【ガンダム】シャアが搭乗したモビルスーツ一覧!専用機体の装備やスペックは?

ガンダムシリーズに登場するシャア・アズナブルが搭乗したモビルスーツ一覧!専用機体の装備やスペックは?1作目『機動戦士ガンダム』から重要キャラとして初登場し、そのカリスマ性で主人公であるアムロ・レイに負けず劣らずの人気を誇るシャアは、ニュータイプとして非常に多くのモビルスーツを操縦してきました。今回は作品ごとにシャアが搭乗した歴代のモビルスーツを一挙紹介です!

【ガンダム】シャアが搭乗したモビルスーツ一覧!専用機体の装備やスペックは?のイメージ

目次

  1. シャアとは?
  2. シャアの歴代モビルスーツ・専用機体の装備やスペック一覧
  3. シャアのゲームや小説などのモビルスーツ・専用機体一覧
  4. シャアのその後はどうなった?
  5. シャアの名言や名セリフ
  6. シャアの声優
  7. シャアに関する感想や評価
  8. シャアが搭乗したモビルスーツ一覧まとめ

シャアとは?

シャアが今まで搭乗してきた専用機体を含めたモビルスーツを一覧で解説していく前に、まずはシャアという人物について詳しく紹介します。ガンダムファンにとってはもはや知らない人がいないほど有名なシャアですが、ここでもう一度おさらいです。シャアについて詳しくないという方も楽しめる内容となっており、事前に読んでおく事で後述のメインのまとめがより一層楽しめます。また、『機動戦士ガンダム』の作品情報も説明します。

機動戦士ガンダムの作品情報

機動戦士ガンダムの概要

『機動戦士ガンダム』は『日本サンライズ』が制作して1979年から放送が開始されたロボットアニメ作品です。後に多くの作品が制作される事になったガンダムシリーズの1作目で、『初代ガンダム』や『ファーストガンダム』などと呼ばれています。人間同士の戦争にモビルスーツと呼ばれる兵器を導入した事で人気を博し、リアルロボットアニメの先駆けとなりました。フィギュアや漫画、ゲームなどのメディアミックス作品も大人気です。

機動戦士ガンダムのあらすじ

時は宇宙世紀0079年、ジオン公国は地球連邦政府に独立戦争を挑み、モビルスーツをはじめとした圧倒的な戦力で人口の半分を死に至らしめていました。ジオンのパイロットであり赤い彗星の異名を持つシャア・アズナブル少佐はジオンのモビルスーツ・ザクを偵察隊としてサイド7に送り込みます。そんな中、連邦軍の技官であるテム・レイの息子であるアムロは偶然発見した新型モビルスーツ・ガンダムに搭乗し、ザクを撃破したのでした。

シャアのプロフィール

シャア・アズナブルはガンダムの宇宙世紀シリーズに登場する男性です。『機動戦士ガンダム』にて初登場を果たし、その時の肩書きはジオン公国宇宙攻撃軍少佐で、年齢は宇宙世紀0059年11月17日生まれの20歳、身長は175センチ、血液型はAB型となっています。『機動戦士Zガンダム』以降は身長は180センチとなっており、体重は65キロです。出身はジオン公国で、創始者であるジオン・ズム・ダイクンの息子として生まれました。

その為、本名はキャスバル・レム・ダイクンで、シャア・アズナブルという名前は彼の3つ目の名前となっています。ちなみに少年期に使っていた2つ目の名前はエドワウ・マスで、4つ目に使った名前はクワトロ・バジーナです。シャアは主人公であるアムロと同じくニュータイプで、モビルスーツを駆る圧倒的な技術によって『機動戦士ガンダム』の開始時点ですでに『赤い彗星』の異名を得ていました。

地球連邦軍では赤い彗星の名前を知らない者はおらず、恐れられている存在で、いかにシャアが優秀なパイロットであるかが分かります。後に最大のライバルとなるアムロと初めて戦った時は自分のモビルスーツがガンダムよりも機体の性能が劣っているにも関わらず圧倒していました。また、指導者としても優秀で、彼の存在が一年戦争の序盤でジオン公国が優位に立っていた大きな理由です。

『機動戦士Zガンダム』の時にはエゥーゴに加わり、部下であるカミーユ・ビダンに有意義なアドバイスを何度も送っていました。実力も指導力も持っているハイスペックな人物だと言えますが、その反面精神的に脆い部分があり、ダイクンの後継者となる時にはその責務の重さから愛人であるナナイの前で甘えた姿を見せています。この事から完璧すぎる人物とは言い難いですが、その人間臭さがシャアの魅力を引き立てている事も事実です。

