの集大成となっているのです。

機動戦士ガンダムNTのあらすじ

アニメ機動戦士ガンダムNTはヨナ・バシュタ・ミシェル・ルオ・リタ・ベルナルという3人の主人公が軸となって物語が描かれます。この3人はかつて、宇宙世紀0079年にジオン軍が行ったコロニー落下作戦を察知し、多くの人間を救ったことから「奇蹟の子供たち」とあだ名されていました。しかし1年戦争が終結した後、ヨナ・バシュタ達はティターンズが管理する強化人間の実験施設へ送られ、脱出を試みることになります。

そして3人はそれぞれ別の人生を送るため別れ離れになってしまいます。一方宇宙ではシャアの反乱後、ラプラスの箱を巡って大戦争が勃発します。この戦争はフル・フロンタルの戦死で幕を下ろし、人類に制御できないユニコーンガンダムは封印されることになりました。しかしその後ユニコーンガンダム3号機が突如として出現し、新開発されたナラティブガンダムにヨナが起用されたことで3人の主人公達は再び交差することになります。

ルオ商会は大企業

本記事で登場作品や関連人物をご紹介するルオ商会とは地球にあるホンコン・シティで拠点を構える組織です。ルオ商会はホンコン・シティを拠点に美術品を売買し、大きな利益をあげている大企業といわれています。しかし美術品の売買はいわば表向きであり、ほとんどの利益は裏ルートで販売している武器となっています。そうルオ商会は裏社会に存在する組織であり、裏社会ではトップクラスの権力を有しています。

武器を販売していることからモビルスーツを開発しているアナハイムエレクトロニクス社や影の王国とあだ名されているビスト財団とライバル関係にあり、裏社会でこの3社は強豪を競っています。しかしルオ商会はこれまで制作されたガンダム作品に登場しているものの、その正体は多くの謎に包まれています。そのため機動戦士ガンダムシリーズのファンからもルオ商会は大きな注目を集めています。

ルオ商会は総合商社?

ルオ商会の名前にある商会という言葉は現代で言うところの総合商社です。ルオ商会は上述でご紹介した通り、美術品を宇宙へ送り、莫大な儲けを得ています。しかし美術品の売買は表向きであり、ルオ商会は様々なサービスを裏社会で提供しているのです。総合商社は社会において、どのような物でも取引している企業です。ルオ商会はそれと全く同じであり、機動戦士ガンダムシリーズの作中で度々名前が登場しています。

確かにルオ商会はアニメ機動戦士ガンダムシリーズの作中で詳しく正体が語られておらず、裏社会でどのような活動をしているのか謎に包まれています。しかしアナハイムエレクトロニクス社とライバル関係であることからルオ商会は裏でモビルスーツなどの兵器を連邦やジオンに提供しているのではないでしょうか。もしかすると今後機動戦士ガンダムシリーズの最新作や外伝でその正体が詳しく語られるかもしれません。

『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』公式サイト

ルオ商会の関連人物

ルオ商会の人物①ルオ・ウーミン

ここからはルオ商会に関係する登場人物についてまとめてご紹介していきます。まずご紹介するルオ・ウーミンとはルオ商会において当主にあたる人物です。ルオ商会の当主であるルオ・ウーミンはアニメ機動戦士ガンダムNTの主人公の1人であるミシェル・ルオの義父にあたる人物であり、機動戦士Zガンダムの作中で初登場しました。しかし機動戦士Zガンダムで名前しか登場しておらず、その時は多くの謎を残したままとなっていました。

また機動戦士Zガンダムの作中でルオ・ウーミンの名前を語ったアムロはステファニー・ルオの命令を受けた警備の人間達に袋叩きにされてしまいました。実はルオ・ウーミンの正体はステファニー・ルオの父親であり、アニメ機動戦士ガンダムNTで初めてその姿を現しました。しかしルオ・ウーミンは永遠の命を欲したことから冷凍カプセルの中で保存された状態であり、その正体の多くは深く語られることはありませんでした。

ルオ商会の人物②ミシェル・ルオ

ミシェル・ルオとはアニメ機動戦士ガンダムNTにおいて主人公の1人にあたる人物です。ミシェル・ルオは作中で25歳の女性として描かれており、他の主人公であるヨナとリタの幼なじみにあたる関係となっています。そんなミシェル・ルオは元々エゥーゴとティターンズの争いが終結した後にニュータイプを名乗ってルオ・ウーミンの養子となりました。なのでルオ・ウーミンの娘であるステファニー・ルオとは血の繋がりがありません。

