【となりのトトロ】お父さんの声優は糸井重里!棒読みで下手?抜擢された理由は?

『となりのトトロ』でサツキとメイのお父さん(草壁タツオ)役声優を担当したのは、コピーライターの糸井重里でした。声優ではない糸井重里がお父さん役の声優に抜擢された理由は一体なぜだったのでしょうか?やはり本職の声優ではないため、糸井重里の演技は棒読みで下手という意見も多かったようですが…?そこで今回は、『となりのトトロ』でお父さん役を演じた声優・糸井重里が抜擢された理由などについて調査してみました!

【となりのトトロ】お父さんの声優は糸井重里!棒読みで下手?抜擢された理由は?のイメージ

目次

  1. となりのトトロのお父さんとは?
  2. となりのトトロのお父さんの声優は糸井重里
  3. となりのトトロのお父さんの声優・糸井重里が抜擢された理由
  4. となりのトトロのお父さんの名前や仕事
  5. となりのトトロのお父さんの声優に関する感想や評価
  6. となりのトトロのお父さんの声優まとめ

となりのトトロのお父さんとは?

『となりのトトロ』の主要キャラといえば、サツキとメイです。そんなサツキとメイのお父さんも、『となりのトトロ』では欠かせないキャラクターですが、サツキとメイのお父さんは一体どのような人物なのでしょうか?まずは、『となりのトトロ』の作品情報と、サツキとメイのお父さんのプロフィールについてチェックしてみましょう。

となりのトトロの作品情報

となりのトトロの概要

『となりのトトロ(英題:My Neighbor Totoro)』は、スタジオジブリが制作する長編アニメーション映画です。日本では1988年4月に公開され、香港では1988年7月に、中国では1992年と2018年12月に公開され、アメリカでは1993年5月に、フランスではでは1999年12月に、イタリアではでは2009年9月に公開されました。

昭和30年代前半の埼玉県所沢市を舞台にしたファンタジーである『となりのトトロ』の脚本や監督を務めたのは、多くのジブリ映画を手がけては大ヒットを飛ばしている宮崎駿です。そんな『となりのトトロ』のキャッチコピーは、『「このへんな生きものは まだ日本にいるのです。たぶん。」、純粋な気持ちいつまでも』です。

となりのトトロのあらすじ

『となりのトトロ』のストーリーは、母・草壁靖子の療養のために父・草壁タツオと一緒に小学6年生のサツキと4歳のメイが初夏の頃、農村へ引っ越してきたところから始まります。サツキやメイたちの引越し先は小さな黒いオバケが沢山住んでおり、二人はワクワクしていました。ある日、メイが自宅の庭で遊んでいた所、不思議な生き物を見つけました。

メイが不思議な生き物を追いかけて森に入ると、そこには大きな生き物が寝転んでいました。メイは怖がることなく、大きな生き物に近づいていき、名を尋ねました。これがメイとトトロの出会いでした。メイはサツキと父にもトトロを見せようとするがなかなか会えずにい他のですが梅雨の季節となったある夜にサツキとメイが雨の中、父の帰りをバス停前で待っていると頭に葉っぱを乗せたトトロが現れ…。

お父さんのプロフィール

『となりのトトロ』に登場するサツキとメイのお父さんは、草壁タツオと言います。寝坊癖があるなど少しおっちょこちょいで頼りないものの、優しくて落ち着きがある性格です。お化け屋敷に住むのが小さいときから夢だったと語tたり、トトロと出会ったサツキとメイの話を信じるなど、子供心を忘れない純粋な心の持ち主です。

となりのトトロ - スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI

となりのトトロのお父さんの声優は糸井重里

『となりのトトロ』に登場するサツキとメイのお父さん役声優を務めた方は一体どんな方かというと、糸井重里です。『となりのトトロ』お父さんの声優役を務めた糸井重里とは一体どんな人物なのでしょうか?お次は、『となりのトトロ』でお父さん役(草壁タツオ)の声優を務めた糸井重里のプロフィールや棒読みで下手と言われている演技力についてチェックしてみましょう。

糸井重里のプロフィール

『となりのトトロ』でお父さん役(草壁タツオ)の声優を務めた糸井重里は1948年11月10日生まれのコピーライター・エッセイスト・タレント・作詞家です。それと同時に糸井重里は、株式会社ほぼ日代表取締役社長、株式会社エイプ代表取締役、フィールズ株式会社社外取締役という華麗なる肩書きも複数持っています。そんな糸井重里の妻は女優の樋口可南子です。

糸井重里の演技力は?棒読みで下手?

