【機動戦士Zガンダム】ジェリド・メサの最後を考察!「貴様は俺の」の意味は?

当記事では『機動戦士Zガンダム』に登場するジェリド・メサについてまとめていきます。ジェリドと言えば、本作の主人公カミーユ・ビダンに対して放った「なんだ男か」というセリフや、死亡する直前に放った最後のセリフが印象的です。特にジェリドが最後に放ったセリフ「カミーユ…!貴様は俺の」に続く言葉やその意味がガンダムファンに注目されているのですが、果たしてそのセリフの続きや意味は何なのでしょうか?今回はジェリドの最後のセリフを具体的に解説していきます。

【機動戦士Zガンダム】ジェリド・メサの最後を考察!「貴様は俺の」の意味は?のイメージ

目次

  1. ジェリドとは?
  2. ジェリドの最後は死亡?「貴様は俺の」の意味は?
  3. ジェリドはニュータイプ?かわいそうな理由は?
  4. ジェリドの搭乗機体
  5. ジェリドの名言や名セリフ
  6. ジェリドの声優
  7. ジェリドに関する感想や評価
  8. ジェリドの最後まとめ

ジェリドとは?

『機動戦士Zガンダム』では噛ませ犬的キャラクターであるジェリド・メサが登場しています。彼は死亡する直前に放った最後のセリフ「カミーユ…!貴様は俺の」が印象深いのですが、どうやらネット上ではそのセリフに注目している方が多いようです。そこで、ここからはジェリドが死亡する直前に放った最後のセリフに続く言葉やその意味を解説していきます。それではまず『機動戦士Zガンダム』の作品情報からご覧ください。

機動戦士Zガンダムの作品情報

機動戦士Zガンダムの概要

『機動戦士Zガンダム』は日本サンライズが制作したガンダムシリーズのテレビアニメです。1985年3月2日から1986年2月22日にかけて全50話が放送されており、放送局は名古屋テレビ・テレビ朝日系列となっています。物語は前作のグリプス戦役を描いているため、スペースノイドとアースノイドの対立という軸は変わっていません。

機動戦士Zガンダムのあらすじ

ここでは『機動戦士Zガンダム』のあらすじを簡単にまとめていきます。本作はティターンズとエゥーゴという地球連邦軍から発生した二つの勢力による抗争を中心にストーリーが展開しています。またジオン残党最大勢力であるアクシズが途中介入したことにより抗争が激化。登場人物は主人公カミーユ・ビダンを含む次世代の若者です。前作の登場人物であるアムロ・レイとシャア・アズナブルたちと絡む展開が描かれていました。

ジェリド・メサのプロフィール

『機動戦士Zガンダム』に登場するジェリド・メサは、ティターンズ所属のモビルスーツパイロットです。カクリコン・カクーラーとエマ・シーンとは同期。初登場時の年齢は24歳です。エゥーゴのパイロットである主人公カミーユ・ビダンとは因縁浅からぬ関係であり、カミーユの存在を自身の「壁」と捉えていたため、その打倒に固執していたことで窮地に追い込むことがありました。

機動戦士Ζガンダム

ジェリドの最後は死亡?「貴様は俺の」の意味は?

『機動戦士Zガンダム』で見事な噛ませ犬的なキャラクターであるジェリド・メサは、放送開始から最後までメインキャラクターとして登場していたのにも関わらず、実際は残念なキャラクターとなっていたため、ガンダムファンから「かわいそう」という声が多くあがっていました。特に彼の最後のセリフ「カミーユ…!貴様は俺の」が印象的です。では、ここからその最後のセリフに続く言葉と意味を見ていきましょう。

