【スパイファミリー】アーニャの角の正体は何？髪飾りの元ネタ・モデルを考察

『次にくるマンガ大賞Webマンガ部門』などの賞を受賞し、人気がさらに加速する『スパイファミリー』。そんな『スパイファミリー』に登場するアーニャはかわいいととても人気高いキャラクターです。『スパイファミリー』に登場するアーニャとは一体どのようなキャラクターなのでしょうか？まずは『スパイファミリー』の作品情報とアーニャのプロフィールをチェックしてみましょう。

『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』とは、2014年9月から集英社が配信している『週刊少年ジャンプ』のアプリケーションおよびウェブサイトの『少年ジャンプ+』にて2019年3月から現在も隔週月曜日に連載中の漫画です。作者は遠藤達哉で、遠藤達哉にとって『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』は3作目の連載作品です。

『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』は少年ジャンプ+史上初めて1話でコメント数が2000を超え、5話公開までに総閲覧数が300万を突破した作品で、少年ジャンプ+の看板作品とされています。そんな『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』ですから、1巻は発売から即重版がかかり、22日目で発行部数30万部を突破しました。

東西の間に鉄のカーテンが下りて十余年、隣り合う東国（オスタニア）と西国（ウェスタリス）の間には仮初の平和が成り立っていました。そんな中、西国から東国に送られた凄腕スパイ・黄昏は、東国の政治家ドノバン・デズモンドと接触するため、偽装家族を作ってデズモンドの息子が通う名門イーデン校に養子を入学させる任務オペレーション〈梟〉（ストリクス）を命じられます。

これを機に、スパイの男『黄昏（たそがれ）』と殺し屋の女『いばら姫』、超能力者の少女『被験体007』の赤の他人だった3人が『仮初の家族』を築き、「家族としての普通の日常」を送るために日々のトラブルと奮闘して行きます。

アーニャ・フォージャーは、ある組織の実験体「被検体007」として生み出された少女です。他人の心が読める超能力やテレパシー能力を持っており、他人の思考の映像や心の声を見聞きできます。推定4、5歳だが、イーデン校の入学条件を満たすため6歳を自称しています。

『スパイファミリー』に登場するアーニャは、個性豊かなキャラクターが多数登場する『スパイファミリー』の中でも特に人気のキャラクターです。そんなアーニャですから、アーニャをパッケージにプリントしたデザインのアポロがローソンにて2022年4月12日にコラボ販売されました。

こちらのアーニャデザインのアポロチョコは、アポロチョコ4箱と『オリジナルマグネットシート』1枚を入れたセット商品として販売されています。マグネットシートは全2種類となっており、アーニャが通うイーデン校の制服姿と私服姿です。また、アーニャの頭についている角のような髪飾り部分はアポロとなっており、いつもとは違ったかわいらしいアーニャが楽しめると人気です。

無邪気な姿が可愛すぎると人気を集めている『スパイファミリー』のアーニャ。そんなアーニャは何故か、頭に黒い角のようなものをつけています。この『角』の正体は一体何なのでしょうか？また、アーニャの頭の角はいつからついているのでしょうか？お次は、『スパイファミリー』・アーニャの頭についている角の正体は一体何なのか調査してみましょう。

アーニャの頭についている角の正体が一体何なのか調査する前に、そもそもアーニャの角はいつからついているのか調査してみましょう。アーニャの初登場シーンは、ロイドが孤児院にて子供を引き取りにきた際でした。ロイドがアーニャと出会った時にはすでに、アーニャの頭に角がついていました。

初登場時からアーニャの頭には謎の角が生えていたため、アーニャの角は生まれつき存在するのかと思っていた方も多いようでしたが、実はアーニャの頭に角がついていないシーンが過去にあったようでした。それが、ロイドとアーニャが出会った孤児院に来る前、ある施設で過ごしていた時のアーニャ回想シーンでした。

