【機動戦士ガンダム】カイ・シデンの名言・名シーン集！声優や名前の由来は？

カイ・シデンは今や伝説的アニメ作品と称されている「機動戦士ガンダム」に登場するキャラクターです。皮肉屋でありながら人間的に成長していったカイ・シデンはファンの間でかっこいいと高評価されています。また、カイ・シデンは名言・名セリフの多い人物とも言われています。ここでは「機動戦士ガンダム」のカイ・シデンの名言・名セリフ・名シーンを特集しながら彼の強さや名前の由来、アニメ声優などを紹介していきます。

「機動戦士ガンダム」はロボットものばかりではなくその後のアニメ界にも多大な影響を与えている記念碑的作品だと称されています。それまでの勧善懲悪が主体だったアニメ作品の強烈なアンチテーゼになったとも評されています。そして、ガンダムサーガとして2022年の現在においても新作が発表され続けている怪物的な作品だと言われています。ここでは「機動戦士ガンダム」の概要とあらすじを紹介していきます。ご覧ください。

「機動戦士ガンダム」は1979年から1980年まで全43話が放映されました。原作・総監督を富野由悠季、キャラクターデザインを安彦良和、メカニカルデザインを大河原邦男が担当し、各々がビッグネームになった作品です。「機動戦士ガンダム」は本放送時よりも再放送が高視聴率を上げたこととプラモデルの大ヒットで社会現象を巻き起こしました。その影響で1981年から1982年にかけて総集編である劇場三部作が公開されました。

「機動戦士ガンダム」は地球のジャブローを本拠地とする地球連邦軍と宇宙のコロニーサイド3にて建国したジオン公国との熾烈な戦い「一年戦争」がストーリーの大きな軸になっています。圧倒的に国力不足のジオン公国は人型戦闘兵器モビルスーツの開発・量産に成功したこととコロニー落としが功を奏したことで戦況を優位に進めていました。後手に回った連邦軍も遂にモビルスーツの開発に乗り出しました。これが所謂「V作戦」です。

ここでは「機動戦士ガンダム」に登場するカイ・シデンのプロフィールを紹介します。カイ・シデンは初登場時17歳でした。宇宙世紀0079年にサイド7に住んでいたカイ・シデンはジオン軍の急襲に巻き込まれてホワイトベースに避難しました。当初は傍観者を気取っていた彼でしたが否応なしに戦争に関わっていくことになります。大型特殊の免許をいくつか取得していた経緯からガンキャノンのパイロットとなり一年戦争を戦い抜きます。

「機動戦士ガンダム」は今もなお新作が作り続けられているガンダムサーガの出発点にして最高傑作だと評されています。「機動戦士ガンダム」の人気の理由の一つに「名言・名セリフ・名シーンが多い」ことを挙げるファンが多いと言われています。それではカイ・シデンにはどのような名言や名シーンがあるのでしょうか？ここでは「機動戦士ガンダム」のカイ・シデンのかっこいい名言・名セリフ・名シーンを紹介していきます。

カイ・シデンのかっこいい名言・名シーンを紹介します。最初のセリフは第13話「再会、母よ…」からです。カイ・シデンはホワイトベースの地球降下後にアムロ・レイが母親に会いに行ったことを聞きつけた時に上記のセリフを言いました。カイ・シデンのように宇宙出身の人間にとって地球に住まいがあること自体が羨望の対象なのです。後のガンダムサーガに連綿と続くアースノイドとスペースノイドの争いを暗示する名言です。

「機動戦士ガンダム」におけるカイ・シデンのかっこいい名言・名シーンを紹介しています。次のセリフは第42話「地球要塞ア・バオア・クー」からです。一年戦争のクライマックスであるア・バオア・クーでの戦闘前のミーティングでアムロ・レイは連邦軍の作戦は絶対に成功するとクルーたちの前で言いました。アムロは既にニュータイプとして覚醒していたので彼の言葉をクルーたちは信じました。しかし、カイ・シデンは違いました。