ジェリドの最後のセリフ「カミーユ…!貴様は俺の」の意味

ジェリド・メサの最後は『機動戦士Zガンダム』の終盤第49話にて描かれました。カミーユが無敵モードに突入し、ジェリドが操るバウンドドッグの装甲を次々と撃ち抜いたことが死亡に至る間接的な原因となっています。というのも、ジェリドが直撃を避けることに成功していたからです。しかし砲撃を受けた反動でコントロールを失っていたところに、他で被弾した戦艦の爆発に巻き込まれてしまいました。

そしてジェリドはそのまま最後を迎えてしまったのです。その後、死亡する直前にジェリドは最後のセリフ「カミーユ…!貴様は俺の」を放ちます。では、この最後のセリフの意味とは何か?まずジェリドとカミーユの因縁は、ジェリドがカミーユの名前を聞いて女だと勘違いしたために「なんだ男か」と放ったことに端を発しています。

そしてその後、ジェリドがカミーユの母親を殺してしまったり、ジェリドが師と仰ぐライラをカミーユが狙撃したりしていました。そのため、ジェリドはカミーユに対して彼が「全てを奪った」という意味を込めて最後のセリフを放っています。

ジェリドの最後のセリフに続く言葉

では次にジェリドが死亡直前に放ったセリフ「カミーユ…!貴様は俺の」に続く言葉を紹介します。結論から言うと、前述のセリフの意味「全てを奪った」です。ZガンダムのDVDの解説書や古事記、そして死海文書にて原作者である富野由悠季氏がそう言っていると書かれているため、気になる方はぜひチェックしてみてください。

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ジェリドはニュータイプ?かわいそうな理由は?

ジェリド・メサのニュータイプ説

劇中ではジェリド・メサがニュータイプの片鱗を見せつけるシーンが描かれているため、ネット上では「ジェリドはニュータイプなのか?」と疑問視されている一方で、そのニュータイプ説について「オールドタイプだった」という意見もあります。ジェリドがニュータイプに覚醒するきっかけを掴んだと考えられるシーンとしては、アニメ30話にてジェリドとマウアーがアーガマに奇襲をかけるシーンが挙げられます。

マウアーはZガンダムとの交戦中にジェリドを庇って撃墜されてしまい、一方のジェリドもガスプレイの両足を失って爆発寸前の状態でした。その時にジェリドはマウアーの影を見ています。そこで、ジェリドはマウアーの影に手を伸ばしますが、実際に掴んだのはマウアーの手ではなくガスプレイの操縦桿でした。その後、ジェリドは気力を取り戻します。

そしてアーガマに突貫をかけたジェリドは、カミーユのZガンダムを圧倒するという活躍を見せました。おそらく、この時にジェリドはニュータイプに覚醒するきっかけを掴んだのかもしれません。ただ、覚醒するきっかけを掴んだものの、結局開花せずにオールドタイプとニュータイプの間で中途半端な存在になった、というのがニュータイプ・強化人間専用の機体「バウンドドッグ」に搭乗できた原因なのではないでしょうか?

ジェリド・メサがかわいそうといわれる理由

ジェリド・メサは傲慢な態度が出てきてしまうため、ガンダムファンからの反感を買ってしまう一方で、仲間に対する友情は大切にするなど憎めないキャラクターとなっていました。また敵役であるものの、応援したくなるほどのかわいそうなキャラクターであることもそれに拍車がかかっています。

かわいそうな最たる理由は、やはりジェリドが好意を抱いた人物がことごとく死亡してしまうことでしょう。その死亡したキャラクターはライラ・ミラ・ライラ、マウアー・ファラオ、カクリコンです。そしてジェリドが好意を抱いた人物を死亡させるきっかけを生んだのがカミーユでした。

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ジェリドの搭乗機体

搭乗機体①RX-178 ガンダムMk-Ⅱ

1つ目に紹介するジェリド・メサの搭乗機体は、RX-78 ガンダムの発展型「RX-178 ガンダムMk-Ⅱ」です。外装と内部フレームを独立させた「ムーバブルフレーム」という画期的な構造を採用されています。アニメ第1話から登場していますが、最終的に全てエゥーゴに奪われてしまいました。