機動戦士ガンダム公式Web

シャアの歴代モビルスーツ・専用機体の装備やスペック一覧

ここからは赤い彗星のシャアの歴代モビルスーツ・専用機体の装備やスペックを一覧で紹介していきます。赤い彗星と呼ばれる理由となったのは彼の専用機体が赤いことに由来しており、ほとんどのモビルスーツが赤を基調としたかっこいい見た目となっています。しかし、赤以外の機体も非常にかっこいいので、そちらにもご注目です。強力なニュータイプだからこそ操る事が可能なシャアのモビルスーツは他の機体とは一味違います。

歴代モビルスーツ①シャア専用ザクⅡ

シャアの歴代モビルスーツ一覧①はシャア専用ザクⅡです。機体スペックは頭頂高:17.5メートル、本体重量:56.2トン、型式番号:MS-06Sとなっています。装備はザク・マシンガン、ザク・バズーカ、ヒート・ホークです。MS-06SはザクⅡF型を指揮官やエースパイロット用に改造した機体で推力が30%増しているなど強化されています。また、指揮官はこのモビルスーツをパーソナルカラーに塗装する事を許されている事が特徴です。

自分のパーソナルカーラーである赤に塗装したMS-06Sがシャア専用ザクⅡとなります。このシャアの専用機体がテレビ版で初登場を果たしたのは第2話で、シャアは機体性能の違いがあるとは言え類まれな操縦技術によって他のザクの3倍のスピードで乗りこなしていました。しかしその後、アムロの駆るガンダムのビームライフルが部下のザクを一撃で葬っているのを見た事で一時退却しています。

このシャア専用ザクⅡが最後に登場したのは『機動戦士ガンダム』の第10話で、ガルマを謀殺して以来消息不明となっています。本編において、シャアが搭乗した機体の中で損傷しなかったのはこのシャア専用ザクⅡのみで、良い功績とも言えますが、持っている装備ではガンダムに大きなダメージを与える事が出来ませんでした。しかし他のザクの中でひときわ目立ち、男心を鷲掴みにするかっこよさはさすがシャアの専用機と言うべきです。

歴代モビルスーツ②シャア専用ズゴック

シャアの歴代モビルスーツ一覧②はシャア専用ズゴックです。機体スペックは頭頂高:18.4メートル、本体重量:65.1トン、型式番号:MSM-07Sとなっています。主な装備は頭部6連装ミサイル砲、腕部メガ粒子砲、腕部クローです。ガルマの死の責任を取る形で左遷させられていたシャアが地球方面軍に再配属された際に乗る事になった専用機体です。水陸両用モビルスーツ・ズゴックをシャア専用にチューニングしてあります。

元のズゴックの各性能を向上しているだけでなく、シャアの専属テストパイロットであるダントン・ハイレッグによって可能な限りシャアの操縦のクセに合わせて改造してあります。非常に俊敏な動きを可能にしており、連邦軍の新型モビルスーツであるジムの腹部をアイアンクローで貫き撃破していました。この機体の凄まじさを目の当たりにしたアムロは震えあがっており、シャアの強さを再認識する事になります。

歴代モビルスーツ③シャア専用ゲルググ

シャアの歴代モビルスーツ一覧③はシャア専用ゲルググです。機体スペックは頭頂高:19.2メートル、本体重量:42.1トン、型式番号:MS-14Sとなっています。主な装備はビーム・ライフル、ビーム・ナギナタ、シールドです。のちに量産される事になるゲルググのプロトタイプの1機をシャアの専用機体として赤く塗装したのがシャア専用ゲルググとなっています。頭頂部の角以外は特に通常のゲルググと装備が変わらない事も特徴です。

ゲルググはジオン軍がガンダムと同じコンセプトで開発しており、初めてビーム・ライフルを装備した機体でもあります。本編ではビーム・ナギナタでガンダムのビーム・サーベルと激しい斬り合いを見せていました。シャアは当初、モビルスーツのスペックを最大限に引き出してガンダムと互角に戦っていましたが、アムロのニュータイプ能力の向上によって苦戦を強いられるようになり、シャア専用ゲルググも右腕を切り落とされています。