こちらのシーンでは現在頭についている黒い角のようなものはついておらず、髪の毛をくるくるとお団子にして2つの角のようなヘアスタイルにしていました。つまり、アーニャの頭についている角は、生まれつきついているものではなく、髪飾りだということがわかります。

アーニャは他人の心が読める超能力やテレパシー能力を持っています。アーニャが超能力を使用する際には「パシッ」と音がするシーンがあるのですが、本当の能力はより強いもので、アーニャの頭についている角は超能力を制御するための装置ではないかと思われているようです。

アーニャの頭についている角は「髪飾り」「超能力を制御するための装置」などと言われる一方で、生き物ではないかと予想する方もいるようです。というのも、のちに詳しく説明しますがアーニャの角の元ネタ・モデルとなったとされている『煉獄のアーシェ』とアーニャが関係しているのではないかという声からです。

『煉獄のアーシェ』に登場するアーシェは、体内に虫（寄生虫）が潜んでいるようで、幻覚を見せる魔女と呼ばれる病気を患っています。アーシェもアーニャと同じように黒い三角の角がついていることから、アーニャも体内に生物を飼っていて、それが表に一部突出したものではないかと予想している方もいるようでした。

『スパイファミリー』・アーニャの頭についている角は髪飾りだという見解もあれば、制御装置や生き物などといった何か理由があるのではと予想する方も少なくないようです。しかし、実はアーニャの角には元ネタ・モデルがいるようです。

今となってはアーニャのトレードマークともいえるつのですが、角の元ネタ・モデルとなった正体はいったいなんだったのでしょうか？お次は、『スパイファミリー』・アーニャの髪飾りの元ネタ・モデルについてチェックしてみましょう。

『スパイファミリー』・アーニャの髪飾りの元ネタ・モデル1つめは、『煉獄のアーシェ』です。『煉獄のアーシェ』はSQ2014年7月号に掲載された遠藤達哉の読み切りです。こちらの漫画は、魔女狩りが横行する世界で、帯剣の修道士ベルと病院の里子アーシェが織り成すゴシックファンタジーです。

そんな『煉獄のアーシェ』に登場するアーシェは、アーニャのモデル・元ネタとされているのは、アーニャとアーシェの見た目がそっくりなことや超能力と魔女の設定などからです。アーシェもアーニャと同様、ピンクのふわふわとした髪型が特徴です。

そして頭にはアーニャと同じような黒い角が左右についています。このことから『スパイファミリー』に登場するアーニャの髪飾りの元ネタ・モデルとなっているアーシェですが、2人の性格は正反対です。アーニャは無邪気でコロコロと表情が変わりますが、アーシェはあまり表情が変わらず、掴みにくい人物です。

ちなみに、『スパイファミリー』に登場するアーニャの元ネタ・モデルとなっている『煉獄のアーシェ』ですが、直接的なつながりはないようです。とはいえ、見た目がそっくりなので、アーニャが大きくなったらアーシェのような美人になるのかもしれないと想像できて楽しいですね。

『スパイファミリー』・アーニャの髪飾りの元ネタ・モデル2つめは、『石に薄紅、鉄に星のミーシェ』です。『石に薄紅、鉄に星』は、SQ.C2017年Springに掲載された遠藤達哉の読み切りです。こちらの漫画には、ミーシェというアーニャのように幼い女の子が登場します。

このアーシェという少女はアーニャのモデルになっていると考えられており、遠藤達哉が、少女漫画家・槙ようこの『愛してるぜ、ベイベ』に登場するゆずゆに影響され、幼い子供を描こうとしたきっかけと言われています。ミーシェはアーニャやアーシェのように頭に角はついていませんが、無邪気で可愛らしい女の子っぷりはアーニャにそっくりです。

『スパイファミリー』・アーニャの角の正体や、髪飾りの元ネタ・モデルとなった人物についてはわかりましたが、まだまだアーニャには様々な魅力が隠されています。アーニャの正体は一体何なのでしょうか？また、辛い過去があるようですが、どんな過去なのでしょう？お次は『スパイファミリー』・アーニャの正体や過去についてチェックしてみましょう。

