ガンダムビルドシリーズを見る順番は?各アニメの放送順・時系列を解説

ガンダムシリーズの派生作品「ガンダムビルドシリーズ」は、ガンプラを題材にしたアニメシリーズで、自身が制作したガンプラで競い合う新感覚バトルアニメで、2013年~2020年にかけて2シリーズ・7作品が制作・放送されました。本文では、「ガンダムビルドシリーズ」から、各アニメの放送の順番や、アニメを見るおすすめの順番や時系列、各アニメ作品のタイトルやあらすじをネタバレ紹介します。

ガンダムビルドシリーズを見る順番は?各アニメの放送順・時系列を解説のイメージ

目次

  1. ガンダムビルドシリーズとは?
  2. ガンダムビルドシリーズを見る順番や時系列
  3. ガンダムビルドのタイトル・アニメあらすじ一覧~ファイターズ~
  4. ガンダムビルドシリーズのタイトル・あらすじ一覧~ダイバーズ~
  5. ガンダムビルドシリーズの最新作「ガンダムビルドリアル」とは?
  6. ガンダムビルドシリーズの最新作「ガンダムビルドリアル」のキャラやガンプラ
  7. ガンダムビルドシリーズに関する感想や評価
  8. ガンダムビルドシリーズの順番まとめ

ガンダムビルドシリーズとは?

「ガンダムビルドシリーズ」の紹介・イメージ画像

アニメ「ガンダムビルドシリーズ」は、ガンダムシリーズ初となるガンプラをモチーフにしたバトルアニメで、ターゲット層の小中学生だけでなく、大人も夢中になれる白熱した展開が面白い、おすすめの派生作品です。以下では、ガンダムシリーズの派生作品、「ガンダムビルドシリーズ」のアニメの放送の順番や時系列、各作品のタイトルやシリーズを見るおすすめの順番、タイトルごとのあらすじネタバレを紹介します。

ガンダムビルドシリーズの概要

2013年に開始された「ガンダムビルドシリーズ」は、ガンプラを題材にした新感覚のアニメシリーズで、小中学生をターゲットにした新たなガンダムシリーズです。ガンダムビルドは、ガンプラを自分流にカスタマイズし、プラフスキー粒子を用いてガンプラを操縦させて競うバトルを描き、ガンプラの頂点を目指す少年少女の絆や奮闘・成長もまた見どころです。

ガンダムビルドシリーズと従来のガンダムシリーズとの違い

従来のガンダムシリーズと言えば、宇宙や戦争を題材にした壮大な世界観や、MSを操縦するパイロットたちの人間模様が人気を集めた一方で、ガンダムビルドシリーズでは、従来のシリーズで登場したMSのガンプラを題材にしたバトル要素が特徴です。一方、ガンダムビルドで登場するガンプラは、従来のシリーズで登場したMSをモチーフとし、登場キャラのガンプラを通じて従来シリーズとの繋がりを感じられるでしょう。

ガンダムビルドダイバーズRe:RISE

ガンダムビルドシリーズを見る順番や時系列

ガンダムビルドシリーズを見る順番や時系列の紹介・イメージ画像

アニメ「ガンダムビルドシリーズ」は、2013年~2020年にかけて計2シリーズが放送され、時系列ごとのつながりのあるストーリー展開や、シリーズタイトルによって世界観が異なる点も見どころです。以下では、「ガンダムビルドシリーズ」から、アニメを見るおすすめの順番や、アニメの放送順、シリーズごとの時系列などを、各シリーズのサブタイトルや放送期間を交えながら紹介します。

ガンダムビルドシリーズを見るおすすめの順番

ガンダムビルドシリーズは、「ファイターズ」と「ダイバーズ」の2シリーズ・タイトルがあり、各シリーズでは、本編終了後に放送された特別編もありますが、まずはTVアニメ版からの視聴がおすすめです。ガンダムビルドシリーズのTVアニメ版を見るおすすめの順番は「ファイターズ」→「ファイターズトライ」→「ダイバーズ」→「ダイバーズ Re:RISE1st Season」→「ダイバーズRe:RISE2nd Season」です。

