歴代ガンダムシリーズの三大悪女とは？キャラの性格や嫌われている理由は？

三大悪女と候補は誰なのかを知る前に、まずは「機動戦士ガンダム」の基本情報を紹介していきます。機動戦士ガンダムは1979年から1980年まで放送されていたアニメで、視聴者からは「ファーストガンダム」の名前で呼ばれています。宇宙戦艦ヤマトのヒットがガンダムシリーズが生まれたきっかけで、当初は「宇宙空母に乗ったキャラクターが異星人と戦う」という設定だったようです。

機動戦士ガンダムではモビルスーツと呼ばれる機体で戦うキャラクターたちの物語が描かれています。主人公のアムロ・レイは機械いじりが好きな内気な少年で、父親が開発したガンダムのパイロットになっています。物語途中には同じニュータイプのシャア・アズナブルとライバルになっており、「逆襲のシャア」で死闘を繰り広げた後に行方不明になっています。

ここからは「ガンダムシリーズ」の「三大悪女」は誰なのかを紹介していきます。三大悪女のプロフィールや作中の悪行をネタバレしながらまとめていきます。ガンダムシリーズには男性を翻弄する悪女が登場しているようです。

ガンダムシリーズの三大悪女は誰という疑問ですが、ファンの間では「カテジナ・ルース」が三大悪女の1人と言われているようです。カテジナ・ルースは「機動戦士Vガンダム」に登場したキャラクターで、商店を営むテングラシー・ルースの娘です。主人公のウッソ・エヴィンとはメッセージを送り合う仲でしたが、最終的には「機動戦士Vガンダム」のラスボスになっています。

カテジナ・ルースは物語途中にクロノクル・アシャーに誘拐されていますが、ザンスカール帝国の理念に賛同した事で仲間になっています。また優れた能力を持っている事で「ゴトラタン」のパイロットになっており、エンジェル・ハイロゥ攻防戦ではオデロ・ヘンリークの機体を撃墜する活躍を見せています。アニメ版ではウッソ・エヴィンに敗れた事で失明しており、小説版では死亡した事が分かっています。

カテジナ・ルースは「ウッソ・エヴィンを裏切る」「ウッソ・エヴィンの母親を捕虜にする」という悪行を行っており、物語途中に性格が豹変した事で三大悪女の1人に数えられているようです。またカテジナ・ルースは悪行が目立っている事でアニメ視聴者から「カテ公」と呼ばれていますが、同時に強いカリスマ性を持つキャラクターのため、悪女だけど好かれているキャラクターのようです。

機動戦士Vガンダムのスタッフも「カテジナ・ルースは悪女」という認識を持っていたようで、それが「視力と記憶を失う」という罰が与えられた理由のようです。また2000年代には「ヤンデレ」「ツンデレ」という言葉が流行っていますが、カテジナ・ルースはそのような属性を先取っていたキャラクターと言われています。

ガンダムシリーズの三大悪女は誰という疑問ですが、ファンの間では「ニナ・パープルトン」が三大悪女の1人と言われているようです。ニナ・パープルトンは「機動戦士ガンダム0083」のヒロインで、「アナハイム・エレクトロニクス」の社員です。ガンダム試作1号機・2号機の開発を担当しており、2号機が強奪された後にはコウ・ウラキのサポートを行っています。

ニナ・パープルトンは主人公のコウ・ウラキと良い雰囲気になっていますが、物語途中にガンダム試作2号機を強奪した「アナベル・ガトー」の元恋人である事が判明しています。またコウ・ウラキを値踏みするような様子を見せており、物語終盤には敵であるアナベル・ガトーを庇うというクズっぷりを見せています。そのような言動が「ニナ・パープルトンは悪女」と言われている理由のようです。

登場当初は仕事熱心なヒロインという印象があったニナ・パープルトンですが、コウ・ウラキに銃口を向けた時には醜悪な姿が描かれていました。また「人間よりも自分の作品のガンダムを大切にする」というシーンが描かれているため、ニナ・パープルトンは人間として欠落している部分があるようです。そのような言動も「ニナ・パープルトンは悪女」と言われている理由のようです。

