ガンダムのアムロ・レイの人生と搭乗モビルスーツ一覧！シャアとの激闘のその後は？

本記事では「機動戦士ガンダム」に登場したアムロ・レイの搭乗したモビルスーツを徹底紹介します！またアムロとシャアが激闘を繰り広げた「機動戦士ガンダム/逆襲のシャア」のその後のアムロの人生などについても考察してきますので是非ご覧下さい。その他にはアムロとはどういった人間なのか基本情報も載せていきますので、まだガンダムを見た事がない方も本記事を参考にして楽しんで下さい！

機動戦士ガンダムとは1979年から1980年にかけて放送されたサンライズ制作のテレビアニメです。従来のロボットアニメと違い深い人間ドラマが描かれており「宇宙戦争で生き延びる少年・少女」をテーマに制作されています。またこれまでのロボットアニメは「巨大ロボット」が主流となって描かれていましたがガンダムは18mという小型なロボットとして描かれており「リアルロボット」というジャンルに位置付けられています。

ここからはアムロがどのような人生を歩んだのか紹介します！またアムロがパイロットになってから歩んだ「一年戦争」の軌跡などについても記載してきますので是非ご覧下さい。その他にはアムロの性格やパイロットとしての活躍も載せていきます。

アムロ・レイとは「機動戦士ガンダム」の主人公です。アムロは宇宙世紀0064年に父テム・レイと母カマリア・レイの息子として誕生しました。アムロは日系人であり幼少期を日本の山陰地方で過ごしたという設定で描かれている人物です。また好物はハンバーグで趣味は機械いじりという描写がされています。幼い頃に母とは別れており父と宇宙に移民しています。

アニメでアムロの声を担当しているのは声優の古谷徹です。古谷徹は1963年より声優活動を行っている人物で、これまでに「聖闘士星矢」「宇宙戦艦ヤマト」「ヤッターマン」「名探偵コナン」「ドラゴンボール」「銀魂」「ケロロ軍曹」「ブラック・ジャック」などの作品にも出演しています。また「機動戦士ガンダムOO」ではリボンズ・アルマークの声を担当しており、アムロ以外で初めてガンダムシリーズに出演しています。

アムロのライバルとして描かれているキャラクターはシャア・アズナブルです。シャアの本名は「キャスバル・レム・ダイクン」でジオン共和国の創始者ジオン・ズム・ダイクンの息子として誕生しました。ですがジオン・ズム・ダイクンの死後ザビ家から迫害を受けて逃亡しています。その後仮面を被りジオン軍のパイロットであるシャア・アズナブルと名乗るようになりました。

アニメでシャアの声を担当しているのは声優の池田秀一です。池田秀一は1970年より声優活動を行っている人物で、これまでに「シティーハンター」「名探偵コナン」「エンジェルハート」「ワンピース」「瀬戸の花嫁」などの作品にも出演しています。また「007シリーズ」「トゥームレイダー」「アイアンマン」「パシフィック・リム」「ワイルドスピード」など多くの洋画で吹き替えを担当しています。

アムロが15歳の頃にジオン軍がホワイトベースを追ってコロニー領域に侵入してきました。アムロはその戦いの最中に偶然ガンダムの操縦マニュアル「V作戦」を入手しています。そして起動前のガンダムを発見して乗り込みパイロットとしての初陣を飾りました。その際には初めて搭乗するガンダムの操縦に苦労しながらザクを2機撃墜しています。その後ホワイトベースに乗る事となりエースパイロットとして活動しています。

ホワイトベースに乗り込んでからのアムロはライバルであるシャアの追撃を何度も振り切っています。また元々は民間人という肩書でホワイトベースに乗っていましたが、ガンダムを操縦できるのがアムロしかいなかったため地球連邦軍の正規パイロットとして扱われるようになっています。そしてガンダムのパイロットになったアムロ自身も新しい玩具を手に入れたようにはしゃいでいました。

