【機動戦士Zガンダム】エマ・シーンの声優は？主な出演作・代表キャラや名言も紹介

アニメ機動戦士Zガンダムの作中で｢ティターンズ｣から｢エゥーゴ｣に寝返りしたエマ・シーン。アニメ機動戦士Zガンダムに登場するエマ・シーンはトップクラスの実力を持ったパイロットであり、ガンダムMk-Ⅱやリック・ディアスに搭乗しています。しかしレコア・ロンドとの戦いでヤザンの攻撃を受け、戦死してしまいました。本記事ではそんなエマ・シーンについて声優の岡本麻弥と富沢美智恵や名言・名セリフなどをご紹介します。

ではエマ・シーンの声優や名言・名セリフ、搭乗機体などをご紹介する前に、エマ・シーンが登場するアニメ機動戦士Zガンダムの作品情報とストーリーのあらすじについて簡単にご紹介していきます。エマ・シーンが登場する機動戦士Zガンダムとはサンライズのオリジナルテレビアニメ作品です。アニメ機動戦士Zガンダムはアニメ｢機動戦士ガンダム｣の続編として作られた作品であり、1985年から1986年にかけて全国で放送されました。

1985年から1986年まで放送されたアニメ機動戦士Zガンダムは一年戦争の7年後に起きたグリプス戦役を舞台としており、｢ティターンズ｣と｢エゥーゴ｣という2つの連邦軍の派閥の対立が描かれています。そんなアニメ機動戦士Zガンダムはガンダムシリーズの中で特に高い人気を博しており、2022年8月現在も多数のファンに愛され続けています。そのため本作はリメイク版の映画や漫画、ゲームなどのメディア作品が多数作られています。

1年戦争から7年が経った宇宙世紀0087年。地球連邦軍内の派閥である｢ティターンズ｣は地球至上主義を掲げ、｢ジオンの残党狩り｣と称してスペースノイドに弾圧を繰り返していました。これにスペースノイドは｢エゥーゴ｣という反地球連邦組織を結成し、極悪非道な｢ティターンズ｣と大きな内紛が始まります。この地球連邦軍の内紛に主人公のカミーユ・ビダンは巻き込まれ、ニュータイプとしての力を覚醒させていくことになるのでした。

本記事で声優や名言・名セリフ、搭乗機体などをご紹介するエマ・シーンとはアニメ機動戦士Zガンダムに登場するキャラクターの1人です。アニメ機動戦士Zガンダムに登場するエマ・シーンは｢ティターンズ｣所属の美しい女性MSパイロットであり、センター分けした丸っこい独特なショートボブヘアーが特徴となっています。エマ・シーンは日系人の軍人家庭出身と設定されており、｢ティターンズ｣内で中尉の地位に就いています。

性格は軍人気質でルールに厳しく、規律を破る者に容赦しません。この男勝りで凛とした性格と美しい容姿からエマ・シーンはガンダムシリーズで非常に高い人気を博しています。そんなエマ・シーンは作中で卑劣な手段を取る｢ティターンズ｣に失望し、｢エゥーゴ｣へ寝返ります。裏切り者のエマ・シーンは保護観察に近い扱いを受けるものの、卓越したMSの操縦技術と性格を買われ、｢エゥーゴ｣内で大いに信頼されるようになりました。

アニメ機動戦士Zガンダムに登場するエマ・シーンは年齢が24歳のキャラクターであることが判明しています。年齢が24歳のエマ・シーンは元々日系9世として軍人家庭に生まれ、一年戦争で父親を亡くします。父親を亡くしたエマ・シーンは第七七五辺境警備機動艦隊に配属されるほどの成績を軍で収め、｢ティターンズ｣に入りました。ちなみにエマ・シーンは本編の4年前にアムロ・レイと出会っていることが公式の情報で分かってます。

2022年8月現在も多数のガンダムシリーズファンに高い人気を博しているアニメ機動戦士Zガンダムのエマ・シーン。そんなエマ・シーンをアニメ機動戦士Zガンダムで演じた声優は日本の女性声優である岡本麻弥です。エマ・シーン役の岡本麻弥は1985年から活動しているベテラン声優であり、これまで数多くの人気キャラクターを演じています。ではここからは声優・岡本麻弥のプロフィールや演じたキャラについてご紹介していきます。

アニメ機動戦士Zガンダムでエマ・シーンを演じた岡本麻弥とは1967年の2月3日に東京都で生まれた女性声優であり、2022年8月現在フリーの声優として活動しています。元々岡本麻弥は高校に進学した1982年に勝田声優教室へ入り、同期の伊藤美紀や南央美と共に演技を学びました。勝田声優教室で演技を学んだ岡本麻弥は1985年のOVA｢メガゾーン23｣で女1役と子供役を担当し、高校在学中に声優デビューすることになりました。