搭乗機体②RMS-106 ハイザック

2つ目に紹介するジェリド・メサの搭乗機体は、ジオン公国軍の主力量産機であるザクⅡを参考にして開発された「RMS-106 ハイザック」です。生産性や汎用性、操縦性の高さから大量生産されており、アニメ版ではティターンズの主力機として登場しています。

搭乗機体③RMS-117 ガルバルディβ

3つ目に紹介するジェリド・メサの搭乗機体は、ジェリドが師と仰ぐライラ・ミラ・ライラの搭乗機体として有名な「RMS-117 ガルバルディβ」です。ライラがカミーユに撃墜されてしまったため、ジェリドがその復讐のためにライラの機体「RMS-117 ガルバルディβ」に搭乗し、ガンダムMk-Ⅱを追い込むに至りました。ちなみに、この機体のモデルはガルバルディαというモビルスーツです。

搭乗機体④RMS-108 マラサイ

4つ目に紹介するジェリド・メサの搭乗機体は、ティターンズの量産機であり、同部隊に配備されたハイザックの発展型「RMS-108 マラサイ」です。この機体に搭乗したジェリドはアーガマを追撃するなどの活躍を見せていました。

搭乗機体⑤RX-110 ガブスレイ

5つ目に紹介するジェリド・メサの搭乗機体は、連邦軍ルナツー基地にて開発された試作型可変モビルスーツ「RX-110 ガブスレイ」です。設計者はパプテマス・シロッコ。ジェリドの他にマウアー・ファラオが搭乗しています。そしてこの機体に搭乗したジェリドはカミーユを窮地に追い込むなど、他を圧倒する力を見せつけていますが、最終的にはZガンダムとガンダムMk-Ⅱに集中攻撃を受けて大破してしまいました。

搭乗機体⑥RX-160 バイアラン

6つ目に紹介するジェリド・メサの搭乗機体は、キリマンジャロ基地にて10番目に開発された試作型モビルスーツ「RX-160 バイアラン」です。『機動戦士Zガンダム』の第36話「永遠のファウ」にて初登場しています。初登場時はジェリドが未調整のまま搭乗しているため、いきなり実践に投入されていたようです。大気圏内でも宇宙でも戦える万能な機体となっています。

搭乗機体⑦NRX-055-2 バウンド・ドック

7つ目に紹介するジェリド・メサの搭乗機体は、楕円形のボウルを伏せたような外殻の本体からクロー・アームが伸びているティターンズの可変型モビルアーマー「NRX-055-2 バウンド・ドック」です。ニュータイプや強化人間が乗るのを前提にして設計されています。百式のビームライフルの直撃を受けてもビクともしないような非常に高い防御力を見せつけていました。ジェリドが死亡する瞬間に搭乗していた機体でもあります。

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ジェリドの名言や名セリフ

ジェリドの名言①「ガンダムMk-Ⅱを使わせて…」

ガンダムMk-Ⅱを使わせていただけるのならば、自分が汚名挽回をしたく…

『機動戦士Zガンダム』のアニメ第4話にて、ジェリド・メサは「ガンダムMk-Ⅱを使わせて…」に続く名言・名セリフを放ちました。この名言はしばしばネタとしても使われており、本来の使われ方の「汚名返上」と「名誉挽回」が混ざってしまっています。日本語としては少し違和感がある名言として有名です。

ジェリドの名言②「ライラ…今度会ったら…」

ライラ…今度会ったら、ゆっくり酒でも飲まないか?

『機動戦士Zガンダム』のアニメ第7話にて、ジェリド・メサは「ライラ…今度会ったら…」に続く名言・名セリフを放ちました。ライラ・ミラ・ライラ大尉はジェリドの師匠です。「今度会ったら…」というセリフは明らかに死亡フラグとなっています。

ジェリドの名言③「時代は変わったんだ…」

時代は変わったんだ!オールドタイプは失せろ!