番外編も合わせて見る時の順番は、ファイターズシリーズでは、「ファイターズ」→「GMの逆襲」→「ファイターズトライ」→「トライ アイランド・ウォーズ」→「バトローグ」がおすすめです。ダイバーズシリーズを見るおすすめの順番は、「ダイバーズ」→「ダイバーズ Re:RISE1・2Season」です。

また、ガンダムビルドシリーズではないものの、ガンプラを題材にした初アニメである「模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG」もおすすめです。ガンプラ30周年を記念して制作された「模型戦士ガンプラビルダーズ」は、設定や時系列などの点でガンダムビルドとの繋がりがないものの、「ビギニングガンダム」など、ビルダーズに登場したガンプラがビルドでも登場し、ガンダムビルドと合わせて視聴することもおすすめです。

ガンダムビルドシリーズの放送順・時系列

ガンダムビルドシリーズの放送順は、アニメ本編は、ファイターズシリーズは、「ガンダムビルド ファイターズ(2013年10月~2014年3月)」→「ファイターズ トライ(2014年10月~2015年4月)」です。本編終了後には、番外編も制作され、「トライ アイランド・ウォーズ(2016年8月)→「GMの逆襲(2017年8月)」の順番で放送されました。

一方、ファイターズの時系列は、アニメ本編は放送順通りであり、「ファイターズ」終了後の7年後の世界が「トライ」で、それから1年後の世界が「トライ アイランド・ウォーズ」に当たります。また、番外編「GMの逆襲」の時系列は、ファイターズとトライの間に位置し、空白の7年間に起きた出来事を描いています。

ダイバーズシリーズの時系列は、放送順の通りであり、第1作「ダイバーズ(2018年4月~9月)」から2年後の世界が「Re:RISE(2019年10月~2020年8月)」となり、Season1・2の二部構成となっています。ガンダムビルドは、時系列はほぼアニメ放送された順番となっており、ファイターズからダイバーズへ進むにつれて、ガンプラバトルの進化が楽しめるのも、面白い魅力でしょう。

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ガンダムビルドのタイトル・アニメあらすじ一覧~ファイターズ~

ガンダムビルドファイターズのアニメ紹介・イメージ画像

「ガンダムビルド」の最初のシリーズ・ファイターズは、プラフスキー粒子によってガンプラを操縦する可能になった近未来を舞台とし、タイトルの「ビルド」は「ガンプラを作ること」、サブタイトル「ファイターズ」は「ガンプラの操縦者」を意味します。以下では、ガンプラに青春をかける中学生たちの熱い戦いが見どころの、「ガンダムビルド ファイターズ」のタイトルとアニメあらすじをネタバレ紹介します。

あらすじ①ガンダムビルドファイターズ

ガンダムビルドシリーズ1作目にあたる「ガンダムビルド ファイターズ」は、2013年10月7日〜2014年3月31日にかけて放送され、全25話構成となっています。タイトルの「ファイターズ」は、ガンプラを操縦するパイロットを意味し、ガンプラの制作者は「ビルダー」と呼ばれます。

プラフスキー粒子によってガンプラを遠隔操作し、競い合うシミュレーションゲーム・ガンプラバトルの誕生を受け、世界は再びガンプラブームに包まれ、ガンプラバトルの世界大会も開催されるようになり、模造店の1人息子・イオリ・セイも、世界大会出場を夢見ていました。しかし、イオリはガンプラ作りに関しては一流であるも、ファイターとしての実力は低く、大会も初戦敗退続きで、世界大会は夢のまた夢と思われました。

そんなイオリの前に現れたのが、アリーア・フォン・レイジ・アスナであり、異世界・アリアンの王子を自称する謎多きレイジは、ファイターとして天才的な操縦能力を持っていました。やがて2人は共にガンプラバトルの頂点を目指すことを決意し、イオリはビルダー、レイジはファイターとして、2人の専用機「ビルドストライクガンダム」を相棒に、ガンプラバトルの世界選手権に挑みます。

