2022年07月06日公開
2022年07月06日更新
【風立ちぬ】名言・名セリフまとめ!激動の時代を生きた登場人物たちの言葉が心に響く
人気ジブリ映画「風立ちぬ」は、航空技術者・堀越二郎の半生や、激動の時代を生きる人々の姿を描いた、大人のための作品であり、ストーリーの奥深さはもちろん、登場人物たちの心に響くセリフの数々は名言として親しまれています。本文では、ジブリ映画「風立ちぬ」から、堀越二郎やカプローニ、里見菜穂子、本庄たちの心に響く名言・名セリフを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。
目次
風立ちぬは人気のジブリ映画
宮崎駿監督の人気作「風立ちぬ」は、零戦の開発に挑む主人公・堀越二郎の飛行機にかける情熱と、最愛の女性・菜穂子との出会い別れを描いた大人向けのジブリ映画です。以下では、根強い人気を誇るジブリ映画「風立ちぬ」から、二郎へ飛行機への憧れをもたらしたカプローニや、後に二郎の妻となる菜穂子、二郎の親友で同僚の本庄等のセリフから、心に響く名言や名セリフをあらすじネタバレを交えながら紹介します。
風立ちぬの概要
僕らはいま一日一日をとても大切に生きているんだよ。 堀越二郎 / 風立ちぬ pic.twitter.com/BoUYqeza4G
— スタジオジブリ名言bot (@jiburicollecti2) June 27, 2022
2013年公開のアニメ映画「風立ちぬ」は、宮崎駿監督によるスタジオジブリ制作の長編アニメーション作品です。ジブリ作品では珍しい大人向けの作風となった「風立ちぬ」は、零戦の設計技師で知られる航空技術者・堀越二郎と、作家・堀辰雄の自伝的小説をモデルとし、物語前半は新たな飛行機の設計に挑む主人公の姿を、後半からは最愛の妻との短い結婚生活を描いています。
風立ちぬのあらすじ
風立ちぬが宮崎駿さんの最後の作品なの、どう考えてもいい。
— 🐹もるちょ🦢 (@moruchodesu) June 19, 2022
愛と夢って人が幸せを感じるかなり大きな要素だと思うんだ
それをどっちかに寄るでもなく、同じくらいの熱量で、でもどっちも深く感じられるのすごいよ本当に
キラキラ楽しいだけじゃないのがジブリの好きなところ😌 pic.twitter.com/Tx2Mqb4XWD
飛行機に憧れ、大学卒業後は飛行機開発会社に就職した堀越二郎は、新たな戦闘機の設計に執念を燃やす中、避暑に訪れた軽井沢で里見菜穂子と再会します。彼女とは、関東大震災時に乗り合わせていた電車で出会い、二郎と菜穂子は結婚します。しかし、戦争の波が押し寄せる中、結核を患っていた菜穂子は悪化の一途を辿り、二郎の飛行試験に挑む頃、菜穂子も置き手紙を残してサナトリウムへ向かいました。
風立ちぬのカプローニ伯爵の名言や名セリフ集
二郎の夢や空想の世界で登場するカプローニ伯爵は、二郎が航空技術者を目指すきっかけをもたらした人物であり、二郎とカプローニの時代をこえた邂逅では、人生をより良くするためのヒントが隠されています。以下では、ジブリ映画「風立ちぬ」から、飛行機への純粋な想いを語った、カプローニ伯爵の名言や名セリフを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。
名言①「飛行機は戦争の道具でも…」
「飛行機は戦争の道具でも商売の手立てでもないのだ。飛行機は美しい夢だ。設計家は夢に形を与えるのだ」(カプローニ)
— ねん (@popo_nenchas) March 23, 2022
素敵な言葉すぎてぐっときた💐 pic.twitter.com/CDLMMJsQXg
風立ちぬのカプローニ伯爵の名言1つ目は、飛行機に憧れを抱く堀越二郎少年の夢に現れ、彼に航空技術者としての道を示した名セリフです。近眼を理由にパイロットの夢を諦めざるを得なかった二郎少年でしたが、カプロー二との夢での邂逅は、視力の悪さに悩んでいた二郎少年に希望の光を与え、やがて彼が美しい飛行機の設定を目指すきっかけとなりました。
良いかね日本の少年よ。飛行機は戦争の道具でも、商売の手立てでもないのだ。飛行機は美しい夢だ。設計家は夢に形を与えるのだ!
