【となりのトトロ】お母さんの病気は結核?その後退院?妊娠説や最後の赤ちゃんも調査

『となりのトトロ』に登場するメイとサツキのお母さんは入院していますが、入院理由は結核の病気だった説や妊娠説など、視聴者によって様々な考察をしているようです。お母さんの病気は結核だったのでしょうか?また、最後に登場する赤ちゃんの登場によって浮上した妊娠説が濃厚…?今回は、『となりのトトロ』に登場するメイとサツキのお母さんの入院説が結核の病気だった説や妊娠説、その後お母さんは無事に退院したのかについて調査してみました。

【となりのトトロ】お母さんの病気は結核?その後退院?妊娠説や最後の赤ちゃんも調査のイメージ

目次

  1. となりのトトロのお母さんとは?
  2. となりのトトロのお母さんの病気は結核?退院した?
  3. となりのトトロのお母さんがサツキの髪をとかした理由
  4. となりのトトロのお母さんのアニメ声優
  5. となりのトトロのお母さんに関する感想や評価
  6. となりのトトロのお母さんまとめ

となりのトトロのお母さんとは?

『となりのトトロ』に登場するメイとサツキのお母さんといえば、優しそうでどこか儚げな美しさがあります。そんな『となりのトトロ』に登場するお母さんとは一体どのような人物なのでしょうか?先ずは、『となりのトトロ』の作品情報と、お母さんのプロフィールについてチェックしてみましょう。

となりのトトロの作品情報

となりのトトロの概要

『となりのトトロ(英題:My Neighbor Totoro)』は、スタジオジブリが制作する長編アニメーション映画です。日本では1988年4月に公開され、香港では1988年7月に、中国では1992年と2018年12月に公開され、アメリカでは1993年5月に、フランスではでは1999年12月に、イタリアではでは2009年9月に公開されました。

昭和30年代前半の埼玉県所沢市を舞台にしたファンタジーである『となりのトトロ』の脚本や監督を務めたのは、多くのジブリ映画を手がけては大ヒットを飛ばしている宮崎駿です。そんな『となりのトトロ』のキャッチコピーは、『「このへんな生きものは まだ日本にいるのです。たぶん。」、純粋な気持ちいつまでも』です。

となりのトトロのあらすじ

『となりのトトロ』のストーリーは、母・草壁靖子の療養のために父・草壁タツオと一緒に小学6年生のサツキと4歳のメイが初夏の頃、農村へ引っ越してきたところから始まります。サツキやメイたちの引越し先は小さな黒いオバケが沢山住んでおり、二人はワクワクしていました。ある日、メイが自宅の庭で遊んでいた所、不思議な生き物を見つけました。

メイが不思議な生き物を追いかけて森に入ると、そこには大きな生き物が寝転んでいました。メイは怖がることなく、大きな生き物に近づいていき、名を尋ねました。これがメイとトトロの出会いでした。メイはサツキと父にもトトロを見せようとするがなかなか会えずにい他のですが梅雨の季節となったある夜にサツキとメイが雨の中、父の帰りをバス停前で待っていると頭に葉っぱを乗せたトトロが現れ…。

お母さんの年齢や名前

『となりのトトロ』に登場するメイとサツキのお母さんの名前は、草壁靖子(くさかべやすこ)です。お母さんの年齢について調査してみましたが、明かされていませんでした。しかし、夫のタツオが32歳であることやお母さんは学生結婚したとのことで、20代後半〜30歳前後くらいの年齢ではないかと考えられています。

となりのトトロ - スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI

となりのトトロのお母さんの病気は結核?退院した?

『となりのトトロ』に登場するメイとサツキのお母さんは入院しているようですが、お母さんの病気が結核ではないかと予想している方もいるようです。また、その一方でお母さんは妊娠して入院しているという予想もあるようです。

お母さんの入院理由は結核などの病気なのでしょうか?それとも妊娠中のなんらかのトラブルでの入院?また、その後無事に退院できたのでしょうか?お次は、『となりのトトロ』に登場するメイとサツキのお母さんの入院説が結核の病気だった説や妊娠説、その後退院したのかについてチェックしてみましょう。

お母さんの入院理由・病気は結核?

考察①田舎の病院に入院している理由

『となりのトトロ』のお母さんの病気は結核?退院した?考察1つめは、『田舎の病院に入院している理由』です。闘病中のお母さんは、田舎の入院に入院しています。入院療養中の母の病院の近くであり、空気のきれいな所で暮らそうと、お父さんやサツキ・メイは引っ越してきています。

このことから田舎の空気が切れない病院にお母さんが入院していることがわかります。なぜ田舎の病院に入院しているのかというと、お母さんは結核を患っており、肺を休ませるためや免疫力低下による合併症を防ぐために空気が綺麗な田舎の病院に入院していたのではないかと考えられています。

考察②七国山病院のモデルとなった病院

『となりのトトロ』のお母さんの病気は結核?退院した?考察2つめは、『七国山病院のモデルとなった病院』です。『となりのトトロ』に登場するメイとサツキのお母さんが入院している病院は『七国山病院』という病院です。そんな『七国山病院』のモデルとなった病院が実在しているようです。

