【機動戦士ガンダムUC】フル・フロンタルの名言・名セリフ集!声優はシャアと同じ?

『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』に登場するフル・フロンタルの名言をまとめています。心に残る名言を、名セリフ集の中からピックアップして紹介するため、ぜひチェックしてみてください。また、フル・フロンタルの正体はシャアなのか、なぜ瓜二つに見えるのかも考察!フル・フロンタルがパイロットを務める機体についても載せています。フル・フロンタル役を演じるアニメ声優や、作品の感想、評価も必見です。

【機動戦士ガンダムUC】フル・フロンタルの名言・名セリフ集!声優はシャアと同じ?のイメージ

目次

  1. フル・フロンタルとは?
  2. フル・フロンタルの名言や名セリフ
  3. フル・フロンタルの声優はシャアと同じ?
  4. フル・フロンタルの正体や最後
  5. フル・フロンタルの搭乗機体
  6. フル・フロンタルに関する感想や評価
  7. フル・フロンタルの名言まとめ

フル・フロンタルとは?

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)の作品情報

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)の概要

フル・フロンタルが登場する『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』は、宇宙世紀ガンダムシリーズの1つとなるロボットアニメ作品です。角川文庫の「ガンダムエース」誌上にて、2007~2009年まで連載された小説が原作となっています。監督は古橋一浩さん、原作は矢立肇さんと富野由悠季さんによって描かれた物語です。

宇宙世紀0096年が主な舞台となっており、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』から約3年後という設定になります。また、2016年の4~9月にテレビ朝日系列にて、全22話で放映されました。

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)のあらすじ

宇宙世紀0096年、ビスト財団当主カーディアス・ビストがネオ・ジオン残党軍「袖付き」へ、重要機密を引き渡す計画が立てられていました。同じ頃、少年バナージ・リンクスは、謎めいた少女オードリー・バーンと偶然に出会います。バナージ・リンクスは、オードリー・バーンに強く惹かれました。ところが、オードリー・バーンの正体は、地球連邦軍と長い間戦闘していた、ジオンの姫ミネバ・ラオ・ザビだったのです。

フル・フロンタルのプロフィール

  • 異名:赤い彗星の再来
  • 性別:男
  • 年齢:不詳
  • 種族:強化人間 (スペースノイド)
  • 没年月日:宇宙世紀0096年5月4日
  • 所属:ネオ・ジオン軍残党「袖付き」
  • 称号:首魁
  • 階級:大佐
  • 主な搭乗機:シナンジュ、ネオ・ジオング、フロンタル専用ギラ・ドーガ

『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』に登場するフル・フロンタルは、ネオジオン残党軍「袖付き」の指導者です。一方では、「赤い彗星の再来」とも呼ばれおり、実に謎の多い人物でもあります。フル・フロンタルは常に紳士的な振る舞いで、「バナージ君」「アンジェロ大尉」など、誰に対しても敬称や階級をつけて呼びます。平時は寛容で穏やかな物腰ですが、他者との距離はしっかり取っているようです。

時折はぐらかした言い回しや、自分に有利なように解釈することもありますが、嘘は一度もついたことがありません。戦闘時は組織の首魁でもあるため、当然ながら冷静、冷徹であり、それこそがフル・フロンタルの本質です。また、徹底的に効率を優先するタイプで、能力のある人間であれば、経歴や素性に関係なく組織の中枢に重用することもあります。作中では、多くの名言を残している人気キャラクターです。

機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]

フル・フロンタルの名言や名セリフ

『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』に登場するフル・フロンタルの名言や名セリフをまとめています。また、名言や名セリフから読み取れる、フロランタンの心の動きなども考察していきます。お気に入りの名言や名セリフを、ぜひ見つけてみてください。

フル・フロンタルの名言①「過ちを気に病むことはない…」

ジンネマン率いるガランシェールは、ミネバ・ラオ・ザビと挑んだ「ラプラスの箱」の奪還作戦にし失敗しました。ジンネマンはこの失態を一生かけて償うと、フル・フロンタルに報告したときの名言です。フル・フロンタルが、紳士的で寛容な指導者であることが分かるセリフですが、本心であるかは謎です。冷静でしたたかな大人のフル・フロンタルを象徴するような名言になります。

「過ちを気に病むことはない。ただ認めて、次の糧にすればいい。それが、大人の特権だ。」

フル・フロンタルの名言②「もし、シャア・アズナブルが…」

レウルーラのモビルスーツデッキで、ジンネマンと会話をしていたときの名言です。ジンネマンのセリフから考察すると、フル・フロンタルをシャアだと想定して、話しかけているようです。しかし、フル・フロンタルは動揺した表情一つも見せずに、言い放った名言になります。

