【∀ガンダム】ディアナ・ソレルに結婚指輪を送ったのは誰?最後や声優も紹介

『∀ガンダム』に登場するディアナ・ソレルに結婚指輪を送ったのは誰?最後や声優も紹介していきます。物語の最重要人物とも言えるディアナ・ソレルは長い時を生きている月の女王で、劇中では主人公であるロランと共に平和のために奮闘していました。かわいいルックスもあって人気キャラですが、最終話では結婚指輪をしている様子が描かれており、さらに死亡したともとれるシーンが存在します。今回はディアナ・ソレルについて詳しく解説し、担当声優についてもご紹介です!

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目次

  1. ディアナ・ソレルとは?
  2. ディアナ・ソレルに結婚指輪を送ったのは誰?
  3. ディアナ・ソレルは無能?最後はどうなった?
  4. ディアナ・ソレルの声優
  5. ディアナ・ソレルの年齢やかわいいシーン
  6. ディアナ・ソレルの名言や名セリフ
  7. ディアナ・ソレルに関する感想や評価
  8. ディアナ・ソレルの結婚指輪まとめ

ディアナ・ソレルとは?

ディアナ・ソレルの結婚指輪や最後に本当に死亡したのかという事を解説していく前に、彼女のプロフィールをご紹介です。『∀ガンダム』の重要人物であるディアナ・ソレルについての基本情報が分かる内容となっておりますので、後述のメインのまとめを読む前にぜひご覧になってみてください!また、『∀ガンダム』の作品概要や簡単なあらすじも紹介します。

∀ガンダムの作品情報

∀ガンダムの概要

『∀ガンダム(ターンエーガンダム)』は『サンライズ』が制作したガンダムシリーズのロボットアニメです。1999年から全50話が放送され、20世紀最後のガンダムシリーズとなりました。総監督にはガンダムの生みの親である富野由悠季(とみのよしゆき)が就き、キャラクター原案には当時カプコンに所属していた安田朗が参加しています。ガンダムシリーズの中でも戦闘の描写が少なく、政治的な駆け引きのシーンが多い事が特徴です。

∀ガンダムのあらすじ

月の民・ムーンレィスであるロラン・セアックは地球への先行潜入員として選ばれた事で、地球へ降下しました。しかし、ロランは地球へ来て早々に川で溺れてしまい、そこをキエル・ハイムによって助けられます。キエルは月の女王であるディアナ・ソレルに瓜二つだった事からロランは驚きます。その後、キエルの計らいで職を得たロランが地球で過ごして2年が過ぎましたが、月の女王の軍が地球へと襲撃してきたのでした。

ディアナ・ソレルのプロフィール

ディアナ・ソレルは月の民・ムーンレィスの女王です。統治者として1~2年の公務と100年単位のコールドスリープを繰り返しており、非常に長い時を生きています。絶大なカリスマ性を持っており、ムーンレィスからはまるで神のように崇められていますが、実際に地球と月が戦争となった時には月の民に希望を取り戻させるほどの力を持っていました。性格は心優しく、統治者としての責任感も強いですが、世間知らずな面もあります。

またお茶目な面もあり、地球へとやってきて自分と瓜二つの容姿をしているキエルと初対面を果たした時は衣装を交換して楽しんでおり、それが2人が入れ替わりするきっかけとなりました。ちなみにディアナ・ソレルがソレルと容姿がそっくりなのは単なる偶然で、2人に関連性はありません。ただし、ディアナ・ソレルは北アメリカ大陸サンベルト出身で、キエルは北アメリカ大陸イングリッサ出身なので人種的な関連はあります。

ディアナ・ソレルとキエルの見分け方は、ディアナ・ソレルの肌は月のように青白く目のハイライトが目立たない事に対し、キエルは肌が少し焼けていて目のハイライトが目立たないという事が挙げられますが、これは視聴者に対する配慮で、劇中の登場人物は2人の違いが分かりません。初恋の男性は100年前に地球に降りた際に出会ったウィル・ゲイムですが、ディアナ・ソレルのコールドスリープによって結ばれる事はありませんでした。

現代で再び地球へとやって来た時に3代目のウィルと出会い、面影があった事から急に抱き着くなど、少女のような一面も見せています。そんなディアナ・ソレルはコールドスリープを繰り返してきた事から家族や親族は存在せず、側近にも心を許せる相手はいませんでした。ディアナ・ソレルが信頼していたのは親衛隊隊長のハリー・オードと、自身を尊敬しているロランだけです。