『スパイファミリー』に登場する主要キャラは何らかの能力を持っている人物が多いですが、アーニャは何者かというと、心を読むことが出来る超能力者です。アーニャにこのような超能力がある理由は、とある組織の実験により偶然生み出されたものでした。そんな超能力を持つアーニャは、様々な人の声が聞こえてしまうため人混みが苦手なようです。

現在はヨルが母親となっていますが、アーニャには本当のお母さんの記憶があるのか気になっている読者も多いようです。イーデン校の入試面接で、意地悪な面接官に「じゃあ今のママと前のママどちらが高得点だ？」とひどい質問をされました。

その際、アーニャは涙を流していたので本当のお母さんの記憶があるのかもしれません。しかしその一方で、本当のお母さんを覚えておらず泣いてしまったのかも、お母さんを覚えているけれども理由があって会えないことへの寂しさからくる涙とも考えられます。現段階ではアーニャに本当のお母さんの記憶があるかどうか不明となっているのでそのうち明らかになることを期待しておきましょう！

とある組織の実験により生み出されたアーニャですが、『お勉強』ばかりの生活に嫌気が差して逃亡してしまいました。この組織でアーニャがお絵かきをしたいと言っても勉強を強いられるだけではなく、理不尽な罰を与えられたり辛い思いをしていました。そんな毎日に嫌気がさして逃亡して以来、自らを「アーニャ」と名乗り、能力を隠しながら施設や里親を転々としています。

『スパイファミリー』の超かわいいキャラクターといえばアーニャです。そんな『スパイファミリー』に登場するアーニャに対して、世間の人々は一体どのような感想や評価を抱いているのでしょうか？最後に、『スパイファミリー』に登場する人気キャラクター・アーニャに対する世間の人々の感想や評価をチェックしてみましょう。

こちらの方は『スパイファミリー』のアーニャに対して「アーニャって実はビジュアル、性格、あらゆる面においてアニメキャラとしてガチ優秀だと思う」とツイートしています。様々なアニメ作品があり、多くのキャラクターが存在しますが、そんな中でもアーニャは見た目も中身もあらゆる面において優秀だと絶賛する方もいました。

こちらの方は『スパイファミリー』のアーニャに対して「アーニャちゃん気になりすぎてスパイファミリーのアニメ見初めてみた。めちゃめちゃ面白い、可愛いのはアーニャちゃんだけじゃなかった、ご家族みんな愛おしい……」とツイートしています。アニメ放送前からかわいいと話題になっていたアーニャが気になりアニメを見始めた方も多いようで、アーニャをはじめとするフォージャー家みんなが愛おしいと評価する声もありました。

こちらの方は『スパイファミリー』のアーニャに対して「スパイファミリーみて思ったが、ようアーニャは性格拗れんな…。人の心を読める、ということは負の面も読めてしまう、ということだから、性格捻じれても不思議ではないのに。」とツイートしています。アーニャは超能力で人の心を読めるので性格が捻れてもおかしくありませんが、拗れずに素直なままの性格であることを評価している方もいました。

『スパイファミリー』・アーニャの角の正体・髪飾りの元ネタ・モデルについてのまとめはいかがでしたか？『スパイファミリー』に登場するアーニャの頭には、黒い三角の角が左右についているのですが、この角の正体は、髪飾りであることがわかりました。

そしてこちらの髪飾りの元ネタ・モデルとなっているのは、『スパイファミリー』作者・遠藤達哉の過去作品・『煉獄のアーシェ』に登場するアーシェの髪飾りだと言われているようでした。そんなアーニャは、見た目『煉獄のアーシェ』のアーシェに、性格は『石に薄紅、鉄に星』のミーシェに似ていると言われているので、気になる方はこちらの作品についてもぜひ一度チェックしてみてくださいね。