世界的に名の知られるファイターの登場や、ライバルとの奮闘、改良を重ねながら進化していくガンプラ制作を通じて実力を着けていくイオリ・レイジは、予選を次々と勝ち抜き、世界選手権へ出場を決めます。世界一へ歩みを進める2人へ魔の手が差し向けられながらも、数々の試練や困難をバネに成長していくイオリ・レイジは、念願の世界大会決勝戦に進出します。

あらすじ②ガンダムビルドファイターズトライ

前作の反響を受け、待望の続編シリーズとなった「ガンダムビルドファイターズトライ」は、2014年10月8日~2015年4月1日にかけて放送され、全25話構成となっています。時系列では、前作から7年後を舞台とし、イオリ・レイジが通った聖鳳学園中等部のガンプラバトル部を舞台に、部員3人によるチーム・ファイターズ・トライの全国大会・中高生の部での優勝を目指す物語です。

イオリ・レイジの優勝から7年後、ガンプラバトルは形式やルールが一新され、3人1組のチーム戦による競技へと変化し、全日本ガンプラバトル選手権をはじめ、ガンプラバトルの公式試合も開催される中、聖鳳学園・ガンプラバトル部には、そのような熱気が見られませんでした。かつて、世界大会の覇者を出した栄光は過去のものとなってしまい、部員も、中等部3年生のホシノ・フミナだけでした。

ルール変更により、部員を後2人増やしたいフミナの元へ、次元覇王流拳法の遣い手・カミキ・セカイと、プラ部から復帰したコウサカ・ユウマが現れ、チーム・トライ・ファイターズを結成します。専用機には、それぞれの想いを込めて作られたビルドバーニングガンダムを用い、強豪校との激戦を勝ち抜くトライ・ファイターズは、全日本ガンプラバトル選手権の中高生部の頂点を目指します。

あらすじ③ガンダムビルドファイターズトライ アイランド・ウォーズ

「ファイターズ トライ」の番外編にあたる「ガンダムビルドファイターズトライ アイランド・ウォーズ」は、2016年8月21日に放送された特別番組で、時系列は「ファイターズ トライ」から1年後となっています。物語は、トライ・ファイターズの全国優勝から1年後、ヤジマ商事から新型バトルシステムのテストパイロットのオファーを受けたカミキ達が遭遇した、南の島での出来事を描いています。

新プラフスキー粒子の結晶体を用いた新たなバトルシステムの開発に取り組むヤジマ・ニルスは、新粒子対応の試作機・スクランブルガンダムの暴走に直面します。原因を特定するべく、トライ・ファイターズたちをリゾート地に招待し、テストパイロットとして研究に協力してもらいます。しかし、原因不明の怪奇現象が再び現れ、カミキ達も不可解な現象に直面します。

この現象は、プラフスキー粒子の結晶体が暴走・増殖によるラボの浸食が原因と判明し、カミキ達は、無事だったラボを立ち上げ、一連の騒動の原因となったスクランブルガンダムとの戦いに挑みます。けた違いの強さに苦戦しながらも、カミキ達は仲間全員のガンプラのパワーを注ぎ込んだカミキバーニングガンダムで、激戦を制し、事態を収拾させます。

一連の騒動の原因は、カミキが浜辺で出会った謎の少女によって引き起こされ、自分のガンプラが欲しくて、自身の能力でスクランブルガンダムを動かし、暴走したことを明かします。その後、フミナから「ガンプラは自分で作るもの」と教えられた少女は、フミナたちとプチッガイを作ります。そして、皆に感謝の言葉を述べると消滅しました。

謎の少女は、異世界・アリアンの住民であり、元の世界に帰った少女は、カミキ達との出来事を母親に語り聞かせます。少女の母親は、8年前にアリアンへ行ったアイラであり、少女の正体は、レイジとアイラとの間に生まれた娘と判明します。

