【となりのトトロ】まっくろくろすけの正体は?実在する?かわいい登場シーンを紹介

当記事では『となりのトトロ』に登場するまっくろくろすけことススワタリについてまとめていきます。まっくろくろすけと言えば、好奇心旺盛なメイが壁の隙間に指を突っ込んだと同時にまっくろくろすけの大群が一斉に飛び出てきたシーンが有名です。では、まっくろくろすけの正体とは一体何なのでしょうか?今回は『となりのトトロ』のまっくろくろすけについて、実在するのかを明らかにしつつ正体やかわいい登場シーンを紹介していきます。

【となりのトトロ】まっくろくろすけの正体は?実在する?かわいい登場シーンを紹介のイメージ

目次

  1. となりのトトロのまっくろくろすけの正体とは?
  2. となりのトトロのまっくろくろすけの性格や登場シーン
  3. となりのトトロのまっくろくろすけの声を考察!実在する?
  4. となりのトトロのまっくろくろすけは千と千尋の神隠しにも登場?
  5. となりのトトロのまっくろくろすけに関する感想や評価
  6. となりのトトロのまっくろくろすけまとめ

となりのトトロのまっくろくろすけの正体とは?

『となりのトトロ』には真っ黒でピンポン球サイズの体を持つまっくろくろすけが登場しています。ネット上ではまっくろくろすけの正体が結局分からなかったという声があがっているのですが、果たしてまっくろくろすけとはどういった存在なのでしょうか?ここからは、まっくろくろすけについて正体やかわいい登場シーンを紹介していきます。それではまず、『となりのトトロ』の作品情報からご覧ください。

となりのトトロの作品情報

となりのトトロの概要

『となりのトトロ』とはスタジオジブリ制作による宮崎駿監督作品です。子供の時にしか会えないと言われる不思議な生き物との交流を描いた作品で、長編アニメーション映画として1988年(昭和63年)4月16日に公開されました。

となりのトトロのあらすじ

ここでは『となりのトトロ』のあらすじを簡単にネタバレしていきます。舞台は昭和30年代前半の日本。ある日、空気のきれいな農村へ草壁一家が引っ越してきました。当記事で紹介するまっくろくろすけは、草壁サツキとその妹・メイが引っ越し先の古い家を訪れた際に見つけた真っ黒なかたまりです。

まっくろくろすけとは?本当の名前はススワタリ?

  • 名前:ススワタリ
  • 別名:まっくろくろすけ
  • 大きさ:ピンポン球サイズ
  • その他:子供にしか見えない

真っ黒なかたまりを見つけたサツキとメイは「まっくろくろすけ」と呼んでいますが、その名前と正体は人気のいない家に住み着く「ススワタリ」と呼ばれる存在です。

ススワタリという名前は漢字で「煤渡り」と書くのですが、この名前から予想できる通り移動した跡が煤と埃まみれになってしまいます。サツキとメイの住む家も例外ではなく、二階に登った二人の手足は真っ黒になってしまいました。草壁一家の引っ越しの手伝いに来ていた隣のおばあちゃん曰く、妖怪のような害のあるものではなく悪さをしないとのことでした。

となりのトトロ - スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI

となりのトトロのまっくろくろすけの性格や登場シーン

真っ黒なかたまりでピンポン球サイズの体を持つことから「まっくろくろすけ」と呼ばれるようになった不思議な生き物の正体は、移動した跡を煤と埃まみれにするススワタリという妖怪のような存在でした。あまり喋ることなく群れを成して移動するまっくろくろすけですが、果たしてどのような性格をしているのでしょうか?ここからは、まっくろくろすけの登場シーンと性格を紹介していきます。

まっくろくろすけの性格

ススワタリと呼ばれるまっくろくろすけは、人気のない場所を好みます。サツキとメイの引っ越し先に姿を現していたまっくろくろすけですが、その場所には日の光が入っていたため壁の隙間に入り込んでいます。

さらに、たとえ生活スペースに人がいなかったとしても人間との共同生活そのものを望んでいないため、サツキとメイがまっくろくろすけを発見した日の夜には群れを成して空に飛び立っていきました。いつの間にかいなくなるという出来事はおばあちゃんが予め言っていたことだったため、おばあちゃんもまっくろくろすと遭遇したことがある、あるいはまっくろくろすけの話を何度か聞いたことがあったと考えられます。