歴代モビルスーツ④ジオング

シャアの歴代モビルスーツ一覧④はジオングです。スペックは頭頂高:23メートル、本体重量:151.2トン、型式番号:MSN-02となっています。装備は5連装メガ粒子砲×2、メガ粒子砲×3です。ジオン公国軍が開発したニュータイプ専用のモビルスーツで、一年戦争でシャアが最後に搭乗した機体でもあります。シャアはこのジオングでガンダムと最終決戦を繰り広げました。巨大で今までのモビルスーツのように脚部が無い事が特徴です。

最大の特徴はニュータイプの意思を直接機体に伝える事が出来るサイコミュを標準装備しているところで、ジオン軍の中ではシャアのみが操縦可能となっています。5連装メガ粒子砲は腕部に装備されていますが、腕を伸ばした後にサイコミュによって操作する事でオールレンジ攻撃も可能です。また、頭部は切り離して独立した行動をする事が出来ます。格闘兵器は装備しておらず、モビルアーマーに近いとも言われています。

見た目が非常に特徴的なジオングですが、キシリア・ザビは80%しか完成していないと称していました。脚部ユニットが無い事が理由で、シャアも技術士官にその事を指摘しましたが、技術士官は脚部ユニットは飾りで、そんなものが無くてもジオングの性能は100%引き出せると述べていました。しかし、シャアは人型を有機体が創造した究極の形であると信じており、脚部ユニットの無いジオングを見て不安を感じていたという事です。

劇中では不慣れなモビルスーツである事から操縦に戸惑う様子を見せていたシャアでしたが、それでもモビルスーツ18体を撃破し、戦艦4隻を撃沈させるという成果を上げていました。その後、ガンダムと戦う事になったジオングはビーム・ライフルを4発受けても破壊されない耐久力を見せますが、結局は頭部ユニットのみとなり、最後には相討ちとなります。モビルスーツを失ったシャアとアムロはその後に生身の対決となっていきます。

歴代モビルスーツ⑤リックディアス

シャアの歴代モビルスーツ一覧⑤はリック・ディアスです。機体スペックは頭頂高:18.7メートル、本体重量:32.2トン、型式番号:MSA-099となっています。装備はクレイ・バズーカ、ビーム・ピストル、ビーム・ライフル、ビーム・サーベル、トリモチ・ランチャーです。『機動戦士Zガンダム』にてクワトロ・バジーナと名乗っているシャアが劇中で初めて搭乗した機体となっています。

リックディアスはエゥーゴがスポンサーであるアナハイム・エレクトロニクス社と共同開発した機体で、量産型である事からシャアの専用機体というわけではありません。シャアは自分のパーソナルカラーである赤に塗装をし、他の機体は元々黒でしたが、部下がシャアにあやかってリックディアスを赤く塗装した事から赤が正式カラーとなりました。

ガンダリウムγ(ガンマ)を装甲や構造材に使用している事から開発当初は『γガンダム』という開発コードとなっていましたが、完成後の外見がガンダムとは似ても似つかないものだった事からシャアが反感を示し、宇宙用の機体を意味する『リック』と冒険家のバーソロミュー・ディアスの名前を合わせた名前を提案して正式に採用されました。地球連邦軍とジオンの技術の融合に成功し、初めて実戦に投入された記念すべき機体でもあります。

歴代モビルスーツ⑥百式

シャアの歴代モビルスーツ一覧⑥は百式です。機体スペックは頭頂高:18.5メートル、本体重量:31.5トン、型式番号:MSM-100となっています。主な装備はビーム・ライフル、ビーム・サーベル×2、メガ・バズーカ・ランチャーです。シャアが『機動戦士Zガンダム』でクワトロとして主に搭乗していた機体で、ビームコーティングが施された金色の装甲と肩にマーキングされた『百』の文字が特徴となっています。

百式という名前は型式番号がMSM-099であったリックディアスの次に開発されたMSM-100という名称と合わせ、さらに開発主任であったM・ナガノ博士の『百年使えるモビルスーツ』という願いが込められて付けられました。モビルスーツの主な装備としてビームライフルが標準化してきており、さらに当たれば一撃で撃破されてしまう現状だった事から、百式はビーム攻撃を防御するのではなく回避する事を前提に作られています。

歴代モビルスーツ⑦サザビー

シャアの歴代モビルスーツ一覧⑦はサザビーです。機体スペックは頭頂高:23.0メートル、本体重量:30.5トン、型式番号:MSN-04となっています。主な装備はビーム・ショット・ライフル、ビーム・トマホーク、ファンネル×6、メガ粒子砲です。サザビーは劇場版『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』にて、シャアが宿命のライバルであるアムロの駆るν(ニュー)ガンダムと最終決戦を繰り広げた機体となっています。