高校在学中に声優デビューした岡本麻弥は1985年のアニメ機動戦士Zガンダムでエマ・シーンを演じ、一躍注目を集めます。アニメ機動戦士Zガンダムのエマ・シーン役で注目を集めた岡本麻弥は1986年にアニメ｢メイプルタウン物語｣で初めて主人公キャラを担当し、声優として大ブレイクしました。そんなベテラン声優の岡本麻弥は2022年8月現在、声優業・女優業・歌手業を両立しながらアニメ界の第一線で大活躍し続けています。

• 1986年のアニメ｢機動戦士ガンダムZZ｣：リィナ・アーシタ役
• 1986年のアニメ｢メイプルタウン物語｣：パティ・ホープラビット役
• 1992年のアニメ｢大草原の小さな天使ブッシュベイビー｣：ジャッキー役
• 1995年のアニメ｢ルパン三世ハリマオの財宝を追え！！｣：ダイアナ役
• 1995年のアニメ｢アンパンマン｣：ススキちゃん役、のぎくちゃん役、他
• 1996年のアニメ｢機動戦艦ナデシコ｣：ハルカ・ミナト役
• 1997年のアニメ｢EAT-MAN｣：アニーナ・ファイザル役

• 1998年のアニメ｢サイレントメビウス｣：彩弧由貴役
• 2005年のアニメ｢ガラスの仮面｣：鷹宮紫織役
• 2007年のアニメ｢銀魂シリーズ｣：阿音役
• 2009年のアニメ｢そらのおとしもの｣：ハーピー2役
• 2019年のアニメ｢賢者の孫｣：アイリーン＝フォン＝クロード役
• 1998年のゲーム｢サクラ大戦2｣：ソレッタ・織姫役
• 1998年のゲーム｢少女革命ウテナいつか革命される物語｣：三条院千種役

上述の通り、アニメ機動戦士Zガンダムのキャラクターであるエマ・シーンはベテラン声優の岡本麻弥が演じています。しかし一部のガンダムシリーズのゲーム作品ではエマ・シーン役が岡本麻弥から富沢美智恵に変更されています。では一部のゲーム作品でエマ・シーン役を担当した富沢美智恵とはどのような声優なのでしょうか。ここからはゲーム版のエマ・シーン役・富沢美智恵のプロフィールや演じたキャラについてご紹介します。

ガンダムシリーズのゲームでエマ・シーンを演じた富沢美智恵とは1961年の10月20日に長野県で生まれた女性声優であり、2022年8月現在青二プロダクションに所属しながら活動しています。長野県生まれの富沢美智恵は小学4年生の頃から群馬県で暮らし、その中で｢宇宙戦艦ヤマト｣や｢ガッチャマン｣などのアニメ作品に夢中になったそうです。この時アニメのキャラクターになりたいと考え、声優業を志すようになりました。

声優を志した富沢美智恵は高校卒業と同時に上京し、東京俳優生活協同組合の養成所で演技を学びました。その後富沢美智恵は1983年に声優デビューしました。そして富沢美智恵は1992年にアニメ｢美少女戦士セーラームーン｣で主要キャラの火野レイ（セーラーマーズ）を演じ、声優として大ブレイクすることになりました。そんな富沢美智恵は2022年8月現在、声優以外に歌手や女優といった幅広い分野で活躍しています。

• 1983年のアニメ｢聖戦士ダンバイン｣：エル・フィノ役
• 1984年のアニメ｢超時空騎団サザンクロス｣：ジャンヌ役
• 1987年のアニメ｢きまぐれオレンジ☆ロード｣：春日まなみ役
• 1991年のアニメ｢ハイスクールミステリー学園七不思議｣：一条みずき役
• 1992年のアニメ｢美少女戦士セーラームーンシリーズ｣：火野レイ役
• 1992年のアニメ｢クレヨンしんちゃんシリーズ｣：まつざか梅役
• 1993年のアニメ｢GS美神｣：小笠原エミ役

• 1996年のアニメ｢エルフを狩るモノたち｣：小宮山愛理役
• 2006年のアニメ｢ブラックラグーン｣：ロベルタ役
• 2010年のアニメ｢まじっく快斗｣：黒羽千影役
• 1986年のアニメ映画｢プロジェクトA子｣：C子役
• 1996年のゲーム｢サクラ大戦シリーズ｣：神崎すみれ役
• 1997年のゲーム｢快刀乱麻シリーズ｣：琴原淑乃役
• 2004年のゲーム｢NINJA GAIDEN｣：レイチェル役