キエルの妹であるソシエ・ハイムの事は一方的にロランを巡る恋敵と考えていますが、むしろそれによって彼女には自然に接する事が出来ています。戦闘に関しては劇中でモビルスーツを操縦する事はありませんでしたが、ロランにビームライフルの使い方を説明したり、通常のライフルを発射するなど軍事的な知識は豊富に持っていました。また、脱出用のシャトルを操縦しているシーンもあります。

ディアナ・ソレルが地球へと降り立った理由はコールドスリープをやめて人生を全うする事で、月の民に生きる喜びを教える為です。そして地球の人々と接するうちに、月では得られなかった友人や信頼できる仲間と出会い、ロランには女王としてではなく1人の女性として愛されていくようになっていきます。月の統治者になった理由は父が月の土壌改良に成功したからですが、月が君主制になった理由は明らかになっていません。

∀ガンダム|作品紹介|サンライズ

ディアナ・ソレルに結婚指輪を送ったのは誰?

月の女王であるディアナ・ソレルでしたが、最後には地球で生を全うする道を選びます。そして『∀ガンダム』の最終話ではロランと共に隠棲している様子が描かれており、なんと左手の薬指に結婚指輪と考えられる指輪をしていました。この結婚指輪をディアナ・ソレルに送った人物とはいったい誰なのでしょうか?また、この結婚指輪にはどういった意味が含まれているのかという事も考察していきます。

ディアナ・ソレルの指輪の送り主

『∀ガンダム』の最終話である第50話『黄金の秋』にて、地球でロランと共に隠棲生活を送っているディアナ・ソレルが指輪を着けていました。左手の薬指に着けられていた事から結婚指輪だと推察する事が出来ますが、いったい誰がディアナ・ソレルに結婚指輪を送ったのでしょうか?ちなみに、ロランと暮らしているディアナ・ソレルですが、彼女は劇中で誰とも結婚している描写は無く、独身だった事が分かります。

ディアナ・ソレルが着けていた指輪については実は公式での設定は無く、ファンの考えに任せるといった事のようです。総監督を務めた富野由悠季も『∀ガンダム』の最終話を見た視聴者がそれぞれ自由に想像出来るようにあえて深く語らずに制作したという旨を語っています。なので、結婚指輪の送り主についてはファンから多くの意見があり、『ロランが送った』『キエルが送った』『初恋のウィル・ゲイムが送った』など様々です。

また、ディアナ・ソレルが持っている指輪がロランが送ったものだとしてもそうではないとしてもソシエがかわいそうだという意見が多くあります。ソシエはディアナ・ソレルの考えを尊重してロランを諦めます。結果的にはフラれる形になってしまったソシエですが、もしも指輪を送ったのがロランだとすると愛している男性が他の女性に指輪をプレゼントしたという事になります。

また、他の男性がディアナ・ソレルに指輪を送っていたとしたら、ロランは主従関係を大事にする為にディアナ・ソレルと一緒にいるという事になり、ロランとソシエの幸せの事を考えても少しかわいそうな事実となります。しかし、ソシエがディアナ・ソレルに指輪を送ったという考察もあるので、そうだとするとソシエ的には少し救われる展開と言えるでしょう。

ディアナ・ソレルの指輪の意味

結婚指輪である可能性が高いディアナ・ソレルの指輪ですが、だとするとどんな意味が込められているのでしょうか?ディアナ・ソレルが地球へとやって来た理由は月の民に生の喜びを教える為です。普通に生活をして結婚し、喜びも苦労も経験して老衰するというのが人間としての生きる喜びですが、ディアナ・ソレルの指輪はこの『結婚』の部分の幸せを表しているという考えが可能性の高い考察とされています。

結婚指輪である可能性を高める考察となっており、多くのファンがこの考えで納得しているようです。また、月の女王であるディアナ・ソレルは劇中で恋する乙女の姿を何度も見せており、彼女自身にとっても結婚というものは大きな幸せを感じられるものだと言えます。公式での設定が無いという事ですべては想像という形になってしまいますが、ファンが考えて楽しむ事が出来るのも『∀ガンダム』の魅力です。

そんな中、結婚指輪だとしてもディアナ・ソレルはロランとは最後まで主従関係だったというファンの考察があります。それは最終話にて、外にあるテーブルでディアナ・ソレルとロランが食事をとっているシーンです。ロランはディアナ・ソレルの正面ではなく斜め向かいで食事をとっていますが、これは夫婦ではなく家来だという事を表しています。ただし、現実世界とは違うルールかもしれないので、決定的ではありません。

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ディアナ・ソレルは無能?最後はどうなった?