あらすじ④ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲

「ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲」は、2017年8月25日放送のファイターズシリーズの番外編であり、時系列では第1作「ファイターズ」から1年後が舞台です。ニルス・ニールセン設計のヤジマスタジアムの竣工披露式典に招待されたイオリは、新たな世界大会の会場に目を輝かせる中、ガンプラマフィアによってスタジアムが乗っ取られ、ガンプラバトルを挑まれます。

しかし、エキシビジョン・バトル用に準備したビルドストライクコスモスをマフィアに奪われ、かつその期待が対戦相手の専用機として使用され、自身のガンプラを傷つけることをためらうイオリは、窮地に追い込まれます。その時、異世界・アリアンに帰還したレイジが再びこの世界に現れ、イオリは形勢逆転に成功し、マフィア一行も、ガンプラバトル国際審判員によって逮捕されました。

事件解決後、イオリとレイジはあの時交わした約束を果たすべく、スタジアムを借りてガンプラバトルに挑みます。イオリはビルドストライクコスモスへ、レイジはスターバーニングに乗り込み、お互いの思いをぶつけ合いました。そして、1年後、聖鳳学園の卒業式を迎えたイオリは、模型部の部室にスターバーニングを残し、6年後、彼の後輩であるチーム・トライ・ファイターズの専用機となりました。

あらすじ⑤ガンダムビルドファイターズ バトローグ

「ガンダムビルドファイターズ バトローグ」は、2017年8月4日~12月8日にかけて、Amazonプライム・ビデオ等で配信された外伝作品で、全5話構成です。時系列は、「ファイターズ」と「ファイターズ トライ」の間に位置するショートフィルムにあたり、AIバトローグの登場など、「ガンダムビルドシリーズ」本編とは異なる作風が特徴です。

劇中では、従来のガンダムシリーズのキャラクターのAIデータを基にガンプラを操縦させる新たな技術や、従来シリーズを彷彿させる展開が見どころであり、ガンダムビルド本編とは違った面白さが楽しめます。「場とローグ」は、ガンダムビルドとのストーリー上のつながりはないものの、違った視点でシリーズを楽しみたい方におすすめの作品です。

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ガンダムビルドシリーズのタイトル・あらすじ一覧~ダイバーズ~

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「ガンダムビルド」の第2シリーズ「ダイバーズ」では、前作での世界観を一新し、オンラインゲームを舞台にしたストーリー重視の展開が特徴で、大人世代も楽しめるおすすめシリーズで、時系列はテレビで放送された順番となっています。以下では、高校生の主人公と仲間たちの奮闘を描いた、「ガンダムビルドダイバーズ」のタイトルやあらすじを、ネタバレ紹介します。

あらすじ①ガンダムビルドダイバーズ

シリーズを一新して開始された「ガンダムビルドダイバーズ」は、2018年4月3日~9月25日にかけて放送され、全25話で構成されています。現実世界での対戦競技だったファイターズシリーズに対し、ダイバーズシリーズは、電脳仮想空間(ディメンション)を用いたオンラインネットゲームを舞台とし、仲間とチームを組んでミッションをクリアしていくストーリーが特徴です。

オンラインゲーム「ガンプラバトル・ネクサスオンライン(GBN)」が世界で人気を集める中、GBNの王者とそのライバルのガンプラバトルを通じて、GBNに興味を持ったミカミ・リクは、同級生のユッキーとモモを誘ってGBNの世界に入ります。GBNの参加者は「ダイバー」と呼ばれ、様々なダイバーとの出会いや、BGNの冒険を通じて、リク達はフォース「ビルドダイバーズ」を立ち上げます。

その頃、現実世界でのガンプラバトルを至上とし、仮想世界であるBGNの崩壊を目論む組織による妨害が相次ぎます。その原因の1つに、GBN内でしか会えない謎の少女・サラも取り上げられるも、リク率いるビルドダイバーズは、サラとGBNの両方の窮地を救う決断に踏み切り、全ての元凶となったバグとの最終決戦に挑みます。