ニナ・パープルトンはアナベル・ガトーを救おうとしていましたが、最終的にはアナベル・ガトーに気絶させられてジオン関係者に回収されており、その後の消息は不明になっています。またコミカライズ版では最初から最後までコウ・ウラキをサポートするヒロインになっているため、OVA版のニナ・パープルトンが悪女のようです。

ガンダムシリーズの三大悪女は誰という疑問ですが、ファンの間では「クェス・パラヤ」が三大悪女の1人と言われているようです。クェス・パラヤは「機動戦士ガンダム/逆襲のシャア」に登場したキャラクターで、ツインテールが特徴的な13歳の少女です。ニュータイプとして覚醒しており、戦闘では「α・アジール」という機体に搭乗しています。

クェス・パラヤは父親の愛情に飢えており、父親的なものを持つアムロ・レイに好意を抱いています。ですがアムロ・レイにはチェーン・アギという恋人がいたため、強い嫉妬心を抱いたクェス・パラヤはネオ・ジオンに加わっています。それからはシャア・アズナブルに独占欲を抱いているため、クェス・パラヤは自己中心的な性格をしている事が悪女と言われている理由のようです。

ギュネイ・ガスやハサウェイ・ノアはクェス・パラヤに好意を抱いていますが、クェス・パラヤは2人を相手にしていません。また父親がいる事に気付かないまま巡洋艦を撃墜しているため、親殺しもクェス・パラヤが悪女と言われている理由のようです。とはいえ他人を気遣う心も持っているため、悪女としては「カテジナ・ルース」「ニナ・パープルトン」には及ばないようです。

クェス・パラヤは三大悪女の1人に数えられていましたが、ガンダムシリーズに悪女が増えた事でクェス・パラヤは三大悪女に含まれないという考えもあるようです。また「カテジナ・ルース」「ニナ・パープルトン」は今現在も悪行が有名なキャラクターのため、実質的には「二大悪女」という枠組みになっているようです。

有名な三大悪女は誰なのかという疑問を知った後は、「ガンダムシリーズ」に登場したその他の悪女を一覧で紹介していきます。こちらもキャラクターのプロフィールや悪行を一覧でまとめていきます。ガンダムファンの間では様々なキャラクターが三大悪女の候補に挙がっているようです。

ガンダムファンの間では「キシリア・ザビ」が三大悪女の候補に挙がっているようです。キシリア・ザビは「機動戦士ガンダム」に登場したキャラクターで、ジオン公国を支配しているザビ家の長女です。ジオン軍では少将の階級を持っており、政治的・軍事的に兄弟と対立しています。キシリア・ザビはザビ家の陰謀の黒幕的存在のため、それが三大悪女の候補になった理由のようです。

ガンダムファンの間では「シーマ・ガラハウ」が三大悪女の候補に挙がっているようです。シーマ・ガラハウは「機動戦士ガンダム0083」に登場したキャラクターで、ジオン軍の将校です。自身の艦隊を指揮しており、デラーズ紛争では「ガーベラ・テトラ」に搭乗しています。シーマ・ガラハウは冷酷で狡猾な性格をしているため、それが三大悪女の候補になった理由のようです。

シーマ・ガラハウは三大悪女の候補に挙がっていますが、「機動戦士ガンダム0083」ではニナ・パープルトンの悪行の方が目立っています。そのため「メインヒロインはシーマ・ガラハウ」という意見を挙げている視聴者が多いようです。

ガンダムファンの間では「レコア・ロンド」が三大悪女の候補に挙がっているようです。レコア・ロンドは「機動戦士Zガンダム」に登場したキャラクターで、一年戦争で両親を亡くした事でエゥーゴに加入しています。物語途中にパプテマス・シロッコに惹かれてティターンズに寝返っているため、それが三大悪女の候補になった理由のようです。

レコア・ロンドは三大悪女の候補になっていますが、「男たちに女性としての気持ちを理解されなかった事」がエゥーゴを裏切った理由です。そのため裏切るきっかけを作った「ブライト・ノア」「クアトロ・バジーナ」もクズという意見が挙がっているようです。