月の民の女王であり、長い間統治者としての役割を果たしてきたディアナ・ソレルですが、ファンからは無能と言われる事があります。『∀ガンダム』の劇中ではもちろんディアナ・ソレルが他の登場人物から無能と呼ばれている描写は一度も無く、平和の為に尽力していました。そんなディアナ・ソレルがなぜ無能と呼ばれているのでしょうか?また、ディアナ・ソレルは最後に死亡したという情報もある為、それらの事を徹底検証です。

ディアナ・ソレルは無能?

ディアナ・ソレルが視聴者から無能と呼ばれているのは、彼女の劇中での行動が原因です。ディアナ・ソレルは部下の反対を押し切って、ディアナ・カウンターを率いて300年来の悲願であった地球帰還作戦を実行しますが、様々な行き違いがあったとは言えそれが原因でムーンレィスとミリシャの戦争が始まってしまいます。また、戦争が始まるとキエルにムーンレィスの指揮を任せて自分は地球人として生活していました。

さらに、戦争が終結すると女王としての立場をキエルに譲って月の統治を任せ、自分はかねてからの希望であった『死を迎える』という夢を叶えるためにロランと共に隠棲生活を送っています。平和のために動いていたディアナ・ソレルですが、全体を通して見てみると自分勝手で人任せな部分が多い事が批判を浴び、それが無能と言われる原因となってしまったようです。

地球帰還作戦を実施して戦争勃発を招いた事が批判を浴びる事になった最大の原因で、これによって『ガンダム三大悪女』として名前を挙げられる事もあります。しかし、平和の為に動いていたディアナ・ソレルは結果はどうであれ本当に悪女というわけではなく、実際は他人の事を思いやることの出来る心の優しい女性である事が物語を見ていると分かります。戦争勃発も裏切りや反抗していた人々、スパイによる不可抗力だったと言えます。

ディアナ・ソレルの最後は死亡した?

ディアナ・ソレルは最後に死亡したというファンの考察があります。実際の『∀ガンダム』の劇中でディアナ・ソレルが最後に死亡したというシーンは描かれておらず、はっきりした公式の発表もありません。ではなぜディアナ・ソレルは最後に死亡したと言われているのでしょうか?その原因となったのは『∀ガンダム』の最終話のとあるシーンです。ディアナ・ソレルは月の女王の立場をキエルに譲り、自分は地球で暮らす事にします。

ディアナ・ソレルはロランと共に生活を始め、冬から春に移り変わり、何度も四季を経験します。そしてとある冬の日、ディアナ・ソレルは夕食であるスープを食べて寝室のベッドへと向かいます。ロランは『ディアナ様また明日』と小さい声で言い、ディアナ・ソレルは静かに目を閉じます。これがディアナ・ソレルの最後のシーンとなっており、見かたによってはこの時に死亡したと解釈する事も出来ます。

これがディアナ・ソレルの死亡説が広まる事になった原因のシーンですが、反対の意見ももちろん多く存在します。『∀ガンダム』の第49話にて、ロランの『人が安心して眠る為には!』という名言があります。ディアナ・ソレルが最後にベッドの上で目を閉じたのはこの名言の事を表しているという考えがあり、安心して眠る事の出来る平和な世の中を表しているのではないかという考察があります。

その考察からすると、ディアナ・ソレルの最後のシーンは死亡しているわけではなく、安心して眠っているという事になります。しかし、ディアナ・ソレルは人生を全うする事を夢見てきたので、夢が叶ったという事を考えると死亡説も否定出来ません。総監督が言う通り、『∀ガンダム』を見た視聴者がそれぞれ自由に考えて楽しむべきなのでしょう。ちなみにディアナ・ソレルが自分を看取る役目をロランに頼んだのはなぜなのでしょうか?