ステファニー・ルオとは血の繋がりが無いミシェル・ルオは占いである略筮法を得意としており、会社を大きく成長させたことでルオ商会の特別顧問を担当しています。そのためミシェル・ルオは宇宙の財政界で大きな権力を持っています。アニメ機動戦士ガンダムNTの作中においてミシェル・ルオはサイコフレームに世界を変える力があると信じ、ダマスカスにナラティブガンダムを送るなど裏で暗躍します。

ルオ商会の人物③ステファニー・ルオ

ステファニー・ルオとは機動戦士Zガンダムで初登場したルオ商会の社長を務める人物です。ステファニー・ルオはアニメ機動戦士Zガンダムの作中で当初、温かみがある女性とカミーユ・ビダンに評価されていたのですが、本当は裏でルオ商会の人間として暗躍しており、アムロに部下を使って暴行を加えたりします。そのため性格や行動がバラバラになることからステファニー・ルオは最終的に女ウォン・リーと評されることになりました。

そんなステファニー・ルオはルオ商会の人間でありながらライバルであるアナハイムエレクトロニクス社に援助を行っており、正体を中々見せない性格をしています。しかし本当のステファニー・ルオは社長であることからルオ商会の権力を全て握っており、ルオ商会が拠点としているホンコンでステファニー・ルオは非常に大きな影響力を持っているそうです。

ルオ商会の人物④ベルトーチカ・イルマ

ベルトーチカ・イルマとはアニメ機動戦士Zガンダムに登場した人物です。ベルトーチカ・イルマは1年戦争で両親を亡くしたことから戦争孤児となり、カラバに協力している男性の養女となりました。その後アニメ機動戦士Zガンダムに登場し、アムロと出会って好意を寄せることになります。そしてベルトーチカ・イルマはアムロと恋仲となり、アムロやエゥーゴの人物達と共にグリプス戦役を生き残りました。

その後ベルトーチカ・イルマの行動は不明となっているのですが、小説機動戦士ガンダム逆襲のシャアベルトーチカ・チルドレンに登場し、ベルトーチカ・イルマがアムロの子供を身籠っていた姿が描かれました。そして機動戦士ガンダムユニコーンの作中でフリーランスの情報屋として登場し、ルオ商会と縁故にあることが明らかになりました。しかしベルトーチカ・イルマが直接的にルオ商会と関係があるのかは不明となっています。

ルオ商会の人物⑤ブリック・テクラート

ブルック・テクラートとはアニメ機動戦士ガンダムNTの主人公の1人であるミシェル・ルオの秘書を担当する人物です。ブルック・テクラートは男性でありながら男性に好意を寄せる同性愛者であり、これがルオ・ウーミンの信頼を勝ち取ってミシェル・ルオの秘書に任命されました。幼い頃からブルック・テクラートと共にいたミシェル・ルオはブルック・テクラートを兄のように思っており、強い信頼を寄せています。

またブルック・テクラートも同性愛者でありながらミシェル・ルオを大事に思っており、強い信頼感を抱いています。そんなブルック・テクラートはアニメ機動戦士ガンダムNTの作中で誰よりもミシェル・ルオのことを理解し、ミシェル・ルオの代弁者として登場します。またブルック・テクラートはミシェル・ルオと最後まで行動を共にし、秘書としての役目を貫き通します。

ルオ商会の人物⑥ブライト・ノア

ブライト・ノアとは初代機動戦士ガンダムからガンダムシリーズ作品に度々登場している主要人物です。ブライト・ノアは誰よりもアムロ・レイを理解しており、戦艦の館長としてアムロと共に数々の戦場を駆け巡りました。そんなブライト・ノアはアニメ機動戦士ガンダムユニコーンの作中でルオ商会の情報があったことを漏らします。このことからブライト・ノアもルオ商会と間接的に関係しているのではないかと考えられています。

