ジブリ作品の声優をした芸能人一覧！作品名と演じたキャラをまとめて紹介

ジブリといえば、宮崎駿が監督を務め、数々のヒット作を世に送り出してきたアニメ製作会社です。そんなジブリではなぜかプロの声優をあまり起用しないようですが一体なぜなのでしょう？まずは、『スタジオジブリ』についての概要や宮崎駿のプロフィール、ジブリがプロの声優をあまり起用しない理由はなぜか、その理由に迫ってみましょう。

『スタジオジブリ』とは、『株式会社スタジオジブリ』という日本のアニメ制作会社であり、日本動画協会準会員です。スタジオジブリは1985年6月15日、『風の谷のナウシカ』を制作したトップクラフトを、徳間書店の出資によって発展的に解散・改組する形で設立されました。そんなスタジオジブリでは長編アニメーション映画の制作を主力事業としています。

• 名前：宮崎駿（みやざきはやお）
• 生年月日：1941年1月5日（81歳）
• 出生地：東京府東京市
• 血液型：O型
• 職業：映画監督、アニメーション作家、漫画家
• 活動期間：1963年〜

ジブリ作品の声優について調査していると、ジブリ作品にはプロの声優があまり起用されていない事がわかります。一体なぜ、ジブリがプロの声優をあまり起用しないのか、何か理由があるのか気になっている世間の方は非常に多いようです。そこでジブリがプロの声優をあまり起用しない理由はなぜか調査してみたところ、これには宮崎駿のある思いが関係しているようでした。

宮崎駿が求めているものは演技力の高さではないようです。過去にインタビューなどで明かされた情報によると、宮崎駿曰く、プロの声優は注文通りの演技が出来てしまうので、それが嘘に見えるのが嫌なんだとか。例えば、ジブリの名作・『となりのトトロ』では声優ではなくコピーライターが本業の糸井重里がメイ・サツキのお父さん役声優に抜擢されていました。

キャスティング発表時には「なぜ糸井重里がお父さん役？」と疑問の声も多く挙げられたようです。一体なぜ、コピーライターが本業の糸井重里がメイ・サツキのお父さん役声優に抜擢されたのかというと、宮崎駿はプロの声優さんだと子供を大切に想うあったかいお父さん、つまり『理想のお父さん像』になってしまうと考えたそうです。

しかし宮崎駿がサツキとメイのお父さんに求めたものは、『あったかい理想のお父さん』ではなく、娘たちとは友達同士のような関係のお父さん、そして、まだ若いため完璧ではなくどこか不器用なお父さんを求めてい多様です。そこから宮崎駿は演技力の高さよりも声優ではない不安定さが必要だったと考え、糸井重里が声優に抜擢されたそうでした。

前述した通り、宮崎駿のある想いからジブリがプロの声優をあまり起用しない理由はなぜかご理解いただけたと思います。さて、なぜジブリではプロの声優をあまり起用しないのか理解すると同時に、多くの人は、意外と芸能人がジブリ作品で声優を務めている事に驚きを示します。

一体どのような芸能人がこれまでジブリ作品でキャラクターたちの声優を務めてきたのでしょうか？まずは、1988年から2000年に上映されたジブリ作品にてキャラクターの声優を務めた芸能人たちを一覧でチェックしてみましょう。

ジブリ作品のキャラを演じた声優の芸能人一覧まとめ・1988年〜2000年編1作品目は、『火垂るの墓』です。『火垂るの墓』では、当時子役として活躍されていた辰巳努が主人公の清太役を演じました。当時16歳の辰巳努が16歳の清太役を演じることは、監督の高畑勲が関西の俳優を熱望したことやキャラと年齢が近いためなどの理由からでした。

ジブリ作品のキャラを演じた声優の芸能人一覧まとめ・1988年〜2000年編2作品目は、『おもひでぽろぽろ』です。『おもひでぽろぽろ』では、岡島タエ子役として『PRIDE』や『Goodbye Yesterday』などで有名な歌手・今井美樹を迎え、トシオ役としては『踊る大捜査線』シリーズの室井慎次役で有名な柳葉敏郎が担当しました。

ジブリ作品のキャラを演じた声優の芸能人一覧まとめ・1988年〜2000年編3作品目は、『平成狸合戦ぽんぽこ』です。『平成狸合戦ぽんぽこ』では、正吉役に、俳優・タレントとして活躍する野々村真を迎え、語りとして、落語家として活躍していた古今亭志ん朝（3代目）を迎えました。

