となりのトトロの聖地巡礼まとめ!舞台となった所沢・松郷やモデルスポットを紹介

当記事では上映開始から30年以上経っているものの、全く色褪せていない名作『となりのトトロ』の聖地巡礼地をまとめていきます。ありのままの自然の姿を残すというテーマを掲げてジブリ作品を世に送り出している宮崎駿監督は、『となりのトトロ』に美しい緑や大きな森、田んぼ道といった自然豊かな風景を取り入れていました。そこで、今回は『となりのトトロ』の聖地や舞台となった所沢・松郷などのモデルスポットを紹介します。

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目次

  1. となりのトトロとは?
  2. となりのトトロの聖地や舞台・モデルとなった場所一覧
  3. となりのトトロの世界観が味わえる場所
  4. となりのトトロのおすすめグッズ
  5. となりのトトロに関する感想や評価
  6. となりのトトロの聖地巡礼まとめ

となりのトトロとは?

『となりのトトロ』は上映開始から30年経っているにも関わらず、今もなお金曜ロードショーで放送されるほどの名作となっています。夏休みなど長期休みに放送される場合が多いことから、夏になると『となりのトトロ』を見た子供の頃を思い出すこともあるかもしれません。そこで、ここからは『となりのトトロ』の聖地や舞台・モデルとなった場所を一覧形式で紹介。それではまず『となりのトトロ』の作品情報からご覧ください。

となりのトトロの概要

『となりのトトロ』とは、子供の時にしか会えないと言われる不思議な生き物と交流するサツとメイの姿を描いた長編アニメーション映画です。スタジオジブリ制作の映画として、1988年4月16日に公開されていますが、上映開始当時から今もなお色褪せない名作となっています。ありのままの自然の姿を残したいというテーマを持ち続ける宮崎駿監督の想いが込められており、劇中では魅力的な自然環境が登場しています。

となりのトトロのあらすじ

ここでは『となりのトトロ』のあらすじを簡単にネタバレしていきます。小学生のサツキとその妹であるメイはある日、引っ越し先の古い家を探検していた時にススワタリというピンポン球ほどの大きさで真っ黒な不思議な生き物と遭遇します。引っ越しの手伝いに来ていた隣のおばあちゃんによれば、その不思議な生き物は子供にしか見えないとのこと。そして、サツキとメイはその後も次々と不思議な生き物と出会っていきます。

となりのトトロの時代設定

『となりのトトロ』の時代は昭和28年(1953)と設定されています。木造の土間のある家や電話がない点、サツキとメイの引っ越し先の家にあるカレンダーに1955年(昭和30年)と表記がある点など、二つの点から昭和30年代に設定されていると予想した方はきっと多いことでしょう。

さらに、電報が届くシーンにて「昭和32年8月11日」と表記された消印の日付、サツキとメイのお母さんが入院療養中の部屋にあるカレンダーの日付と曜日の配置から予測される昭和33年と年代がバラバラです。それぞれ30、32、33年と一致していませんが、『となりのトトロ』を手掛けた宮崎駿監督自ら「テレビのない時代、1953年を想定して作られている」と語っていることから、昭和28年というのが正確な時代設定だと考えられます。

となりのトトロ - スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI

となりのトトロの聖地や舞台・モデルとなった場所一覧

雄大な自然が多く描写されている『となりのトトロ』の舞台・モデルになったのは昭和30年代の埼玉県所沢市です。劇中ではサツキとメイが不思議な生き物であるトトロやまっくろくろすけと触れ合う様子が描かれているのですが、彼女らが触れ合う場所は主に大きな森のある集落でした。そこで、ここからはサツキとメイがトトロたちと触れ合った『となりのトトロ』の聖地や舞台・モデルとなった場所を一覧形式で見ていきましょう。

聖地一覧①狭山丘陵(トトロの森)

  • 住所:〒359-1153 埼玉県所沢市上山口雑魚入351
  • アクセス:西武狭山線西武球場前駅より徒歩30分 

1つ目に紹介する『となりのトトロ』の舞台・モデルとなった聖地は、東京都と埼玉県の県境にまたがる狭山丘陵です。美しい緑に覆われた3500ヘクタールもの丘陵は、1991年に公益財団法人・トトロのふるさと基金が買い取ったことで、「トトロの森1号地」と呼ばれるようになっています。2022年現在は48ヵ所がトトロの森になっており、財団によるお散歩MAPも作られているため映画のシーンを思い出しながら巡礼してみてください。