『機動戦士Zガンダム』のアニメ第23話にて、ジェリド・メサは「時代は変わったんだ…」に続く名言・名セリフを放ちました。この名言はフォンブラウン市争奪戦にてジェリドが放ったセリフです。ネット上でジェリドがニュータイプになったのか?と疑問視される理由となっています。

ジェリドの名言④「女の名前なのに…」

女の名前なのに…なんだ、男か

『機動戦士Zガンダム』のアニメ第1話にて、ジェリド・メサは「女の名前なのに…」に続く名言・名セリフを放ちました。この名言はジェリドとカミーユの因縁の発端となったセリフで、これ以降のジェリドは不運極まる運命を辿ってしまうことになります。

ジェリドの名言⑤「ここであったが…」

ここであったが百年目ってね!

『機動戦士Zガンダム』のアニメ第12話にて、ジェリド・メサは「ここであったが…」に続く名言・名セリフを放ちました。この名言はジャブロー戦にてカミーユを見つけたジェリドが放ったセリフです。このセリフを放ったジェリドはカミーユを襲撃していますが、見事なまでに返り討ちに遭ってしまいました。

ジェリドの声優

井上和彦のプロフィール

アニメ『機動戦士Zガンダム』にてジェリド・メサの声を演じたのは、主に声優マネージメントをおこなっている芸能事務所「B-Box」所属の声優・井上和彦(いのうえかずひこ)さんです。声優の他にナレーター・舞台俳優・音響監督としても活動している井上和彦さんは、1972年12月3日から1974年9月1日にかけて放送されたアニメ『マジンガーZ』の兵士役を演じ声優デビューを果たしています。

井上和彦の主な出演作品や演じたキャラ

  • 1976年~:キャンディ・キャンディ(丘の上の王子様 / アンソニー・ブラウン 役)
  • 1979年~:ドラえもん(スネ吉〈初代〉、先生〈3代目〉 役)
  • 1979年~:サイボーグ009(009 / 島村ジョー 役)
  • 1984年~:星銃士ビスマルク(ビル・ウィルコックス 役)
  • 1985年~:炎のアルペンローゼ ジュディ&ランディ(レオンハルト 役)
  • 1988年~:美味しんぼ(山岡士郎 役)
  • 1997年~:名探偵コナン(伊達高志、白鳥任三郎 役)
  • 1998年~:セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん(校長 役)

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ジェリドに関する感想や評価

『機動戦士Zガンダム』に登場するジェリド・メサの死亡シーンに関する声があがっています。どうやら、この方はジェリドを死ななくても良かったキャラとして取り上げているようです。感想では「だんだん影が薄くなった」と言われているので、もしかするとその影の薄さが死ななくても良かったのでは?と考えられるようになった理由となっているのかもしれません。

『機動戦士Zガンダム』に登場するジェリド・メサの最後のセリフに関する声があがっています。どうやら、この方はジェリドの最後のセリフに対してぼかされたままの方が趣があったと感じているようです。なぜぼかされたままの方が趣があるのか?その理由が気になる方は、改めてジェリドの死亡シーンをチェックしてみると良いかもしれません。

こちらでも『機動戦士Zガンダム』に登場するジェリド・メサの最後のセリフに関する声があがっています。やはりジェリドが最後に放ったセリフの続きが気になるようです。最後のセリフがぼかされているからこそ、ジェリドの存在感が高まっている内容となっています。

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ジェリドの最後まとめ

今回は『機動戦士Zガンダム』に登場するジェリド・メサの最後の死亡シーンや、カミーユに向けて放ったセリフの意味を考察してきましたがいかがでしたか?どうやら、ネット上ではジェリドが最後に放ったセリフが気になっている方が多いようです。これを機にジェリドの最後の死亡シーンに注目してみると良いかもしれません。

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