【風立ちぬ】主人公の堀越二郎はクズでサイコパス？最低な性格と言われる理由は？

風立ちぬで予定や時間においてルーズな性格を披露している堀越二郎は夢想家となっています。教養があり頭脳明晰な堀越二郎の頭の中は、常に飛行機とその設計プランで埋め尽くされていました。クズでサイコパス？最低な性格と言われる理由にも注目が集まっている堀越二郎は、かなりのマイペースとなっており、掴みどころがない性格を披露しているものの、基本的に誠実で真面目であるため周囲からは慕われていたのです。

風立ちぬで妻・菜穂子との関係も話題となっている堀越二郎は、時に物分かりの悪い不器用な一面も披露していました。美しいものが大好きな堀越二郎はパイロットに憧れていたものの、近視だったため断念して設計の道を志すようになります。そこで、風立ちぬでマイペースな性格の主人公・堀越二郎はクズでサイコパス？実在モデルや特高に追われた理由や最後、最低な性格と言われる理由は？菜穂子との関係についても紹介します。

2013年7月20日にスタジオジブリ制作の長編アニメーション映画として公開された「風立ちぬ（かぜたちぬ）」は、日本の映画監督となっている宮崎駿さんが原作・脚本・監督を務めた作品となっています。126分に渡る上映時間となっている風立ちぬは、120.2億円の興行収入を記録しました。モデルグラフィックスにおいて連載されていた「風立ちぬ」という漫画が原作となって制作された長編アニメーション映画となっています。

作家である堀辰雄さんの自伝的小説の内容や航空技術者として活躍していた堀越二郎さんの半生が主な主題となって描かれている作品となりました。「生きねば。」がキャッチコピーとなっている風立ちぬは、映画のポスターにおいて「堀越二郎と堀辰雄に敬意を表して」などと両者の名前があげられています。本作で監督を務めた宮崎駿さんはこの作品を最後に引退を発表されましたが「君たちはどう生きるか」の制作にあたられています。

裕福な家庭に生まれた堀越二郎は、マイペースでのほほんとした性格の男性となっています。教養があり頭脳明晰であるものの夢想家となっており、常に飛行機のことばかり考えていました。美しいものに目がない堀越二郎は、物分かりが悪く不器用な一面を披露していますが、尊敬するカプローニが夢の中で自分の夢を応援してくれたことがきっかけとなって設計者の道を突き進むことになります。

風立ちぬで妻となった菜穂子との関係にも注目が集まっている主人公の堀越二郎は、常に飛行機のことで頭がいっぱいになっている人物です。クズでサイコパス？と囁かれるようになった堀越二郎は、裕福な家庭で誕生しているため自分のペースで物事を進める傾向がありました。そのため、かなりのマイペースとなっており、予定や時間においてはルールを守らない、掴みどころがない性格を披露することになります。

• 名前：堀越二郎（ほりこしじろう）
• 性別：男性
• 成績：頭脳明晰、優秀
• 短所：予定や時間にルーズ
• 性格：マイペース、のほほんとしていて掴みどころがない、真面目、誠実
• 妻：菜穂子
• 好きなもの：美しいもの、煙草
• 好きな食べ物：鯖
• モデル：小説家の堀辰雄、航空技術者の堀越二郎

風立ちぬで最低な性格と言われる理由にも注目が集まっている堀越二郎は言葉数が少ない男性となっていますが、誠実で真面目な人柄です。独特なユーモアを持ち合わせていたため周囲からは慕われていました。人望に恵まれている堀越二郎は喫煙者となっています。鯖が大好物となっており、美しいものに目がないところがありました。「チェリー」という名前の煙草を吸っている堀越二郎は、設計者の道を進むことになりました。

風立ちぬで時折周囲の言葉が耳に入らない主人公の堀越二郎は、飛行機が大好きな人物となっています。そこで、風立ちぬで主人公の堀越二郎はクズで最低な性格？理由を考察していきます。クズでサイコパス？と囁かれるようになった堀越二郎は、自分勝手なクズだと言われてしまうことが多かったようです。自分勝手なクズだといわれてしまう理由としては、大好きな飛行機を作ることに没頭しすぎてしまうことをあげることができます。

最低な性格と言われてしまうのは妻の菜穂子をはじめ、周囲の考えややり取りを無視して振舞ってしまうことが理由だったようです。頭脳明晰で教養がある主人公の堀越二郎は、美しい飛行機を作りたいと心から思っていました。高い志を持っている堀越二郎は、素晴らしい行動力と追求心を兼ね備えた優秀な人物となっています。しかし、自分の夢に夢中になってしまうと周囲の人間を顧みないところがありました。