劇中で敵側の勢力であったネオ・ジオン軍の総帥であるシャアの専用機体で、パーソナルカラーである赤い機体色と非常に大きな体躯が特徴です。ジオン系モビルスーツの集大成とも呼ばれており、ニュータイプ用に開発された高性能機体となっています。ネオ・ジオンの総帥の専用機という事で出来るだけ破壊されない事を考えて作られており、かつてシャアが乗っていた百式とは逆のコンセプトと言えます。

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シャアのゲームや小説などのモビルスーツ・専用機体一覧

本編でシャアが搭乗するモビルスーツ・専用機について一覧で紹介してきましたが、彼が使用する機体はそれだけではありません。小説版・ゲーム作品・設定のみを含めるとシャアの登場するモビルスーツは他にも多く存在します。そこでここでは、小説版・ゲーム・設定で登場したシャアのモビルスーツ・専用機を一挙ご紹介です。本編でシャアが乗っていたモビルスーツに負けず劣らずのかっこよさなので、ぜひご覧になってみてください!

歴代モビルスーツ①オリジン シャア専用ザクⅠ

シャアの歴代モビルスーツ一覧①はシャア専用ザクⅠです。『機動戦士ガンダム』をベースに描かれた漫画作品『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』に登場したシャアの専用機で、ザクの初期生産型の1機となっています。すでにパーソナルカラーの赤で塗装されていますが、のちの専用機であるシャア専用ザクⅡとは塗分けが異なります。オリジンは2019年にテレビアニメ化も果たしているので公式設定のシャアの専用機と言っていいでしょう。

歴代モビルスーツ②シャア専用 リック・ドム

シャアの歴代モビルスーツ一覧②はシャア専用リック・ドムです。ゲームブック『機動戦士ガンダム 最期の赤い彗星』にてシャアの専用機として登場しましたが、作中で実際にシャアが搭乗しているシーンはありません。ビーム・バズーカを装備した赤いカラーリングのリック・ドムが戦場にて多くの地球連邦軍の兵士に目撃されましたが、実際に誰が乗っていたのかは描かれていませんでした。

歴代モビルスーツ③キャスバル専用ガンダム

シャアの歴代モビルスーツ一覧③はキャスバル専用ガンダムです。1998年に発売されたゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望』にて登場したシャアことキャスバル・レム・ダイクンの専用機で、赤いカラーリングが特徴のガンダムとなっています。ニュータイプの理想の実現の為にシャアがジオンを率いて決起したらというIFの歴史の設定のガンダムで、キャスバルはガンダムをニュータイプの象徴として扱っています。

キャスバル専用ガンダムは通常のガンダムよりも耐久性は下ですが攻撃力は若干上で、運動力と限界が倍近く高い事からシャアらしい機体と言えます。IFの設定で登場した機体ではありますが、ガンダムシリーズを代表するキャラとモビルスーツの組み合わせだった事から人気となり、多くのプラモデル・フィギュアが発売されました。また、他のゲーム作品に登場する事もあります。

歴代モビルスーツ④ナイチンゲール

シャアの歴代モビルスーツ一覧④はナイチンゲールです。1988年に刊行された『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』に登場する機体で、この小説は劇場版の初期プロットを元に執筆されている事もあり、サザビーの代わりとして登場しました。その為、この作品にはサザビーは搭乗しません。後に『逆襲のシャア』の設定に合わせるために、サザビーの上位機体という設定が追加されました。

サザビーと似ている部分もありながらも、より巨大で威圧的な見た目となっており、モビルアーマーといった方が近い機体です。作中ではサザビーと同じ活躍をしており、アムロのリ・ガズィを圧倒し、最終局面ではνガンダムと互角以上の戦いを繰り広げました。作中での開発過程もサザビーと同様で、ネオ・ジオンの総帥であるシャアの専用機として開発され、もちろんニュータイプ専用機となっています。

歴代モビルスーツ⑤シャア専用ザクⅢ改

シャアの歴代モビルスーツ一覧⑤はシャア専用ザクⅢ改です。このモビルスーツは『機動戦士ガンダム トワイライト・アクシズ』に登場したシャア専用機となっています。ただし、『トワイライト・アクシズ』は『逆襲のシャア』以降の物語なので、実際にはシャアは搭乗していません。シャアの搭乗を前提として作られていますが、実際に乗ったのは元ネオ・ジオン軍のテストパイロットであったダントン・ハイレッグです。