その事に関しては総監督である富野由悠季が書籍『∀の癒し』にて語っています。まずロランはディアナ・ソレルに憧れて尊敬していましたが、ソシエの事も愛していました。だからこそ、ソシエはロランをディアナ・ソレルにあげたという事です。そしてディアナ・ソレルはロランに自分を看取る事を女王として許したのではなく対等な立場として頼みました。

なぜディアナ・ソレルはロランに頼んだのかという理由は簡単な事で、『ロランが初恋の少年に似ていたから』という事です。富野由悠季は人間なんてそんなものだろうと思うと述べており、同時にそれはつまらない事などではないと語っています。簡単な事はつまらない事ではないという事を伝えたいのが『∀ガンダム』の物語なのだという事が富野由悠季の言葉です。

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ディアナ・ソレルの声優

最後に死亡したのかは視聴者の判断にゆだねるというディアナ・ソレルは『∀ガンダム』の劇中での最重要人物としてほとんどの回に登場しました。ここではそんなディアナ・ソレルの声を担当した声優を紹介していきます。

基本的には落ち着いた物腰で会話をするディアナ・ソレルですが、明るくふるまう時や少女のように子供っぽい時もあるので難しい役どころと言えます。また、ディアナ・ソレルの担当声優はキエル・ハイムの声優も兼任しており、一人二役をこなしてくれました。

高橋理恵子のプロフィール

『∀ガンダム』でディアナ・ソレルの声を担当した声優は高橋理恵子です。埼玉県出身で1967年11月28日生まれの2022年8月現在54歳で、身長155センチ、体重42キロ、血液型がA型、声優事務所は『演劇集団 円』に所属しています。声種はメゾソプラノで、特技として書道2段という腕前を持っています。京華女子高等学校を卒業後、1989年に円の演劇研究所に入所し、1992年から正式な会員として現在の事務所に所属となりました。

声優の他にも女優として舞台やテレビドラマでも活躍しており、1995年に放送された『愛していると言ってくれ』や1996年に放送された『結婚しようよ』など話題となったドラマにも出演しています。また、声優としてはアニメよりも海外映画・ドラマの吹き替え声優としての仕事を多くこなしてきており、ナタリー・ポートマンやケリー・マクドナルドの担当声優となる事が多いようです。

高橋理恵子の主な出演作品や演じたキャラ

ディアナ・ソレルの声優である高橋理恵子は2006年に放送されたアニメ『シムーン』のネヴィリルの担当声優として知られています。『シムーン』は全ての人が女性として生まれてくる星を舞台としており、ネヴィリルもそんな女性達の1人で物語のメインキャラとなっています。ネヴィリルはピンクのウェーブがかったロングヘアーが特徴の容姿端麗な18歳の少女で、コール全体を統括するレギーナでもあります。

高橋理恵子は2001年に発売されたゲーム『ICO』に登場するヒロイン・ヨルダの担当声優としても有名です。『ICO』は角が生えている事が理由で古城に閉じ込められた主人公の少年・イコが、そこで出会ったヨルダの手を引いて脱出しようとするアクションゲームとなっています。ヨルダは真っ白な肌と亜麻色の髪を持つ美少女です。身体が発光しているようにも見え、偶像の扉を開ける力を持っているなど正体が謎に包まれています。

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ディアナ・ソレルの年齢やかわいいシーン

ここではディアナ・ソレルの年齢やかわいいシーンについてご紹介です。非常に若々しく見えるディアナですが、月の民の女王としてコールドスリープを繰り返してきている為、実年齢はかなり高い事がうかがえます。また、ムーンレィスの統治者として政治を取り仕切るディアナは、地球にやってきてからは普通の少女としてふるまう事が多く、非常にかわいいシーンが多く存在し、彼女が人気となっている大きな理由となっています。

ディアナ・ソレルの年齢

ディアナの肉体年齢は19歳ですが、1~2年の公務と100年単位のコールドスリープを繰り返してきたため、その実年齢は不明となっています。コールドスリープが100年である事からその時点で実年齢は老人以上となっていますが、見た目は肉体年齢である19歳に相当してかわいい美少女といった印象を受けます。『∀ガンダム』の公式な設定では『19歳の肉体でありながら正確な年齢は不明』という事です。

しかし、ディアナは劇中で1000年ほど前に生まれたという事が分かる描写があります。正確な年齢は不明ですが、ディアナはだいたい1000歳くらいだという事が分かります。ほとんどコールドスリープで過ごしていたとはいえ、1000年もの時を生きていれば地球で人生を全うしたいと考える事は自然の事です。それだけに、『∀ガンダム』の最終回で普通の人生を歩んでいるディアナの姿には多くのファンが感動しました。

地球でロランと暮らしてからは二度とコールドスリープを行うことなく余生を送ったということです。しかし、1000年にも渡って何度もコールドスリープを繰り返してきたことで、見た目は19歳の少女に見えますが肉体の質はすでに老人同然でした。劇中では杖をついていたり声が少し変わっている事などでそれを表していましたが、制作の準備段階ではもっとはっきりと老人っぽさを表現しようとしていたようです。