名言②「生きて帰りし者なし…」
「18メートルの高さ」を
— 百年前新聞社・社主 (@laurusesq) March 4, 2021
「高さ18メートル」に推敲したところ
「の」が残ってしまいました。
『風立ちぬ』に出てきたカプローニさんですね!
▼このシーン pic.twitter.com/rV81nu5ttu
風立ちぬのカプローニ伯爵の2つ目の名言は、飛行機を呪われた夢と表現することで、戦争の悲惨さを静かに訴えるカプローニの名セリフです。飛行機の美しさに憧れて設計したはずの飛行機は、やがて戦争の道具として使用され、特攻隊という形で多くの若者の命を奪う結果をもたらし、それこそ、カプローニの「美しくも呪われた夢」を意味しているでしょう。
行きて帰りし者なし、飛行機は美しくも呪われた夢だ
名言③「まだ風は吹いているか…」
『風立ちぬ』のカプローニの言葉、心を抉られる。 pic.twitter.com/jVmKsCQ4IS
— 𝙥𝙚𝙚𝙩𝙖 (@peeta2013tm) October 17, 2021
風立ちぬのカプローニ伯爵の3つ目の名言は、二郎少年・カプローニの邂逅シーンで登場した名セリフです。飛行機への想いの強さは、やがて二郎少年の夢の中にも影響を及ぼし、飛行機への憧れをさらに強めました。また、カプローニも、二郎少年に対して飛行機が持つ美しい魅力を説きました。
まだ風は吹いているか? 日本の少年よ
風立ちぬの菜穂子の名言や名セリフ集
「風立ちぬ」のヒロイン・里見菜穂子は、関東大震災にて二郎と初めて出会った運命の女性であり、結核により人生が短いをことを悟りながらも、二郎を最後まで想い続けた芯の強さ、女性としての誇りの高さがファンを魅了しています。以下では、ジブリ映画「風立ちぬ」から、里見菜穂子の名言や名セリフを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。
名言①「Le vent se lève…」
帽子👒被ってて風強くて
— 明翁ヘカテ(Hecate Meio) 🔮 (@hecatemeio) June 26, 2022
飛んできそうになってキャッチして
「風立ちぬかよ〜」きゃっきゃっ
ってできるピが好きやな pic.twitter.com/SID4RfQ77o
風立ちぬの菜穂子の1つ目の名言は、東京行きの列車で、飛ばされた二郎の帽子を掴み取り、二郎に返した際に放った異国情緒あふれる名セリフです。このセリフは、フランスの詩人・ヴァレリーの詩が元ネタであり、当時の日本で人気のあった詩人の一節が取り入れました。菜穂子の「Le vent se lève」に対し、二郎は「lève, il faut tenter de vivre」と返答し、2人の運命の糸を感じさせる名シーンでもあります。
ちなみに、菜穂子と二郎が口ずさんだヴァレリーの詩「Le vent se lève, il faut tenter de vivre」は、日本語に訳すと「風が立った、生きようと試みなければならない」となり、ジブリ映画のタイトルに相応しい一節でしょう。
Le vent se lève, il faut tenter de vivre
名言②「生きているって…」
#映画の好きなデートシーン
— 𝒫𝒾𝓃𝑜. ☕︎ (@taithi3657) March 9, 2020
『風立ちぬ』の軽井沢高原デート
儚い… pic.twitter.com/ZHa2QTFFx7
風立ちぬの菜穂子の2つ目の名言は、軽井沢の避暑地で二郎と再会した直後、天気雨に見舞われた際に放った菜穂子の名セリフです。土砂降りから一変して、すぐさま青空が顔をのぞかせ、自然の不思議な現象とそれらがもたらす美しさに、菜穂子・二郎は感動します。しかし、菜穂子のセリフはどこか意味深であり、後に彼女が結核を患っていることを示す伏線と考えられるでしょう。
当時、結核は不治の病とされ、結核患者であった菜穂子も、自分の生涯が短いを悟っていたと推測される一方、二郎と見た雨上がりの美しい光景は、菜穂子に生きる喜びを感じさせたでしょう。
生きているって素敵ですね
名言③「仕事をしている…」
「Le vent se lève, il faut tenter de vivre」
— ねむ💤 (@CH__nemu) April 29, 2022
「風立ちぬ、いざ生きめやも」
誤訳なのか否か。考えていたら、もう、こんな時間。 pic.twitter.com/u5K97G2yHn