映画パンフ掲載のインタビューには、ハマーン・カーンがシャアをアクシズに留めたいが為に作った機体だという裏設定が述べられていました。第二次ネオ・ジオン抗争後に廃墟となっていたアクシズで発見されました。

歴代モビルスーツ⑥クワトロ専用 ガンダムMk-Ⅲ8号機

シャアの歴代モビルスーツ一覧⑥はクワトロ専用ガンダムMk-Ⅲ8号機です。矢立文庫にて連載されているガンダムシリーズのメカニック企画『アナハイム・ラボラトリー・ログ』に登場するモビルスーツで、シャアの専用機として開発されています。エゥーゴがアナハイム社と共同で作り上げたガンダムMk-Ⅲの8号機を赤く塗装してシャアの専用機としました。耐ビーム・コーティングが施されている以外は他のMk-Ⅲと同じ仕様です。

クワトロはこの機体に乗る事は叶いませんでしたが、実際に乗ったボイド・スワン中尉がガザC・ドラッツェ改・リゲルグを撃破するという活躍を見せていました。エゥーゴへの引き渡しの為に小型輸送船で送られている最中にアクシズの強行偵察部隊と接触してしまいます。

歴代モビルスーツ⑦シャア専用 ディジェ

シャアの歴代モビルスーツ一覧⑦はシャア専用ディジェです。2010年から連載されている漫画『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』で登場した機体で、ディジェを赤く塗装したシャアの専用機となっています。『トワイライト・アクシズ』の主人公であるアルレットはこの機体を『ありあわせの部品をくっつけて、テストに必要な性能をなんとか満たした機体』と述べていました。

モードを切り替える事でサイコミュシステムを作動させる事が出来、その状態での機動性は非常に高く、単独でジョニー、キマイラ隊、ヴァースキ大尉を圧倒していました。しかし、本体が機動性に耐える事が出来ずに半壊するという最後を遂げています。アルレットに散々な言われ方をした機体ですが、シャアは『赤く塗ったのだろう?なら使わせてもらおう』というかっこいい名言を残してくれました。

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シャアのその後はどうなった?

ニュータイプとして高い能力を持ち、活躍してきたシャアですが、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』にて宿命のライバルであるアムロと最終決戦を繰り広げた後は消息不明となっています。いったいシャアはその後どうなったのでしょうか?そして、なんとシャアのクローンが作られているという噂もあるので、ここでどういう事なのかを検証していきます。

シャアのその後

『逆襲のシャア』以降消息不明となっているシャアですが、2010年からOVAとして発表された『機動戦士ガンダムUC』で度々名前が語られる存在となっています。『機動戦士ガンダムUC』は『逆襲のシャア』の3年後を舞台としており、シャアは地球連邦からテロリストと呼ばれて非難されていますが、かなりの数のスペースノイドからは英雄として称えられています。自分をシャアの再来だと自称する強化人間もあらわれるほどです。

そして『機動戦士ガンダムUC』の最終話にて、なんと精神体となったシャアとアムロ、そしてララァ・スンが登場するのです。シャアの精神体は『あとは彼らに任せよう』と発言し、次世代への交代を匂わせる発言をしていました。このシーンはシャアが死亡していたという事が分かったシーンで、多くのファンが驚愕したという事です。しかし、もしかすると生きているシャアが精神体のみを飛ばしたというファンの意見もあります。

シャアのクローンが製作されている?

小説『ガイア・ギア』にてシャアのクローンであるアフランシ・シャアが製作されています。アフランシはシャアの細胞を分割して活性化させて作られたという事です。アフランシのようなクローンが作られた理由は、いずれ人類圏に理想的な完全管理の体制を作り出すためでした。この事から、シャアという存在がいかに強力なカリスマ性を持っていたのかという事が分かります。

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シャアの名言や名セリフ

シャアの名言①「認めたくないものだな…」

認めたくないものだな、自分自身の若さゆえの過ちというものを

『機動戦士ガンダム』の第1話『ガンダム、大地に立つ!』にてシャアが発言した名言です。シャアはザクに乗った部下をサイド7に偵察隊として送り込みますが、そこには初めてガンダムに乗ったアムロがいました。ザクとは比べ物にならないほど高性能なガンダムはビーム・サーベルで2機のザクを撃墜します。その報告を聞いたシャアはこの名言を発言しました。

