【機動戦士Zガンダム】あらすじをわかりやすく解説!登場人物や名シーンも紹介

『機動戦士Zガンダム』のあらすじをわかりやすく解説!登場人物や名シーンも紹介していきます。『機動戦士Zガンダム』はガンダムシリーズの中でもファンから評価の高い作品で、登場人物やモビルスーツなども長年愛され続けている作品です。『機動戦士Zガンダム』を見た事が無いという方もきっと作品の魅力が伝わるはずなので、今回の簡単にわかりやすくまとめたあらすじ解説をぜひご覧になってみてください!

【機動戦士Zガンダム】あらすじをわかりやすく解説!登場人物や名シーンも紹介のイメージ

目次

  1. 機動戦士Zガンダムとは?
  2. 機動戦士Zガンダムのあらすじを簡単にわかりやすく解説
  3. 機動戦士Zガンダムの登場人物・声優一覧
  4. 機動戦士Zガンダムの名言や名シーン
  5. 機動戦士Zガンダムの用語をネタバレ解説
  6. 機動戦士Zガンダムの主題歌や挿入歌
  7. 機動戦士Zガンダムに関する感想や評価
  8. 機動戦士Zガンダムのあらすじまとめ

機動戦士Zガンダムとは?

『機動戦士Zガンダム』のあらすじをわかりやすく解説していく前に、作品概要について触れていきます。監督についても解説しますが、ガンダムファンにとっては知らない人がいないほど有名な人物です。また、『機動戦士Zガンダム』に登場するモビルスーツは変形型が多い事で有名ですが、それがなぜなのかを解説していきます。

機動戦士Zガンダムの概要

『機動戦士Zガンダム』は『日本サンライズ』が制作したガンダムシリーズのテレビアニメ2作目で、『機動戦士ガンダム』の7年後の世界を舞台としています。アムロやシャアをはじめとした前作の登場人物が続投している事が特徴で、物語に深く関わってきます。テレビアニメが放送されていたのは1985年から1986年までで、全50話となっています。劇場版も制作されており、テレビ版をリメイクした全3部作が公開されました。

機動戦士Zガンダムの監督

『機動戦士Zガンダム』の監督は富野由悠季(とみのよしゆき)です。ガンダムシリーズの初代である『機動戦士ガンダム』の総監督・原作・脚本・演出・絵コンテ・作詞を務めており、ガンダムの生みの親となっています。ガンダムの他の代表作に『聖戦士ダンバイン』や『伝説巨神イデオン』などの有名作品があり、巨大ロボットアニメの巨匠と称される存在です。また、『鉄腕アトム』の制作にも携わった事があります。

機動戦士Zガンダムに変形モビルスーツが多いのはなぜ?

『機動戦士Zガンダム』は前作と違って可変モビルスーツが多く登場する事が特徴です。主人公であるカミーユも当初は前作の発展型であるガンダムMk-IIに搭乗していましたが、物語の後半になってくると可変タイプであるZガンダムに乗り換えました。なぜ『機動戦士Zガンダム』に変形モビルスーツが多いのかという理由は2つあります。まずは変形モビルスーツを多数登場させる事で前作から7年後という時間経過を表したかったからです。

そしてもう1つの理由は単純に変形型ロボットの方が人気が出るからという理由となっています。実際にプラモデルやフィギュアとして売り出されたモビルスーツは大きな売り上げを記録しました。

機動戦士Zガンダム|作品紹介|サンライズ

機動戦士Zガンダムのあらすじを簡単にわかりやすく解説

ここからは『機動戦士Zガンダム』のあらすじをわかりやすく簡単に解説していきます。『機動戦士Zガンダム』を見た事がある人もそうでない人も、劇中でどんな出来事があったのかが分かる内容となっております。これを見ればなぜこの作品が長年ファンから愛され続けているのかがきっとわかるはずです。主人公であるカミーユがかっこいい成長を遂げていくところが見どころなので、ぜひご覧になってみてください!