ガンダムを楽しそうに扱っていたアムロでしたが「生き残る」という重みを次第に感じていくようになり精神を疲弊させています。またガルマやシャアの追撃を退けた際には自分を道具のように扱うブライトと度々衝突しています。そしてブライトが「ガンダムの操縦はリュウに任せよう」と言っているのを偶然聞いてしまいアムロは脱走を決意したのでした。

アムロは脱走中に砂漠のレストランに立ち寄っており敵軍のランバ・ラルと出会っています。その際にはランバ・ラルに気に入られていますが敵同士であるため戦場で再会する事となりました。そしてアムロはランバ・ラルとの戦いで「生き残る」以外の意味を見出しパイロットとして成長しています。そしてランバ・ラルの愛人が仇を取るためホワイトベースに特攻をしかけアムロの仲間であるリュウが命を落としています。

アムロはジオン軍との戦いで何度も死地をくぐり抜け「ニュータイプ」として覚醒し始めました。ジャブローではシャアを圧倒するほどの戦いを見せ、宇宙ではドム9機を3分で撃墜する活躍を見せています。そしてアムロの事を恐れたジオン軍はガンダムの事を「連邦の白い奴」「白い悪魔」と呼称するようになりました。またアムロの成長にガンダムが耐えきれなくなりマグネット・コーティングというパーツが付けられています。

マグネット・コーティングとは機体の反応速度を上昇させる事のできるパーツです。このマグネット・コーティングを施された際にシャアと戦ったアムロは有り得ないほどの距離からの狙撃にも成功しています。

最終決戦となったア・バオア・クーでアムロはジオングに搭乗したシャアと戦いました。ジオングの強力な武器に苦戦し頭部を失いながら最後はビームライフルを放ってアムロは勝利しています。この戦いによりガンダムは撃墜される事となりましたが、仲間たちの助けもありアムロは「一年戦争」を戦い抜き生き残る事ができたのでした。こうして「機動戦士ガンダム」は幕を降ろしています。

ここからはガンダムシリーズでアムロが搭乗したモビルスーツを紹介します！アムロはガンダムに乗ってからパイロットとしての資質を開花させ様々なモビルスーツに登場しています。またニュータイプのアムロだからこそ使用できるモビルスーツも登場しているので是非ご覧下さい！

アムロが初めて搭乗したモビルスーツは「RX-78-2ガンダム」です。通称ガンダムは、ジオン軍のザクの威力を目の当たりにした地球連邦によって開発されました。またザクを初めとしたジオン軍モビルスーツの多くを凌駕する基本性能を持っています。この基本性能に加えてアムロがニュータイプを覚醒させた事により「一年戦争」で伝説的な成果を挙げています。

RX-78-3G3ガンダムは小説版「機動戦士ガンダム」でアムロが搭乗している機体です。G3ガンダムはファーストロットに属するガンダム最後の仕様です。またマグネット・コーティングを施されている機体であり熱核反応炉用のレーザーが新型のため反応速度が向上しています。作中ではガンダム2号機の2倍の運動性能があると描写されています。

RX-93νガンダムは「機動戦士ガンダム/逆襲のシャア」でアムロが搭乗している機体です。地球連邦軍が改良を重ねてきたガンダムの新型機体でありアナハイム・エレクトロニクス社がアムロ専用に製造しました。νガンダムはニュータイプだけが使用できる遠隔武器「フィン・ファンネル」を実装しており高い火力を実現しています。またパイロットの脳波を感知する「サイコフレーム」を搭載しています。

RX-93-2Hi-νガンダムは「機動戦士ガンダム/逆襲のシャアベルトーチカチルドレン」でアムロが搭乗している機体です。νガンダムと同様に「フィン・ファンネル」「サイコフレーム」を実装しています。またシャアが残していったサイコ・ドーガからサイコフレームを切り出し取り付けた事でより正確にサイコミュを操作できるようになりました。

RX-77ガンキャノンは「機動戦士ガンダム」でアムロが搭乗している機体です。作中では主にカイ・シデンなどが搭乗している機体ですが、ガンダムが使用できない時にアムロが一時的に使用している描写がされています。またガンキャノンにはガンダムと同様の「ルナ・チタニウム合金」が施されており運動性能より装甲が強化されています。