このセリフは諸説ありますが、部下に対してではなくシャアが自分自身を戒める意味で言った言葉だというのが有力です。ガンダムに対して先に攻撃を仕掛けたのは部下でしたが、そんな行動に出る事を先読みする事が出来ず、部下2人を失ってしまったシャアはそれを自分の監督不行き届けだと考えました。自責の念を感じるシャアですが、認めたくないとも言っています。

シャアの名言②「当たらなければ…」

当たらなければどうという事はない

『機動戦士ガンダム』の第2話にてシャアが発言した名言です。シャアは部下のスレンダーと共にアムロの操縦するガンダムと宇宙空間で対峙していました。しかし、スレンダーは初めて見る武器であるガンダムのビーム・ライフルを見てひるんでしまいます。そんなスレンダーに対して発言したのがこの名言となっています。通常の3倍とも言われるスピードでザクを操る事が出来るシャアの自信にあふれたセリフでもあります。

実際にシャアはガンダムのビーム・ライフルを紙一重でかわして見せ、アムロを驚愕させますが、スレンダーはあっさりと撃ち抜かれて撃破されていました。この戦いにおいてシャア自身にのみ通用する名言だったので、助言を受けたスレンダーが少しかわいそうだったシーンだとも言えます。

シャアの名言③「見せてもらおうか…」

見せてもらおうか、連邦軍のモビルスーツの性能とやらを

『機動戦士ガンダム』の第2話にてシャアが発言した名言です。第1話にてザクを2機破壊したガンダムをかなり高性能だと感じていたシャアは、アムロが操縦するガンダムと初めて対峙した時にこの名言を発言しました。戦いへの高揚と新型のモビルスーツであるガンダムへの興味を感じているシャアの気持ちが伝わる名言です。また、モビルスーツの性能だけでは戦闘には勝てない事を知っているシャアらしいセリフでもあります。

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シャアの声優

池田秀一のプロフィール

ガンダムシリーズでシャア・アズナブルの声を担当している声優は池田秀一です。1970年代から声優として活動している大御所で、声種は『ハリのあるバリトン』となっています。出身は東京で、1949年12月2日生まれの2022年8月現在72歳で、身長162センチ、血液型はO型です。1958年から子役として俳優活動もこなしてきており、『太陽にほえろ』や『銭形平次』などといった有名作品にも出演してきました。

池田秀一の主な出演作品や演じたキャラ

池田秀一の代表作にアニメ『ワンピース』があり、重要キャラであるシャンクスの担当声優となっています。シャンクスはルフィのトレードマークである麦わら帽子を託した人物で、仲間を傷つけられたら怒りをあらわにするなどという性格もルフィに影響を与えています。世界でも最大の海賊として評されている四皇の1人で、五老星からは『暴れられたら手に負えない』と称されています。

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シャアに関する感想や評価

シャアがかっこ良すぎて憧れるというファンの感想があります。ガンダムの宇宙シリーズの中でもアムロをはじめとした主人公を差し置いて一番かっこいいと言われる事も多いシャアは、ガンダムファンにとって憧れの存在です。モビルスーツを乗りこなしている姿も非常にかっこよく、視聴者だけでなく多くの登場人物もシャアに憧れています。パイロットとしてだけでなく指導者としても優秀なシャアはハイスペックな男性です。

シャアのモビルスーツと言えばパーソナルカラーである赤が多いですが、なぜシャアは赤が好きなのかと疑問を持っているファンがいます。公式での発表はありませんが、一見クールで赤という色が似つかわしくないシャアの心に潜む情熱を表しているのではないかという考察があります。また、実際に元ネタとなっているのは第一次世界大戦で活躍したエースパイロットが自分の機体を赤く染めていた事が由来となっているようです。

シャア専用ザクⅡが3倍速いのはシャアがスゴい事が理由なのかと疑問に思っているファンがいます。実はシャア専用ザクⅡは他のザクⅡと比べて3割増しのスピードを備えており、3倍の性能というわけではありません。連邦軍がシャア専用ザクⅡのスピードを3倍と感じたのはシャアの技術によるものです。

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シャアが搭乗したモビルスーツ一覧まとめ

シャア・アズナブルが搭乗したモビルスーツを一覧で紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?優秀なパイロットでニュータイプでもあるシャアは専用機も多く、赤く染められた機体は非常にかっこいい為長い期間に渡ってファンから大人気です。今回紹介しきれなかった機体も存在しているので、調べて楽しんでみるというのはいかがでしょうか?

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