最終的に空へと飛び立ったまっくろくろすけですが、プカプカと空を浮かぶ姿を照らす月明りがなんとも幻想的な雰囲気を演出していました。まっくろくろすけがサツキとメイに出会って何を思ったのかは不明ですが、もしかすると急に二人がやってきたことで驚いていたのかもしれません。

まっくろくろすけの登場シーン

まっくろくろすけことススワタリは、『となりのトトロ』のどのあたりのシーンにて初登場したのでしょうか?まず、まっくろくろすけとの出会いのきっかけを生んだのがメイです。引っ越し後のシーンにて、メイは引っ越し先にある2階の部屋でまっくろくろすけを見つけました。

一方、人気のない空間を好むまっくろくろすけは、メイがやってきたためすぐさま隙間に入り込みます。ところが、好奇心旺盛なメイはまっくろくろすけに興味津々で、何とか隙間から出そうと指を入れました。その結果、まっくろくろすけは驚いたのか一斉に飛び出ます。こうして、まっくろくろすけの群れの内の一匹がメイの標的にされ、蚊を叩くようにして両手で潰されてしまいました。

メイはまっくろくろすけを潰したと思っていなかったのか「とった!!」と喜びを露わにしており、とったと思い込んだままサツキの元へ行って手を開くと、まっくろくろすけを潰した影響で手が真っ黒になっていました。幼い子供の無邪気さと残酷さが分かる名シーンとなっています。

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となりのトトロのまっくろくろすけの声を考察!実在する?

『となりのトトロ』に登場した真っ黒のウニのような形の体にクリっとした目が付いているだけのまっくろくろすけは、ほとんど喋ることがありませんでした。しかし、まっくろくろすけは描きやすい形をしていることから、子供たちから大人気キャラクターとなっているようです。

また、『となりのトトロ』のまっくろくろすけをモデルにしたお弁当を作っている方もいらっしゃいます。そこで、ここからはまっくろくろすけが実在するのか、まっくろくろすけの声は誰が演じたのかを明らかにしていきます。

まっくろくろすけの声はアフリカの民族から作った?

『まっくろくろすけ』は全く喋ることなく、何を目的にして空き家に集まっていたのか分からないためススワタリという正体名称が明らかになっても謎に包まれています。さらに、『となりのトトロ』にはまっくろくろすけのようにあまり話さないキャラとしてトトロやネコバスが挙げられるのですが、トトロやネコバスに担当声優がいるのに対してまっくろくろすけには担当声優がいません。

では、劇中でまっくろくろすけが発する「わきゃ!」「あわ!」といった不思議な声はどうやって出しているのか?これについては、金曜ロードショーの公式Twitterにて明かされています。公式Twitterによると、まっくろくろすけの声はアフリカの民族から作っているとのことで、アフリカのピグミー族の「ア」の音を、『となりのトトロ』の音楽担当である久石譲さんがサンプリングして作り出していると公表されています。

まっくろくろすけは実在する?

『となりのトトロ』のキャッチコピーは「このへんな生きものは まだ日本にいるのです。たぶん。」です。では、まっくろくろすけは実在するのか?結論から言うと、まっくろくろすけは実在しています。実在すると言っても、その正体はまっくろくろすけの姿とそっくりな「ギモくん」という名前の猫です。

ギモくんは真っ黒でフサフサの毛並みを持つハイランドフォールドという種類の猫で、写真を見るとまるでまっくろくろすけが実在しているように感じる方が多いかもしれません。ネット上ではまっくろくろすけが実在していたということで話題を呼んでいます。劇中に登場したまっくろくろすけの姿よりも大きいかもしれませんが、真っ黒な体と上を向いた時の驚いたような目がそっくりです。

くりっとした目が驚いているように見える理由なのかもしれません。まっくろくろすけに似たギモくんは韓国の女性が飼っているようで、ネットの里親サイトにてギモくんと出会っています。ギモくんのように実在すると錯覚するほどのそっくりな生き物は意外と身近にいたりするのかもしれません。

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となりのトトロのまっくろくろすけは千と千尋の神隠しにも登場?

『となりのトトロ』はスタジオジブリ作品となっているのですが、実はそれと同じ作品『千と千尋の神隠し』にまっくろくろすけの見た目と非常に似た生き物が登場しています。ジブリファンであればその生き物を見た時にピンときたことでしょう。では、ここから『千と千尋の神隠し』にも登場したまっくろくろすけに似た生き物について具体的に解説していきます。

まっくろくろすけは千と千尋の神隠しにも登場?