ディアナ・ソレルのかわいいシーン

元々ルックスがよくかわいい顔をしているディアナなので、見ているだけでも癒されるという視聴者も少なくありません。しかし、劇中でのかわいいしぐさや表情がディアナのかわいさをさらに引き立てています。まず1つ紹介したいのが第17話『ディアナ奮闘』にて見せてくれたディアナの頑張る姿です。ディアナはボルジャーノ公の末娘であるリリからの嫌がらせとしてナースの仕事をさせられる事になります。

元々責任感が強く真面目なディアナは患者の洗濯物を川で一生懸命洗っており、頑張る姿は非常にかわいくうつりました。また、医者は患者さんが生きているから汚れ物も出るし血も流す、汗も流すと言っており、ディアナはその言葉に非常に感銘を受けていました。今までディアナはそんな風に考えた事はなかったと本人が語っているシーンもあります。月の女王であるディアナの考えに変化を与えた言葉でもあります。

その後、洗濯をしている女王の姿をみたロランが驚き、∀ガンダムで手伝いました。ロランは洗濯出動と称して∀ガンダムを動かし、凄まじい動きで洗濯を開始しますが、この時にシャボン玉が出ます。そのシャボン玉を見て喜んでいるディアナの姿は少女のようでかわいく、非常に人気なシーンです。また、第11話の『ノックス崩壊』にて、ロランがディアナをキエルと間違えて自転車に乗せるシーンがあります。

2人乗りをして楽しむシーンでしたが、ディアナの無邪気な笑顔が印象的となっています。普段は女王として真剣な表情を崩さないディアナなので、ここでのシーンはギャップを感じられてファンから人気です。

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ディアナ・ソレルの名言や名セリフ

結婚指輪についてや、最後のシーンで死亡したかなど様々な事が前述の事で分かってきたディアナ・ソレルですが、『∀ガンダム』の劇中にて多くの名言を残しました。ディアナは絶大なカリスマ性を持っているだけあって心に響く深い名言ばかりです。そんな中で月の女王としての責務と自分の希望で葛藤するディアナの心を本音を語っている名言もありますので、ぜひご覧になってみてください!

ディアナ・ソレルの名言①「戦争はいけません…」

戦争はいけません。パーティを催しましょう。

『∀ガンダム』の第7話『貴婦人修行』にてディアナが発言した名言です。ミリシャとディアナ・カウンターが戦闘になる事を回避する為にディアナはパーティを開いて親睦会をするべきだという案を出します。睨み合わずに親睦会を開く事で平和的に物事を進めようとする女王の鑑とも言うべきセリフです。ディアナはこのセリフを執政官であるミラン・レックスに言いましたが、ミランは考えもしなかった案に驚いた様子を見せていました。

ディアナ・ソレルの名言②「ロラン、キエル・ハイム嬢は…」

ロラン、キエル・ハイム嬢は私以上に私の事を語ってくれています。

『∀ガンダム』の第18話『キエルとディアナ』にてディアナが発言した名言です。ディアナと入れ替わったキエルは『非・建国宣言』を大演説します。かつての戦争によって地球はかつて人が住む事が出来ないほど荒れた環境となりましたが、現代の人々はその事を忘れて再び戦争をしようとしています。地球はまだ完全とは言えないながらも再生しつつあり、ムーンレィスも地球に帰還して地球の再生に手を貸したいという演説でした。

キエルの演説を聞いた事でディアナはこの名言を発言します。自分では気づかなかった自分の気持ちを口達者に言ってのけたキエルに対して感動したディアナは、ムーンレィスをキエルに任せてもいいと考えるようになります。最後には実際に月へと行く事になるキエルですが、ディアナはこの時にキエルを女王の座を渡そうと考え始めたようです。

ディアナ・ソレルの名言③「わたくしは、今度の地球帰りで…」

わたくしは、今度の地球帰りで死にたかったのです。年を取り、死ぬ人生だからこそ、生の喜びがある…その喜びを、1人でも多くのムーンレィスに知らせたかった…わたくしのエゴだったのでしょうか…?