ルオ商会の人物⑦カイ・シデン

カイ・シデンとは初代機動戦士ガンダムに登場した連邦軍のパイロットです。カイ・シデンは1年戦争でアムロと共に生き残り、ベルトーチカ・イルマと同じフリーランスになり、記者として活動します。ベルトーチカ・イルマがルオ商会と縁故の関係にあるように、カイ・シデンもルオ商会と繋がりがあり、アニメ機動戦士Zガンダムの作中でアムロやハヤトにルオ商会を紹介する行動をとりました。

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ルオ商会の登場作品

作品①機動戦士ガンダムUC

ルオ商会は上述でご紹介し通り、これまで制作された機動戦士ガンダムシリーズに度々登場しています。機動戦士ガンダムNTの前作である機動戦士ガンダムユニコーンではフリーランスの情報屋であるベルトーチカ・イルマがルオ商会について名前だけ語っていました。しかしアニメ機動戦士ガンダムユニコーンでルオ商会は深く紹介されることが無く、ベルトーチカ・イルマが中心に描かれるかたちに終わりました。

作品②機動戦士Zガンダム

ルオ商会が細かく描かれたのは初めて登場したアニメ機動戦士Zガンダムです。アニメ機動戦士Zガンダムの作中でカイ・シデンからルオ商会と繋がれたアムロはベルトーチカ・イルマを連れてルオ商会の航空会社のチケットを購入します。そこでアムロはルオ・ウーミンの名前を出し、ステファニー・ルオの命令で監禁されることになってしまいます。

そこでルオ商会が絶大な権力を誇っている組織であることが明らかになりました。その後捕まったアムロはステファニー・ルオに自分が所属するカバラの詳細を語ります。それを聞いたステファニー・ルオはルオ商会をカバラのスポンサー企業とし、兵器などを提供することになりました。この登場からルオ商会は宇宙世紀の世界に存在する企業として知られるようになりました。

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ルオ商会が運用!ディジェとは?

地上用のモビルスーツ

アニメ機動戦士ガンダムNTでルオ商会が運用していたディジェとはアニメ機動戦士Zガンダムで初めて登場したモビルスーツです。モビルスーツディジェの正式名称はMSK-8といい、エゥーゴがリック・ディアスの地上専用機として開発した機体となっています。また本機はアムロの専用機として当初開発されたモビルスーツとなっており、一般のパイロットが上手く操縦出来ないことから僅かな数しか生産されませんでした。

パイロット一覧

上述でご紹介した通り、アムロ専用機ということもあってディジェはアニメ機動戦士Zガンダムの中でアムロしか操縦していません。アニメ機動戦士ガンダムNTではルオ商会が運用するモビルスーツとして登場し、主人公であるヨナ・バシュタがパイロットに起用されました。また機動戦士ガンダムシリーズの外伝である小説機動戦士ガンダムギレン暗殺計画にも登場しており、元ギレン総帥親衛隊の3人がパイロットとして搭乗しました。

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ルオ商会に関する感想や評価

ルオ商会に関する感想では謎が多いといった感想が多く寄せられていました。ルオ商会はホンコンに拠点を構える一大企業であり、裏で兵器を売っていることから裏社会で大きな権力を持っています。しかしこれまでルオ商会について詳しく描かれたことが無く、機動戦士ガンダムNTでも謎が多い組織として登場します。

アニメ機動戦士ガンダムNTに登場するルオ商会はこれまで制作された機動戦士ガンダムシリーズから登場していた組織であり、機動戦士ガンダムNTの公開当初から多くのガンダムファンからルオ商会の登場には注目を集めていました。おそらく起動戦士ガンダムNTはルオ商会を一番詳しく描いた作品になることでしょう。

上述でご紹介した通り、ルオ商会はこれまでのガンダムシリーズに登場していた組織です。そのため宇宙世紀を描いた機動戦士ガンダムNTが初めてのガンダムシリーズであれば、少し理解がし難いことでしょう。もしルオ商会について気になる方は是非本記事をご参考にしてみてください。

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ルオ商会の関連人物や登場作品まとめ

本記事ではアニメ機動戦士ガンダムNTに登場するルオ商会について概要や関連人物、登場作品などをまとめてご紹介させて頂きました。残念ながらルオ商会は2019年10月現在謎の多い組織となっており、詳しい内容は謎に包まれています。しかし裏社会や政府において絶大な権力を誇っていることから、ルオ商会は宇宙世紀に無くてはならない組織であることが分かります。

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