RX-75ガンタンクは「機動戦士ガンダム」でアムロが搭乗している機体です。ガンタンクは主にハヤト・コバヤシなどが搭乗している機体ですが、ガンダムが使用できない際にアムロが一時的に搭乗しています。またガンタンクは主力モビルスーツの遠距離支援用機体として開発されています。

RMS-099リック・ディアスは「機動戦士Zガンダム」でアムロが搭乗した機体です。リック・ディアスは「アナハイム・エレクトロニクス社」が開発した機体で「エゥーゴ」の主力量産機として活躍しています。装甲には「ガンダニウムγ」という素材が使用されており「ガンダムγ」とも呼ばれています。

MSK-008ディジェは「機動戦士Zガンダム」でアムロが搭乗している機体です。ディジェは反地球連邦組織「カラバ」が開発した機体でリック・ディアスの設計をベースにしています。作中では試作1号機をアムロが使用しています。またディジェは元ジオン軍の技術者が開発したため外観がゲルググに似ています。

MSZ-006A1ΖプラスA1型は「ガンダムセンチネル」に登場した機体です。ΖプラスA1型はアムロが稼働試験を2度ほど行っており、その後後継機であるZガンダム3号機に搭乗したと言われています。またΖプラスA1型はアムロが乗っていると見せかけるプロパガンダ機体として使用されたという考察がされています、

MSZ-006-3Ζガンダム3号機は「ガンダム新体験-0087-グリーンダイバーズ」に登場した機体です。プロスペロー号落下事件が発生した際の救助に当たったと言われており評価試験中の機体として登場しています。

MSZ-006-3AΖガンダム3号機A型ホワイト・ゼータは「ガンダム新体験-0087-グリーンダイバーズ」に登場したΖガンダム3号機を改良した機体です。改良後には運動性能が向上しています。

RMS-099Sシュツルム・ディアスは小説版「機動戦士ガンダムZZ」に登場した機体です。シュツルム・ディアスはリック・ディアスの火力を強化した機体でありエゥーゴからネオ・ジオンに譲渡されたと言われています。またアムロが搭乗した際にはプルツーが駆るサイコガンダムMk-IIを撃墜しています。

RGZ-91リ・ガズィは「機動戦士ガンダム/逆襲のシャア」でアムロが搭乗している機体です。作中の冒頭でアムロが専用機として使用している機体ですが、サザビーとの性能差を感じその後「νガンダム」に乗り換えています。またリ・ガズィはZガンダムの量産化を目指した開発された機体であり航空機形態に変形できる特徴を持っています。

ここからは「機動戦士ガンダム/逆襲のシャア」が終わりアムロがその後歩んだ人生について考察します！また逆襲のシャアについても詳しく説明していきますので是非ご覧下さい！

機動戦士ガンダム/逆襲のシャアとは1988年に公開されたアニメ映画です。この作品は「機動戦士ガンダム」が終わった14年後の世界を舞台にして描かれており、キャッチコピーは「宇宙世紀0093君はいま、終局の涙を見る…」です。全編に渡ってアムロとシャアの戦いが繰り広げられており長年のライバル関係に決着が着いています。またガンダムファンの間では「逆シャア」という略称で親しまれています。

逆襲のシャアは「機動戦士Zガンダム」で勃発したグリプス戦役から行方不明になっていたクアトロ・バジーナがシャア・アズナブルの名前に戻しネオ・ジオンの総帥として姿を現す事から始まります。シャアは宇宙からの移民を受け付けない地球連邦政府を良く思っておらずネオ・ジオンを率いて戦争を仕掛けました。そしてシャアは地球連邦政府があるチベットに小惑星ルナを衝突させて多くの命を奪うのでした。

小惑星ルナを衝突させてからネオ・ジオンは息を潜めていましたが再び動き始めます。今度は地球連邦高官との裏取引きで手に入れたアクシズを地球に落とすという計画を進めていました。シャアが停戦に合意したのは嘘だと見抜いたロンド・ベル隊は核ミサイルを搭載しアムロはνガンダムに乗ってアクシズを目指しました。そしてアクシズを内部から破壊しましたがそれでも地球への落下は止まる事はなくアムロたちは窮地に立たされます。