フル・フロンタルの名言からも分かるように、彼はシャアと同一人物ではありません。シャアのように造り上げられた強化人間として、さまざまな想いを受ける器に徹する覚悟が、名言からも読み取れます。

「もし、シャア・アズナブルがいまも生きているとしたら、それはもう、人ではなくなっているのではないかな」

フル・フロンタルの名言③「君に、託す…」

バナージとの最終決戦で登場した名言です。バナージの熱を受け入れたフル・フロンタルは、全てを君に託すという名言を残します。名言にあるフル・フロンタルが成すべきと思ったことは、人類が永遠に生き続けることができるサイド共栄圏構想のことです。

バナージは人類の可能性をいかなるときも信じていたため、自分の思い全てを託すことができたのでしょう。シャアの生き写しとしてカリスマ性を持ち、自らを「器」と定義して生きてきた男にふさわしい名言です。

「君に託す、  成すべきと思ったことを」

フル・フロンタルの名言④見せてもらおうか…

シナンジュに搭乗して出撃したときの名言です。フル・フロンタルの名言ですが、明らかにシャアを意識したセリフとなっています。シャアが過去に残したセリフのオマージュともいえる名言です。このフル・フロンタルの名言に、興奮したガンダムファンも多かったようです。また、フル・フロンタルが、シャアと瓜二つと言われる理由となる名言ともいえます。

「見せてもらおうか…新しいガンダムの性能とやらを!」

フル・フロンタルの名言⑤「いまの私は…」

バナージと対話しているシーンで登場した、フル・フロンタルの名言です。バナージが「シャア・アズナブルですか?」と問いかけた際に、答えた名言になります。名言にある「器」とは、スペースノイドの民意であることを意味しています。また、自身は真の独立を目指していた、ジオンの思いを受け継ぐ存在であることも語りました。あくまでも、自分の意志ではなく、スペースノイドの総意であることを宣言した名言です。

「いまの私は、自らを器と規定している」

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フル・フロンタルの声優はシャアと同じ?

池田秀一のプロフィール

  • 名前:池田 秀一(いけだ しゅういち)
  • 生年月日:1949年12月2日
  • 出身地:東京都
  • 職業:声優、俳優、ナレーター
  • 所属事務所:東京俳優生活協同組合

『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』のフル・フロンタルを演じたアニメ声優は、池田秀一さんです。シャア・アズナブル役のアニメ声優としても、お馴染みです。児童劇団に所属している友人に誘われて、気軽に劇団オーディションを受けたら、合格してしまったというエピソードがあります。1958年から子役として俳優活動を始め、NHKドラマの「次郎物語」では主役も務めています。

俳優業と並行して、洋画の吹き替えや声優業も開始しました。しかし、当初は声優業にあまり乗り気でなかったそうです。その後、『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイ役の声優オーディションに参加しました。その際、シャアのイラストを目にして、インスピレーションを感じ、シャア役のテストを受けるのです。そして、見事に声優としてシャア役を獲得しました。池田秀一さんは、「シャアに呼び止められた」と語っていたそうです。

池田秀一の主な出演作品や演じたキャラ

  • 1970年:赤き血のイレブン(早瀬俊二役)
  • 1979年:銀河鉄道999(ナンミ役)
  • 1986年:機動戦士ガンダムΖΖ(クワトロ・バジーナ役)
  • 1988年:燃える!お兄さん(火堂害役)
  • 1994年:七つの海のティコ(スコット・シンプソン役)
  • 2004年:SDガンダムフォース(レッドザコ役 、コマンダーサザビー役)
  • 2013年:HUNTER×HUNTER(第2作)(カイト役)
  • 2016年:カードファイト!! ヴァンガードG(明神リューズ役)
  • 2021年:オルタンシア・サーガ(ディディエ・ヴィアルドー役)

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フル・フロンタルの正体や最後

フル・フロンタルの正体はシャア?

『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』のフル・フロンタルは、シャアと同じようにマスクで顔を覆っています。また、マスクの下の素顔は、シャアにそっくりだと注目されました。そのため、フル・フロンタルの正体は、シャアではないかという声も多くあります。

実際のフル・フロンタルの正体は、外見をシャアそっくりに似せた強化人間だったのです。ネオ・ジオン軍が烏合の集とならないように、モナハン・ハバロが作らせました。では、なぜフル・フロンタルの容姿を、シャアのように作ったのでしょうか?シャアはサイコフレームの共振によって、宇宙を漂います。シャアの意志の一部が残留した思念となり、フル・フロンタルに宿ったという考察があります。

また、ジオン公国がシャアのカリスマ性を利用する目的で、シャアに似せたという説もあるようです。ちなみに、候補として選ばれた強化人間は、他にもいました。フル・フロンタルになれなかったゾルタン・アッカネンは、次回作の「機動戦士ガンダムNT」で登場することになります。