『∀ガンダム』の第42話『ターンX』にてディアナが発言した名言です。ディアナとキエルが会話をしていた時のセリフで、初めてディアナの地球帰還作戦における本音が語られました。ムーンレィスはコールドスリープを繰り返している事によって半永久的に生きる事が出来ています。しかし、ディアナはそれによってムーンレィスが生への喜びや執着を忘れてしまっていると考えて悩んでいたのです。

その事で部下の反対を押し切って無理やりにでも地球帰還作戦を実行に移しましたが、平和になるどころか戦争になってしまったため、ディアナは自分のやった事はエゴだったのではないかと考え始めます。しかし、この後にキエルはエゴではないと返事を返し、ディアナも感謝していました。

ディアナ・ソレルの名言④「お父様、ごめんなさい…」

お父様、ごめんなさい!墓参りが遅くなって、申し訳ございませんでした。仕事にかこつけてついつい家に戻る事が遅くなりまして、本当に申し訳ありませんでした。

『∀ガンダム』の第10話『墓参り』にてディアナが発言した名言です。キエルの父はディアナ・カウンターとの戦闘で死亡してしまいますが、キエルと入れ替わった状態でのディアナが墓参りに訪れます。本当は墓参りに来て泣き崩れたいのはキエルの方ですが、キエルはディアナと入れ替わっている為それが出来ない状態でした。そこでディアナはキエルの父の墓参りに来てキエルの代わりに言葉を述べるとともに謝罪もします。

ディアナ・ソレルの名言⑤「キエル・ハイムから…」

キエル・ハイムからキエル・ハイムへ。

『∀ガンダム』の第35話『ザックトレーガー』にてディアナが発言した名言です。ファンの間では『∀ガンダム』屈指の名言と言われる事も多く、印象に残るセリフとなっています。ディアナはザックトレーガーから月へと向かい、その時に交信によってキエルと会話をします。久々に2人が会話をしたシーンで、言葉のみとは言え感動的なシーンでした。

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ディアナ・ソレルに関する感想や評価

ガンダムシリーズの最後は『∀ガンダム』の最後だと述べているファンの方がいます。『∀ガンダム』という作品は初代の『機動戦士ガンダム』をはじめとする宇宙世紀シリーズだけでなく、未来世紀シリーズなどの作品をすべて総括したいという思いで制作されています。そして今までの作品や『∀ガンダム』よりも後に制作された作品での戦争の出来事を黒歴史として劇中でも語られています。

よって、『∀ガンダム』はすべてのガンダムシリーズの物語の最後だと考える事が出来、間違いない感想だと言えます。総監督を務めた富野は『∀ガンダム』を『ガンダムの総決算的作品』だと語っていました。

『∀ガンダム』の最後が神過ぎるというファンの感想があります。最後は登場人物達が自分の意志でそれぞれの道へと進みますが、良い余韻を残してくれています。今回の記事の主役であるディアナの最後は死亡説や指輪の事などの謎を残したものとなっていますが、それも良い余韻だと言えるでしょう。死亡したにしてもディアナにとっては念願叶ったという事になり、死亡していないにしても幸せな生活を続けていけるという事になります。

ディアナがキエルの父の墓参りに行くシーンを見た事で声優はすごいと感じたファンの方がいます。キエルの父はディアナ・カウンターとの戦争によって死亡してしまい、ディアナが代わりに墓参りに行きますが、この時の声優の演技は鬼気迫るものがあり、多くの視聴者が画面に魅入ってしまったという事です。担当声優である高橋理恵子の演技力の高さに感心させられるシーンでもあります。

ガンダムシリーズで一番の悪女はディアナであるというファンの方の感想があります。理由は戦争勃発の引き金となり、最後にはキエルに女王の座を任せた挙句に誰にも嫌われておらず、望み通りの生活を手に入れたからです。ガンダムシリーズで悪女と呼ばれているキャラは劇中で何かしらの制裁を受ける事になっていますが、直接的な被害を受けていないのはディアナのみとなっています。

『∀ガンダム』はとにかくディアナがかわいい事が魅力だというファンの方の感想があります。『∀ガンダム』は登場する女性キャラが全員かわいいとファンから評される事が多く、作品の魅力の1つとなっています。その中でもディアナが1番かわいいというファンの意見は少なくありません。

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ディアナ・ソレルの結婚指輪まとめ

『∀ガンダム』のディアナ・ソレルの結婚指輪についてや最後は死亡したのかどうか、そして声優についてもまとめてきましたが、指輪を送った人物や死亡したのかについては視聴者の想像に任せるという事でした。謎が残る結果と言えばそうですが、ファンそれぞれの考えで一緒に作品を作っていくというのが『∀ガンダム』の魅力だと言えます。ディアナ・ソレルは重要人物として最後まで物語を盛り上げてくれました。

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