風立ちぬの菜穂子の3つ目の名言は、短い結婚生活に幸せを感じる菜穂子の名セリフです。軽井沢での再会後、菜穂子の結核が治ったら結婚することを認められた二郎・菜穂子でしたが、菜穂子の病状は悪化の一途を辿り、それでも残された日々を愛する人のそばで過ごしたいとの想いや、二郎の上司・黒川のはからいもあり、2人は黒川家を間借りして結婚生活を送ることになりました。
その頃の二郎は、飛行機の設計に頭を抱えており、家でも仕事に追われる毎日を過ごしていました。菜穂子の看病してやれないことを残念に思う二郎に対し、菜穂子は仕事に一生懸命な二郎の横顔に、心をときめかせていました。
仕事をしている二郎さんを見るのが一番好き
名言④「あなた生きて…」
菜穂子の二郎に向けた最後の言葉、「あなた、生きて」は、もともと「あなた、来て」でした。しかし、宮崎監督はそこからたった一文字だけ加えることで、まったく真逆の意味に変えました。 #風立ちぬ pic.twitter.com/5lXsaGskSj
— おとぎと挿絵 (@otogi_art) April 12, 2019
風立ちぬの菜穂子の4つ目の名言は、映画終盤、カプローニと邂逅した二郎を励ます菜穂子の名セリフです。二郎の飛行試験の日にサナトリウムへ向かった菜穂子のその後は不明とされるも、病状が悪化していたことから、その後亡くなったと考えられます。結核で妻を亡くし、自分が作った飛行機が戦争に使われ、未来ある若者の命を失い、人生のどん底を味わった二郎は、生きる希望を見いだせずにいました。
しかし、大草原でのカプローニとの対話中に聞こえてきた菜穂子の掛け声は、二郎に生きる希望を与え、次こそ美しい飛行機を設計しようと、二郎を前へ向かわせたでしょう。
あなた、生きて
風立ちぬの本庄などのその他キャラの名言や名セリフ集
「風立ちぬ」は、カプローニだけでなく、二郎の同僚である本庄や上司の黒川など、個性豊かな人物・キャラの登場も魅力であり、彼らが発するセリフの奥深さも、物語をさらに面白くています。以下では、ジブリ映画「風立ちぬ」から、本庄などのその他のキャラの名言や名セリフ集を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。
名言①「それでも俺は…」
第1回鳥人間コンテストの優勝機の設計をしたのは「風立ちぬ」の主人公、堀越二郎ライバルの本庄季郎です。#鳥人間コンテスト をジブリで解説 pic.twitter.com/yVVQuWZ7Qu
— 思春期おじさん(概念) (@warauokada) September 2, 2021
風立ちぬの名言1つ目は、日本の子供たちがひもじい思いをしている現状を知りながらも、自分達に与えられたチャンスを無駄にせず、飛行機作りに力を注ぐことを信条とする本庄季郎の名セリフです。実は、本庄や二郎たちが携わる飛行機開発の費用は、日本の子供たちの給食費とお菓子を賄えるほどの金額であり、本庄もその事実を知っていました。
子供たちにひもじい思いをさせるくらいなら、飛行機作りなんか止めてしまえと非難の声も出そうですが、当時の日本では、いかに戦争で大国に勝つかが重視され、そのためならば、例え子供でも多少の我慢はすべきという風潮がありました。本庄のセリフは利己的に聞こえる一方で、我慢を強いられた子供たちの思いを無駄にしたくないという、本庄なりの想いや考えも感じられるでしょう。
それでも俺は与えられたチャンスを無駄にしない
名言②「日本の飛行機を…」
鳥人間コンテストがガチになったのは、第一回大会で「風立ちぬ」の本庄のモデルとなった人が機体を設計して、それがぶっちぎりで優勝したからな。 pic.twitter.com/VT0bSHmTCx
— KJ (@x3892555) August 31, 2016
風立ちぬの名言2つ目は、ドイツの戦闘機の視察中、宿泊したホテルにて二郎にかけた、本庄の名セリフです。二郎と本庄は、東京帝国大学時代からの親友で、後に会社の同僚・ライバル関係となりました。少し間の抜けたところのある二郎のおおらかな性格は、本庄にとっても精神的な支えをなっており、異国の地でもぐっすりと眠る二郎に、おもわず冗談を発しました。
日本の飛行機をひとりでしょっているような顔しやがって
名言③「僕はあなたを愛して…」
僕はあなたを愛しています。帽子を受け止めてくれたときから。
— \(◡̈)/あ~かりん\(◡̈)/ (@h_akarin) February 23, 2015
私も。風があなたを運んできてくれたときから。
僕と結婚してください。
はい。でも必ず病気は治します。それまで待っていただけますか?