病弱な妻・菜穂子に対する自己嫌悪や周りを巻き込むことへの葛藤が一切描かれていない堀越二郎は、自分勝手なエゴイストと囁かれるようになってしまいます。自分の美しい夢のためであれば手段を選ばない、周囲の人間の思いや生活を顧みない態度は多くの人からクズ、自分勝手、エゴイストと評価されるようになりました。夢を追求する思いが強すぎて、自分に関わっている人を大切にしない人物だったのです。

風立ちぬでマイペースな性格の主人公・堀越二郎は、菜穂子の旦那として最低でクズと囁かれるようになります。その理由は、結核に苦しむ妻の菜穂子に対して看病するわけでもないのに一緒に暮らそうと言ったり、入院していてもお見舞いに行かなかったり、かなり冷たいクズっぷりを披露していたからです。クズでサイコパス？と囁かれるようになった堀越二郎は、関東大震災の際に少女時代の菜穂子と出会っています。

出会った当時の菜穂子は元気いっぱいで、結核にもかかっていませんでした。機転の利く快活なお嬢様となっていました。純粋な菜穂子は軽井沢で再会した際にはずっとお礼が言いたかったと涙ぐんでいますが、常に飛行機のことで頭がいっぱいとなっている堀越二郎は、再会した際にもそれほど心が動いている様子はありませんでした。しかし、言葉だけは愛しているという言葉を放ってプロポーズをしています。

飛行機の設計に夢中になっている堀越二郎はこれまでも菜穂子を思い出す描写は一切なく、取って付けたようなプロポーズをしたため、クズだと評価されるようになりました。結婚してくださいとプロポーズした堀越二郎は、菜穂子から病気を治すまで待ってほしいと言われます。その後、菜穂子は軽井沢で治療するものの一切見舞いには行っていませんでした。思い余った菜穂子が病院を抜け出し二郎の元へ向かったのです。

風立ちぬで主人公の堀越二郎は菜穂子に自らプロポーズをしておきながら、一切見舞いに行かないというクズっぷりを披露しています。飛行機作りで頭がいっぱいの二郎は、プロポーズをしたことも忘れたかのように黙々と設計に取り組んでいました。軽井沢で治療をしていた菜穂子も心配になって、結核を患っているものの病院を飛び出して軽井沢から名古屋へ向かったのです。名古屋にやってきた菜穂子に二郎は一緒に暮らそうと話します。

それによって二人は急遽結婚することになりました。菜穂子を軽井沢に帰す気はなく看病する気もない二郎は勝手すぎるクズとして批判されるようになります。さらに、喫煙者となっている二郎は結核を患っている菜穂子の前でタバコを堂々と吸っていたため、やはりクズだと言われてしまいます。煙草が吸いたくなった二郎はその思いを隠さず菜穂子に伝えます。手を放したくない菜穂子はここで吸ってと言ったため煙草を吸ったのです。

クズでサイコパス？と囁かれている二郎は、自分の欲求が我慢できない最低な性格と言われるようになってしまいます。結核患者の前で二郎が煙草を吸うシーンがあまりにも多いため、日本禁煙学会から「タバコ規制枠組み条例を無視している」という苦言（2013年8月）が風立ちぬの制作担当者に届けられることになりました。二郎が喫煙者なのは問題ないものの、結核の菜穂子の前で煙草を吸ったクズっぷりが問題となりました。

風立ちぬで関東大震災に巻き込まれた主人公の堀越二郎は、そこで妻の菜穂子とともに女中のお絹とも出会っています。当時、足をくじいたお絹を背負って助けていました。その二年後大学生となった二郎は友人からその時に預けた荷物を受け取ります。その荷物を受け取った二郎はすぐに追いかけますが会えませんでした。その時に思い浮かべていたのがなぜか女中のお絹だったのです。そのため、クズで最低な性格と言われようになります。

風立ちぬで最低な性格と言われる理由が話題となっている主人公の堀越二郎は、飛行機に夢中になると約束を忘れるところがありました。そのため、妹の加代からも薄情者と言われてしまいます。クズでサイコパスと言われてしまう理由は、自分のことをあまりにも重要視するあまり周囲の気持ちを一切考えないからです。オタク気質で美しいもの以外は興味がないという性格も大きく影響していたのでしょう。

風立ちぬで主人公の堀越二郎がクズで最低な性格と言われる理由としては、シベリアを渡そうとするシーンをあげることができます。スーツをバシッと着込んだ二郎は、貧しい身なりの子供たちにシベリアを渡そうとしますが子供たちは受け取りません。その姿を見た友人の本庄は、自分勝手な性格の二郎に対して偽善だと話します。相手の心理をしっかりと見つめずにうわべばかりの行動を取る二郎はクズだと言われるようになりました。