ではここからはアニメ機動戦士Zガンダムのキャラクターであるエマ・シーンの名言や名セリフについてご紹介していきます。まずご紹介するエマ・シーンの名言・名セリフはアニメ機動戦士Zガンダムの第4話でカミーユ・ビダンに言い放ったセリフです。アニメ機動戦士Zガンダムの第3話で｢ティターンズ｣のMSパイロットであるジェリド・メサは上司のバスク・オムの策略に従い、カミーユ・ビダンの両親を容赦なく殺害します。

その後物語が第4話｢エマの脱走｣に移り、主人公のカミーユ・ビダンは両親の死に嘆き悲しみました。両親を失ったことを考えると、カミーユ・ビダンの悲しみは仕方ありません。しかしそれを見ていたエマ・シーンは上記の名言・名セリフを言い放ち、カミーユ・ビダンを一喝します。上記の名言・名セリフはカミーユ・ビダンに対してかなり厳しいものであるものの、軍人気質なエマ・シーンらしいセリフといえるでしょう。

2つ目にご紹介するエマ・シーンの名言・名セリフはアニメ機動戦士Zガンダムの第21話で発したセリフです。アニメ機動戦士Zガンダムの第21話でカミーユ・ビダンは細かいことを言われ、トーレスと喧嘩してしまいます。この時規律に厳しいエマ・シーンは上記の名言・名セリフを言い、カミーユ・ビダンを説教しました。上記の名言・名セリフはエマ・シーンにしか似合わないため、彼女の一番代表的なセリフとなっています。

3つ目にご紹介するエマ・シーンの名言・名セリフはアニメ機動戦士Zガンダムの第25話で発したセリフです。アニメ機動戦士Zガンダムの第25話で｢エゥーゴ｣のヘンケン・ベッケナーは核パルスの放射能汚染の影響を受け、エマ・シーンが子供を産めない身体になったらどうしようと心配します。この時ヘンケン・ベッケナーから一方的な好意を向けられていたエマ・シーンは上記の名言・名セリフを口にし、微笑ましい姿を見せました。

4つ目にご紹介するエマ・シーンの名言・名セリフはアニメ機動戦士Zガンダムの第6話でカミーユ・ビダンに伝えたセリフです。両親を亡くした際、エマ・シーンにキツイ言葉を貰ったカミーユ・ビダンはしばらく立ち直れずにいました。しかしエマ・シーンはそんなカミーユ・ビダンに一切容赦せず、第6話で上記の名言・名セリフを放ちます。この酷い上記の名言・名セリフは多数のガンダムシリーズファンに強い衝撃を与えました。

5つ目にご紹介するエマ・シーンの名言・名セリフは死の間際にカミーユ・ビダンへ伝えたセリフです。作中でエマ・シーンはヤザン・ゲーブルの攻撃によって重傷を負い、カミーユ・ビダンに助けられます。しかしエマ・シーンは助かることのない傷を負っており、自身の死を自覚していました。そこでエマ・シーンは上記の名言・名セリフを言いながらZガンダムが人の意思を吸い込むことをカミーユ・ビダンに伝え、息を引き取りました。

ではここからはアニメ機動戦士Zガンダムのキャラであるエマ・シーンの強さや搭乗機体についてご紹介していきます。アニメ機動戦士Zガンダムに登場するエマ・シーンはニュータイプのキャラクターではありません。しかしエマ・シーンは｢エゥーゴ｣でトップクラスの実力を持っており、リック・ディアスやガンダムMk-Ⅱといったエース機体に搭乗しています。なのでエマ・シーンは物語序盤でクワトロ級の兵士として扱われていました。

まずご紹介するエマ・シーンの搭乗機体はリック・ディアスです。エマ・シーンが搭乗するリック・ディアスとは｢ガンダリウムγ合金｣を使い、｢アナハイム・エレクトロニクス｣が作った｢エゥーゴ｣の量産型MSです。リック・ディアスは｢γガンダム｣と呼ばれるほどガンダムに近い性能を持っており、｢エゥーゴ｣のエース機となっています。しかしリック・ディアスは生産コストが非常に高く、主力の量産型MSになることがありませんでした。

2つ目にご紹介するエマ・シーンの搭乗機体はガンダムMk-2です。エマ・シーンが搭乗するガンダムMk-2とは｢ティターンズ｣が主導で開発したガンダムタイプのMSであり、RX-78ガンダムの後継機として知られています。ガンダムMk-2は旧式の素材を使っているものの、RX-78ガンダムを超える性能を有しており、｢ティターンズ｣が我々のためのガンダムと称しています。しかしガンダムMk-2は強奪され、｢エゥーゴ｣のものになりました。

ではここからはアニメ機動戦士Zガンダムのキャラクターであるエマ・シーンの魅力やヘンケン・ベッケナーとの関係、最後についてご紹介していきます。エマ・シーンは非常に軍人気質な性格をしており、誰よりも規律を重んじています。しかし中身は年相応の女性であり、ヘンケン・ベッケナーへ恋心のような感情を抱いています。この外面と内面のツンデレなギャップからエマ・シーンはガンダムシリーズで高い人気を博しています。