聖地一覧②所沢市松郷と七国山病院

  • 住所:埼玉県所沢市松郷
  • 最寄り駅:JR東日本武蔵野線東所沢駅
  • アクセス:東所沢駅よりエステシティ所沢行きバス

2つ目に紹介する『となりのトトロ』の舞台・モデルとなった聖地は、所沢市松郷と七国山病院です。まず初めに、所沢市松郷はメイとサツキが引っ越し先の地名「松郷」のモデルとなった場所を指しています。2022年現在時点での所沢市松郷付近は開発がすすんでいるため、メイとサツキが住んでいたような場所を見ることはできません。そのため、劇中に登場した松郷とは風景が違います。

昭和のノスタルジックな風景を思い浮かべながら、現在の松郷付近を巡礼してみると良いでしょう。松郷の次に紹介する七国山病院はメイとサツキのお母さんが療養入院していた新山手病院を指しています。1939年に開業された新山手病院は、2022年現在時点で介護施設が併設されている大きな病院です。周囲は畑が多く都会的とは言えませんが、癒しをもたらす自然に溢れているためトトロの聖地巡礼には欠かせないスポットと言えます。

  • 住所:東京都東村山市諏訪町3-6-1(七国山病院)
  • アクセス:西武新宿線『東村山駅』の無料送迎バスを利用

聖地一覧③白旗塚・小手指古戦場跡

  • 住所:〒359-1152 埼玉県所沢市北野2丁目12
  • アクセス:東武線 竹ノ塚駅(西口)徒歩12分

3つ目に紹介する『となりのトトロ』の舞台・モデルとなった聖地は、サツキとメイの家から小トトロと中トトロが逃げ出す先である白旗塚・小手指古戦場跡です。メイとサツキがお父さんと共に引っ越しの挨拶をしに訪れた場所でもあります。モデルとなった白旗塚・小手指古戦場跡には大きな鳥居が見当たりませんが、山の頂上にクスノキと祠があるため聖地巡礼する際はぜひ山に登ってみてください。

聖地一覧④上安松地蔵尊

  • 住所:〒359-0025 埼玉県所沢市上安松66−3

4つ目に紹介する『となりのトトロ』の舞台・モデルとなった聖地は、カンタがサツキに傘をあげた雨宿りの場所である上安松地蔵尊です。カンタとサツキは学校帰りに突然の雨が降ってきたことで、雨宿りすることになりました。上安松地蔵尊はその時に雨宿りしていた地蔵尊のモデルです。サツキに素気ない態度を取りつつも相手を思いやるような小学生特有の照れ隠しをするカンタの様子を思い出しながら巡礼すると良いかもしれません。

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となりのトトロの世界観が味わえる場所

ここまで「狭山丘陵(トトロの森)」、「所沢市松郷と七国山病院」、「白旗塚・小手指古戦場跡」、「上安松地蔵尊」といった『となりのトトロ』の聖地や舞台・モデルとなった場所を一覧形式で紹介してきました。実は『となりのトトロ』では聖地や舞台・モデルとなった場所だけでなく、『となりのトトロ』の世界観が味わえる場所があります。そこで、ここからは『となりのトトロ』の世界観が味わえる3つの場所を紹介します。

里山民家

都立狭山丘陵公園にある里山民家は『となりのトトロ』の世界観が味わえる場所の一つです。サツキとメイの引っ越し先の風景を見ることができる場所で、広大な水田や小川があるためトトロの世界に入ったような気分になれることでしょう。

クロスケの家

次に『となりのトトロ』の世界観が味わえる場所の一つとして、狭山丘陵と同様に公益財団法人・トトロのふるさと基金によって管理されているクロスケの家が挙げられます。数百年を超える古民家となっており、2022年現在も昔ながらの農家の雰囲気を残していました。

その中も見学できるようになっているのですが、中を見る前にトトロが出迎えてくれます。ちなみに見学料は無料で、週3日(火・水・土曜、年末年始、祝日を除く)、午前10時から午後3時までの間で一般公開されているため、ぜひ機会があれば見学してみてください。

サツキとメイの家

次に『となりのトトロ』の世界観が味わえる場所の一つとして、愛知万博の時に作られたモリコロパーク内にあるサツキとメイの家が挙げられます。スタジオジブリも監修しているため、サツキとメイの家がしっかりとリアル再現されていました。トトロの時代背景とその時代の生活が分かるため、一度は行ってみたいおすすめスポットとなっています。所在地は愛知県長久手市茨ケ廻間 乙1533-1です。

