【カウボーイビバップ】スパイクは最後死亡？ビシャスと相打ち？最終回の結末を考察

アニメ「カウボーイビバップ」の主人公スパイクは、飄飄とした性格の賞金稼ぎです。タバコを吸うシーンなどが印象深く、いまなおかっこいいキャラクターの1人として語られることが少なくありません。この記事では、そんなスパイクの最後や、ビシャスとの戦いのシーン、結末や死亡説などについて紹介していきます。

「カウボーイビバップ」は1998年4月から放送開始されたオリジナルアニメで、テレビ東京で全12話＋総集編で放送されました。その後、1998年10月からWOWOWで全26話＋総集編で放送されます。2071年の火星を中心とした太陽系を舞台にした作品で、声優の山寺宏一さんにとってははじめてのテレビアニメ主役で、いまでも山寺宏一さんの代表作にスパイクを挙げるファンが少なくありません。

また、2001年9月には「カウボーイビバップ 天国の扉」が公開されたほか、2021年にはNetflixで実写版ドラマ「カウボーイビバップ」が放送されるなど、日本だけではなく世界で人気がある作品です。実写版ドラマ「カウボーイビバップ」の主演俳優であるジョン・チョーについてはこの記事の後半で紹介します。

「カウボーイビバップ」のあらすじを紹介します。地球が死の星となってしまってから数十年たった2071年、人類は生き延びるために宇宙へと生活圏を広げていきます。それと同時に治安が悪化しているため、カウボーイと呼ばれる賞金稼ぎたちが賞金稼ぎをすることで治安を維持しようとしています。そして、スパイクはそんなカウボーイの1人として活動します。

「カウボーイビバップ」の主人公であるスパイク・スピーゲルは2044年火星生まれの27歳です。身長185cm、体重70kg、血液型はO型と長身で痩せている姿が特徴的。賞金稼ぎの相棒であるジェット・ブラックとともにビバップ号を拠点にして賞金稼ぎ(カウボーイ)をしています。普段は気だるげですが、ハプニングがあると楽しみながら危険の中に喜んで突っ込んでいくタイプ。

また普段は気だるげで大人な雰囲気があるスパイクですが子供っぽい部分があり、機嫌が悪いときや喧嘩を売られたときはすぐに手を出してしまいます。特に食べ物に対する恨みが強いのが特徴。そんなスパイクですが賞金稼ぎとしての能力が高いほか、賞金首相手に容赦がないところから、賞金首にとって一番つかまりたくないカウボーイという評価があります。

「カウボーイビバップ」のスパイクといえば、煙草と銃がトレードマーク。そしてビシャスとの最後の戦いのシーンまでスパイクの相棒だった銃から紹介します。スパイクが愛用している銃は「ジェリコ941 カスタムタイプ」というものです。ジェリコ941はイスラエル・ミリタリー・インダストリーズ製の銃で、名前の「941」は9mmパラベラム弾と、41AE弾を使用できることが理由で命名されています。

銃としてはマイナーな部類ですが、「カウボーイビバップ」のスパイクの愛銃としてアニメファンを中心に名前を知られています。ちなみにジェリコ941を採用している軍として、イスラエルのほかに韓国軍の特殊部隊などがあるようです。

「カウボーイビバップ」のスパイクはタバコが似合うキャラクターとしても人気があります。そんなスパイクが劇中で吸っているタバコの銘柄はフィリップモリス社が製造するタバコのブランド「マルボロ」の赤です。銃はマイナーでしたが、タバコの「マルボロ」は世界的に人気の銘柄で、タバコを吸わない人でも名前を知っているという方が多いのではないでしょうか？

ここからは「カウボーイビバップ」のスパイクは最後に死亡したのか？そして、最終回の結末はどのようなものだったのかについて考察していきます。まずはスパイクの過去から紹介します。アニメ「カウボーイビバップ」が始まった時点で、スパイクはすでに賞金稼ぎとしてかなり有名な存在です。そんなスパイクですが、実はスパイクにはかつて火星圏最大勢力のチャイニーズマフィア「レッドドラゴン」の構成員という過去があります。

