2022年07月15日公開
2022年07月15日更新
【天気の子】人柱とは何?天気の巫女や陽菜(ひな)が空から戻れた理由を考察
『天気の子』に登場する人柱とは、何であるのか徹底解説します。人柱になった陽菜(ひな)が、なぜ空から地上へ戻ることができたのかも、検証していきます。また、天気の巫女は他にもいたのか、帆高との関係なども説明!陽菜(ひな)がいつも付けているチョーカーや、空にいる水の魚など、『天気の子』に関する謎もネタバレ考察します。『天気の子』を観た人の感想や評価も載せているため、ぜひチェックしてみてください。
天気の子の陽菜とは?
フォロワーの皆さん♪
— しゃるる (@Canvas2018) January 3, 2021
おは陽菜さん!☀️🐔💓
昨日の天気の子を観てスゴく良かったなと思います✨
特に大丈夫の方は素敵です🎶
今日の天気は曇りなので晴れ女にお願いしようかな〜…
仕事始めの方は無理せず頑張っていきましょう!٩( •̀ω•́ )ﻭ
今週もよろしくねヽ(^0^)ノ
※リプの送信は遅れます…※ pic.twitter.com/aXypvF9V9y
『天気の子』に登場するヒロインの陽菜(ひな)と「人柱」について、詳しく解説します。陽菜(ひな)は、あることがきっかけで、天気を晴れにする能力を持ちました。そして、天気の巫女となりますが、晴れにするための代償も抱えていました。陽菜(ひな)は、なぜ人柱になる必要があるのか、天気の巫女についても考察していきます。
天気の子の作品情報
天気の子の概要
『天気の子』公開2周年おめでとうございます🎊
— 100%の晴れ男 (@HodakaHina) July 19, 2021
この作品に出会えたおかげで、今まで色々楽しいことがありました。
これからもずっと好きな作品です。
#天気の子 #新海誠 pic.twitter.com/5PR1WqQFWO
『天気の子』とは、新海誠が監督と脚本を務めたアニメーション映画です。新海誠監督といえば、『君の名は。』が世界的大ヒットとなったことでも知られています。『天気の子』は、『君の名は。』以来3年ぶりの7作目にあたる作品です。天気を晴れにする不思議な能力を持つ少女と、東京へ来た家出少年が繰り広げる物語となっています。
『天気の子』のキャラクターを演じるアニメ声優には、醍醐虎汰朗、森七菜、野沢雅子、小栗旬などの豪華な顔ぶれが揃っています。また、音楽はロックグループのRADWIMPSが担当しました。2019年に映画公開されており、日本での興行収入は141億円を超え、日本映画で第12位を記録しています。第43回日本アカデミー賞では、最優秀アニメーション作品賞と最優秀音楽賞を、見事に受賞しました。
天気の子のあらすじ
『天気の子』のストーリー、ググってみたら…なるほど、日本の人柱を絡めた話だったとは。どうせ青臭い青春映画でしょ(おっさんが見るものじゃない)と思ってスルーしていたけれど、奥が深そうなのでちょっと見てみよう。 pic.twitter.com/5ZXU6nEUsk
— 米澤光司(BEのぶ)の奇妙な歴史冒険 (@yonezawakouji) April 20, 2020
高校1年生の森嶋帆高(もりしま ほだか)は、家出をして東京へやって来ます。そして、帆高は晴れ女の陽菜(ひな)と、偶然に出会いました。帆高は経済的に苦しい陽菜を見て、天気を晴れにする貴重な能力を使って、商売をしようと提案しました。しかし、それぞれの持つ事情によって、帆高や陽菜がいる場所に、警察や児童相談所が介入してきます。そのため、陽菜は弟の凪を連れて、帆高と共に逃亡しました。
陽菜(ひな)のプロフィール
天気の子・陽菜の母は人柱(天気の巫女)?チョーカーの持つ力は? https://t.co/dgNFQMzL66 pic.twitter.com/qfsR9JZ5ux
— 高柳亮太 (@T4JHXL5ZWMKeZ3Q) July 27, 2019
天野陽菜(あまの ひな)は、『天気の子』のヒロインとして登場します。中学3年生の女の子で、普段は髪をツインテールにして、ホットパンツを履くことが多いです。いつも笑顔で、天真爛漫な明るい性格をしています。母親を病気で亡くしており、田端駅近くにある2DKのアパートで、弟と2人で暮らしています。自身が住む部屋の装飾品を手作りしたり、スナック菓子を用いて料理の工夫をするなど、大変器用です。
また、陽菜(ひな)は祈ることによって、局部的に天気を晴れにする能力を持っています。ストーリーの後半では、その能力を使って「100%の晴れ女」として商売を始めています。陽菜(ひな)は晴れ女の職業を、天職だと感じていました。しかし、能力を発揮すると、体が徐々に透明化していく代償があったのです。
天気の子の人柱とは何?天気の巫女を考察
【続!映画 #天気の子 見た感想】
— たっちん△@今が一番仕合わせな移動式パワースポットin大阪✨ (@tattin333) July 20, 2019
見てる最中より後でジワジワが効いて来て、昨日の夜はなかなか眠れなかったっすw
#新海誠 監督の映画って、天と地をつなぐ巫女さんみたいで、今回も時代の意識進化に重要な役割を持ってらっしゃると思う。
また日本に、大きなパラダイムシフトが起きそうです。 pic.twitter.com/3igs0wp4tO
『天気の子』の人柱は、物語の大きなテーマの一つとなっています。そもそも「人柱」とは、何なのでしょうか?ここでは、天気を晴れに戻すために、なぜ人柱が必要なのか、過去の巫女との関係なども併せて解説していきます。
考察①人柱とは?