終わりの見えない戦いに、ビルドダイバーズは次第に窮地に追いやられるも、リクたちの奮闘に感化されたダイバーたちが次々と参戦、ついにはGBNの運営陣もリク達を援護し、ビルドダイバーズは激戦を制します。そして、サラを現実世界へサルページする計画が実行され、現実世界で再会したサラ・ビルドダイバーズは、新しい世界を目指します。

あらすじ②ガンダムビルドダイバーズRe:RISE1st Season

「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE1st Season」は、2019年10月10日〜12月26日にかけて放送され、全13話で構成されています。時系列は「ガンダムビルド」から2年後を舞台とし、リク率いるビルドダイバーズの活躍により、ELダイバーが救われた第二次有志連合戦のその後を描いています。

ガンプラバトル・ネクサスオンライン (GBN)にて、傭兵ダイバーとして活動する高校生クガ・ヒロトは、隠れミッションの攻略のためにメンバーを集めるカザミに声をかけられます。その後、メイ・パルヴィーズと出会ったヒロトは、犬のような姿の少年・フレディからある依頼を持ちかけられたことを受け、成り行きながら彼らとフォースを組み、「BUILD DiVERS」として活動し始めます。

結成当初はぎこちなさが目立った「BUILD DiVERS」でしたが、それぞれが己の弱さや過去に向き合い、克服することで人間的に成長し、チームにもまとまりが見せ始めます。そして、フレディから山の民の村を襲う敵・ヒトツメとの戦いに挑むことになったヒロト達は、ヒトツメの拠点を叩くべく宇宙に上がり、敵の首魁・アルスとの戦闘に取り掛かります。

しかし、ヒロトたちの奮闘をよそに、アルスは巨大衛星砲・月の雷を持ち出し、地表を壊滅していきます。また、その影響は現実世界にも及び、大規模なネットワーク障害の発生により、ダイバーたちはGBNからの強制ログアウトされてしまいます。その後、BUILD DiVERSは会合を開き、GBNの隠れミッションが、惑星・エルドラでの出来事とリンクしていると予想します。

また、エルドラに召喚されたダイバー・シドー・マサキが、アルスに精神を奪われ、現実世界では意識不明の状態に陥っていることを突き止めていました。エルドラでのミッションに失敗すれば、自分たちもマサキと同じ運命を辿ることになり、一度は思い悩むも、フレディの願い応えるため、危機的状況に陥ったエルドラ・マサキを救うべく、BUILD DiVERSは、エルドラへ向かうことを決意します。

あらすじ③ガンダムビルドダイバーズRe:RISE2nd Season

「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE2nd Season」は、前作の後編にあたり、2020年4月9日~8月27日にかけて全13話が放送されました。物語は、エルドラへの再訪を決意したBUILD DiVERSと、聖獣クアドルンとの出会いから始まります。元凶となっているアルスは、エルドラの先住民・古き民が生み出した防衛システムで、フレディたち後発の民族・新しき民を侵略者だと誤認し、彼らを襲っていました。

また、アルスもBUILD DiVERSがエルドラに来ていることを知り、両者は激しい戦いを繰り広げ、アルスは撃退されます。その後、ヒロトは、GBNで出会った謎の少女・イヴとの関係を仲間に打ち明け、アルスとの最終決戦に向けた準備を始めます。一方、エルドラに召喚されたマサキにも異変が生じるも、ヒロト達によって救出され、事なきを得ました。

その後、アルスの本拠地・月の雷の攻略の準備に向け、ヒロト達ダイバーの更なるレベルアップを目的とする超難関リハーサルミッションが開催されます。参加メンバーの中には、リク率いる本家・ビルドダイバーズもおり、ミッション終了後の親睦会でヒロトはリクと対面し、2年前の因縁に区切りをつけて和解を果たし、再戦を誓います。