そのころのスパイクには友人であり相棒であるビシャスという人物がいました。それは、スパイクが最終回で最後に戦う相手であるビシャスです。ビシャスにはジュリアという恋人がいましたが、あろうことかとある事件をきっかけにスパイクとジュリアが恋人の関係になってしまいました。スパイクとジュリアは組織を抜けようとしたときに組織から攻撃され、表向きスパイクは「死亡扱い」になってしまいます。

しかし、このときスパイクは片目を失うという大怪我をしながらもなんとか生き延びました。それ以降、スパイクは「醒めない夢」を生きていくことになります。また、信頼していた相棒に恋人をとられ、さらに相棒まで失うという事態になったビシャス。ビシャスはスパイクに憎悪を抱き、それが最終回の2人の最後の戦闘シーンの動機になります。

続いて紹介する「カウボーイビバップ」のスパイクは最後に死亡したのか？そして、最終回の結末はどのようなものだったのかについて考察は、スパイクの最終回での活躍です。スパイクの最終回、最後のエピソードシーンは25話・26話で語られます。その最終回のシーンはもちろん因縁のあるビシャスとスパイクの戦い、その最後の戦いの前にスパイクはどんな活躍をするのでしょうか？

最終回のシーンが描かれるまで、何度かスパイクとジュリアの過去回想のシーンが描かれていました。そしてスパイクにとって大切な存在であるジュリアと再会を果たしますがその結末は残酷なものでした。再会を果たした2人、しかし組織の手によってジュリアは殺害されるという結末を迎えます。ジュリアと2人で生きるためにビバップ号を降りたスパイクは、またビバップ号に戻りビシャスが掌握したレッドドラゴンの本部へ乗り込みます。

そして、レッドドラゴンではビシャスがスパイクを待ち受けていました。それで過去の因縁の決着をつけるため、2人の一騎打ちという最終回最後のシーンが始まりました。

続いて紹介する「カウボーイビバップ」のスパイクは最後に死亡したのか？そして、最終回の結末はどのようなものだったのかについて考察はスパイクが死亡したかどうかという点です。アニメ「カウボーイビバップ」でもっともファンの間で議論になっているとされるのがこのスパイクが死亡したかもしれない結末シーンで、その理由はアニメで結末が明確に描かれなかったためです。

スパイクとビシャスが一騎打ちをするシーンで、最後はほぼ相打ちの状態になります。この戦いでスパイクはビシャスに勝利はしたものの、かなりの重傷を負います。その状態でビルの外へと向かうスパイク、そこにはビシャスの部下たちが待ち構えていました。スパイクは手で銃を撃つ仕草をして「バン！」と言いながら地面へと倒れ、それとともに星が消えるシーンが流れます。

この星が消えるシーンこそ、スパイクが死亡したことを現しているという説が濃厚です。その理由は、アニメ「カウボーイビバップ」最終回で占い師ブルが「命消えるとき星が流れる」と表現していました。つまり、スパイクの命が消えたのと同時に星が流れたという説が濃厚だとされています。しかし、明確には描かれていないため、生存説を唱えるファンも少なくありません。

ここからは「カウボーイビバップ」の主人公であるスパイクの名言を紹介します。最初に紹介する名言の「過去はどうあれ…」は、フェイの過去が描かれたアニメ15話で登場します。フェイはコールドスリープから目覚めさせたドクターに多額の借金を背負わされ、それを助けてくれた弁護士のハガス・マツモトが彼の手により犠牲になります。

しかし、実はそのハガス・マツモトはドクターとグルでフェイをだましていたのです。そのことを知り落胆するフェイに対してスパイクが掛けた言葉が「過去はどうあれ…」でした。スパイクのやさしさが見れる名言、そしてスパイク自身も重い過去を背負っていてなおフェイに気遣う名シーンとして人気があります。