陽菜さんが“人柱”に…!? pic.twitter.com/I8WsDYQ7HU
— 森嶋帆高☀️(ほだっち)☀️ (@MORISIMA701) March 27, 2021
昔は、大規模建造物が災害や敵襲によって破壊されないように、神に人間の生贄を差し出して祈願する風習がありました。生贄となった人間は「人柱」として、神の心を鎮めるために、生きたまま土中に埋められたり水底に沈められたりしたのです。したがって、「人柱」とは、ある目的を達成するために犠牲になる人のことを意味します。
考察②晴れにするために人柱が必要な理由
ふっふっふっハマったか( ー̀∀ー́ )
— んかお♨茶柱🍵ガイジとガイジのハーフあ、それって純系じゃねぇかッ! (@nkao_gotoubun) August 4, 2019
陽菜さんが人柱になって力を使いすぎて天に行ったじゃん?で、晴れてた時に居た学生さん! pic.twitter.com/5md2BaeCwE
雨を止めて晴れにするためには、なぜ人柱が必要だったのでしょうか?陽菜が人柱になった後、ずっと雨だった東京が晴れたのは事実です。須賀圭介は、「空の運命を自分たちが変えたなんて自惚れるな」と言いました。また、空の運命を自由に変えていた陽菜に対して、空が制裁を加えたという捉え方もできます。
また、陽菜を含む過去の「天気の巫女」は、自分の意志で人柱になった可能性もあります。陽菜も過去の巫女たちも、天気が自分の祈りで左右されることに、重圧を感じていました。そして、自分が人柱になれば、異常な天気も戻ると気付いたとき、耐えられないほどの重圧が一気に襲ってきたのでしょう。このようにして、過去の巫女たちも、最後は悲しい運命を迎えたのかもしれません。
考察③陽菜が人柱になった理由
陽菜さんが人柱として雲の上に行った時に帆高は鳥居をくぐって、陽菜さんのところまで行くことはできたけど、それって可能なの?
— Yoshikun【澤村・スペンサー・英梨々】 (@Yoshikun_0320) July 31, 2019
それとも主人公補正?
もしわかる人いたら、ぜひ意見交換しましょう!#天気の子 pic.twitter.com/PTRwnPzlNa
それでは、なぜ陽菜が人柱になる必要があったのでしょうか?陽菜は廃ビル屋上にある小さな鳥居をくぐったことで、希望通りに天気を変えられるようになりました。その代償として雨が降り続いたため、空の神様に対して人柱が必要になったと、陽菜自身が思った可能性があります。そして、人柱が必要なら、空と繋がれる自分がなるしかないと考えたのでしょう。
おそらく、陽菜だったから天気を変えられたわけではないです。小さな鳥居をくぐったのが、陽菜だったためでしょう。また、陽菜は天気を変える能力を身に付けたというより、空と繋がることができたという表現のほうがよく合います。
天気の子の人柱になった陽菜が空から戻れた理由はなぜ?