そして、アルスとの最終決戦当日には、リハーサルミッションで披露したリライジングガンダムで月の雷を破壊し、アルスを追い詰めます。しかし、自身の敗北を認めないアルスは、すべての元凶であるGBNの襲撃を目論むも、その事を予測していた有志連合によって阻止され、ダイバーたちが次々と救援に駆けつける中、ヒロト・リクによるトドメの一撃に倒れます。

倒れたアルスの人格と因子は、新たに誕生したELダイバーへ再生・リライズされ、その赤ん坊を抱きあげたメイは、自分の正体はイヴの因子を受け継いだ存在であることを、ヒロトに明かします。後日、GBNでは、ELダイバー誕生のきっかけに、エルドラの古い民の因子が関わっていたことが話され、一方のヒロトは、BUILD DiVERSの仲間やフレディ、GBNのアカウントを取得した幼馴染と共に、エルドラの景色を眺めていました。

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ガンダムビルドシリーズの最新作「ガンダムビルドリアル」とは?

ガンダムビルドリアルの紹介・イメージ画像

ガンダムビルドの最新作「ガンダムビルドリアル」は、タイトルの通りガンプラの実写作品であり、ガンプラ大会に青春をかける高校生チームの熱い戦いや友情、仲間やライバルとの切磋琢磨を描き、アニメシリーズと共におすすめの作品です。以下では、タイトルに付けられた「リアル」がガンダムファンの興味を引く、「ガンダムビルドリアル」の概要やあらすじをネタバレ紹介します。

ガンダムビルドリアルとは?

「ガンダムビルドリアル」は、ガンプラ40周年記念プロジェクトの一環で制作された、ガンダムビルドの実写作品です。ガンプラを題材にした作品では初となる「ガンダムビルドリアル」は、2021年にYouTubeで第1話が配信され、第2話~6話まではBANDAI CHANNELにて配信されました。また、同年6月にはBS放送、同年11月には地上波での放送が実施されました。

ガンダムビルドリアルのあらすじ

1980年に起きたガンプラブームから数十年後、IT技術の進化により世界はeスポーツの全盛期を迎え、その中でも自分たちが制作したガンプラをスキャニングして戦わせる「ガンプラバトル」が一躍人気を集めていました。物語は、ガンプラバトルの全国制覇を目指すチームブライトの活躍をメインに、ガンプラに青春をかける高校生たちの熱い友情やバトル、成長を描いた青春群像劇です。

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ガンダムビルドシリーズの最新作「ガンダムビルドリアル」のキャラやガンプラ

ガンダムビルドリアルのキャラやガンプラ・イメージ画像

タイトルの通り、ガンプラバトルをリアルに描いた「ガンダムビルドリアル」では、実写作品ならではのキャラ設定も見どころであり、チーム・ブライトを結成した高校生5人のガンプラバトルはもちろん、彼らが用いるガンプラも注目ポイントです。以下では、ガンプラバトルのリアルな世界観を彷彿させるタイトルが特徴の、「ガンダムリアル」の登場キャラや劇中で使用されたガンプラをネタバレ紹介します。

ガンダムビルドリアルのキャラ

ガンプラを題材にした実写作品では初となる「ガンダムビルドリアル」は、高校1年生で構成されたチーム ブライトの活躍を描いています。登場人物は、ブライトのパイロット(操縦)の鈴木ヒロ、ビルド(機体の組立・塗装)の清水タクミ、プログラマ(PC技術者)の成田健太郎、C3I(通信・指揮・統制・情報)の中丸太一、アルマ(武器/防具の組立・塗装)の松本颯太等です。

ガンダムビルドリアルの使用ガンプラ

「ガンダムビルドリアル」で使用されるガンプラは、チームブライトが小学校時代に制作した設定のナナハチ(RG 1/144 RX-78-2 ガンダム)です。また、強豪校チームでは、シャア専用のザクで知られるザクII(RG 1/144 MS-06S)、ユニコーンガンダム(RG 1/144 RX-0)等のガンプラを使用しています。