風立ちぬで最低な性格と言われる理由が話題となっている主人公の堀越二郎は、宮崎監督の自己投影とも言われています。クズでサイコパスだと囁かれるようになった二郎は、自分の思いに忠実に生きているキャラクターとなっています。妻である菜穂子が結核を患っていたとしても、煙草が吸いたいと思った際には、我慢することなくその場で煙草を吸ってしまう人物となっていました。

自分のやりたいことを貫きたいという二郎に対して、妻となった菜穂子もそれを認めて許してくれる女性となっています。宮崎作品では菜穂子のような女性がヒロインとして描かれることが多く、自分の思いを貫く二郎のようなキャラクターを肯定するような描かれ方がされていました。

「ファウスト」をモチーフにしている風立ちぬでは、美しい飛行機のために家族を犠牲にする二郎のクズっぷりが豪快に描かれているため宮崎監督自身の自戒を込めたのではないかと考えることもできそうです。

風立ちぬで頭脳明晰な主人公の堀越二郎はあまりにもクズな姿を披露してるため、サイコパス？と囁かれるようになります。そこで、風立ちぬの主人公となっている堀越二郎はサイコパス？理由を考察していきます。自分勝手でクズなキャラクターと囁かれるようになった二郎がサイコパスなのかを探る前に、サイコパスについて紹介します。サイコパスとは、精神病質者を意味し反社会的人格の持ち主を意味する言葉となっています。

罪悪感の薄く、良心の欠如や尊大、無慈悲、冷酷な性格が特徴となっているサイコパスは、対人コミュニケーションに支障をきたすパーソナリティ障害の一種です。一般人と比べて大きく偏った行動や考え方を持つことが特徴となっています。道徳観念・恐怖・倫理観を感じることができない自己中心的な考え方を持ち、他者への思いやりや愛情の欠如があるようです。

近年のアニメやドラマ、映画では猟奇殺人者をサイコパスとしていることが多くなっていますが、実際に犯罪まで犯すことはほとんどないようです。医者や経営者など仕事で素晴らしい成果を出す人に多いと言われています。そのため、頭脳明晰で飛行機のことに夢中になっている二郎は、サイコパス的な要素を持っていると言われてもおかしくないクズなキャラクターとして描かれていました。

風立ちぬで主人公の堀越二郎がクズなサイコパスと言われてしまう理由を探っていきます。クズでサイコパス？と囁かれるようになった二郎が最低な性格・サイコパスと言われる理由としては、戦闘機だけを愛している点をあげることができそうです。自己中心的な考え方を持っている二郎は、他者への愛情や思いやりの欠如が垣間見れる存在となっています。この観点からみれば二郎はサイコパスの傾向があると考えてよいでしょう。

美しいものが大好きな二郎は美しい妻の菜穂子に対して愛していると言い放っているものの、それにふさわしい、それが感じられる行動は一切取っていません。結核で苦しんでいる妻の前で煙草を吸ったり、軽井沢の病院で妻を看病することをはっきり拒否する発言をしたりしていました。キスシーンも披露している二郎ですが、愛情が感じられないと感想を寄せている人もいました。

風立ちぬで主人公の堀越二郎がクズでサイコパスと言われる理由としては、美しさに固執している点をあげることができそうです。最低な性格と言われる理由も話題となっている二郎は、飛行機に限らず美しいものが大好きな人物となっています。女性にそれほど興味を持っていない雰囲気の二郎ですが、妻の菜穂子は非常に美しかったため好きな対象となったようです。そこには愛情というよりは美しさ重視の思いがありそうです。

鯖が大好物の二郎は。定食屋において友人の本庄の話はほとんど聞かず、鯖の味噌煮の骨取りに熱中していました。鯖の骨取りに熱中していた二郎は、鯖の骨を美しいと絶賛して教室へ持ち帰っていました。さらに、鯖の骨の美しい曲線がNACAの企画にあると誇らしげに発見していたのです。頭脳明晰な二郎は、美しいものにかなり執着しているためサイコパス要素が満載のクズだと評価されるようになりました。

風立ちぬでマイペースな性格の主人公・堀越二郎がクズでサイコパスと言われる理由としては、自分勝手な振る舞いをしていても一切葛藤していない姿をあげることができそうです。最低な性格と言われてしまう二郎は、美しい飛行機を作ることがいつでも最優先となっている人物です。そのため、妻である菜穂子の前で煙草を吸い我が道を突き進んでいました。苦悩や葛藤が全くないためサイコパスのようだったのです。

