【機動戦士Zガンダム】ウォン・リーは実はカンフーの達人?名言や声優は?

ウォン・リーは『機動戦士Zガンダム』と『機動戦士ZZガンダム』に登場した人物です。反地球連邦組織「エゥーゴ」の出資者であるアナハイム・エレクトロニクスの幹部という立場があるため、ブライトを始めとするエゥーゴクルーに対して、無理な要求を突きつけることがありますが、その一方でブライトの失態を咎めなかったり、子供にジュースを買ってあげたりするなど優しい一面もありました。当記事では、そんなウォン・リーの強さや名言・名セリフを中心に、ナラティブ時代の活動やアニメ声優を紹介していきます。

【機動戦士Zガンダム】ウォン・リーは実はカンフーの達人?名言や声優は?のイメージ

目次

  1. ウォン・リーとは?
  2. ウォン・リーは実はカンフーの達人?強さや性格も考察
  3. ウォン・リーの名言や名セリフ
  4. ウォン・リーの歴代声優
  5. ウォン・リーに関する感想や評価
  6. ウォン・リーまとめ

ウォン・リーとは?

『機動戦士Zガンダム』のウォン・リーはエレクトロニクスの幹部という立場にあるため、エゥーゴクルーに無理な要求を突きつけたり、カミーユの顔面を蹴ったりするなどその圧倒的な存在感を視聴者に刻んでいました。ここからは、そんなウォン・リーの活躍シーンや名言・名セリフを中心に、ナラティブ時代の様子やアニメ声優を紹介していきます。それではまず『機動戦士Zガンダム』の作品情報からご覧ください。

機動戦士Zガンダムの作品情報

機動戦士Zガンダムの概要

『機動戦士Ζガンダム(きどうせんしゼータガンダム)』は名古屋テレビを制作局としてテレビ朝日系列にて、1985年から1986年にかけて放送されたロボットアニメです。略称は「Z(ゼータ)」。本作を原作とする映画も公開されており、『機動戦士ZガンダムⅡ-恋人たち-(2005年10月29日公開)』、2006年に『機動戦士ΖガンダムIII-星の鼓動は愛-(2006年3月4日公開)』といった2作品が公開されています。

機動戦士Zガンダムのあらすじ

ここでは『機動戦士Zガンダム』のあらすじを簡単にまとめていきます。『機動戦士ガンダム』の続編にあたる本作は、前作の一年戦争が終結してから7年の月日が流れた宇宙世紀0087年が舞台となっています。ジオン公国軍に実質的勝利を収めた地球連邦軍。しかし、依然としてジオン公国軍の残党勢力が連邦軍に抵抗しているため、連邦軍のジャミトフ・ハイマン准将による残党狩りを目的とする特殊部隊「ティターンズ」が結成され…

ウォン・リーのプロフィール

『機動戦士Zガンダム』に登場するウォン・リーは、ジオン公国の残党狩りを目的とする特殊部隊「ティターンズ」と争う反地球連邦組織「エゥーゴ」の出資者アナハイム・エレクトロニクスの幹部です。出資者の立場があるため、エゥーゴに対して強い発言力を持っています。また強い発言力だけでなく、自らの行動に責任と度胸を伏せ持つ高い行動力の持ち主です。

機動戦士Ζガンダム

ウォン・リーは実はカンフーの達人?強さや性格も考察

『機動戦士Zガンダム』のウォン・リーは登場するたびに主人公カミーユ・ビダンと殴り合いをおこなっていたり、「修正」と称した体罰をおこなっていたりするなど非常にアグレッシブな印象を受けます。では、そんなウォン・リーの強さと性格は?ここからはこの二つの要素を考察していくのでぜひご覧ください。

ウォン・リーの強さ

まずウォン・リーはカンフーの達人です。身体能力が高く、それも空手有段者であるカミーユでさえも気絶させてしまうほどでした。ただ、『機動戦士ガンダムZZ』では、ジャンク屋出身のジュドーにはかなわなかったため、ウォン・リーの強さはカミーユには勝るものの、ジュドーには劣る程度だということになります。

ウォン・リーの性格

ガンダムファンにカミーユの顔面を蹴る姿で強烈な印象を残したフォン・リーですが、実はシンタとクムにジュースを買ってあげるなど子供に対して非常に優しい一面があります。また、ブライトが会議中に家族からのビデオレターを視聴していた時にも、見て見ぬふりをしてそれを咎めていないことから、厳しさと優しさを兼ね備えた性格をしていることが分かります。

ウォン・リーのナラティブ時代は?その後を考察

フォン・リーは『機動戦士Zガンダム』だけでなく『機動戦士ZZガンダム』にも登場しています。たびたび登場しては圧倒的な存在感を視聴者に刻んでいたウォン・リーですが、その後宇宙世紀作品には登場する機会が少なくなっています。では、ナラティブ時代のウォン・リーはどうしているのか?