『となりのトトロ』に登場するメイとサツキのお母さんが入院している『七国山病院』のモデルとなった病院は、東京東村山市八国山にある『新山手病院』です。この、『新山手病院』は、結核治療の患者さんを積極的に受け入れていた病院だったそうです。これが、『となりのトトロ』のお母さんの病気が結核ではないかという説が浮上するきっかけでした。

また、『新山手病院』の公式ホームページでは、「公益財団法人結核予防会新山手病院は、昭和14年に開設された結核療養所「保生園」を前身としています。」「結核の治療には清爽なる環境が欠かせないため、多くの療養所は郊外の人里離れた場所を選んで設立されました。」と説明しています。

つまり、『となりのトトロ』に登場するメイとサツキのお母さんが入院している『七国山病院』のモデルとなった病院の『新山手病院』は結核患者が治療しやすい環境に病院が設立されていること、そして結核療養所『保生園』を前身としているため、多くの方は『となりのトトロ』に登場するメイとサツキのお母さんの病気も結核だったのではないかと予想したようです。

考察③結核で入院していてお見舞いはできる?

『となりのトトロ』のお母さんの病気は結核?退院した?考察3つめは、『結核で入院していてお見舞いはできる?』です。今ではそこまで危険な病気ではないとされている結核ですが、『となりのトトロ』の時代設定である昭和30年頃は、結核は死亡率が高い病気でした。

結核に感染してしまうと、長期入院しなければならず、当時は特効薬もなかったそうです。さて、結核というと結核菌に感染することによって発症する病気です。結核は、肺に感染して症状を引き起こすことが多いため、咳や痰などが主要症状として知られています。

ここで気になるのが、結核で入院しているのにお見舞いはできるのかということです。結論からお話しすると、サツキやメイ・お父さんは、お母さんのお見舞いで病院に訪れているので、結核で入院していてもお見舞いは可能です。

結核は感染初期の方が感染力が強いため、入院後最初の2~3週間を過ぎれば、お見舞いにいけるようになるそうです。お見舞いが可能になったとしても、患者はその後も治療が必要ですが、周囲に移す恐れはなくなるようです。つまり、サツキやメイ、お父さんがお母さんのお見舞いに行けたことを考えると、お母さんは結核にかかってしばらく経っていたことがわかります。

お母さんの入院理由は妊娠?最後の赤ちゃんとは?

『となりのトトロ』のお母さんは結核の病気で入院していたという説がある一方で、お母さんの入院理由は妊娠していたからだという説もあるようです。これについて調査すると『最後の赤ちゃん』というワードが目につきました。

『最後の赤ちゃん』とは、『となりのトトロ』のストーリー最後に流れるエンドロールで青い服を着た赤ちゃんが登場したことについてでした。最後に流れるエンドロールでは、メイが青い服を着た赤ちゃんと手を繋いでいたり、メイがお弁当を食べている横でニコッとしながら名を見つめている赤ちゃんが登場しています。

このことから、お母さんは病気や結核ではなく妊娠していたため、入院していたのではないかという声もありました。しかし、妊娠中に入院するとなれば、母子に何らかの異常があった際か出産後、または計画分娩のケースが主です。

お母さんがストーリーの中で登場した際にもお腹が大きい様子はありませんでしたので、妊娠中の可能性は低そうです。もしも赤ちゃんを妊娠していたとすると、まだお腹が大きくなってくる前の時期、もしくは出産後母子別室のパターンが考えられます。出産後であれば母子別室とはいえ、お見舞いの際に赤ちゃんが登場しても良さそうなので、妊娠出産での入院説はあまり濃厚ではなさそうです。

お母さんは妊娠中に結核になった?

最後に流れるエンドロールで、メイと手を繋いでいる赤ちゃんが登場することから、お母さんは病気や結核で入院したのではなく妊娠で入院したという説がありますが、妊娠中にその後結核になってしまったのではないかと予想する方もいました。妊娠中にも結核に感染する可能性はあります。

もしも出産時にお母さんが肺結核を発病していると、新生児に結核を感染させる危険が生じます。しかし、妊娠中に治療することも可能ですから、妊娠中に治療をしていれば赤ちゃんが生まれた時に感染性が低下するそうです。最後にメイと手を繋いだ赤ちゃんが登場することと、前述したことからお母さんは妊娠中に結核になって入院していたという風に考える方もいるようでした。

お母さんはその後退院した?