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となりのトトロのおすすめグッズ

あのような美しい自然に囲まれた場所があるなら一度は訪れてみたいと思える『となりのトトロ』の聖地や舞台・モデル、そして『となりのトトロ』の世界観が味わせる里山民家、クロスケの家、サツキとメイの家と、『となりのトトロ』は映画を視聴するだけでなくさまざまな楽しみ方ができる作品となっていました。

やはり、日常生活でも『となりのトトロ』の世界観を味わいたい方はグッズの存在が欠かせません。ここからは『となりのトトロ』のおすすめグッズを紹介するのでぜひチェックしてみてください。

おすすめグッズ①マグカップ

『となりのトトロ』のおすすめグッズの一つに、大人から子供まで世代を越えて使えるマグカップがあります。『となりのトトロ』の舞台・モデルとなった自然風景をイメージさせるオシャレなデザインとなっています。また、自然の中を楽しんでいるようなトトロがかわいいです。マグカップ本体は電子レンジ・食器洗浄機に対応しており、オーブンには対応していません。

おすすめグッズ②ぬいぐるみ

『となりのトトロ』のおすすめグッズの一つにぬいぐるみがあります。ぬいぐるみは種類が豊富に揃っており、洗えるぬいぐるみシリーズの「小・中・大トトロ」、ふんわりした優しい触り心地の「ふんわり 中トトロ」、「ふんわり大トトロ 笑い」、笑った表情がかわいい「ぬいぐるみ 大トトロ 笑」といった4種類のぬいぐるみがありました。

おすすめグッズ③ティッシュケース

『となりのトトロ』のおすすめグッズの一つにぬいぐるみ型のティッシュケースがあります。このティッシュケースは『となりのトトロ』に登場する大トトロのおなかからティッシュを取り出せるようになっていました。

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となりのトトロに関する感想や評価

それでは最後に『となりのトトロ』に関する感想や評価を見ていきましょう。ここで紹介する感想や評価は、『となりのトトロ』の聖地や舞台・モデルに関する内容をメインに取り上げています。『となりのトトロ』の聖地や舞台・モデルを巡礼する際はネット上に投稿された感想や評価を参考にしてみると良いでしょう。

『となりのトトロ』のモデル&舞台となった狭山丘陵(トトロの森)に関する声があがっています。どうやら、この方はGW期間中に自然豊かな狭山丘陵を訪れることをおすすめしているようです。感想の通り狭山丘陵の自然豊かな環境はリフレッシュに最適で、なおかつ『となりのトトロ』のモデルになっている場所でもあるため、日々の生活で疲れている方におすすめできるスポットだと言えるでしょう。

『となりのトトロ』のモデル&舞台となった所沢に関する声があがっています。所沢をおすすめする理由として、『となりのトトロ』のモデル&舞台となった七国山病院や白旗塚・小手指古戦場跡があるという点に注目しているようです。所沢を訪れる際は『となりのトトロ』のモデル&舞台の情報をチェックし、聖地巡礼地として散歩してみると良いでしょう。

『となりのトトロ』のモデル&舞台となった所沢市松郷に関する声があがっています。こちらでは、サツキとメイの家があった所沢市松郷の現在の様子に注目されているようです。

現在の様子として所沢市松郷付近の写真が投稿されているのですが、やはり開発が進んでいるせいか昭和のノスタルジックな風景が見受けられません。もし『となりのトトロ』の聖地巡礼地として所沢市松郷を訪れることがあれば、劇中の風景を思い浮かべながら巡礼してみると良いかもしれません。

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となりのトトロの聖地巡礼まとめ

『となりのトトロ』の舞台となった所沢・松郷などの聖地巡礼スポットをまとめてきましたがいかがでしたか?『となりのトトロ』の聖地や舞台・モデルとなった場所は「狭山丘陵(トトロの森)」、「所沢市松郷と七国山病院」、「白旗塚・小手指古戦場跡」、「上安松地蔵尊」です。

やはり、上映開始から30年以上経っていながらもなお地上波などで放送されているほどの名作『となりのトトロ』の舞台・モデルは、所沢を訪れた際はぜひとも巡礼しておきたいスポット。他にも里山民家、クロスケの家、サツキとメイの家といった『となりのトトロ』の世界観が味わえる場所があるため、聖地巡礼地と併せて訪れてみると良いでしょう。

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