【もののけ姫】ヤックルはアシタカのかわいい相棒!モデルになった動物は何?

「もののけ姫」は数多いスタジオジブリ長編映画の中でも「千と千尋の神隠し」に次ぐ興行収入を記録したメガヒット作品として知られています。「もののけ姫」には原作・脚本・監督を担当した宮崎駿の思想が色濃く反映されていると言われています。そんな「もののけ姫」に登場するキャラクターでかわいいと高評価されているのがヤックルです。ここでは「もののけ姫」のヤックルを特集します。ヤックルの性格や性別、ヤックルとアシタカの関係、ヤックルのモデルとなった動物の種類、ヤックルの名シーンなどを取り上げていきます。

【もののけ姫】ヤックルはアシタカのかわいい相棒!モデルになった動物は何?のイメージ

目次

  1. もののけ姫とは?
  2. もののけ姫のヤックルはアシタカのかわいい相棒
  3. もののけ姫のヤックルのモデルになった動物の種類や性別
  4. もののけ姫のヤックルの性格や山犬との関係
  5. もののけ姫のヤックルの名シーン
  6. もののけ姫のヤックルに関する感想や評価
  7. もののけ姫のヤックルまとめ

もののけ姫とは?

1997年に公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメ映画「もののけ姫」は「千と千尋の神隠し」に次ぐメガヒットを記録した作品として語り継がれています。「もののけ姫」にはコダマなどかわいいキャラクターが複数登場します。ここではかわいいと評されているヤックルを特集します。ヤックルの性別などのプロフィール、モデルになったと言われる動物の種類、アシタカとの関係などを掘り下げていきます。それではご覧ください。

もののけ姫の概要

ここでは「もののけ姫」の概要について紹介します。「もののけ姫」は1997年7月12日より全国公開された長編アニメ映画です。「もののけ姫」の制作会社はスタジオジブリです。原作・脚本・監督を宮崎駿が手がけています。プロデューサーはスタジオジブリの鈴木敏夫です。総指揮には徳間書店が名を連ねています。音楽は久石譲が担当しています。米良美一が歌う主題歌「もののけ姫」は40万枚を売り上げるヒット曲になりました。

「もののけ姫」は公開と同時に大きな反響と話題を呼びました。その結果、興行収入193億円・観客動員数1420万人という数字を収めて当時の興行収入記録を塗り替えるほどのメガヒット作品となりました。「もののけ姫」は第21回日本アカデミー賞最優秀作品賞など数多の受賞歴がある作品でもあります。「もののけ姫」はBD/DVD化されています。また、地上波で頻繁に放映されているので鑑賞することは容易だと言われています。

もののけ姫のあらすじ

ここでは「もののけ姫」のあらすじを紹介していきます。「もののけ姫」は室町時代の日本を舞台にしています。主人公の少年アシタカは北と東の間にあると言われるエミシの村に住んでいました。アシタカはタタリ神という化物が村を襲った際にこれに立ち向かって倒しました。ところが、アシタカはその代償で右腕に死の呪いをかけられてしまったのです。化物を倒したはずのアシタカは呪いのせいで忌み嫌われ村を追われてしまいます。

村を追われたアシタカは呪いを解くための方法を模索します。呪いの正体が人への憎しみでタタリ神と化した猪神(ナゴの守)だと知ったアシタカは猪神がやって来た西へ向けての旅へ出ました。道中で地侍と闘ったアシタカはジコ坊と出会い彼からシシ神が棲んでいると伝えられる深い森へと向かいました。アシタカはその途中で負傷した男たちを介抱しましたが、その刹那に自分を睨みつけている少女と傷ついた山犬を発見するのでした。

もののけ姫 - スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI

もののけ姫のヤックルはアシタカのかわいい相棒

1997年に公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメ「もののけ姫」は宮崎駿の思想が色濃く反映された作品だと評されています。また、かわいいキャラクターがいくつか登場することでも有名であり、宮崎駿の思想と絶妙なバランスが取られてエンターテインメント作品として成立しているとも言われています。ここでは「もののけ姫」のかわいいキャラクターの一つであるヤックルのプロフィールやアシタカとの関係を紹介していきます。 

ヤックルのプロフィール

ここではスタジオジブリ制作のメガヒット長編アニメ映画「もののけ姫」に登場するヤックルのプロフィールを紹介していきます。ヤックルはカモシカやトナカイによく似ている四本足の動物です。ヤックルは赤茶色のような体毛を有しています。額の一部やお腹の辺りは若干白っぽい体毛を持っています。また、ヤックルは二本の大きな角を有しています。ヤックルの角の色は黒っぽく、横に広がっておりクワガタムシの顎を彷彿させます。