ジブリ作品のキャラを演じた声優の芸能人一覧まとめ・1988年〜2000年編4作品目は、『耳をすませば』です。『耳をすませば』では、天沢聖司役として、現在俳優としてドラマ『凪のお暇』や『カルテット』などに出演し、活躍している高橋一生が声優を担当しました。

ジブリ作品のキャラを演じた声優の芸能人一覧まとめ・1988年〜2000年編5作品目は、『もののけ姫』です。『もののけ姫』では、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』や『妻、小学生になる。』などで知られる石田ゆり子がヒロインのサン役として声優を務めました。なお、石田ゆり子は『平成狸合戦ぽんぽこ』でおキヨ役としても登場しています。

ジブリ作品のキャラを演じた声優の芸能人一覧まとめ・1988年〜2000年編6作品目は、『ホーホケキョ となりの山田くん』です。『ホーホケキョ となりの山田くん』では、山田たかし役として、映画『釣りバカ日誌』シリーズやドラマ『半沢直樹』などに出演し、俳優として活躍している益岡徹が担当しました。

1988年から2000年に上映されたジブリ作品にてキャラクターの声優を務めた芸能人たちはわかりましたが、2001年以降も多くの芸能人がジブリ作品で声優を務めています。では、2001年以降は一体どのような作品で、どんな芸能人が声優を務めたのでしょうか？お次は、2001年以降に上映されたジブリ作品にてキャラクターの声優を務めた芸能人たちを一覧でチェックしてみましょう。

ジブリ作品のキャラを演じた声優の芸能人一覧まとめ・2001年以降編1作品目は、『千と千尋の神隠し』です。『千と千尋の神隠し』では、坊役として、当時子役として活躍していた神木隆之介が担当し、番台蛙役として大泉洋が声優を担当しました。

ジブリ作品のキャラを演じた声優の芸能人一覧まとめ・2001年以降編2作品目は、『猫の恩返し』です。『猫の恩返し』でルーン役を演じたのは、映画『闇金ウシジマくん』シリーズや『凶悪』、ドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなどに出演している人気俳優・山田孝之です。

ジブリ作品のキャラを演じた声優の芸能人一覧まとめ・2001年以降編3作品目は、『ハウルの動く城』です。『ハウルの動く城』では、国民的アイドルグループとして世界中に愛された元SMAPメンバー・木村拓哉が主人公のハウル役を務め、『千と千尋の神隠し』坊役でも出演した神木隆之介がマルクル役を演じています。

ジブリ作品のキャラを演じた声優の芸能人一覧まとめ・2001年以降編4作品目は、『ゲド戦記』です。『ゲド戦記』では、元V6メンバーであり、俳優としても活躍している岡田准一がアレン役を演じました。ちなみに岡田准一にとって『ゲド戦記』はアニメ声優として初の出演作品です。

ジブリ作品のキャラを演じた声優の芸能人一覧まとめ・2001年以降編5作品目は、『崖の上のポニョ』です。『崖の上のポニョ』では、元宝塚歌劇団月組トップスターであり現在は女優として活躍している天海祐希がグランマンマーレ役を、当時日本テレビアナウンサーだった羽鳥慎一がアナウンサー役として出演しました。

ジブリ作品のキャラを演じた声優の芸能人一覧まとめ・2001年以降編6作品目は、『借りぐらしのアリエッティ』です。『借りぐらしのアリエッティ』では、主人公のアリエッティ役を、ドラマ『14歳の母』や『信長のシェフ』などで世間に名を広めた女優・志田未来が担当しています。

ジブリ作品のキャラを演じた声優の芸能人一覧まとめ・2001年以降編7作品目は、『コクリコ坂から』です。『コクリコ坂から』では、主人公の松崎海役として、映画『モテキ』や『コンフィデンスマンJP』シリーズなどに出演する女優として活躍する長澤まさみを迎えました。

ジブリ作品のキャラを演じた声優の芸能人一覧まとめ・2001年以降編8作品目は、『風立ちぬ』です。『風立ちぬ』では、『借りぐらしのアリエッティ』でもアリエッティ役を演じた志田未来が堀越加代役を演じています。

ジブリ作品のキャラを演じた声優の芸能人一覧まとめ・2001年以降編9作品目は、『かぐや姫の物語』です。『かぐや姫の物語』では、翁役として、映画『サラリーマン専科』シリーズなどでは俳優として、バラエティなどではタレントや司会者としても活躍する三宅裕司が特別出演しました。