ここからは、ウォン・リーのナラティブ時代を考察していきます。まずウォン・リーは『逆襲のシャア』や『機動戦士ガンダムUC』、『機動戦士ガンダムNT』などの作品には登場していません。ただ、漫画『機動戦士Zガンダム デイアフタートゥモロー カイ・シデンメモリーより』には登場しており、彼はルオ商会に出し抜かれつつある現状を口にしているようです。

ウォン・リーとルオ商会の関係

ウォン・リーが口にしていた「ルオ商会」とは、ホンコンにあるシンジケート(共同販売をおこなう企業連合)のことを指しています。ホンコンの裏社会に強い影響力がある企業で、ウォン・リーの娘(アニメ版の設定では義理の娘)であるステファニー・ルオが率いていました。そのため、ウォン・リーは娘の会社であるルオ商会とかなり密接な繋がりがあると考えられます。

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ウォン・リーの名言や名セリフ

ウォン・リーは自分の意見に対してブライトから反論されたとしてもそれを咎めず、最終的に自分の意見を変えるような柔軟な考え方や、普段は厳しいながらも、シンタとクムにジュースを買ってあげるなど厳しさと優しさを兼ね備えた性格をしていました。そこで、ここから『機動戦士Zガンダム』にて描かれたウォン・リーの名言・名セリフを見ていくことで、彼の人物像を明確にしていきましょう。

ウォン・リーの名言①「つべこべつべこべと…」

つべこべつべこべと! 何故ごめんなさいと言えんのだ!

『機動戦士Zガンダム』の第9話「新しい絆」では、ウォン・リーが「つべこべつべこべと…」に続く名言・名セリフを放ちました。ハロの修理に夢中になったことが原因でミーティングに遅刻してしまい、慌てて駆け付けたカミーユを、ウォン・リーが「そのガキ待ちな!」と呼び止めて「修正」をします。そしてこの名言を放った後、カミーユの腹に蹴りを入れて気絶させてしまいました。

ウォン・リーの名言②「子供はもっと素直で…」

子供はもっと素直でなければいかん

『機動戦士Zガンダム』の第32話「謎のモビルスーツ」では、ウォン・リーが「子供はもっと素直で…」に続く名言・名セリフを放ちました。この名言はウォン・リーがシンタとタムに初めて会ったシーンにて放ったセリフです。ウォン・リーはシンタにジュースが欲しいのかと問いますが、それに対してシンタが「いらない」と言いました。それが本心ではないと考えたウォン・リーはこの名言を放つと同時にシンタにジュースを渡しています。

ウォン・リーの名言③「クワトロ大尉が馬鹿な…」

クワトロ大尉が馬鹿なマネをしなければ!

『機動戦士Zガンダム』の第33話「アクシズからの使者」では、ウォン・リーが「クワトロ大尉が馬鹿な…」に続く名言・名セリフを放ちました。ウォン・リーはアーガマクルーと共にアクシズの戦艦に乗り込んで交渉に向かうものの、クワトロがハマーンと揉めたことで、それに巻き込まれる形で軟禁されてしまいます。しかし、ウォン・リーは強行突破をして脱出。その後アーガマに戻った直後にこの名言を放ちました。

ウォン・リーの名言④「もちろんだ。戦闘では…」

もちろんだ。戦闘では君たちがプロだからな

『機動戦士Zガンダム』の第34話「宇宙(そら)が呼ぶ声」では、ウォン・リーが「もちろんだ。戦闘では…」に続く名言・名セリフを放ちました。ブライトは早急に敵を倒したいと考えていたウォン・リーに対して、体勢を立て直すために補給を受けたいと提案します。それによってウォン・リーとブライトの意見が対立しますが、最終的にウォン・リーはブライトとクワトロの意見を尊重しお願いを聞き入れることにしました。

ウォン・リーの名言⑤「ニュータイプだと…」

ニュータイプだというのか?カミーユとは似ても似つかないじゃないか!

『機動戦士ZZガンダム』の第22話「泣き虫センシア(前)」では、ウォン・リーが「ニュータイプだと…」に続く名言・名セリフを放ちました。エゥーゴに対して裏切り行為を働いたビーチャとモンド。ウォンはそんな彼らを快く思っておらず信用できずにいました。そしてブライトがウォン・リーのビーチャとモンドをいらないという意見に反論します。この名言はそのブライトの反論に対するセリフです。

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ウォン・リーの歴代声優

『機動戦士Zガンダム』にてウォン・リーを演じた声優は二人います。というのも、ウォン・リーは『機動戦士Zガンダム』だけでなく、『機動戦士ΖガンダムII A New Translation -恋人たち-』と『機動戦士ΖガンダムIII A New Translation -星の鼓動は愛-』にも登場しているからです。そこで、ここからはウォン・リーを演じた2人の声優情報を見ていきましょう。