もちろん。100年だって待ちます。 pic.twitter.com/2jgENreuQJ
風立ちぬの名言3つ目は、軽井沢の避暑地での再会後、レストランの階段を舞台に、菜穂子にプロポーズする二郎の名セリフです。すでに菜穂子は結核にかかっており、その事実を受け入れた上で二郎は、菜穂子への想いを伝え、2人は結婚の約束をしました。恋愛には奥手そうな二郎のかっこよさがあふれ出た、風立ちぬの名シーンでもあります。
僕はあなたを愛しています、帽子を受け止めてくれたときから
名言④「美しいところだけ…」
「美しいところだけ、好きな人に見てもらいたかったのね」
— 💙鰐隊長💛 (@wani_twi) August 27, 2021
どうしてもあの娘のことを思い出してしまう。
今の人には理解出来ないかもしれないけど、正しさより大事なことはあるさ。#風立ちぬ pic.twitter.com/sAw37jJCb0
風立ちぬの名言4つ目は、サナトリウムへ向かった菜穂子の置き手紙を読み、彼女の心情を察する黒川夫人の名セリフです。黒川夫妻のはからいで、黒川家で新婚生活を始めた二郎・菜穂子でしたが、すでに菜穂子の病状は悪化しており、それでも夫の仕事に差し支えてはいけないと、二郎の前では気丈に振る舞い、化粧を施して顔色の悪さをごまかしていました。
しかし、菜穂子の心身はついに限界に達し、二郎の飛行試験の日、置き手紙を残してサナトリウムへ戻りました。二郎を訪ねてきた妹・加代は、菜穂子を連れ戻そうとするも、黒川夫人によって止められ、好きな人には美しい姿だけを見てほしいという菜穂子の想いや、女性としての誇りを感じさせるでしょう。
美しいところだけ、好きな人に見てもらいたかったのね
風立ちぬに関する感想や評価
宮崎駿監督の最後の作品として注目された「風立ちぬ」は、近代日本を舞台した作風や、零戦の設計で知られる堀越二郎をはじめ、実在の航空技術者をモデルにした人物・キャラの登場、様々なことを考えさせられる奥深いセリフの数々がファンを魅了し続けています。以下では、ジブリ映画「風立ちぬ」に関する感想や評価を紹介します。
感想1:堀越二郎が好き
風立ちぬ何度見てもほんとによい!好き過ぎる。堀越二郎どタイプ過ぎる。
— 林 ケケ (@linkeke11486133) June 21, 2022
主人公の飛行機作りや、運命の女性との恋模様を描いたジブリ映画「風立ちぬ」は、近代日本を舞台にした作風や、要所ごとに考えさせられるストーリーの奥深さが支持され、大人のための作品としても人気を集めています。また、「風立ちぬ」と言えば、主人公・堀越二郎も欠かせない魅力であり、どこか抜けた所がありつつも、好きなものはどこまでも突き詰める性格や、愛する女性への誠実さが、二郎の人気を高めています。
感想2:二郎・菜穂子の結婚式に切なさも感じた
「風立ちぬ」を見たわけだが、結構よかった。特に菜穂子との結婚式の場面は超アガったけど、まあ超切ないよね。
— がーさー(映画を見る機械) (@FilthyMatter225) June 23, 2022
ジブリ映画「風立ちぬ」の名シーンに数えられる二郎・菜穂子の結婚式は、お互いに大変な状況にありながらも、残された時間を共に過ごしたいという菜穂子の想いから実現し、菜穂子の花嫁姿は多くの感動を呼びました。同時に、菜穂子の結核から、2人の結婚生活はわずかな期間であることが予想され、2人の結婚に嬉しさを感じると同時に、切なさを覚えたとの声も寄せられています。
感想3:カプローニの言葉が突き刺さる
風立ちぬのカプローニさんの言葉が刺さるのですよ