『となりのトトロ』でお父さん役(草壁タツオ)の声優を務めた糸井重里ですが、演技が棒読みで下手という声が多く挙げられていたそうです。それもそのはず。糸井重里の本業はは声優ではありませんので、「演技力がない」「棒読みで下手」と言われても仕方ないものです。しかし、棒読みで下手だと酷評する方もいれば、「優しい声に癒される」「親しみやすくて素敵なお父さん」と好印象を抱いた方も多くいらっしゃいました。

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となりのトトロのお父さんの声優・糸井重里が抜擢された理由

声優ではないはずの糸井重里が『となりのトトロ』でお父さん役を演じたことで、「棒読み」「演技下手」などと厳しい声が挙げられたことも現状です。しかし、「棒読み」「下手」などと言われながらも糸井重里が声優に抜擢されたのには、ある理由がありました。

一体どのような理由・経緯があって、声優でもない糸井重里が『となりのトトロ』でお父さん役を演じることになったのでしょうか?お次は、「棒読み」「演技下手」などと言われながらも糸井重里が『となりのトトロ』でお父さん役に抜擢された理由についてチェックしてみましょう。

理由①宮崎駿監督の鶴の一声

棒読みで下手と不評な『となりのトトロ』お父さんの声優・糸井重里が抜擢された理由1つめは、『宮崎駿監督の鶴の一声』です。コピーライターとして活躍していた糸井重里は、『となりのトトロ』のキャッチコピーを担当することになり、その打ち合わせでスタジオジブリに訪れていました。その際、糸井重里は娘を連れて打ち合わせに訪れていたそうです。

これまでに『となりのトトロ』のお父さん役のオーディションもされていましたが、宮崎駿監督はどの方もピンと来ていなかったようです。お父さん役を決定することが難航していた際、宮崎駿監督は音響監督の斯波重治に「糸井さんはどうですか?」と提案したそうです。声優ではなく、コピーライターの糸井重里を宮崎駿監督が推したことには理由がありました。

宮崎駿監督はサツキとメイのお父さん役には『子供と友達でいられるお父さん』を条件としていたそうで、キャッチコピーの打ち合わせ時に娘と接していた糸井重里の姿が、サツキとメイのお父さん役として近く感じ、印象として残っていたようです。その結果、サツキとメイのお父さんは子供たちの気持ちを尊重するお父さんとして、宮崎駿監督のイメージに近いものとなりました。

コピーライターとしてキャッチコピーの打ち合わせに来ていた糸井重里が声優に抜擢されたことに当時、世間は驚きを隠せなかったようです。確かに糸井重里は声優が本業ではないので、演技が上手いとは言えないのかもしれませんが、メイやサツキとの会話シーンでは、ほっこりと心温まる優しいお父さんらしい演技を見せてくれました。

理由②宮崎駿監督は本職の声優をあまり使わない

棒読みで下手と不評な『となりのトトロ』お父さんの声優・糸井重里が抜擢された理由2つめは、『宮崎駿監督は本職の声優をあまり使わない』です。『となりのトトロ』をはじめ、多くのジブリ作品を手掛ける宮崎駿監督ですが、実は宮崎駿監督は本職の声優をあまり起用しないことで有名です。

そのため、ジブリファンたちの間では『となりのトトロ』でお父さん役に抜擢された糸井重里が声優ではなく、コピーライターだったことも不思議ではないようでした。宮崎駿監督が声優業の方をあまり起用しないことには理由があるようです。

それは宮崎駿監督がプロの声優の声が苦手ということもあるようです。プロの声優となれば、非常に高い演技力で私たちを魅了してくれるのですが、宮崎駿監督が思い描いているキャラクターは高い演技力を持つキャラクターではなく、自然な感じ、もっと砕いていうと『普通』な感じを重用しているようです。宮崎駿監督曰く、プロの声優は注文通りの演技が出来てしまうため、それが嘘に見えるのが嫌なんだとか。

そのため、本職の声優をあまり起用しないみたいです。実際に、『となりのトトロ』のお父さん役はコピーライターの糸井重里でしたが、『風立ちぬ』で主役の声優に抜擢されたのは、『新世紀エヴァンゲリオン』や『彼氏彼女の事情』などのアニメ監督・庵野秀明でした。『風立ちぬ』のキャスティング発表された際には世間が思わずざわついていましたが、演技力よりも優先するものがあるという宮崎駿監督のこだわりを感じます。

理由③宮崎駿監督が求めるものは演技力ではない

棒読みで下手と不評な『となりのトトロ』お父さんの声優・糸井重里が抜擢された理由3つめは、『宮崎駿監督が求めるものは演技力ではない』です。このように、宮崎駿監督は演技力の高さを優先しているわけではないことがわかります。

『ジブリの教科書3』の宮崎駿監督と糸井重里対談によると、プロの声優さんだと子供を大切に想うあったかいお父さん、つまり『理想のお父さん像』になってしまうと宮崎駿監督は考えました。プロの声優たちはどうしても、子供のことを全面的に理解しているお父さんになりすぎちゃうと思ったようです。