ミーティング後エレベーターにアムロ、セイラ・マスと乗り合わせたカイ・シデンはアムロに作戦成功の言葉が本当なのかを尋ねました。するとアムロはあっさりと嘘だったと答えたのです。カイ・シデンは逆に納得しました。そして上記のセリフを言ったのです。しかし、そこにはアムロを責める様子は全くなくむしろあの場で嘘をついてまで自分を矢面に立たせたアムロを認めたことと彼に対する感謝が窺える名言だと言われています。

また、セイラもアムロがあの場でああ言ってくれなかったら皆怖くて逃げ出していただろうと語り彼の嘘を肯定しています。この三人の会話は歴戦を経たことで一級のパイロットになった者たちの連携が窺えるシーンだとファンの間で分析されています。また、ストーリーの序盤からここまで成熟した人間関係を築けたことを評価する人も多いと言われています。とりわけ皮肉屋だったカイ・シデンの成長が著しくかっこいいと評されています。

「機動戦士ガンダム」のカイ・シデンのかっこいい名セリフ・名シーンを紹介します。次は第7話「コアファイター脱出せよ」からのセリフです。ホワイトベースでのミーティングでアムロが提案した作戦をカイ・シデンが茶化しました。アムロが怒り、セイラが口を挟もうとした時にカイ・シデンは上記のセリフを言いました。カイ・シデンが以前セイラに「軟弱者」と言われたことを気にしていることを窺わせる名シーンと言われています。

「機動戦士ガンダム」におけるカイ・シデンのかっこいい名セリフ・名シーン紹介です。次のセリフは第23話「マチルダ救出作戦」からです。ブライト・ノアが過労で臥せっていたホワイトベースでしたがジオン軍の追撃は手を緩めることがありません。カイ・シデンがガンキャノンで出撃する際に通信士のセイラのセリフを受けて彼が返したのが上記のセリフです。カイ・シデンとセイラの関係性が良くなっていることを表す名言です。

「機動戦士ガンダム」のカイ・シデンのかっこいい名言・名シーンを紹介します。次の名シーンは第29話「ジャブローに散る!」からです。連邦軍の本拠地であるジャブローにシャア・アズナブルが指揮するマッドアングラー隊が侵入して来ました。アムロ、カイらはこれを迎え撃つために出撃しました。カイ・シデンは出撃前に何かを決意したかのように上記のセリフを言いました。その表情は鬼気迫るものがあったと言われています。

カイ・シデンはホワイトベースがジャブローに到着するまでの間にジオン軍のスパイである少女ミハル・ラトキエとの出会いと別れを経験しました。この悲しい経験を経たことで皮肉屋だったカイ・シデンに一本芯が通ることになったのです。彼はミハルやその弟妹たちのような人たちを増やす戦争を憎みました。そして、戦争を一刻も早く終わらせるために戦うことを決意したのです。後の彼の行動原理になった名言・名シーンなのです。

カイ・シデンのかっこいい名言・名シーンを紹介します。最後に紹介するのは劇場三部作の完結編「機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編」からです。ア・バオア・クーでの戦闘時に焦って突撃して返り討ちに遭ったジムとボールを見ていたカイ・シデンは上記のセリフを言いました。彼は「臆病」と自虐していますがこの慎重さがあったからこそカイ・シデンは一年戦争を生き延びました。それが如実に伝わる名言だと評されています。 

「機動戦士ガンダム」は当時既にビッグネームだった声優の古谷徹、永井一郎らとこの作品で本格的に声優として活動することになった池田秀一、戸田恵子など今の視点から見ても豪華声優陣が集った作品として有名です。それではファンの間でかっこいいと高評価されているカイ・シデンを演じた声優は誰でしょうか？ここではガンダムシリーズでカイ・シデンを演じる声優の古川登志夫のプロフィール・主な出演作品を紹介していきます。

ガンダムシリーズで一貫してカイ・シデンを演じる（「ガンダムさん」を除く）声優の古川登志夫のプロフィールを紹介します。古川登志夫は1946年7月16日生まれです。栃木県出身で血液型はB型です。大手声優事務所の青二プロダクション所属です。古川登志夫の妻は同じく声優の柿沼紫乃です。古川登志夫の趣味はフィギュア収集です。かなりのマニアとして知られており自分が演じたキャラクターのフィギュア中心に収集しています。