あらすじネタバレ①ガンダムMk-IIの強奪

時は宇宙世紀0087年、一年戦争から7年の歳月が流れていました。戦争は地球連邦軍の勝利となりましたが、依然としてジオン公国軍の残党による抵抗が続いている状態です。その事から、連邦軍内ではジオンの残党狩りを大義名分としてスペースノイドへの強制的制裁を加えるエリート部隊『ティターンズ』を結成が結成されました。しかし、ティターンズは住民の毒ガス事件を起こすなど、目に余る行動を見せ始めます。

そんなティターンズに反感を抱いた一部の連邦軍兵士やスペースノイドを中心に反地球連邦組織『エゥーゴ』が結成されました。エゥーゴにはかつて赤い彗星と呼ばれたシャア・アズナブルがクワトロ・バジーナと名前を変えて所属しており、ティターンズの偵察を試みます。クワトロはエゥーゴのモビルスーツであるリック・ディアスに乗り込みながら、新しいニュータイプの存在を感じていました。

それと時を同じくして、グリーン・ノア1に住むカミーユ・ビダンは幼馴染のファ・ユイリィと共に憧れの存在であるブライト・ノアに会うために宇宙港を訪れます。しかし、カミーユはそこでティターンズの新米士官であるジェリド・メサと出会い、女性らしい名前をからかわれた事でジェリドを殴り飛ばしてしまいます。暴行罪でティターンズに逮捕されてしまったカミーユは憲兵によって尋問を受ける事になってしまうのでした。

しかし、尋問中だったカミーユはティターンズの新型モビルスーツ・ガンダムMk-IIの墜落事故の混乱に乗じて脱出する事に成功します。その一方で、クワトロはガンダムMk-IIの存在を知った事で母艦のアーガマへ連絡を取ります。それによってアーガマは砲撃を開始し、グリーン・ノア1の侵入口は開かれました。そして、エゥーゴによるガンダムMk-II奪還作戦が開始されます。

あらすじネタバレ②ジャブロー降下作戦

少佐から大佐へと昇格したブライトがエゥーゴに参加する事になり、月へと向かう事になったヘンケンに変わってアーガマの艦長に就任しました。そして、クワトロはモビルスーツを月で受領した百式に乗り換えてジャブロー降下作戦の指揮を任せられる事になります。そんな中、カミーユはファと再会を果たしましたが、戦いを前にして神経質になっている事から衝突してしまいます。

苛立った状態でカミーユはフライングアーマーを装備したガンダムMk-IIで出撃します。しかし、謎のモビルスーツ・メッサーラを駆るジュピトリス船団のパプテマス・シロッコがエゥーゴ艦隊を襲ってくるのでした。そしてジャブロー降下作戦の妨害した事がきっかけでティターンズに参加する事になったシロッコはジャミトフに忠誠を誓い、その指揮能力によって半年もたたないうちにナンバー3的な存在となっていきます。

あらすじネタバレ③宇宙帰還作戦

ジャブローから撤退する事になったエゥーゴのモビルスーツ部隊はティターンズの脅威に対抗する反連邦ネットワークであるカラバに参加しているハヤト・コバヤシと接触します。エゥーゴのパイロットを宇宙へ帰還させるためにシャトル打ち上げ基地へとやってきますが、そこでティターンズに協力する地球連邦軍の攻撃を受けてしまいます。そこで、宇宙に帰還するはずだったカミーユ・クワトロ・ロベルトが戦闘に参加するのでした。

他のパイロット達を乗せたシャトルは宇宙に向け発射されますが、激しい戦いの中でロベルトが命を落としてしまい、エゥーゴの中で初の主力パイロットの戦死という事態を迎えてしまいます。シャトルはアーガマに回収され、カミーユとクワトロはアウドムラへと退避しました。ハヤトはアウドムラの艦長へと就任し、カミーユとクワトロの宇宙帰還の機会をうかがいます。そんな中、ハヤトの妻であるフラウはアムロとの接触を図ります。