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ガンダムビルドシリーズに関する感想や評価

ガンダムビルドシリーズに関する感想や評価・イメージ画像

「ガンダムビルドシリーズ」は、作画こそ子供向けですが、ガンプラ好きな大人世代や、従来シリーズのファンも楽しめるおすすめアニメであり、ガンダムシリーズの奥深さが感じられるでしょう。以下では、ガンダムアニメを見てきた大人世代にもおすすめのアニメ、「ガンダムビルドシリーズ」に関する感想や評価を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

感想1:夢みたいな作品が面白い

ガンプラファンにとって、自分が作ったガンプラを自在に操ることは、誰もが一度は考えたことがある夢であり、「ガンダムビルド」では、そのような夢をアニメを通じて叶えてくれたような作品とも評されています。また、「ガンダムビルド」では、従来シリーズの名シーンの再現や、ストーリーも面白いとも感想も見られ、多くのガンダムファンから「ガンダムビルド」をおすすめする声も寄せられています。

感想2:主人公の成長物語としての完成度が高い

ガンプラをこよなく愛するビルダー・イオリとセイジの出会いから始まる「ガンダムビルドファイターズ」は、世界一を目指す主人公2人の奮闘やライバルとの激しい攻防戦はもちろん、イオリのファイターズとしての成長も欠かせない魅力となっています。「ガンダムビルドファイターズ」は、イオリの成長物語とも呼べ、子供向けとは思えないしっかりしたストーリー構成が、成長物語として完成されていると評されています。

感想3:ガンダム愛にあふれた作品

「ガンダムビルド」は、従来シリーズとは異なる世界観・設定であるものの、劇中で登場するガンプラは、従来シリーズのガンダムをモチーフしたものや、初代ガンダムなど従来シリーズの名シーンを彷彿させるバトル展開も見どころです。ガンダムシリーズやガンプラ愛が至る所に散りばめられた「ガンダムビルド」は、かつてガンダムに夢中になった大人も大満足のおすすめのアニメシリーズです。

感想4:ガンダム初心者でも楽しめる

「ガンダムビルドRe:RISE」は、時系列ではダイバーズの2作品目にあたり、2部構成で放送されました。ガンダム初心者に向けて制作されたガンダムビルドダイバーズシリーズは、ガンダムの知識がない人でも楽しめる作風であり、ガンダム作品としてではなく、アニメ作品としても楽しめることもおすすめポイントであり、その中でも「Re:SISE」は多くの人に見て欲しいとの声も寄せられています。

感想5:ダイバーズRe:SISEは名作

オンラインゲームを舞台にした斬新な設定で注目を集めた「Re:RISE」は、ひょんなことからフォースを組むことになった主人公やダイバーたちとの交流や、大切な人々を守るために危険を覚悟で挑むヒロト達の奮闘が、ファンを夢中にさせました。また、「ガンダムビルドReダイバーズ :RISE」では、前作の主人公チームも味方に加わり、壮大なストーリー展開や感動の結末などから、「Re:SISE」は名作と評する感想も見られます。

感想6:ドラマとして面白い

シリーズ初の実写ドラマ「ガンダムビルドリアル」は、タイトルからガンプラバトルを予想していた方が多く、視聴したら普通のドラマだったことに驚いたとの感想が相次ぎました。しかし、ガンプラバトルに挑む高校生たちのリアルな心情や、ドラマならではの人間模様など、アニメシリーズでは見られない作風が注目され、「ガンダムビルドリアル」はドラマ作品として面白いと評されています。

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ガンダムビルドシリーズの順番まとめ

ガンダムビルドシリーズの順番まとめ・イメージ画像

「ガンダムビルドシリーズ」のタイトルや見るおすすめの順番、時系列、各シリーズのタイトルやあらすじ、最新作「ガンダムビルドリアル」のあらすじや登場キャラなどを、あらすじネタバレを交えながら紹介しました。小中学生をターゲットにした「ガンダムビルドシリーズ」は、従来ファンを虜にするガンプラの登場や、大人も夢中になれるストーリーが見どころで、子供から大人まで幅広い世代におすすめのガンダムアニメです。

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