【天気の子】
— トルトゥーガ (@testudineschan) September 6, 2019
技術的に最先端を走ってるわりには新海誠の世界観は巫女、神社など古風。特に今回のストーリーは昭和初期的な暗さと行き場のなさ感がフランス映画的で"二人がいなければ世界にも意味がない"というエゴに近い感じにも共感できる。
窓枠の光の反射など"光の作家"ぶりはますます冴える。 pic.twitter.com/55voq2ydjT
『天気の子』の陽菜は、人柱となって空へ召喚されます。しかし、陽菜は再び地上へ戻ることができました。なぜ、一度空へ行った陽菜が、帆高と一緒に地上へ戻って来れたのか、ネタバレ考察していきます。
ネタバレ①陽菜に会いに行く帆高
『天気の子』(19)
— ごとひろ (@mariovava555) August 18, 2019
がむしゃらに突き進み社会や未来を恐れない「思春期の危険な恋心」。
これを人柱と犯罪劇のサスペンスで盛り上げ、劇中歌のリズムに合わせて感情を躍動させる手腕はさすが。
「大丈夫」と言う新海誠イズム(唐突な終わり方)も「少年少女の根拠なき希望」として巧く昇華されていた pic.twitter.com/ZUXqkcn3hL
陽菜がくぐった鳥居は、祈りを空へ届けることができます。陽菜が天気の巫女になれたのは、「晴れますように」と祈りを込めて、鳥居をくぐったためです。帆高は陽菜を救いたい一心で、廃ビル屋上の神社へ向かいます。そして、「陽菜さんに会いたい」と祈りを込めて、鳥居をくぐりました。
すると、帆高の身体は上空へワープします。積乱雲の上に囚われていた陽菜を、無事に救い出すことができました。陽菜と帆高はともに地上へ舞い戻り、その瞬間から雨雲が東京を覆い始めました。
ネタバレ②自分のために祈る陽菜
久しぶりに天気の子見たけど、
— せな@そらまふ推し🌈 (@SORARU_3211) January 3, 2021
めっちゃ面白かった♪
あと、陽菜さん可愛い(//∇//)♡#天気の子 pic.twitter.com/JFHkYH9HzJ
帆高は陽菜を地上へ連れ戻そうとしますが、「私が戻ると東京が再び異常気象になってしまう」と言います。しかし、帆高は「天気なんて狂ったままでいい」と、陽菜の手を取って地上へ舞い戻りました。そして、帆高は自分のために祈るように言います。陽菜は火柱にはなりたくないと、自分のために祈りました。
陽菜が火柱にはなりたくないという意志を明確にすると、火柱ではなくなります。なぜなら、天気の巫女の意志こそが、火柱になるかどうかを左右するためです。陽菜は、帆高の言葉で火柱になることを決心しましたが、同じく帆高の言葉で救われたことになります。
ネタバレ③陽菜が帰ってきたラストシーン
「天気の子」を観る。
— 加島広基⛅ Hiromoto Kashima (@kashima510) August 25, 2019
映像美は安定の新海誠クオリティだが、今作は架空の街ではなくリアルの東京を描くのが新鮮。
ストーリーは王道といえば王道かな。等価交換、人柱といった日本人好みのワードを伏線にして、小さな幸せからカタストロフィまでを丁寧に描く。個人的には観て損はない良作だった。 pic.twitter.com/NjfM29UVvx
帆高は再逮捕をされて保護観察処分を受け、神津島に戻されることになりました。陽菜を救出してから約3年もの間、東京では雨が降り続けています。降りやまない雨に排水機能が追いつかず、東京の大半が水没してしまいました。保護観察を終えた帆高は、大学進学を機会に東京へ再び行くことになります。
帆高は陽菜との再会を果たし、「僕らはきっと大丈夫だ」と言うのでした。帆高は自分のとった行動を思い返し、責任を自覚しつつ、全てを受け入れた上での言葉だと考察されます。
ネタバレ④巫女の能力は祈りを届ける能力だった?