アムロは出産を控えたフラウの為に日本へのチケットを手配しました。そして空港で見送りを装い、ハヤトの容姿であるカツ・コバヤシと共に輸送機を強奪して監視を逃れます。その一方で、アウドムラは追撃部隊の指揮官であるブラン・ブルタークと強化人間であるロザミア・バダムの繰り返される襲撃に悩まされていました。可変モビルスーツであるブランのアッシマーとロザミアのギャプランはカミーユ達を苦しめ続けます。

しかしそんなアウドムラの窮地にやってきたアムロが輸送機での体当たりによってブランのアッシマーを撃退する事に成功するのでした。そしてカラバはシャトルの打ち上げ基地があるヒッコリーへの案内役としてベルトーチカ・イルマという女性を派遣します。アムロと初めて出会ったベルトーチカはアムロの繊細さと戦いに臆している様子に逆に好感を抱くのでした。

カミーユはアムロが予想外の人物だった事から失望し、かつての宿敵だったクワトロことシャアからもハッパをかけられた事で再起しようと足掻きます。その後、ヒッコリーへと到着するとベルトーチカが命がけの先導を行い、アムロはクワトロから提供されたリック・ディアスに乗ってかつての英雄を感じさせる活躍を見せます。その戦いに宇宙へ帰還予定だったカミーユも加わり、アムロとの連携を見せます。

激しい戦いの末にカミーユとアムロはブラン少佐のアッシマーを撃退する事に成功しました。そして、クワトロやカツ、百式などを乗せたシャトルはついにアーガマに回収されたのでした。

あらすじネタバレ④ホンコンシティでの戦い

度重なる戦闘によってアウドムラは物資不足に悩まさせるようになっていきました。そこで、アウドムラはエゥーゴの支援者であるルオ商会と接触を試みる為に地球連邦の租借地であるホンコンシティへとやってきます。アムロがベルトーチカと共にルオ商会へとやってくると、チケットを手配しようとしていたかつての仲間であるミライ・ヤシマと再会するのでした。

しかし、そこで不用意にルオ商会の会長であるルオ・ウーミンの名前を出してしまったアムロは商会の関係者から暴行を受けて監禁されてしまいます。その一方でティターンズ側では、ブランを失った事でベン・ウッダー大尉を中心に弔い合戦をする事に躍起になっていました。そんなティターンズに日本のムラサメ研究所が協力を申し出、強化人間であるフォウ・ムラサメとフォウの調整役であるナミカー・コーネルが派遣されてきました。

そして、ムラサメ研究所からはスードリの巨大な格納庫にも収まらないほど巨大な謎のモビルアーマーも一緒に到着します。フォウは単独での出撃を許可してもらい、そのモビルアーマー・サイコガンダムにて出撃しました。フォウの駆るサイコガンダムによってホンコンシティは大混乱となってしまいます。アムロが不在だった事からカミーユは単独で出撃しますが、ビーム・ライフルを命中させてもサイコガンダムには通用しません。

さらにサイコガンダムは拡散ビーム砲で無差別に攻撃を行い、変形も行うなどしてカミーユを困惑させます。苦戦を強いられるカミーユはビーム・サーベルでの戦いを選び、サイコガンダムを斬り付けます。サイコガンダムにダメージは無かったものの、フォウは意識を斬られたと錯覚して撤退していきました。そしてアムロはルオ商会の統括であるステファニー・ルオと対面し、一緒に避難していました。

その後、アムロはコーラルオリエント号を宿代わりにしているミライの元を訪れて、アウドムラに乗る事を勧めます。カミーユもアムロの護衛としてやってきていましたが、そこでフォウの姿を見てただならぬ雰囲気を感じました。そしてフォウも同じ様な雰囲気をカミーユに感じます。フォウはカミーユが運転しているエレカに無理やり乗り込み、情報を引き出そうとしました。