ガンダムファンの間では「ナディア・ロナ」が三大悪女の候補に挙がっているようです。ナディア・ロナは「機動戦士ガンダムF91」に登場したキャラクターで、ロケ家の当主であるマイッツァー・ロナの娘です。本作のラスボスであるカロッゾ・ロナと結婚していますが、物語途中に他の男と駆け落ちしているため、それが三大悪女の候補になった理由のようです。

ガンダムファンの間では「シャクティ・カリン」が三大悪女の候補に挙がっているようです。シャクティ・カリンは「機動戦士Vガンダム」のヒロインで、ウッソ・エヴィンの幼馴染です。強い心を持つ平和主義者で、ザンスカール帝国の恐怖政治を否定しています。ザンスカール帝国の姫であるシャクティ・カリンは強い影響力を持つキャラクターのため、それが三大悪女の候補になった理由のようです。

ガンダムファンの間では「ギギ・アンダルシア」が三大悪女の候補に挙がっているようです。ギギ・アンダルシアは「機動戦士ガンダム/閃光のハサウェイ」のヒロインで、世界的な保険会社の創業者の愛人です。物語冒頭にハウンゼンというシャトルで香港に向かっており、そこでハサウェイ・ノアと出会っています。ギギ・アンダルシアは男を振り回す様子を見せているため、それが三大悪女の候補になった理由のようです。

ギギ・アンダルシアは「機動戦士ガンダム/逆襲のシャア」のクェス・パラヤをイメージして作られたキャラクターのため、クェス・パラヤが初恋の相手であるハサウェイ・ノアがギギ・アンダルシアにも惹かれる様子が描かれています。そのためギギ・アンダルシアは悪女の素質を持っていますが、どちらかというと「男を翻弄する小悪魔」という言葉が似合うかもしれません。

三大悪女は誰なのかという疑問を知った後は、「ガンダムシリーズ」で三大悪女の声を演じた声優を紹介していきます。声優のプロフィール・経歴や、過去に出演した作品をまとめていきます。三大悪女の声は有名声優が演じているようです。

機動戦士Vガンダムでカテジナ・ルースの声を演じたのは声優の渡辺久美子です。渡辺久美子は千葉県出身で、1985年から声優活動を行っている人物です。声優養成所を経てプロデビューしており、少年役や勝気な女性キャラクターを演じています。2022年8月時点の所属事務所は「シグマ・セブン」で、プライベートでは2012年に辻谷耕史と結婚しています。

カテジナ・ルースの声優・渡辺久美子はこれまでに「ブレンパワード」「デジモンフロンティア」「ケロロ軍曹」などの作品にも出演しています。友人と一緒にオーディションに参加した事が声優になったきっかけで、「機動戦士Vガンダム」ではペギー・リーというキャラクターも演じています。

機動戦士ガンダム0083でニナ・パープルトンの声を演じたのは声優の佐久間レイです。佐久間レイは東京都出身で、1985年から声優活動を行っている人物です。オーディション番組の「スター誕生！」で合格した事が演技の道に進んだきっかけで、声優になる前はアイドル活動を行っていたようです。2022年8月時点の所属事務所は「おおきな」で、ピアノ演奏を特技に挙げています。

ニナ・パープルトンの声優・佐久間レイはこれまでに「らんま1/2」「それいけ！アンパンマン」「おねがいマイメロディ」などの作品にも出演しています。アニメでは悪女や腹黒いキャラクターを演じる事が多いようで、「機動戦士ガンダムZZ」ではルチーナというキャラクターを演じています。

機動戦士ガンダム/逆襲のシャアでクェス・パラヤの声を演じたのは声優の川村万梨阿です。川村万梨阿は東京都出身で、1983年から声優活動を行っている人物です。中学生時代の演劇部が演技に興味を抱いたきっかけで、声優デビュー前にはアニメ雑誌の編集のアルバイトをしていたようです。2003年には所属事務所を離れてフリーになっています。