ウォン・リーの声優①名取幸政

『機動戦士Zガンダム』にてウォン・リーの声を務めたのは、劇団青年座に所属する声優・名取幸政(なとりゆきまさ)さんです。声優の他に俳優としても活動している名取幸政さんは、テレビドラマ・映画・舞台・アニメ・吹き替えなどのジャンルを中心に活動しています。多摩美術演劇科を卒業後、1963年5月に現所属事務所「劇団青年座」に入団しました。

名取幸政の主な出演作品や演じたキャラ

  • 1995年~:スレイヤーズ(エルク 役)
  • 1998年~:ヨシモトムチッ子物語(ダイコクムシイノウエ 役)
  • 1999年~:ワイルドアームズ トワイライトヴェノム(ダディ 役)
  • 2002年~:ちびまる子ちゃん(柳原のおじいさん 役)
  • 2014年~:いなり、こんこん、恋いろは。(教頭いなり 役)
  • 2016年~:くまみこ(臼井 役)
  • 2017年~:夏目友人帳 陸(ナナマキ 役)

ウォン・リーの声優②田中和実

劇場アニメの『機動戦士ΖガンダムII』と『機動戦士ZガンダムⅢ』にてウォン・リーの声を務めたのは、声優事務所「青二プロダクション」所属の声優・田中和実(たなかかずみ)さんです。声優の他に俳優としても活動している田中和実さんは、俳優としては舞台を、声優としてはアニメ・ゲーム・吹き替え・ナレーションなどのジャンルを中心に活動しています。

田中和実の主な出演作品や演じたキャラ

  • 1982年~:銀河烈風バクシンガー(テディ・ベイン、ニイ・ミッキン 役)
  • 1983年~:まんが日本史(孝明天皇 役)
  • 1986年~:聖闘士星矢(暗黒スワン 役)
  • 1989年~:ドラゴンボールZ(ドクター、オーレン、ジース 役)
  • 1993年~:剣勇伝説YAIBA(カメレオン・ボナパルト 役)
  • 1995年~:空想科学世界ガリバーボーイ(ドロイド 役)
  • 1996年~:ゲゲゲの鬼太郎(校長、天邪鬼、土蜘蛛、店主、古野国権造 役)
  • 2000年~:ファーブル先生は名探偵(ラウル 役)
  • 2004年~:ブラック・ジャック(優一 役)
  • 2007年~:ひぐらしのなく頃に解(高野一二三 役)

ウォン・リーに関する感想や評価

それでは最後に『機動戦士Zガンダム』、『機動戦士ΖガンダムII A New Translation -恋人たち-』、『機動戦士ΖガンダムIII A New Translation -星の鼓動は愛-』といったガンダムシリーズに登場したウォン・リーに関するネット上の感想や評価を紹介していきます。

『機動戦士Zガンダム』に登場するウォン・リーの魅力に関する声があがっています。どうやら、この方は人とウォン・リーに関する話をしたいと思っているようです。ウォンは人気キャラの一人のようですが、もしかするとウォンと他のキャラとの関係性に注目しているのかもしれません。

『機動戦士Zガンダム』に登場するウォン・リーのナラティブの設定に関する声があがっています。どうやら、ウォン・リーがステファニールオの父親という設定になった際、ナラティブの設定ではどうなっているのかが気になったようです。やはりその考察にはナラティブに関する知識が不可欠になりそうです。興味のある方はナラティブに関する知識を得た後、それとウォン・リーを結び付けて考察してみると良いかもしれません。

『機動戦士Zガンダム』に登場するウォン・リーとナラティブのルオ商会に関する声があがっています。どうやら、この方はウォン・リー繋がりでナラティブのルオ商会に関するエピソードにいきついたようです。やはりナラティブのルオ商会を率いているのがウォン・リーの娘ステファニー・ルオだからでしょうか?

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ウォン・リーまとめ

今回は『機動戦士Zガンダム』に登場するウォン・リーのナラティブ時代や名言・名セリフ、アニメ声優をまとめてきました。反地球連邦組織「エゥーゴ」の出資者であるアナハイム・エレクトロニクスの幹部であるウォン・リーは、出資者の立場にあるため、エゥーゴに対して強い発言力を持ち、さらにカンフーの達人として空手有段者であるカミーユでさえも気絶させてしまうほどの身体能力の持ち主でした。

カミーユの顔を蹴る姿で強烈な印象を残したウォン・リーですが、ブライドの失敗を咎めながったり、子供たちにジュースを買ってあげたりするなど厳しさと優しさを兼ね備えた人物です。やはり、ネット上ではナラティブ時代のウォン・リーがどうなったのか気になる方が多いようです。これを機にウォン・リーの活躍シーンや名言・名セリフをチェックしてみてはいかがでしょうか?

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