『千と千尋の神隠し』ではまっくろくろすけの正体名称と同じ「ススワタリ」という生き物が登場しています。湯屋のボイラー室を管理している釜爺(かまじい)の元で仕事をしていました。『千と千尋の神隠し』のススワタリと『となりのトトロ』のまっくろくろすけの見た目の違いは、ススワタリに細長い手足が生えているという程度の違いしか見受けられません。

そのため、ススワタリは細長い手足を使って上手に石炭を運んでいます。また、ススワタリには魔法の力で煤から生まれ、常に働いていないと消えてしまうといった特徴があります。さらに、『となりのトトロ』の臆病なまっくろくろすけとは違い、主人公・千尋のため湯屋で働く際に不必要な靴や服を預かったり、千尋を見送る際に飛び上がったり、千尋の行動を真似た坊の動きを見て楽しんだりと感情表現が豊かなところがありました。

まっくろくろすけは金平糖が好き?

『千と千尋の神隠し』に登場するススワタリは休憩時間になると、ボイラー室で働いた褒美として釜爺から金平糖を貰っています。このシーンでのススワタリは金平糖が好きなのか非常に喜んでいる様子です。

『千と千尋の神隠し』のススワタリは『となりのトトロ』のまっくろくろすけとは違って喜びを露わにするシーンが描かれているため新鮮味があり、真っ黒なススワタリがカラフルな金平糖を持っている姿がかわいらしいです。ススワタリ一人一人の個性やユニークさが演出されている名シーンと言えるでしょう。

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となりのトトロのまっくろくろすけに関する感想や評価

ここまで『となりのトトロ』に登場するまっくろくろすけについて、正体や性格、登場シーン、実在する生き物、千と千尋の神隠しのススワタリとの比較とさまざまな情報を交えて解説してきました。では、『となりのトトロ』のまっくろくろすけについてネット上でどのような声があがっているのでしょうか?ここからは、『となりのトトロ』のまっくろくろすけに関するネット上の感想や評価を紹介していきます。

『となりのトトロ』に登場するまっくろくろすけの正体に関する声があがっています。どうやら、この方はまっくろくろすけの正体が結局何だったのか気になっているようです。また、トトロとネコバスの正体も分からなかったということで作品内容に注目されています。正体が分からないからこそ作品に引き込まれる方がいる一方で、逆に引き込まれない方もいらっしゃるのかもしれません。

こちらでも『となりのトトロ』に登場するまっくろくろすけの正体に関する声があがっています。この方はまっくろくろすけの正体がゲジゲジだと考えているようです。ゲジゲジとはゲジ目に分類されるムカデの総称で、細長い足が数多く付いているのが特徴。細長い足といえば『千と千尋の神隠し』に登場するススワタリが思い浮かびます。これを機に本当にまっくろくろすけことススワタリの正体がゲジゲジなのか考察してみてください。

『となりのトトロ』に登場するまっくろくろすけの登場シーンに関する声があがっています。どうやら、この方はメイが壁の隙間に指を突っ込んだことで、まっくろくろすけが飛び出てきたシーンが見せ場の一つとして注目しているようです。

まっくろくろすけが飛び出てくる時に群れを成して一斉に飛び出ているため、まっくろくろすけの群れに巻き込まれたメイがとんでもないことになっています。興味のある方はぜひそのワンシーンをチェックしてみてください。

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となりのトトロのまっくろくろすけまとめ

『となりのトトロ』に登場するまっくろくろすけについて、実在するのか?という疑問に迫りつつその正体やかわいい登場シーンを紹介してきましたがいかがでしたか?まっくろくろすけの正体は、人気のない家に住む「ススワタリ」という妖怪のような存在です。ススワタリという名前は漢字で「煤渡り」と書きます。そして、移動した跡は煤と埃まみれになってしまうのですが、なぜその現象が起きるのかは不明です。

ネット上では結局正体が分からなかったということで、まっくろくろすけことススワタリの正体や存在意義を考察していた方がいました。さらに、まっくろくろすけが実在していると話題になっていたのですが、やはりまっくろくろすけの正体が分からないからこそ話題に上りやすくなっているのかもしれません。これを機に『となりのトトロ』をご覧になった際はまっくろくろすけの正体や活躍シーンに注目してみてください。

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