風立ちぬで登場している主人公の堀越二郎は、アニメ声優が棒読みであるためサイコパス的に映ってしまうと感じた人もいたようです。クズでサイコパス的なキャラクターだと評判の二郎は、エヴァンゲリオンシリーズの監督を務めている庵野秀明さんがアニメ声優を務めています。声優初挑戦の庵野秀明さんの二郎役は、監督の宮崎駿さんには絶賛されていますが、多くの人が棒読みだったと感じたようです。

声優が棒読みであることが理由で、逆にサイコパス的な二郎の要素が放たれていると感じた人もいました。最低な性格と言われる理由にも注目が集まっている二郎は、不自然な棒読みの話し方によって逆に思いやりや愛情の欠如を感じるサイコパス的なキャラとなることができたようです。淡々と自己中心的な考えを披露する姿もサイコパス的な要素を放っていました。

風立ちぬで誠実で真面目な性格の主人公・堀越二郎には実在モデルが存在しており、その一人が小説家として活動していた堀辰雄さんです。丸眼鏡をかけている堀辰雄さんは、風邪たちぬという小説の作者となっています。見た目的にも少し似ており、クズで性格が最低の二郎のメインの話は堀辰雄さんに基づいています。彼自身結核にかかっており、48歳という若さで亡くなっていました。

風立ちぬでクズで最低な性格だと言われてしまっている主人公の堀越二郎には、作家である堀辰雄さん以外に実在モデルが存在しています。もう一人の実在モデルが航空技術者の堀越二郎さんです。1903年（明治36年）6月22日生まれの堀越二郎さんは、工学博士となっており、零式艦上戦闘機の設計者としても有名な人物となっています。実在モデルとなっている堀越二郎さんも丸眼鏡をかけており容姿が似ていました。

風立ちぬで最低なクズの性格を持っているとされている主人公の堀越二郎は、特高（特別高等警察）に追われるようになってしまいます。そこで、風立ちぬで主人公が特高に追われた理由や最後を考察します。まずは、特高に追われた理由を探っていきましょう。

国の治安維持のために設置されている特高はスパイなどを取り締まることが目的となっています。軽井沢で菜穂子と二郎を結ぶきっかけとなったのがカストルプという外国人でした。当時、カストルプはスパイ容疑でマークされていたため、その人物と接触した二郎は追われることになったようです。

風立ちぬでスパイ容疑となっている外国人と接触した主人公の堀越二郎は、特高に追われるようになります。クズで最低な性格と言われる二郎は、最後カプローニとともに現実のような夢のような世界にいました。

そこでは「生きて」と妻の菜穂子が叫びます。しかし、このセリフは元々「来て」だったようです。死亡してしまった妻が二郎を天国へ連れて行こうとしていたと考えることができますが、最終的に「生きて」となったため死の狭間で生きることができたと考えることができそうです。

ジブリは風立ちぬが好きだという人の中には、主人公の堀越二郎や妻の菜穂子も自己中でエゴだけれど美しいから仕方ないって感じがいいと感想を寄せている人もいました。クズで最低な性格と言われるようになった二郎は、純粋に美しいものが好きな人物となっています。相手を傷つける攻撃的なところはありませんが、冷酷、無関心というサイコパス的な要素が満載となっていました。

風立ちぬで無表情の主人公の堀越二郎が感情を行動で示している感じが好きだと感想を寄せている人もいました。クズでサイコパス？と注目が集まっている二郎は飛行機については徹底的にこだわり、素晴らしい追求心を披露しています。しかし、それ以外のことにおいてはあまり関心がなく、約束も守らないクズっぷりを披露していました。

風立ちぬで誠実で真面目な性格の主人公・堀越二郎の好きなところは、自分が見る対象への興味の有無がめちゃくちゃはっきりしているところだと感想を寄せている人もいました。妻や飛行機に対して美しいという共通点があったのです。美しいものが好きな二郎は純粋に美しさを追い求めて生きる姿を披露していました。

風立ちぬで主人公の堀越二郎がクズで最低な性格と言われる理由は、飛行機以外のことに関してあまり興味がなく、自分に関わってくれる全ての人に対しても蔑ろにしてしまうからでした。妻の菜穂子に対してもプロポーズをしておきながら飛行機に夢中になって看病を拒否し、放っておいたのです。結核の妻が行動を起こして二郎の側に来るという状態となっており、自分勝手な二郎はクズだと言われるようになりました。