— おつう🦈自粛中 (@pupurucom) November 27, 2021
創造的人生の持ち時間は10年だ。芸術家も設計家も同じだ。君の10年を、力を尽くして生きなさい
Le vent se leve, il faut tenter de vivre
二郎を航空技術者の道へ導いたカプローニは、「風立ちぬ」では二郎の空想上の人物でしたが、二郎に語ったセリフの数々は、幅広い世代に支持されています。カプローニの飛行機にまつわるセリフには、飛行機を愛してやまない宮崎駿監督の想いや、人生をより良くするためのヒントが込められ、カプローニのセリフが心に刺さるとジブリ映画ファンを魅了しています。
感想4:ジブリで一番好きな作品
おはようございます😃
— ハレルヤChimaira (@dddd4444d) June 27, 2022
とてもいい朝で気分が良いです♪
見たい映画がたくさんあって絞れません。僕の中ではトップガンとシンウルトラマンとゆるキャンの三つ巴の争いが起こっています。
僕の1番好きな映画はジブリの
「風立ちぬ」です。みんなどの映画が好きなんでしょうか?
戦前の日本で、新たな航空機の開発に挑む主人公の半生を描いた「風立ちぬ」は、大人向けの作風であることや、ジブリ映画らしからぬ結末などから、好みが分かれやすい作品とも評される一方で、ジブリで一番好きな作品に上げる声も見られます。また、「風立ちぬ」の感想の中には、大人になってから見返して、作品の面白さに気づいたとの声もみられ、「風立ちぬ」への評価も高まっています。
感想5:菜穂子の最後に感動した
薔薇のように咲いて、桜のように散っていく。しかしその散り際を最愛の人に見せないその心。ギュってなる。 菜穂子さん大好き。https://t.co/fGRaJ2cIA9
— ぽに (@poni_______22) June 23, 2022
「風立ちぬ」のヒロイン・菜穂子は、ジブリの歴代ヒロインの中でも高い人気を誇り、残れた命を愛する人のために捧げた一途さや、病気でやつれていきながらも、夫にだけはきれいな姿だけを見せたいという想いは、多くの女性の共感を呼び、理想のヒロイン像としても慕われています。最後に、置き手紙を残して去っていくシーンは観る者の涙を誘い、胸がぎゅっとなる感覚を覚えたとの感想も寄せられています。
感想6:黒川夫人の名言が一番印象に残っている
風立ちぬは劇場で観た1回だけなんですが「美しいところだけ、好きな人に見てもらいたかったのね」というところが一番印象に残っていて思い出すたびにグッときます
— 丸山修ニ Shuji Maruyama (@masyuu_nemunemu) August 27, 2021
ジブリ映画「風立ちぬ」にてもっとも印象に残った名シーンとして、二郎との結婚生活に区切りをつけ、サナトリウムに向かった菜穂子の決意や、菜穂子の想いを汲み取った黒川夫人のセリフが挙げられています。「風立ちぬ」と言えば、二郎とカプローニの邂逅や、零戦開発の光景が印象的ですが、二郎の最愛の女性・菜穂子のその後の運命を示唆した黒川夫人の言葉は、観る者の心をグッと掴み、涙を誘いました。
風立ちぬの名言まとめ
ジブリ映画「風立ちぬ」から、登場人物たちの心に響く名言・名セリフを、あらすじネタバレを交えながら紹介しました。大人向けの作風のためか、他のジブリ作品に比べてやや難しいと感じる方も多い「風立ちぬ」ですが、主人公・堀越二郎をはじめとする登場人物たちのセリフは、人生について考えさせられるものも多く、今を精一杯生きることの大切さを訴えているでしょう。