陽菜さんが着けていたチョーカーはお母さんの形見。
— kashiwasan (@SanTsc12) January 3, 2021
それが割れて戻ってきたということは陽菜さんのお母さんも天気の巫女であったと思われる。#天気の子 pic.twitter.com/EkCbR8tVIf
作中では、陽菜は天気を雨から晴れにできるため、「100%晴れ女」「天気の巫女」といわれていました。しかし、晴れにできる能力というよりは、空に祈りを届ける能力と捉えたほうが正しいでしょう。なぜなら、帆高を助けたいという祈りが空に届き、雷が降って助けることができたためです。そうであれば、天気を変えるために、人柱になる必要がなかった可能性もあります。
天気の子のその他の謎を考察
考察①銃がごみ箱に捨てられていた理由
「天気の子」はサリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」や銃など、要所要所で反抗の象徴となるものが写りこみます。帆高たちの生き辛さへの抵抗の証として... pic.twitter.com/OUkWtLSy2T
— だるま (@DARUMA_film) January 3, 2021
なぜ銃はゴミ箱に捨てられていたのでしょうか?日常生活を送る中で、銃を見つけることは滅多にないケースです。家出をして東京に来た帆高は、所持金もなく野宿をしていました。その際に、チンピラに絡まれた帆高はよろけてしまい、ゴミ箱に突っ込みます。そして、紙袋を手にして中を見てみると、拳銃が入っていたのです。
映画の中では、警察官の会話シーンで、警察の関係者が捨てた拳銃であることが判明しています。しかし、なぜ捨てたのかまでは、明らかにされませんでした。おそらく、帆高が拳銃で撃つまでの流れを作るための、設定だったのでしょう。
考察②圭介が帆高と同じ船に乗った理由
「天気の子」を初めてみた時、帆高の乗るフェリーの甲板にすごい既視感を覚えました。
— pdfractal (@pdfractal) April 11, 2022
後で調べたら、「東京湾納涼船」というイベントにて会社の同僚と乗ったことが有ったのだと気づきました。
案外、何かに既視感を感じたことって、実は既に経験済みだったということも多いのかもしれません。 pic.twitter.com/sEnAUGYG65
帆高は神津島から東京へ行くために、フェリーを使いました。圭介とはそのフェリーの中で、出会っています。なぜ圭介は同じフェリーに乗っていたのでしょうか?作中ではその理由を明かされていませんが、考察された説がいくつかあります。1つ目は、圭介に関わる人、親戚などのお墓があり、島津島へ行っていたという説です。もしかすると、圭介の妻のお墓があるかもしれません。
2つ目は、圭介の仕事はライターのため、取材で行っていたという説です。3つ目は、圭介自身が神津島の出身である可能性もあります。帆高に非常に親切に接していたのも、同じ出身地だったためとも考察できます。
考察③圭介の妻の死亡理由
#小栗旬 さんが声を務める須賀圭介の新カット✨
— 映画『天気の子』 (@tenkinoko_movie) July 2, 2019
小さな編集プロダクションを営むライター💻
手に抱えているのは猫の「アメ」☂️#天気の子 pic.twitter.com/FJUz3CKGe4
圭介の妻は、なぜ亡くなったのでしょうか?作中で、圭介の姪の夏美が、数年前に事故で亡くなったことを明かしています。そして、どのような事故だったのかを話すには、重たすぎるとも述べていました。
複雑そうな理由のため、妻も「天気の巫女」で人柱になったという説もあります。ただ、夏美が天気の巫女の存在を知ったのは、占いのおばあさんの取材のときです。したがって、妻が天気の巫女だった可能性は低いでしょう。他にも、圭介はオカルト記事を取材していたため、妻が何らかの怪奇現象に巻き込まれたとも考察できます。
考察④凪の彼女の裏設定
陽菜さんの弟・凪くんの彼女・カナの声優は花澤香菜さん、元カノ・アヤネの声優は佐倉綾音さん。花澤さんはご存知『言の葉の庭』の雪野先生。佐倉さんは新海監督とZ会がコラボしたCM『クロスロード』でヒロインの眼鏡っ娘・海帆を演じました。#天気の子 #花澤香菜 #佐倉綾音 pic.twitter.com/W4cSpMGjkp
— 駿河yaman (@yaman5142) January 3, 2021
『天気の子』に登場する陽菜の弟の凪は小学5年生ですが、恋愛経験が豊かで大人びた発言をする男の子です。女子との上手な接し方を、帆高に指南します。そのため、帆高は凪のことを「凪センパイ」と呼んでいました。
凪がバスの中で女の子2人と、話をするシーンがあります。このときも、小学生の会話とは思えない話をしています。声だけのシーンのため、大人が会話していると勘違いする程です。このうちの一人が、凪の元彼女で小学5年生のアヤネです。また、もう一人は小学4年生で、今の彼女のカナといいます。