クェス・パラヤの声優・川村万梨阿はこれまでに「おぼっちゃまくん」「スレイヤーズ」「ブレンパワード」などの作品にも出演しています。勝ち気・小悪魔な女性キャラクターを演じる事が多く、「機動戦士Zガンダム」ではベルトーチカ・イルマというキャラクターを演じています。

三大悪女は誰なのかという疑問を知った後は、「ガンダムシリーズ」の「三大クズ」は誰なのかという疑問を考察していきます。ガンダムシリーズには癖の強いキャラクターが登場しているため、ファンの間でキャラクターの行動に賛否両論の評価が挙がっているようです。

ガンダムシリーズの「三大クズ」は誰なのかという疑問ですが、ファンの間では「キラ・ヤマト」が三大クズの1人と言われているようです。キラ・ヤマトは「機動戦士ガンダムSEED」の主人公で、フリーダムガンダムのパイロットです。遺伝子操作を受けている「コーディネーター」で、人間離れした身体能力・空間認識能力を持っています。

機動戦士ガンダムSEEDのヒロインのラクス・クラインはアスラン・ザラの婚約者でしたが、フリーダムガンダムの強奪事件が起きた時に婚約破棄になっており、最終的にラクス・クラインはキラ・ヤマトと恋仲になっています。またキラ・ヤマトは友人に暴言を吐いている姿が描かれているため、それがクズと言われている理由のようです。

ガンダムシリーズの「三大クズ」は誰なのかという疑問ですが、ファンの間では「アリー・アル・サーシェス」が三大クズの1人と言われているようです。アリー・アル・サーシェスは「機動戦士ガンダム00」に登場したキャラクターで、戦争を生業にしている戦争屋です。モビルスーツの高い操縦技術を持っており、戦闘ではアルケーガンダムに搭乗しています。

アリー・アル・サーシェスは「ロックオン・ストラトスの家族を殺害」「トリニティの兄2人を殺害」「刹那・F・セイエイを洗脳して少年兵にする」という悪行を行っているため、そのような行動がクズと言われている理由のようです。また自分の事を「最低最悪の人間」と言っているため、自分でもクズという認識があるようです。

ガンダムシリーズの「三大クズ」は誰なのかという疑問ですが、ファンの間では「バスク・オム」が三大クズの1人と言われているようです。バスク・オムは「機動戦士Zガンダム」に登場したキャラクターで、ティターンズの総司令官です。作中では「人質を取る」「味方を無視して攻撃する」という悪行を行っているため、それがクズと言われている理由のようです。

三大悪女・三大クズは誰なのかという疑問を知った後は、「ガンダムシリーズ」に関する感想をまとめていきます。本記事で紹介したガンダムシリーズの「三大悪女」に関する感想をまとめていきます。三大悪女は面白い行動を見せているため、ファンの間で様々な感想が挙がっているようです。

機動戦士ガンダム0083のニナ・パープルトンはコウ・ウラキを裏切っているため、視聴者から「ニナ・パープルトンはクズすぎる」という感想が挙がっているようです。またニナ・パープルトンには何の罰も下っていないため、その後が気になるという感想も挙がっているようです。

機動戦士Vガンダムに登場したカテジナ・ルースは悪行が目立っているクズキャラクターですが、「カテジナ・ルースは可愛い」「カテジナ・ルースはカリスマ性が凄い」という感想が挙がっているようです。また視力と記憶を失うという最期を迎えているため、カテジナ・ルースの最期が切ないという感想も挙がっているようです。

本記事で紹介したように、ガンダムシリーズには「カテジナ・ルース」「ニナ・パープルトン」「クェス・パラヤ」を筆頭にした悪女が大勢登場しているため、アニメ視聴者から「ガンダムシリーズは悪女が多い」という感想が挙がっているようです。また悪女の登場が作品を面白くしているという感想も挙がっているようです。

本記事では「ガンダムシリーズ」に登場した三大悪女・三大クズは誰なのかという疑問を考察していきましたがいかがだったでしょうか？ガンダムファンの間では「カテジナ・ルース」「ニナ・パープルトン」「クェス・パラヤ」の悪行が有名ですが、他にも悪女の称号が相応しい女性キャラクターが存在しているようです。そんな三大悪女が登場した本作を見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧ください。