【となりのトトロ】あらすじを結末までネタバレ！人気ジブリ作品の登場人物や感想は？

となりのトトロとは、1988年に公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメ映画です。映画となりのトトロでは、田舎に引っ越してきた姉妹二人の夏の不思議な体験を描いています。この記事では映画となりのトトロのあらすじ結末を、簡単短めにネタバレ紹介します。また合わせてとなりのトトロの結末の意味や魅力、舞台や都市伝説についてなども紹介しますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

映画となりのトトロの魅力やあらすじ結末を簡単短めにネタバレ紹介する前に、まずはとなりのトトロの作品概要を紹介します。となりのトトロは1988年に公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメ映画です。監督は「千と千尋の神隠し」などで著名な宮崎駿さんが務めました。日本の配給収入は5.9億円と振るわなかったものの、その後地上波などで放送を重ねるたびにファンが増え、現在では高く評価されている人気作品です。

映画となりのトトロの魅力を紹介します。スタジオジブリを代表する作品の一つとなっているとなりのトトロですが、その魅力は古き良き日本の時代を描いたノスタルジー感と魅力的なキャラクターたちにあります。自然にあふれた昭和の田舎を描くことで大人にとっては懐かさを感じることができ、子供にとってはトトロやススワタリのような面白いキャラに出会える、老若男女楽しめる魅力の作品となっています。

映画となりのトトロの主題歌にはオープニングテーマとエンディングテーマの二つがあります。オープニングテーマが「さんぽ」、エンディングテーマは「となりのトトロ」で、二つとも久石譲さんが作曲し井上あずみさんが歌っています。井上あずみさんは「天空のラピュタ」でも主題歌の「君をのせて」を歌っています。それでは次に映画となりのトトロのあらすじ結末を、簡単短めにネタバレ紹介します。

となりのトトロの魅力を紹介したところで、次に映画となりのトトロのあらすじ結末を簡単短めにネタバレ紹介します。となりのトトロは子供から大人まで楽しめる物語です。となりのトトロの内容を簡単短めに知りたい方はぜひチェックしてみてください。

映画となりのトトロのあらすじ結末を、簡単短めにネタバレ紹介します。となりのトトロの物語は、父、姉のサツキ、妹のメイの草壁家が田舎に引っ越してくることから始まります。一家は力を合わせて引っ越し作業を進める途中、ススワタリという煤の妖怪と出会います。病気で療養中の母に面会に行ったサツキとメイはこのことを嬉しそうに報告したのでした。

映画となりのトトロのあらすじ結末を、簡単短めにネタバレ紹介します。サツキの小学校が始まりメイが一人で庭で遊んでいたある日のこと、白くて耳の生えた不思議な生き物に出会います。好奇心に駆られたメイが追いかけるとそれは逃げ、青いもう一匹と一緒に森の中へ逃げ込みます。追いかけたメイは大きな木の根元にたどり着き、根っこに隠れた穴に落ちてしまいます。

落ちた先の穴にはメイよりもはるかに大きい、先ほどまで追いかけていたものに似た灰色の生き物が寝ていました。名前を尋ねると返事をし、メイにはそれが「トトロ」と聞こえたのでそう呼ぶことにしました。メイははしゃぎますがそのうち疲れてトトロの上で眠ってしまいます。次に目を覚ますと森の茂みの中で眠っており、メイは自分を探しにきたサツキと父にトトロの話をしたのでした。父はトトロを森の主だろうと言いました。

映画となりのトトロのあらすじ結末を、簡単短めにネタバレ紹介します。少し経ったある日、昼間近所のおばあちゃんに預けられているメイが寂しくてサツキの小学校に押しかける出来事が起きます。学校が終わるとサツキはメイを連れて帰ろうとしますが雨が降り出し、疲れて寝てしまったメイをおぶって傘を差しながらバス停でバスを待ちます。するとふいに、サツキの横にメイの言っていたトトロが並んだのでした。

驚いたサツキですが、トトロが頭に葉っぱを乗せているだけなのを見て恐る恐る傘を差し出します。受け取ったトトロは開いた傘にあたる雨音を気に入り、嬉しくなって轟くように吠えたのでした。呼ばれたように現れたのはネコバスで、トトロはサツキとメイに笹の葉で包んだたくさんの木の実をあげるとネコバスに乗り込んで去っていったのでした。

映画となりのトトロのあらすじ結末を、簡単短めにネタバレ紹介します。サツキとメイはトトロにもらった木の実を早速自宅の庭に植えますが、なかなか芽は出ません。しかしある日の夜、大トトロ、中トトロ、小トトロが現れ草壁家の庭を練り歩きました。起き出してきたサツキとメイはトトロたちと一緒にそこに加わり、不思議な力で発芽させ大きな木に成長させることに成功します。

さらにサツキとメイは大トトロのフカフカなお腹に掴まり空を飛ぶという不思議な体験をしました。目が覚めるとサツキたちは布団の中にいて大きな木はなくなっていましたが、よく見ると土からは小さな芽が顔を覗かせていました。サツキとメイはあれが夢でなかったと喜び、はしゃいで辺りを駆け回ったのでした。それでは次にとなりのトトロの魅力やあらすじを紹介したところで、次に結末やラストの意味を簡単短めにネタバレします。

映画となりのトトロの魅力やあらすじを紹介したところで、次に結末やラストの意味を簡単短めにネタバレ紹介します。となりのトトロの最後がどうなったのか気になる方はぜひチェックしてみてください。

映画となりのトトロのあらすじ結末を、簡単短めにネタバレ紹介します。それから日が進み、近所のおばあちゃんちでトウモロコシを収穫していたサツキとメイのもとに母親が療養する病院からの電報が届きます。母親の体調が悪くなり退院が延びたとの知らせにメイは駄々をこね、サツキはそれを叱るも自分も泣き出してしまいます。するとメイはこっそりトウモロコシを持って姿を消してしまいました。

慌てたサツキはメイが母親のいる病院へ向かっただろうという予想を立てて近所の人たちの力を借り、辺りを捜索しますがなかなか見つかりません。日暮れも近く、切羽詰まったサツキはメイの話していたトトロの巣穴へ向かい、メイを探してくれるように懇願します。トトロは頼みを聞いてくれ、ネコバスをよんでサツキと共にメイの元へと向かいました。

映画となりのトトロのあらすじ結末を、簡単短めにネタバレ紹介します。メイは予想通り母親の病院へ向かおうとして迷子になっていたのでした。無事合流したメイ、サツキ、トトロはネコバスに乗ってそのまま母親の病院へと向かいました。病室の窓からは父親と話す思ったよりも元気そうな母親の姿が見え、安心したサツキとメイはトウモロコシを窓際に置いて帰っていったのでした。

映画となりのトトロのエンディング映像・ラストの意味を紹介します。となりのトトロの本編はサツキとメイが家に帰宅するところで終わりますが、その後日談がエンディング映像の中で描かれています。そこでは退院して家に帰ってきた母親をサツキとメイが出迎える姿や母娘3人でお風呂に入る姿などが描かれ、母親は無事元気になったということがわかります。それでは次にとなりのトトロのキャラや声優一覧を紹介します。

映画となりのトトロの魅力やあらすじ結末などを紹介したところで、次に登場人物・キャラと担当した声優を一覧で紹介します。となりのトトロで魅力的なキャラを演じた声優が気になったという方はぜひチェックしてみてください。

1人目に紹介するとなりのトトロのキャラはサツキです。サツキは草壁家の長女で、12歳の小学6年生です。母親が入院していることから年齢と比較してしっかりしており、父や妹のお弁当を作ったりメイの世話を焼いたりしています。サツキを演じたのは声優の日高のり子さんで、主な出演作品は「タッチ」の浅倉南役、「らんま1/2」の天童あかね役、「犬夜叉」の桔梗役、「名探偵コナン」の世良真純役などです。

2人目に紹介するとなりのトトロのキャラはメイです。メイは草壁家の次女で4歳です。天真爛漫で好奇心旺盛ですが、幼いゆえにわがままで頑固なところがあります。メイを演じたのは声優の坂本千夏さんで、主な出演作品はテレビアニメ「それいけ!アンパンマン」のてんどんまん役、「美少女戦士セーラームーンセーラースターズ」のセーラースターヒーラー役、「デジモンアドベンチャー」のアグモン役などです。

3人目に紹介するとなりのトトロのキャラはお父さんです。草壁家のお父さんの本名は草壁タツオで、大学で考古学の非常勤講師をしています。サツキやメイの不思議な体験を聞いても信じる、優しく純粋な性格です。お父さんを演じたのはコピーライターの糸井重里さんです。糸井重里さんはスタジオジブリのキャッチコピーを多く担当しており、となりのトトロや耳をすませば、千と千尋の神隠しにハウルの動く城などがあります。

4人目に紹介するとなりのトトロのキャラは草壁家のお母さんです。お母さんの本名は草壁靖子、病気のためとなりのトトロの物語の一年前から入院していた設定です。性格は優しく温厚で、サツキやメイから慕われています。お母さんを演じたのは声優の島本須美さんで、主な出演作品はテレビアニメ「めぞん一刻」の音無響子役、「それいけ!アンパンマン」のしょくぱんまん役、「名探偵コナン」工藤有希子役などです。

5人目に紹介するとなりのトトロのキャラはトトロです。トトロは草壁家の家の近くの森の主で、大きなクスノキの中に住んでいます。メイにトトロと名付けられましたが、それは眠たくて声を上げたのを名前だと勘違いしたからであり本当の名前は明らかになっていません。トトロを演じたのは俳優の高木均さんで、主な出演作品はテレビアニメ「ムーミン」のムーミンパパ役、「銀河鉄道999」のナレーションなどです。

それではとなりのトトロのあらすじ結末の簡単短めなネタバレや魅力、声優を紹介したところで、次にとなりのトトロの制作秘話や舞台を紹介します。

映画となりのトトロの魅力やあらすじ、声優などを紹介したところで、次に制作秘話や舞台を紹介します。となりのトトロについてより深く知りたい方はぜひチェックしてみてください。

映画となりのトトロの制作秘話や舞台を紹介します。となりのトトロのDVDパッケージにもなっている上のポスタービジュアルですが、サツキやメイではないこの少女が誰なのか気になる方も多いようです。この少女は元々となりのトトロの主人公として想定されていたキャラであり、のちに宮崎駿監督がストーリーを変更した際にこの少女をサツキとメイの2人に分けたそうです。

映画となりのトトロの制作秘話や舞台を紹介します。となりのトトロの舞台となっているのは埼玉県の所沢市です。埼玉県所沢市といえば宮崎駿監督の自宅がある場所です。時代は昭和30年代を想定しており、さらに所沢市だけでなく神奈川県や秋田県の要素も取り入れているそうです。

映画となりのトトロの制作秘話や舞台を紹介します。近所の子どもに「お化け屋敷」と呼ばれサツキとメイたちが懸命に片付けた草壁家の家ですが、これは実在します。ただモデルになった家というわけではなくとなりのトトロの世界観を再現した施設で、愛知県の愛・地球博記念公園内に建っています。2022年6月現在は工事のため休業中です。

映画となりのトトロの制作秘話や舞台を紹介します。サツキとメイの家があるのと同様、トトロの森も存在します。これは埼玉県狭山丘陵にある森で、トトロの森のモデルの一つであると言われています。自然保護活動をする「公益財団法人トトロのふるさと基金」によって保護されています。それでは次にとなりのトトロの都市伝説について紹介します。

映画となりのトトロの魅力やあらすじを紹介したところで、次に都市伝説を紹介します。となりのトトロには多くの都市伝説が存在し、となりのトトロが地上波で放送されるたびにしばしば話題になります。ここではそんなとなりのトトロの都市伝説を7つ紹介しますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

となりのトトロの都市伝説を紹介します。1つ目に紹介するのは、メイが行方不明になって近所の人が捜索中に川から見つかったサンダルがメイのもので、メイは溺死しているのではないかという都市伝説です。実際に比較してみるとメイのサンダルは甲部分の紐が並行になっているのに対して川のサンダルはクロスしているため、二つのサンダルは別物でありこの都市伝説は間違いであると言えます。

となりのトトロの都市伝説を紹介します。２つ目に紹介するのは物語の後半でサツキとメイの影がないため、2人はすでに死んでいるのではないかという都市伝説です。しかしこれはジブリ広報部から公式に否定されており、作画上で不要と判断されたからという理由が明かされています。太陽が高くなると影は短くなるため、真昼間に影がなくなったという時間経過を表現する演出でした。

となりのトトロの都市伝説を紹介します。３つ目に紹介するのは、迷子になったメイが座り込んでいるシーンで背後に映るお地蔵さんにメイの名前があるという都市伝説です。しかしこれは実際の映像では名前は彫られていないため、この都市伝説は偽りであると言えます。

となりのトトロの都市伝説を紹介します。4つ目に紹介するのはとなりのトトロのラストシーンで病院にきたサツキとメイが母親に会わないのは死亡しているからではないかという都市伝説です。この都市伝説が生まれた理由は頑なに会いに行きたがったメイがこっそりトウモロコシだけ置いて帰ったことに違和感を覚えた視聴者が多かったからだと推測されます。またこの都市伝説ではネコバスも死者の乗る乗り物だと考えられています。

しかし上で紹介したように川にあったサンダルはメイのものではなく、影が無いのも死んでいるからではないと公式に否定されているため、メイやサツキが死んでいるというのは根拠が薄いと言えます。そのためサツキとメイが母親に会わなかったのも単純に窓から元気な姿を見て安心したからというような理由であると推測されます。

となりのトトロの都市伝説を紹介します。５つ目に紹介するのは、トトロの正体が死神なのではないかという都市伝説です。この都市伝説でトトロが死神だと言われている理由は、トトロが子どもの中でもサツキとメイにしか見えておらず、死に近い人にしか見えないのではないかと考えられているためです。またトトロのモデルが北欧の伝承に登場する凶暴な妖精の「トロール」なのではないかと考えられているためです。

しかし上で紹介したようにサツキとメイが死亡しているという説は根拠が薄く、またトトロのイメージボードなどが収録された「The art of Totoro」にて、トトロは精霊などではなく動物であるということが明かされています。そのためこの都市伝説も偽りであると言えます。

となりのトトロの都市伝説を紹介します。６つ目に紹介するのは、サツキとメイが死亡しているという説を主題歌である「となりのトトロ」の歌詞が補強しているという都市伝説です。「となりのトトロ」には子供の時にだけトトロに会えるといった意味の歌詞があります。しかし実際には子供の中でもカンタや他の子供にはトトロは見ることはできず、サツキとメイにしか見えていないことに意味があるのではないかと考えられています。

となりのトトロの都市伝説を紹介します。7つ目に紹介するのはとなりのトトロの物語は実際に起きた狭山事件をモデルに作ったのではないかという都市伝説です。狭山事件は1963年に起きた事件で、高校一年生の少女が誘拐され殺害されました。この都市伝説では「サツキ（皐月）」「メイ（May）」の名前が事件の起きた5月から付けられたと考えられています。

また被害者の少女の姉は事件後に猫のバケモノの幻覚が見えるようになったと言われており、それがネコバスのモデルなのではないかと考えられています。しかしこの都市伝説はジブリ公式から完全に否定されており、偽りであると断定できます。

ここまで紹介したようにとなりのトトロには多くの都市伝説が存在します。そしてジブリ公式はこれらの都市伝説に対して下のような見解を発表しています。となりのトトロの都市伝説は憶測によって生まれたデマであるということがわかります。

映画となりのトトロを見て、近くの人のありがたみを感じるという感想のツイートです。となりのトトロは昭和30年代の田舎を舞台にしているため近所の人同士の付き合いが深く、メイがいなくなった時などは総出で捜索に当たってくれました。カンタの祖母は引っ越しの手伝いからメイの子守まで手伝ってくれていました。

となりのトトロが大人になって観ると印象が変わるという感想のツイートです。メイは4歳と幼いうえに姉のサツキがしっかりしすぎているため、比較してわがままだという印象を持たれがちなキャラクターです。しかし大人になってみるとその子供らしさがリアルだということがわかるという感想が他にも多く見られました。

となりのトトロは大人になって観ると印象が変わるという感想のツイートです。となりのトトロは子供が観るとサツキやメイと一緒に冒険している気持ちになって楽しめ、子供がいる大人が見るとそのいじらしさに泣ける作品だということがわかります。

映画となりのトトロのあらすじ結末を簡単短めにネタバレ紹介しました。また合わせてとなりのトトロの都市伝説や魅力、舞台や声優などを紹介しました。このまとめでとなりのトトロに興味を持った方は、ぜひ見てみてはいかがでしょうか？