古川登志夫は幼い頃から演じることに興味を持ち日本大学芸術学部演劇学科に進学しました。大学卒業後に劇団「櫂（KAI）」に参加して俳優として活動しました。古川登志夫の声優デビューは1974年のテレビアニメ「ゼロテスター」の隊員役でした。本格的に声優の仕事をするようになったのは1976年のテレビアニメ「マグネロボ ガ・キーン」で主人公の北条猛役を演じたことがきっかけです。現在も第一線で活躍するベテラン声優です。

ここでは声優の古川登志夫の主な出演作品・演じたキャラクターを紹介していきます。「うる星やつら」の諸星あたる役（初代）、「ドラゴンボールシリーズ」のピッコロ（マジュニア）役、「北斗の拳」のシン役、「ゲゲゲの鬼太郎（第6作）」のネズミ男役、「からくりサーカス」の才賀貞義/白金/フェイスレス/ディーン・メーストル役、「ワンピース」のポートガス・D・エース役など多くの大ヒット作品に出演しています。

「機動戦士ガンダム」に登場するカイ・シデンはファンの間でかっこいいと評されており人気の高いキャラクターの一人です。また、カイ・シデンはパイロットとしても非凡な才能と強さを持っていると言われています。カイ・シデンは一年戦争の後どうなったのでしょうか？ここでは「機動戦士ガンダム」のカイ・シデンの強さ、ニュータイプ説、その後、名前の由来などを考察・紹介していきます。それでは考察結果をご覧ください。

ここでは「機動戦士ガンダム」でのカイ・シデンの強さについて考察・紹介します。カイ・シデンは一年戦争でガンキャノンのパイロットして戦果を上げました。カイ・シデンの撃墜数は24機です。十分エースパイロット級の戦果ですが、アムロ・レイの撃墜数が68機と突出していることで割りを食ったと言われています。しかし、彼は紛れもないホワイトベースのエースパイロットでありファンの間でかっこいいと高評価されています。

ここでは「機動戦士ガンダム」のカイ・シデンのニュータイプ説について考察・紹介しています。最終回「脱出」でハヤト・コバヤシとともに白兵戦を行っていたカイ・シデンはアムロの思惟を聞き他のホワイトベースくるーたちとともに戦場から脱出しました。アムロの声が聞こえたことから彼にもニュータイプの資質があったと推察する人もいます。因みに富野由悠季執筆の小説版でのカイ・シデンはニュータイプに覚醒しました。

カイ・シデンのレポートについて紹介します。カイ・シデンのレポートとはことぶきつかさ作画の漫画「機動戦士Zガンダム デイアフタートゥモロー-カイ・シデンのレポートより-」のことを指しています。「機動戦士Zガンダム」はエゥーゴ、ティターンズ、アクシズの三つ巴戦争「グリプス戦役」がストーリーの大きな核になっていますが「カイ・シデンのレポート」はカイ・シデンの視点から見た「グリプス戦役」が描かれています。

「カイ・シデンのレポート」でのカイ・シデンはフリーのジャーナリストとして活動ながらエゥーゴと協力関係にあるカラバとも大きな関わりを持っている描写が見られます。特に「機動戦士Zガンダム」本編では再会することのなかったアムロ・レイとのドラマはファンを大いに喜ばせたと言われています。また、「カイ・シデンのレポート」はカイ・シデンとゲストキャラクターとの会話劇が中心で戦闘シーンが少ないのも大きな特徴です。

ガンダムシリーズのかっこいいキャラクターであるカイ・シデンのその後をネタバレを交えて紹介します。一年戦争を生き延びたカイ・シデンはほどなくして地球連邦軍を除隊してフリージャーナリストに転身しました。「機動戦士Zガンダム」ではティターンズの動向を探るためにジャブローに潜入しましたが、一緒に行動していたエゥーゴのレコア・ロンドともどもティターンズに捕まりました。後にカミーユ・ビダンに救出されました。