その頃、ウッダーはアムロと接触しているミライを重要人物と見抜き、ミライと子供達を人質にとります。ウッダーは交渉に現れたアムロも人質に取り、アウドムラの明け渡しを要求しました。最悪の状況となりましたが、ハヤトは交渉に応じるフリをしてカミーユがガンダムMk-IIで人質を解放するという作戦に出ます。カミーユは慣れない水中戦ながらもマリン・ハイザックを撃破し、アムロとの連携で人質を解放する事に成功しました。

絶妙なコンビネーションによって人質救出作戦は成功し、アムロとカミーユは信頼関係を深める事となりました。そしてカミーユはフォウに対して惹かれる感覚を持つ事をアムロに相談します。それを聞いていたベルトーチカは一目惚れだとからかいましたが、アムロは『その女は危険だ』と突き放しました。その様子を見ていたミライはカミーユに、かつてララァという少女がいた事をカミーユに話します。

アムロはララァを結果的に死なせてしまった事で苦しみ、今も心の中にララァが存在し続けています。その話を聞いたカミーユは自分の目で確かめるためにアウドムラを抜け出します。その一方で自分もカミーユを求めていたフォウも監視者に24時までに戻ると告げてカミーユと再会するのでした。カミーユとフォウは敵同士だという事は分かっていましたが、お互いを求め合ってしまいます。

その頃、ウッダーはサイコガンダムに乗り込んで出撃しますが、サイコガンダムは感応した事によって操縦不能に陥ります。カミーユはアムロの援護によってガンダムMk-IIに乗りこみますが、サイコガンダムのパイロットがフォウという事を知って撃破よりもフォウの解放を優先して動きます。しかし、フォウはカミーユよりも自分の記憶を取り戻す事にこだわり、撤退していきました。

戦力不足によってウッダーはムラサメ研究所の閉鎖を脅迫材料としてフォウに出撃を強要し続けていました。度重なる戦闘によってフォウはひどい頭痛に悩まされるようになり、その後のアムロとの戦闘も頭痛によって撤退を余儀なくされました。ウッダーはサイコガンダム以外のモビルスーツを失ってしまった事で、スードリでの特攻を決めます。サイコガンダムは陽動の為に先に出撃し、ガンダムMk-IIと三度目の対峙となるのでした。

しかし、カミーユは攻撃しようとせずにフォウと会話をします。その会話によって別れを決意したフォウはカミーユに銃口を向けた後にスードリに突入していきました。それに気づいたウッダーはフォウを銃撃したのちにアムロとの戦闘となります。その後、カミーユはフォウとアムロの働きによってガンダムMk-IIと共に宇宙へと帰還するのでした。

あらすじネタバレ⑤アポロ作戦

ティターンズは月面都市フォン・ブラウンの制圧を計画していました。そんな中、シロッコはジャブローから宇宙に帰還したジェリドとジェリドの相棒であるマウアー・ファラオに新型モビルスーツ・ガブスレイを与えます。ジャミトフの目的が地球圏の掌握とアースノイドの殲滅であると見抜いていたシロッコはそれに協力すると見せかけて自分がその計画を乗っ取ろうと画策していました。

その後、ジェリドとマウアーガブスレイにてアーガマを奇襲します。窮地に立たされるカミーユでしたが、そんな中で新型機を受け取る為にグラナダに出向いていたアポリーとファが帰還し、新型モビルスーツ・Zガンダムに乗り換えたカミーユによってガブスレイは撃破されました。ジェリドは新型機を失ってしまいましたが、ニュータイプ候補生であるサラ・ザビアロフとシドレを預かり再び出撃します。

ジェリドは敵のモビルスーツ2機を撃退しようとしますが、やがてアーガマとZガンダムが到着した事で劣勢となり、この戦闘でシドレを失う事となってしまいます。Zガンダムによってアーガマの戦闘態勢が整いつつありましたが、それはシロッコ隊も同じでした。そしてついに8月10日、ティターンズはフォン・ブラウンの制圧を目的とするアポロ作戦を実行に移します。