宮崎駿監督がサツキとメイのお父さんに求めたものは、『あったかい理想のお父さん』ではなく、娘たちとは友達同士のような関係のお父さんでした。そして、まだ若いため完璧なお父さんではなく、どこか不器用なお父さんを求めていました。

実際に、糸井重里の声はお父さんさんっぽくないと宮崎駿監督も感じていたそうです。それだけではなく、「教科書的なおとうさんとしては失格っていう感じすらする。ちょっと不安定で、世慣れていない。」とも述べていました。宮崎駿監督は演技力の高さよりも声優ではない不安定さが必要だったと考えていたようです。

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となりのトトロのお父さんの名前や仕事

『となりのトトロ』に登場するサツキとメイのお父さん。そんなお父さんの名前は草壁タツオというようですが、年齢や仕事はどのようなものとなっているのでしょうか?お次は、『となりのトトロ』に登場するサツキとメイのお父さん・草壁タツオの年齢や仕事などについてチェックしてみましょう。

お父さんの名前は草壁タツオ!年齢は?

『となりのトトロ』に登場するサツキとメイのお父さんの名前は『草壁タツオ』と言います。そんなサツキとメイのお父さんである草壁タツオは大人であるため、トトロに会えていません。そこで気になるのが、サツキとメイのお父さん・草壁タツオの年齢です。

『となりのトトロ』に登場するサツキとメイのお父さんである草壁タツオの年齢を調査してみたところ、32歳であることがわかりました。サツキの年齢が12歳であるため、草壁タツオが20歳の時にサツキが生まれたようです。

お父さんの仕事

『となりのトトロ』に登場するサツキとメイのお父さん・草壁タツオの仕事は何か気になっている方は多いようでした。そこでお父さんの仕事について調査してみたところ、草壁タツオは大学の非常勤講師と中国語の翻訳、考古学者と3つも仕事をしているようです。

非常勤講師であるため、年収は高いとは言えないでしょうが、2人の娘と病気の妻を養うために翻訳の仕事をしているようです。また、考古学者としては縄文時代に農耕があったという自分の仮説を立証するための研究を続けているようです。その証拠にお父さんの書斎には多くの書物がありますし、『森と農耕(II)』という書物もありました。

お父さんに似ているのはメイ?

草壁タツオはサツキ・メイという2人の娘に恵まれました。そんな草壁タツオに似ているのはどちらの子かというと、宮崎駿監督が描くイメージボードにはメイがお父さん似、サツキがお母さん似だと言われているようです。メイは熱中すると周りが見えなくなってしまいますが、そんな性格もお父さんに似ていると言われています。

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となりのトトロのお父さんの声優に関する感想や評価

コピーライターの糸井重里が演じた『となりのトトロ』のお父さん(草壁タツオ)。そんな『となりのトトロ』のとお父さん役声優・糸井重里に対して世間の人々は一体どのような感想や評価を抱いているのでしょうか?最後に、世間の人々の『となりのトトロ』のとお父さん役声優・糸井重里に対する感想や評価をチェックしてみましょう。

こちらの方は『となりのトトロ』お父さんの声優に対して「となりのトトロのお父さん役の声優いいなあ~。」とツイートしています。声優ではない糸井重里ですが、そんな素人っぽい素朴さが逆に良いと感じた方も多くいたようで、「いいな」と感じる声もたくさんありした。

こちらの方は『となりのトトロ』お父さんの声優に対して「トトロお父さんの声優、下手くそやなーっていつも思う。」とツイートしていました。『となりのトトロ』でお父さんの声優を担当した糸井重里は声優が本業ではない方なので下手くそだと、残念ながら酷評する方も少なくないようでした。

こちらの方は『となりのトトロ』お父さんの声優に対して「サツキとメイのお父さん役の人の声が何故か大好きで、素朴で自然で力の抜けたカンジの演技に耳を奪われました。今思うと、上手とは言えない演技なのかもしれませんか、なんか味ある感じの声優さんで、あの声妙に好きだったんだよな。」とツイートしています。上手とはいえない演技かもしれないけれど、素朴で自然な演技に耳を奪われたと評価する方もいました。

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となりのトトロのお父さんの声優まとめ

『となりのトトロ』・お父さんの声優まとめについてはいかがでしたか?『となりのトトロ』でサツキとメイのお父さん役を演じたのは、当時コピーライターとして活躍していた糸井重里でした。キャッチコピーの打ち合わせに娘と訪れたことがきっかけで、宮崎駿監督の印象に残り、お父さんの声優を務めることになったようでした。

しかし声優が本職ではないため、棒読みで下手という厳しい声もあったようですが、宮崎駿監督自身は演技力よりも他に求めるものがあり、糸井重里を起用したようです。賛否両論ありながらも、優しくて親しみやすいお父さん像が魅力的な糸井重里演じる『となりのトトロ』のお父さん、起用背景を知った上で今一度視聴してみるのも面白いかもしれません。

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