ジブリ作品のキャラを演じた声優の芸能人一覧まとめ・2001年以降編10作品目は、『思い出のマーニー』です。『思い出のマーニー』では、W主人公のマーニー役として、ドラマ『ひよっこ』シリーズやドラマ『ナラタージュ』などに出演し、女優として活躍する有村架純が担当しました。

演技力の高さよりも大事にするキャラクターへの思いから、宮崎駿は声優として芸能人以外にも多くのプロの声優以外を起用しています。では、一体どのような方がその他に声優として登場したのか、お次は、これまでご紹介した作品とは別の作品にて出演した注目声優を一覧でチェックしてみましょう。

ジブリのその他声優一覧まとめ1作品目は、『風の谷のナウシカ』です。『風の谷のナウシカ』では豪華声優が多数出演しました。主人公・ナウシカ役は、『それいけ！アンパンマン』でのしょくぱんまんや『名探偵コナン』にて工藤有希子役を演じる島本須美が担当しました。

ジブリのその他声優一覧まとめ2作品目は、『天空の城ラピュタ』です。『天空の城ラピュタ』の声優といえば、『ワンピース』のルフィ役や『ドラゴンボール』シリーズのクリリンなどを演じる田中真弓がパズーを、『ドラえもん』でドラミちゃんの声優を務める横沢啓子がシータ役を務めました。

ジブリのその他声優一覧まとめ3作品目は、『となりのトトロ』です。『となりのトトロ』でサツキとメイのお父さん役声優に抜擢されたのはコピーライターとして活躍していた糸井重里です。糸井重里が声優に抜擢された理由は、コピーライターとしてキャッチコピーの打ち合わせ時に娘と接していた糸井重里の姿が、宮崎駿にとってサツキとメイのお父さん役として近く感じ、印象として残っていたためでした。

ジブリのその他声優一覧まとめ4作品目は、『魔女の宅急便』です。『魔女の宅急便』では、『名探偵コナン』で主人公の江戸川コナン役や『忍たま乱太郎』の乱太郎などを演じる高山みなみがキキ役を、ジジ役には『それいけ！アンパンマン』でバタコさんを演じる佐久間レイが担当しました。

ジブリのその他声優一覧まとめ5作品目は、『紅の豚』です。『紅の豚』では、『ワンピース』でナミ役を演じる岡村明美がフィオ・ピッコロ役、『百万本のバラ』などで有名なシンガーソングライターの加藤登紀子がマダム・ジーナ役を務めました。

女優・俳優・タレント・コピーライターなどと、様々な職業の方がキャラクターの声を当てることもあるジブリ作品。そんなジブリ作品で声優を務める芸能人たちに対して、世間の人々は一体どのような感想や評価を抱いているのでしょうか？最後に、ジブリ作品で声優を務める芸能人たちに対する世間の人々の感想や評価をチェックしてみましょう。

こちらの方はジブリ声優の芸能人について、「ジブリの声優さん、風立ちぬはさすがにどうかと思ったけど、本職の声優さん使ってほしいと言い出したら千と千尋の神隠しの坊を演じた神木君もアウトになるので、声優か俳優かではなく人によるとしか思えない。」とツイートしています。声優に芸能人を使うことを否定する方も多いようですが、人によると考えている方も多くいるようでした。

こちらの方はジブリ声優の芸能人について、「ジブリは宮崎さんが声優の演技があまり好きじゃないからって言っとるけど、作品自体はいいのにタレント声優の演技で台無しになってるやつもあるし…。ジブリ大好きだけどそこは微妙」とツイートしています。宮崎駿こだわりの声優には芸能人起用ですが、作品自体はいいのに芸能人の演技で台無しになっているものもあると感じてしまう世間の方も少なくないのが現状のようです。

こちらの方はジブリ声優の芸能人について、「昔のジブリ映画は声優さんを使っていていいね。芸能人を使うのもいいけど、やはりアニメは声優さんが声をあてる方が好きだな。」とツイートしています。初期の頃は本業のプロ声優を多く起用していたことから、初期の頃のジブリ映画の方が好きという声は意外にも少なくないようでした。

ジブリ声優の芸能人まとめについてはいかがでしたか？ジブリ作品には芸能人も多く声優として出演しており、ジブリがプロの声優をあまり起用しない理由はなぜかというと、宮崎駿のキャラクターへの思いが込められているためでした。そんなジブリ作品では多くの芸能人が演技を披露しているので、気になる方はぜひ一度チェックしてみてくださいね。