シロッコはジェリド隊を囮としてZガンダムと百式を足止めし、ドゴス・ギアをフォン・ブラウンに降下させます。シロッコはエゥーゴが撤退しなければフォン・ブラウンを全面攻撃すると脅迫し、エゥーゴは一時撤退を余儀なくされます。この事でフォン・ブラウンは一時、ティターンズに占領される事になるのでした。エゥーゴはその後、敵情視察としてカミーユを派遣しますが、これにカツがこっそりと同行しました。

カミーユはジェリドに発見されてしまい、絶体絶命となってしまいますが、カツに助けられる事になります。その一方でアーガマはフォン・ブラウンに接近していましたが、そこをアレキサンドリア隊のヤザン・ゲーブルに発見されてしまい戦闘となります。フォン・ブラウンは空襲状態となりますが、レコアが運び込んだZガンダムに乗り込んだカミーユによってヤザンは撃破されます。

この戦闘の間にフォン・ブラウンの発電施設をエゥーゴが占拠します。シロッコによってフォン・ブラウンの最高指揮を任されていたジャマイカンは劣勢状態となり、あっさりとフォン・ブラウンを手放して撤退するのでした。

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機動戦士Zガンダムの登場人物・声優一覧

カミーユ・ビダン役/飛田展男

カミーユ・ビダンは『機動戦士Zガンダム』の主人公で、前述でわかりやすく簡単に解説してきましたが、物語が始まった時はグリーン・ノアに住んでいた高校生でした。女性のような名前にコンプレックスを抱いていた事から男らしい趣味に没頭してきましたが、ティターンズのジェリドに名前を馬鹿にされた事で彼を殴り、逮捕された事をきっかけに壮絶な戦いへと足を踏み入れる事になっていきます。

担当声優は飛田展男で、1982年から声優として活動しています。カミーユのような繊細な少年から熱血漢、ギャグキャラまで幅広い演技力を持っており、代表キャラに『ちびまる子ちゃん』の丸尾末男や『海がきこえる』の主人公・杜崎拓などがあります。

クワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)役/池田秀一

クワトロ・バジーナは『機動戦士Zガンダム』の重要登場人物で、前述でわかりやすく簡単に解説してきたように、その正体は赤い彗星の異名を持つシャア・アズナブルです。エゥーゴの創設に関わった幹部で、ニュータイプの素質を見極めた事でカミーユをエゥーゴに引き入れた張本人でもあります。当初は正体を隠しきれていましたが少しずつ周囲に気づかれていき、EDのテロップにもシャア・アズナブルと書かれるようになりました。

担当声優は池田秀一です。子役として活動した後に1970年代から声優業を始め、ガンダムのシャア役に抜擢された事で彼の代表作となり、アニメだけでなくゲームなどでも長年演じる事になっていきます。その他の有名な代表キャラに『るろうに剣心』の比古清十郎や『名探偵コナン』の赤井秀一などがあります。

ブライト・ノア役/鈴置洋孝

ブライト・ノアは『機動戦士Zガンダム』にてアーガマの艦長を務める人物で、前述でわかりやすく簡単に解説してきましたが、前作の登場人物でもあり、一年戦争にて大きな功績を残しています。クワトロがガンダムMk-IIの強奪に成功した時、ブライトはグリーン・ノアの住民を助けて宇宙を漂流しており、その後にエゥーゴに助けられた事でアーガマの艦長に抜擢される事になります。

担当声優は鈴置洋孝です。1977年から声優業を開始し、甘い声で人気の有名声優となっていきましたが、2006年8月6日に肺がんの為亡くなっています。代表キャラに『るろうに剣心』の斎藤一や『らんま1/2』の九能帯刀などがあります。

ファ・ユイリィ役/松岡美幸

ファ・ユイリィは『機動戦士Zガンダム』のヒロインである登場人物で、前述でわかりやすく簡単に解説してきましたが、カミーユの幼馴染みでもあります。カミーユの両親は家に不在な時が多い為、カミーユの世話を焼いてきており、カミーユもそれに依存しているようでした。ガンダムMk-IIの強奪の時に両親がティターンズに捕らえられてしまいますが、ファ自身はブライトに助けられてアーガマへとやってきます。