考察⑤空の「水の魚」の正体
天気の子を観て、水の魚の描写が好きすぎてピアス作ったった🐟☔ pic.twitter.com/RoUrsmVSW1
— アリスの魔法堂 (@AliceMagic16) July 29, 2019
作中で、陽菜のまわりに群がっていたり、空から降ってくる「水の魚」がいました。水の魚とは、何だったのか疑問に思った人もいるでしょう。ヒントは夏美のセリフにあります。夏美は「空は海よりもずっと広い未知の世界」「じゃあ空には空の生き物がいるかも」と言います。夏美の言う通り、「水の魚」は空の生き物と捉えて良いでしょう。
考察⑥陽菜のチョーカーの意味
天気の子観てきたー!陽菜のチョーカーが可愛かったので作ってみたよ💧☔ #天気の子 pic.twitter.com/BtySLIAPFb
— いばら♚クラウンティアラ🐇 (@ibara_alice) July 24, 2019
陽菜は、いつも首にチョーカーを付けていました。このチョーカーは陽菜のお母さんが、腕に付けていたものです。映画の序盤で、病床のお母さんが登場するシーンでも、腕に付けている様子が見られます。チョーカーには雫のような青い飾りが付いており、「雨」を表していることが分かります。
帆高に救ってもらい、地上に戻った陽菜は、地べたに寝そべりました。その際に、首に付けていたチョーカーが外れます。これは、陽菜が天気の巫女(人柱)から解放されたことを、意味していたのかもしれません。
天気の子の人柱に関する感想や評価
『君の名は。』と同じ世界線でしたね。
— 中窪 大地 (@com69031434) July 23, 2019
天気の巫女の力で人柱となり消えてしまう陽菜
それを連れ戻したために世界の形を変えてしまう帆高
「僕たちは大丈夫…」
…全然大丈夫じゃねー笑
閉塞感と常識に縛られた大人社会よりも自分で選択のできるセカイ
愛にできることはまだあるだろう。#天気の子 pic.twitter.com/tJKNmJBCHX
天気を元に戻すために人柱になろうとした陽菜を、帆高が救うシーンは非常に感動的だったという感想が、多くありました。現代の閉塞的で常識に縛られた社会よりも、自分で選択できる世界は素晴らしいという、メッセージ性を感じたという声もあります。自分の意に反して、何か(誰か)のために犠牲にならなくても良いと、気付かせてくれたという感想も上がっていました。
それで、「天気の子」観てました。初見。すっごく映像綺麗で、音楽も良き・・・娘と一緒になってめちゃくちゃ引き込まれた。小1の娘は、人柱の辺りはちょっと難しいみたいだったけど、概ねストーリーも理解していたみたい。分かりやすくて良かったです。
— 志茂塚 ゆり (@shimotsukayuri) November 15, 2021
『天気の子』はストーリーはもちろんのこと、映像や音楽も非常に素晴らしかったと好評でした。子供と一緒に観て、物語の中に引き込まれたという感想もありました。人柱についてのシーンを、もう少し深くじっくり観たかったという意見もあります。
ひとりの子供を人柱にしないと成り立たない世界なら、その世界の存続くらいその子に決めさせないとフェアじゃないよな、と私の中の混沌属性が滅茶苦茶納得した作品です、天気の子
— 霙⋈☁不思議なマカロニケルベロス (@sleet_58) January 3, 2021
人柱についての感想は、実にさまざまです。自分が犠牲になれば世界が助かるなら、人柱になるという声もありました。一方、犠牲にならないと成り立たないような世界なら、人柱にならずに、沈めてしまったほうが良いという声もあります。また、人柱になるかどうかは、当人に選択させないとフェアではないという感想も上がっていました。
天気の子の人柱まとめ
#天気の子
— ピヨピヨの戯言 (@piyopiyomi_na) January 3, 2021
とにかく作画もストーリーも音楽も素敵でした❣️
特に「水」の表現が好きです(*^_^*)
雨・涙・魚・美しかった❣️
世界が壊れても君を選ぶなんて、現実じゃできない事を選択するなんて感動でした😂 pic.twitter.com/Qgwb8ZUhlX
『天気の子』でいう人柱とは、降り続ける雨を晴れにするための生贄のことです。陽菜(ひな)は、鳥居をくぐってから、天気を晴れにする能力を持ちました。そして、天気の巫女である自分が、人柱になるべきだと考えます。人柱になるために空へ上がった陽菜を、帆高が救い地上へ連れ戻します。東京は再び雨が降り続けましたが、帆高は「僕らはきっと大丈夫だ」と言いました。
『天気の子』では、「もともと世界は狂っている」というセリフがあります。「人柱」の背景には、狂った世界(社会)のために自分が犠牲になる必要はないという、メッセージが込められているようです。『天気の子』を鑑賞する際は、「人柱」にも注目してみると、さらに深く物語を堪能できるでしょう。