アクシズが落下を続ける中、シャアとアムロは一騎打ちを行っています。お互いに武器を破壊され最後はモビルスーツで殴り合いシャアのサザビーが破壊されました。また落下しているアクシズを止めるためアムロがνガンダムで押し返そうとしています。そして最後はネオ・ジオンのモビルスーツも協力して何とかアクシズを落下コースから外す事に成功するのでした。

逆襲のシャアは「TMNETWORK」の「BEYONDTHETIME/メビウスの宇宙を越えて」が主題歌に起用されています。TMNETWORKは1984年から活動を行っている音楽グループで「GetWild」「DIVEINTOYOURBODY」などの楽曲も発表しています。また他の音楽グループに楽曲の提供なども行っています。

アムロのその後ですが「逆襲のシャア」でアクシズ落としを阻止した時から消息不明になっています。逆襲のシャアのその後の世界を舞台にして描かれている「機動戦士ガンダムUC」ではアムロの写真だけが登場してどうなったかなどは語られていません。また終盤では「アムロ」「ララァ」「シャア」が精神でバナージに話し掛けるような演出がされています。

ちなみに「一年戦争」が終わったその後の世界が舞台となっている「機動戦士Zガンダム」にもアムロは登場しています。アムロは「一年戦争」が終わった後に大尉に昇進していましたが戦争のトラウマを抱えて精神が不安定になっていたので軟禁されていました。その後は軍を脱走してエゥーゴを支援するような活動を行っています。またシャア扮するクアトロとも会っていますが会話するだけ別れています。

その後の人生や搭乗モビルスーツを知った後はガンダム作中で誕生したアムロの名言を紹介します！名言が誕生した際の状況や裏話なども載せていきますので是非ご覧下さい。

この名言は「機動戦士ガンダム」の6話で誕生しました。アムロはガンダムのパイロットになりながらも当初は自身がなさそうに戦場へと出ています。この時はセイラ・マスと会話している時で思わず本音が出てしまいました。

この名言は「機動戦士ガンダム」の9話で誕生しました。アムロは当初わがままなキャラクターとして描かれています。そのため上官であるブライトに対しても生意気な態度を取っていました。そしてブライトからビンタされてこの名言が誕生しています。名言を紹介するバラエティー番組などにもよく登場している有名な言葉でもあります。その後ブライトは「お前ならシャアを超えられる奴だと思っていたのに」とも言っています。

この名言はアムロがホワイトベースから出動する際に誕生しました。またこの言葉はとても有名な名言ですが実はアニメで1度しか発言していません。この言葉を使ったその後は「ガンダム行きます!」「行きます!」「アムロ、ガンダム行きます!」などと言っています。

この名言は「機動戦士ガンダム」の1話で誕生しました。作中でアムロは戦いに巻き込まれており起動前のガンダムを見つけて乗り込みました。そしてマニュアルが置いてあったのですぐにガンダムを起動して専任パイロットの道を進んでいます。起動して間もない頃は拙い動きをしていましたがすぐに頭角を現して地球連邦のエースパイロットになっています。その後シャアというライバルに出会いました。

この言葉は「機動戦士ガンダム」の43話で誕生しました。作中でアムロとシャアはララァ・スンを巡って争いを起こしています。そしてララァ戦場で2人の間に割って入り命を落としています。その後アムロとシャアが言い争いをする際にもよくララァの死を持ち出しています。

本記事ではアムロの搭乗したモビルスーツやその後人生を紹介してきましたがいかがだったでしょうか？記事中にも記載してきましたが逆襲のシャアが終わったその後の人生は明らかになっていません。ファンの間でも様々な考察されていますが伝説のパイロットとして地球連邦の間で語られているのは間違いありません。そんなアムロが登場するガンダムシリーズは次々に新作が発表されているのでそちらも是非ご覧下さい！