当時結核は不治の病だったので、お母さんがその後無事に退院できたのかどうか気になるところですが、最後に流れるエンドロールではお母さんが退院している姿が登場しています。このことから、お母さんは無事にその後退院したことがわかり、ホッとした方も多いようでした。

また、『となりのトトロ』の最後に流れるエンドロールで、サツキとメイのお母さんが退院したシーンで赤ちゃんを抱いている様子はなかったので、お母さんが妊娠・出産説は、やはり低いものと考えられるようになったそうです。

Thumb【となりのトトロ】お父さんの声優は糸井重里!棒読みで下手?抜擢された理由は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

となりのトトロのお母さんがサツキの髪をとかした理由

その後無事に退院でき、視聴者をホッとさせた『となりのトトロ』のお母さん。そんなお母さんがまだ入院中、サツキの髪をとかしてあげるシーンがありました。お母さんがサツキの髪をとかした理由は一体なぜなのでしょうか?お次は、『となりのトトロ』でお母さんがサツキの髪をとかした理由についてチェックしてみましょう。

お母さんがサツキの髪をとかすシーン

お母さんのお見舞いに訪れたサツキ。そんなサツキは近状を話します。たくさんの話を聞いた後、サツキをベッドに座らせ、お母さんはサツキの髪をとかしてあげました。サツキはお母さんに髪をとかしてもらっている時、とても気持ち良さそうで嬉しそうな表情をしていました。

お母さんがサツキの髪をとかす目的

お母さんがサツキの髪をとかす目的は、サツキを甘やかせるためでした。サツキは思った通りのわがままが言えてしまう、幼い妹のメイとは違って、寂しくても弱音を吐かずに家事などのお母さん役もこなしていました。そんな日常生活の中で甘えられる人がいないサツキを甘やかせるためにお母さんは髪をといてあげたようです。

このシーンは制作スタッフの実体験が元となっているそうです。制作スタッフの母も、サツキのお母さんと同じようで病気だったそうで、病床で話をしながら髪をとかしてくれたそうです。この体験が制作スタッフの方にとってはとても心の支えになったようです。

Thumb【となりのトトロ】大トトロ・中トトロ・小トトロに名前はある?年齢や大きさは? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

となりのトトロのお母さんのアニメ声優

『となりのトトロ』に登場するメイとサツキのお母さん役を演じた声優とは一体どのような方だったのでしょうか?お次は、『となりのトトロ』に登場するメイとサツキのお母さん役を演じたアニメ声優のプロフィールや主な出演作品・演じたキャラクターなどについてチェックしてみましょう。

島本須美のプロフィール

  • 本名:越川須美(こしかわすみ)(旧姓:島本)
  • 出身地:高知県高知市
  • 生年月日:1954年12月8日(67歳)
  • 血液型:A型
  • 身長:160センチ
  • 職業:声優、女優、ナレーター
  • 事務所:フリー
  • 活動期間:1979年〜(声優活動)、1970年代〜(俳優活動)

島本須美の主な出演作品や演じたキャラ

『となりのトトロ』に登場するメイとサツキのお母さん役を演じたアニメ声優・島本須美の主な出演作品や演じたキャラは、『もののけ姫』のトキや『風の谷のナウシカ』のナウシカ、『ルパン三世カリオストロの城』のクラリス・ド・カリオストロ、『それいけ!アンパンマン』シリーズのしょくぱんまんなどが挙げられます。

Thumb【となりのトトロ】ネコバスの行先一覧!「墓道」という場所や都市伝説を考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

となりのトトロのお母さんに関する感想や評価

病気で入院中だという『となりのトトロ』のお母さん。そんな『となりのトトロ』に登場するお母さんに対して、世間の人々は一体どのような感想や評価を抱いているのでしょうか?最後に、『となりのトトロ』に登場するお母さんに対する世間の人々の感想や評価をチェックしてみましょう。

こちらの方は『となりのトトロ』に登場するお母さんに対して「てか、子どもってお母さんが病気で離れるとこんな気持ちになるんだ…泣ける。産後1週間以外はワンオペ育児で一度倒れて入院も勧められたりしたけど、母、無理しない、絶対!」とツイートしています。『となりのトトロ』のお母さんを見て、無理しないと心に決めたママさんもいるようでした。

こちらの方は『となりのトトロ』に登場するお母さんに対して「トトロ何十回もみてんのに、お母さんが調子悪くて一時退院できないってところがめちゃくちゃ切なくて今号泣しながら見てる」とツイートしています。お母さんが一時退院できずに延期になってしまったシーンには、思わず涙してしまう方も少なくないようでした。

こちらの方は『となりのトトロ』に登場するお母さんに対して「トトロの舞台が1950年代の日本と考えると結核で療養してたお母さんが退院できて本当に良かったなあと思う。」とツイートしています。当時の結核は死亡率が高く、特効薬もなかったので、お母さんが無事に退院できて本当に良かったと喜びの声をネット上に寄せている方もいました。

Thumbとなりのトトロの聖地巡礼まとめ!舞台となった所沢・松郷やモデルスポットを紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

となりのトトロのお母さんまとめ

『となりのトトロ』のお母さん入院説・その後についてのまとめはいかがでしたか?メイとサツキのお母さんは病気で入院しているようでしたが、その入院理由は明確にされていないものの、結核で入院している説が濃厚となっているようでした。その後は無事に退院して子供たちと幸せそうにしていたので、良い結末となりホッとした方も多いようでした!心温まる『となりのトトロ』、ぜひご覧くださいね。

Thumb【となりのトトロ】中トトロの名前・年齢は?どんぐりを落とす名シーンも紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