また、カイ・シデンは「機動戦士ガンダムUC」にも登場しました。同作品でのカイ・シデンは旧知の中であるブライト・ノアの依頼でガランシェールにネェル・アーガマとの共同戦線を行ってもらうための交渉役を務めたり「ラプラスの箱」を巡る騒動を目の当たりにしたりします。また、カイ・シデンはスペースノイド出身者でありながら一貫して「機動戦士Zガンダム」以降のシャア・アズナブルの行動を激しく批判しています。

ここでは「機動戦士ガンダム」に登場するかっこいい人物カイ・シデンの名前の由来について紹介していきます。カイ・シデンの名前の由来は第二次世界大戦時に日本軍によって開発された戦闘機「紫電改」であることが明らかになっています。「ガンダム」の初期設定では名前の候補の一つとして「シデン・カイ」があったと言われています。因みにカイ・シデンの皮肉屋で斜に構えた性格は初期設定から決まっていたとのことです。

「機動戦士ガンダム」に登場するカイ・シデンは同作品屈指の人気キャラクターだと評されています。また、カイ・シデンはストーリーの中で二人の女性キャラクターと大きな関わりがあったと分析するファンが多いと言われています。カイ・シデンと関係のある女性キャラクターとは誰でしょうか？ここでは「機動戦士ガンダム」のカイ・シデンとセイラ・マス、カイ・シデンとミハル・ラトキエの関係を紹介していきます。ご覧ください。

カイ・シデンとセイラ・マスの関係を紹介します。ストーリーの序盤では何事にも非協力的なカイ・シデンの頬をセイラが「軟弱者」と言って張るなど緊張関係にありましたが次第にお互いの立場や性格を理解していったことで良好な関係になりました。特に終盤ではアムロを交えたパイロット三人として戦闘時・ミーティング時に連携を取るまでになったのです。また、アムロが脱出した際はランチでカイ・シデンがセイラを支えました。

「機動戦士ガンダム」に登場するカイ・シデンとミハル・ラトキエの関係を紹介します。二人の関係が描かれたのは第26話「復活のシャア」と第27話「女スパイ潜入!」、そして第28話「大西洋、血に染めて」です。カイ・シデンはホワイトベースがベルファストに寄港した際に船を降りることを決意して実行に移しました。そこで彼はミハルと出会います。カイ・シデンはミハルが弟妹のためにジオン軍のスパイをしていることを知ります。

ミハルはホワイトベースに潜入しますがホワイトベースに戻ったカイ・シデンに見つかってしまいます。しかし、彼はミハルを匿いました。ミハルはホワイトベースにカツ、レツ、キッカという自分の弟妹と同じくらいの子供たちがいたことで罪悪感に苛まれカイ・シデンとガンペリーで出撃して勝利に貢献しました。その代償でミハルはミサイル発射時の爆風に巻き込まれて死亡しました。カイ・シデンは人目も憚らずに号泣しました。

ここでは「機動戦士ガンダム」に登場するカイ・シデンに関する感想や評価を紹介していきます。Twitterでのつぶやきをいくつか取り上げていきます。「機動戦士ガンダム」のカイ・シデンはインターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？それではご覧ください。

「機動戦士ガンダム」の大ファンだと思われる方のツイートです。「機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編」をご覧になり、面倒見の良くなったカイ・シデンのことをかっこいいと高評価されています。

同じく「機動戦士ガンダム」の大ファンだと思われる方のツイートです。「機動戦士ガンダム」を通してご覧になり、カイ・シデンの洞察力や真意を隠している佇まいがかっこ良くて好きだという感想をつぶやかれています。

同じく「機動戦士ガンダム」の大ファンだと思われる方のツイートです。「機動戦士ガンダム」をご覧になり、ジャブロー以降のカイ・シデンがかっこいいという感想をつぶやかれています。

ここでは「機動戦士ガンダム」に登場するカイ・シデンの名言・名セリフ・名シーンを中心に紹介してきました。カイ・シデンはシリーズ屈指の人気キャラクターだと評されています。カイ・シデンに注目して「機動戦士ガンダム」をお楽しみください。