アニメ機動戦士Zガンダムに登場するヘンケン・ベッケナーとは｢エゥーゴ｣に所属している地球連邦軍のキャラクターであり、中佐としてアーガマやラーディッシュの艦長を務めています。ヘンケン・ベッケナーは豪快な性格と卓越した指揮能力を有しており、｢エゥーゴ｣のメンバー達に尊敬されています。そんなヘンケン・ベッケナーはエマ・シーンが大好きであり、作中でお茶に誘ったりやプレゼントを送ったりしています。

しかしヘンケン・ベッケナーは恋愛に奥手な性格が災いし、エマ・シーンに自身の思いを伝えられていません。一方エマ・シーンはヘンケン・ベッケナーの気持ちに気付いており、特別な感情を抱いているような姿を見せています。しかしグリプス2の戦いでヘンケン・ベッケナーはエマ・シーンをヤザンのハンムラビから守り、戦死します。その後エマ・シーンはショックで放心状態となり、ヘンケン・ベッケナーの死をカミーユへ伝えました。

アニメ機動戦士Zガンダムの第39話｢湖畔｣でエマ・シーンは初めて私服姿を披露しました。アニメ機動戦士Zガンダムの第39話で見せたエマ・シーンの私服は緑のスカートに黄色のダブルのジャケットを合わせており、レトロな雰囲気を漂わせています。確かに令和の時代だと、エマ・シーンの私服は古く感じてしまいます。しかし2022年8月現在レトロな服装が流行となっているので、エマ・シーンの私服はかわいいと評価されています。

アニメ機動戦士Zガンダムのグリプス戦役終盤でエマ・シーンはパラス・アテネに搭乗したレコア・ロンドと激戦を繰り広げます。この戦いでエマ・シーンはパラス・アテネを破壊し、レコア・ロンドの最後のセリフが気になってコクピットを飛び出します。するとヤザン・ゲーブルが乗るハンムラビが現れ、パラス・アテネの残骸を破壊しました。この時エマ・シーンはパラス・アテネの残骸が直撃し、重傷を負ってしまいます。

重傷を負ったエマ・シーンはカミーユ・ビダンに救出され、アレキサンドリアのエアハッチへ逃げ込みます。しかしエマ・シーンは死を悟り、人の意思を吸い込むことでZガンダムが強くなることをカミーユ・ビダンへ伝えます。そしてエマ・シーンは絶命し、コロニーレーザーによって消滅することになりました。一方小説ではシロッコの攻撃で重傷を負ったことになっており、漫画版はジ・Oのビームライフルを受けて死亡しています。

アニメ機動戦士Zガンダムに登場するエマ・シーンの声優に関する感想では岡本麻弥の声が好きといった感想が多く寄せられていました。アニメ機動戦士Zガンダムでエマ・シーンを演じた岡本麻弥は非常に色っぽい声質を持った声優であり、エマ・シーンのようなお姉さんキャラを多数演じています。そんな岡本麻弥の声はエマ・シーンとマッチしており、多数のガンダムシリーズファンに高い人気を博しています。

アニメ機動戦士Zガンダムに登場するエマ・シーンの声優に関する感想では岡本麻弥の当時の年齢に驚く感想も多く寄せられていました。アニメ機動戦士Zガンダムが放送された際、声優の岡本麻弥は高校生でした。しかし岡本麻弥はエマ・シーンというキャラを完璧に演じ、高校生だと思えない演技力と声を見せつけました。なのでエマ・シーンを演じた岡本麻弥の凄さは2022年8月現在も多数のガンダムシリーズファンに驚かられています。

アニメ機動戦士Zガンダムに登場するエマ・シーンの声優に関する感想ではリィナ・アーシタと声優が同じだと気付かないといった感想も多く寄せられていました。リィナ・アーシタとはジュドー・アーシタの妹であり、アニメ機動戦士ガンダムZZに登場しています。リィナ・アーシタはエマ・シーンと真逆のキャラクターであるものの、声優の岡本麻弥は見事に演じ分けており、当初声優が同じだと全く気付かれませんでした。

本記事ではアニメ機動戦士Zガンダムに登場するエマ・シーンについて声優や名言・名セリフ、搭乗機体などをご紹介しました。確かにエマ・シーンはアニメ機動戦士Zガンダムにしか登場しないキャラクターです。しかしエマ・シーンはキャラクターとしての魅力や声優の演技力が凄まじく、高い人気を博し続けています。なのでアニメ機動戦士Zガンダムを見たことが無い方は一度ご覧頂き、エマ・シーンをチェックしてみて下さい。