担当声優は松岡美幸です。重要な登場人物であるファ役は彼女のデビュー作でもあり、派生作品などで長年演じる事になる代表作となりました。主に海外映画・ドラマの吹き替えをこなしてきましたが、2022年8月現在声優業は引退しています。

エマ・シーン役/岡本麻弥

エマ・シーンは代々軍人の家系である日系9世で、元々はティターンズの所属でしたが、正義と信じてきたティターンズに疑問を抱くようになり、その後にエゥーゴに鞍替えする事になる登場人物です。担当声優は岡本麻弥で、1985年から声優業を開始し、代表キャラに『サイレントメビウス』の彩弧由貴や海外ドラマ『アルフ』のリン・タナーなどがあります。

ジェリド・メサ役/井上和彦

ジェリド・メサは前述でわかりやすく簡単に解説してきましたが、ティターンズ所属のパイロットで、カミーユの名前をからかった事で彼の運命を変えたと言っても過言ではない登場人物です。エリート意識を持っておりプライドも高いですが、仲間思いな一面も持っています。担当声優は井上和彦です。1973年から声優業を開始し、代表キャラに『美味しんぼ』の主人公・山岡士郎や『NARUTO』のはたけカカシなどがあります。

パプテマス・シロッコ役/島田敏

パプテマス・シロッコは前述でわかりやすく簡単に解説してきましたが、ティターンズのナンバー3にまで上り詰めた登場人物で、『機動戦士Zガンダム』のラスボスでもあります。高いニュータイプ能力を持っており、劇中ではカミーユの攻撃しか被弾しませんでした。担当声優は島田敏です。1978年から声優業を開始し、代表作に劇場版『ドラゴンボール』に登場するブロリーや『ちびまる子ちゃん』のおじいちゃんなどがあります。

ハマーン・カーン役/榊原良子

ハマーン・カーンはジオンの残党勢力であるアクシズの指導者で、高いニュータイプ能力を持った登場人物です。次回作である『機動戦士ガンダムZZ』では主人公であるジュドーと深く関わっていき、実質的なラスボスでもあります。担当声優は榊原良子です。1970年代から声優業を開始し、代表キャラに『風の谷のナウシカ』のクシャナや『機動警察パトレイバー』の南雲しのぶなどがあります。

ナレーション役/小杉十郎太

『機動戦士Zガンダム』のナレーションを務めた声優は小杉十郎太で、登場人物の1人であるヘンケン・ベッケナーの担当声優でもあります。1985年から声優業を開始し、『機動戦士Zガンダム』のナレーションとヘンケン役は彼のデビュー作となりました。低く太い声が特徴で、他の代表キャラに『剣勇伝説YAIBA』の佐々木小次郎や『鬼神童子ZENKI』のZENKIなどがあります。

機動戦士Zガンダムの名言や名シーン

名言①「そういう組織を…」

そういう組織を憎むことを、僕は今日覚えたんだ!

『機動戦士Zガンダム』の第4話『エマの脱走』にてカミーユがジェリドに対して発言した名言です。ジェリドによって母親を殺されたカミーユでしたが、冷静な態度で容赦の無いセリフをジェリドに叩きつけました。

名言②「恥を知れ…」

恥を知れ、俗物!

『機動戦士Zガンダム』の第47話『宇宙の渦』にてハマーンがカミーユに対して発言した名言です。『このキュベレイ見くびってもらっては困る』と共にハマーンの名言として有名なセリフで、文字の入ったTシャツなどのグッズも多く発売されています。

名言③「俺を戦いに駆り立てたのは…」

俺を戦いに駆り立てたのは貴様だ!そんなこと言えるのかよ!俺はお前ほど人を殺しちゃいない!