フル・フロンタルの名前の意味

『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』のフル・フロンタルは、「赤い彗星の再来」とも呼ばれており、地球連邦軍にも一目置かれた存在でした。フル・フロンタルという名前の直訳は、「丸裸、徹底する」です。

アルベルトが「お前は何者だ?」と尋ねた際に、フル・フロンタルは「名前の通り隠し立ては何もない、人が望む通りの役を演じる者」と淡々と答えていました。フル・フロンタルは、自身を「宇宙に棄てられた者たちの思いを受け止める器」と定義しています。また、袖付きを導いていくことを「徹底する」という覚悟が、名前に込められているのかもしれません。

フル・フロンタルの最後

フル・フロンタルの最後は、原作とアニメ版で異なります。ここでは、アニメ版での最後を解説していきます。フル・フロンタルはネオ・ジオングで出撃し、化け物じみた圧倒的な強さで、ユニコーンを追い詰めました。戦闘中にユニコーンのサイコフレームと共振して、「宇宙の記憶」を精神的イメージとして受け取ります。いつかは消える人類が、過分な可能性を追うのは無意味なことであると、バナージにぶつけました。

それでも人類の可能性を信じるバナージの熱意に、ユニコーンが応じます。そして、フル・フロンタルはソフトチェストタッチによって、温かな光を注ぎ込まれました。バナージの光を受けたフル・フロンタルは、自身の残留思念を浄化されます。フル・フロンタルはバナージに未来を託すと言い残して、迎えに来たシャアと共に宇宙へと消えていきました。この瞬間フル・フロンタルは、「器」としての役目を終えたといえるでしょう。

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フル・フロンタルの搭乗機体

搭乗機体①MSN-06S シナンジュ

  • 型式番号:MSN-06
  • 所属:袖付き
  • 生産形態・分類:ニュータイプ専用試作型モビルスーツ
  • 頭頂高:22.6m
  • 本体重量:25t
  • 全備重量:56.9t
  • ジェネレーター出力:3,240kW.
  • 装甲材質:ガンダリウム合金

「MSN-06S シナンジュ」は、「赤い彗星」の専用機とするフル・フロンタルの搭乗機です。高度な機動力を備えており、敵を圧倒するほどの力を発揮します。元々はユニコーン計画による試験機でしたが、ネオ・ジオンが強奪をして改良されたのが、シナンジュとなったそうです。

搭乗機体②NZ-999 ネオ・ジオング

  • 型式番号:NZ-999
  • 所属:袖付き
  • 頭頂高:116m
  • 本体重量:153.8t
  • 全備重量:324.3t
  • ジェネレーター出力:35,660kw〜計測不能
  • 装甲材質:ガンダリウム合金
     

「NZ-999 ネオ・ジオング」は、シナンジュをコアユニットした巨大モビルアーマーです。シナンジュと同様に、パイロットはフル・フロンタルが努めます。全長は100mを越えており、サイコフレーム技術を基点として、多数のサイコミュ兵装を備えているのが特徴です。機体とパイロット、それぞれの持つ能力が融合すれば、想像を絶する力を発揮します。

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フル・フロンタルに関する感想や評価

『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』のキャラの中では、名言の多いフル・フロンタルが好きという声も多く上がっています。また、フル・フロンタルの名言は、シャアを彷彿とさせるものがあり嬉しいという感想もありました。また、ガンダムUCは、オマージュもあるけれど、名言まみれのためオススメしたいという評価もあります。

フル・フロンタルは、心に刺さる名言が多いという感想が上がっていました。過ちを気にせずに次への糧にすることが大切であり、それが大人の特権という内容の名言があります。この名言が特に良かったという声が、非常に多いです。また、フル・フロンタルの名言に励まされたという人もいます。

フル・フロンタルは自身のことを、人の願望を受け入れる「器」と定義していると語った名言がありました。そのことからも、フル・フロンタルがシャアの名言をコピーしているのは、周囲の人が過去をなぞることを望んでいるためと考察する声もありました。

つまり、フル・フロンタルは「シャアであることを望まれた人間」なのでしょう。シャアの名言を独り言にまで取り込むシーンを見ると、顔がニヤけるというガンダムファンの感想もあります。

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フル・フロンタルの名言まとめ

『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』のフル・フロンタルは、シャアと見た目も声も、名言までもがそっくりのキャラクターです。しかし、彼はシャアではなく、シャアを模した強化人間だったのです。ジオン共和国に利用され、「器」として自身の任務を全うしました。フル・フロンタルの「器」として生きる覚悟を感じる名言が、多く見られます。

また、シャアの名言をオマージュしたものも多いですが、フル・フロンタルならではの名言もあります。どの名言も素晴らしいため、『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』を視聴する際は、ぜひ注目してみてください。

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