続いて紹介する「カウボーイビバップ」のスパイクの名言は、「空腹は最高の調味料って…」です。この名言は最終回でジュリアが亡くなったことをきっかけに、スパイクがビバップ号に戻ったときのものです。相棒のジェットが作った青椒肉絲を「相変わらずまずい」といいながら食べ、ジェットは「その割に美味そうに食うじゃないか」と返します。

それに対して「空腹は最高の調味料って…」と言ったシーンが、スパイクとジェットの関係性を現しています。さらに、アニメ1話でも青椒肉絲を食べるシーンがあり、その思い出の料理を別れのシーンに出す演出が感動的だという感想が数多くある名場面です。

続いて紹介する「カウボーイビバップ」のスパイクの名言は、「死にに行く…」です。このセリフは先ほどの青椒肉絲を食べ終わって最終決戦に向かうときの名言です。もちろんスパイク自身も危険な戦い、それこそ命を懸ける戦いになることを知っています。それでも、このかっこいいセリフがまさにスパイクらしいと人気がある名言です。

ここからは「カウボーイビバップ」の主人公であるスパイクの人気の理由を紹介します。スパイクは賞金稼ぎとして名前が売れている凄腕ですが、決して裕福とはいえない暮らしをしています。その理由は、利害よりも自分のポリシーを貫き通しているためです。どんなときでも自分のポリシーに合わせて行動する、そんな姿がかっこいいと評判です。

続いて紹介する「カウボーイビバップ」の主人公であるスパイクの魅力は、大人の色気です。スパイクは作品がはじまる時点ですでにさまざまな経験をしている大人で、そのため大人の余裕を見せるシーンが数多くあります。また、生きていることに価値を見出していないかのような、儚く散っていくかもしれないという雰囲気をずっと漂わせています。その点がダンディでかっこいいという人気の理由になっているようです。

また、近年ではアニメキャラクターがタバコを吸うだけで批判を浴びるケースがありますが、「カウボーイビバップ」が放送された時代はまだおおらかでそんなことはありませんでした。さらに、そのタバコがスパイクのトレードマークとなっていて、大人の魅力を醸し出しています。

続いて紹介する「カウボーイビバップ」の主人公であるスパイクの魅力は、肉弾戦が強いことです。スパイクは銃のイメージが強いですが肉弾戦でももちろん強く、それが賞金稼ぎとしての実力になっています。とくに、ビシャスとの最終決戦ではスパイクの肉弾戦の魅力をたっぷり堪能できるため、名シーンとされています。

Netflixで「実写版カウボーイビバップ」が放送されました。そこでスパイク役を演じたのはジョン・チョーです。ジョン・チョーは韓国ソウル生まれでアメリカを拠点に俳優やコメディアン、ミュージシャンとして活躍しています。

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「カウボーイビバップ」のスパイクがかっこいいという感想がたくさんあるほか、「PSYCHO-PASS」の狡噛慎也のような大人なキャラクターと並べてどちらもかっこいいという感想があります。

スパイクにはこの記事で紹介した通りジュリアという大切な女性がいます。しかし、ジュリアの登場シーンはあまり多くなく、フェイとの絡みがたくさんあります。2人の恋人ではないが仲がいい微妙な関係が好きという感想がありました。

声優の山寺宏一さんはかなりの数のキャラクターを演じていて、どれが代表作かとファンの間で話題になることが少なくありません。その中でも、スパイクが代表作だという方がたくさんいました。

アニメ「カウボーイビバップ」のスパイクが最後に死亡したのか、そして結末のシーンの考察を紹介しました。かっこいいキャラクターとして人気のスパイク、結末は死亡したという説が強いですが生きているという声もあります。スパイクの最後に注目をして、「カウボーイビバップ」を視聴してみてはいかがでしょうか？