『機動戦士Zガンダム』の第49話にてジェリドがカミーユに対して発言した名言です。ジェリドはカミーユの母親を殺しましたが、ジェリドからするとカミーユも自分から全てを奪った存在で、恨みのこもったセリフとなっています。

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機動戦士Zガンダムの用語をネタバレ解説

用語①エゥーゴ

地球連邦軍の一部の兵士やスペースノイドによって結成された組織で、前述でわかりやすく簡単に解説してきましたが、反ティターンズの意思の元活動をしています。ガンダムMk-IIの強奪から歴史の表舞台に立ちました。

用語②ティターンズ

ティターンズは地球連邦軍の精鋭部隊で、前述でわかりやすく簡単に解説してきましたが、ジオン軍の残党狩りを名目上の活動としながらスペースノイドに対して毒ガス攻撃を行うなど行き過ぎた行動が多く、それに反発する人々によってエゥーゴが作られる事となりました。

用語③カラバ

ティターンズの脅威によって組織され、前述でわかりやすく簡単に解説してきましたが、ベルトーチカの所属している組織でもあります。エゥーゴが宇宙で活動している事に対してカラバは地上で活動しています。

用語④アクシズ

アクシズは前述でわかりやすく簡単に解説してきましたが、ティターンズ、エゥーゴに続く第三勢力です。ハマーンが実質的な指揮官となっており、ネオ・ジオンと名乗っています。

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機動戦士Zガンダムの主題歌や挿入歌

機動戦士Zガンダムのオープニングテーマ

『機動戦士Zガンダム』のオープニングテーマは1話から23話まで使用された鮎川麻弥の歌う『Z・刻をこえて』と、24話から最終話まで使用された森口博子の歌う『水の星へ愛をこめて』です。

機動戦士Zガンダムのエンディングテーマ

『機動戦士Zガンダム』のエンディングテーマは鮎川麻弥の歌う『星空のBelieve』です。発売されたシングルCDにはオープニングテーマである『Z・刻をこえて』のロングバージョンも収録されています。

機動戦士Zガンダムの挿入歌

『機動戦士Zガンダム』で使用された挿入歌は、第13話にて使用された間嶋里美の歌う『ハッシャバイ』と、第20話で使用された森口博子の歌う『銀色ドレス』となっています。

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機動戦士Zガンダムに関する感想や評価

『機動戦士Zガンダム』はストーリーが面白いというファンの感想があります。前述でわかりやすく簡単に解説してきましたが、地球連邦軍の内部抗争というストーリーです。今回は簡単に解説しましたが、登場人物達の人間関係など複雑な面も多く存在します。

『機動戦士Zガンダム』の登場人物は全てが愛すべきキャラだというファンの感想があります。わかりやすく簡単に解説してきたあらすじだけでなく、登場人物達ももちろん作品の大きな魅力です。ツイッター上ではその中でもどの登場人物が好きかという事でファンは意見を交換し合って楽しんでいます。

主人公であるカミーユの駆るモビルスーツ・Zガンダムがかっこいいというファンの感想があります。前述でわかりやすく簡単に解説してきましたが、カミーユが当初当初乗っていたモビルスーツはガンダムMk-IIで、途中から新型モビルスーツ・Zガンダムに乗り換えました。

カミーユとフォウの出会いに魅入ってしまうというファンの感想があります。前述でわかりやすく簡単に解説してきましたが、敵同士でありながら惹かれ合っていったカミーユとフォウの切ないストーリーは『機動戦士Zガンダム』の中でも大きな出来事です。

ベルトーチカがかわいいというファンの感想があります。前述で簡単に解説してきましたが、ベルトーチカはアムロの恋人となっていきます。登場人物の中にはフォウやファなどかわいい女性キャラが多く存在しますが、ベルトーチカが一番かわいいという意見は少なくありません。

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機動戦士Zガンダムのあらすじまとめ

『機動戦士Zガンダム』のあらすじを簡単にわかりやすく解説してきましたが、いかがだったでしょうか?登場人物の人間関係も含めて深いストーリーに仕上がっている事が分かります。また名シーンも多い事から、ガンダムファンからは長年愛され続けている作品です。

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