「もののけ姫」に登場するかわいいヤックルのプロフィールを紹介しています。ヤックルは人間の言葉を話すことはできません。しかし、人間の話すことはわかるようで飼い主の言うことを忠実に聞くなど知能面も発達していると推察されています。また、ヤックルは平地を走ることはもちろん足場の悪い岩場も難なく走ったり歩いたりすることができます。ヤックルの走る速度は馬や山犬と同等かそれ以上だと言われており優秀な動物です。

ヤックルとアシタカの関係

ここではスタジオジブリ制作の長編アニメ映画の中でも屈指のメガヒット作品として知られる「もののけ姫」に登場するかわいいキャラクター、ヤックルとアシタカの関係について考察・紹介していきます。ヤックルは一見するとアシタカの下僕や使役動物のようだと言われていますが、物語を最後まで観たファンからは従属関係ではなく、完全に同等の相棒のような関係だと評されています。相棒関係を窺わせるシーンを取り上げていきます。

「もののけ姫」のかわいいヤックルとアシタカが相棒関係にあることを最も窺わせているのはアシタカが馬ではなくヤックルを連れていることだと言われています。「もののけ姫」の世界では地侍たちがそうであるように馬が最もポピュラーな移動手段として描かれています。しかし、アシタカはあえてヤックルを移動手段にしています。むしろ、アシタカはヤックルのことを単なる移動手段以上の存在だと考えているとも推察されています。

また、ヤックルもアシタカのことを主人ではないけれども大切な存在だと思っている様子が見られます。ヤックルはアシタカのそばを片時も離れようとはせず、自分の身を挺してアシタカを守ろうとします。このヤックルの姿勢が外見と相まってとてもかわいいと評されています。また、アシタカとヤックルの相棒関係はサンと山犬モロとの関係性と比較されているとも言われており双方の強い信頼関係が浮かび上がると評されているのです。

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もののけ姫のヤックルのモデルになった動物の種類や性別

スタジオジブリ制作の長編アニメ映画「もののけ姫」は邦画の歴代興行収入で当時1位になったほどのメガヒット作品として広く認知されています。「もののけ姫」に登場するヤックルはかわいいキャラクターとして親しまれていますが、モデルとなった動物の種類や性別など謎に包まれている部分が多いとも言われています。ここではアニメ映画「もののけ姫」のヤックルのモデルとなった動物の種類と性別について考察・紹介していきます。

ヤックルのモデルになった動物の種類

ここでは1997年公開のメガヒット長編アニメ映画「もののけ姫」に登場するかわいいヤックルのモデルとなった動物の種類について考察・紹介します。ヤックルのモデルである動物の種類については公開直後から注目の的になったと言われています。現在でもSNS上などでヤックルのモデル動物の種類は多く考察されていると評されています。ファンの中には角の形状が似ていることからアイベックスというヤギの一種と推察する人もいます。

ヤックルのモデルになった動物の種類考察です。アイベックスの他にヤックルのモデルではないかと言われる動物の種類にエランドがいます。エランドとはレイヨウの種類に入る大カモシカのことです。また、ブルーバックという絶滅動物の種類がモデルだと考察している人もいます。このようにヤックルのモデルとなった動物の種類はいくつかあり、どれが本当のモデルなのかでファンの間でも議論が巻き起こったと言われているのです。

「もののけ姫」のかわいいヤックルのモデルとなった動物の種類について公式に判明した時は多くのファンが驚いたと言われています。ヤックルはアカシシと呼ばれる動物の種類だったのです。アカシシは大カモシカのことを指しているのでモデルの動物の種類は大カモシカ説が有力視されましたが、物語におけるアカシシは架空の動物の種類を意味していることからヤックルは100%想像上の動物である説が現在では定着しているのです。

ヤックルの性別

性別 イメージ画像

ここではスタジオジブリ制作のメガヒット長編アニメ作品「もののけ姫」に登場するかわいい動物ヤックルの性別を考察・紹介します。実はヤックルの性別については2022年6月現在明らかにされていません。性別が不明であることがヤックルの神秘性を高めているのではないかと評されています。ファンの中にはヤックルがアシタカに対して献身的な態度を見せることから性別がメスではないかと分析する人が多いと言われています。

ヤックルの頭に生えている大きく立派な二本の角に注目しているファンからは性別がオスだと推察されています。カモシカや鹿などはオスが立派な角を有しているからです。しかしながらトナカイのように性別に関係なく角がある種類の動物もいることからヤックルの性別がオスとは限らないと主張する人もいると言われています。いずれにしてもヤックルの性別は不明なのでどちらの性別なのか想像する楽しみがあると評されています。

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もののけ姫のヤックルの性格や山犬との関係

宮崎駿が原作・脚本・監督を担当した大人気長編アニメ映画「もののけ姫」に登場する性別不詳のかわいいキャラクターであるヤックルは山犬と最初は仲が悪かったですが次第に仲良くなっていきました。これにはヤックルの性格が多大に影響していると言われています。ヤックルはどのような性格の持ち主なのでしょうか?ここでは「もののけ姫」のヤックルの性格について、山犬との関係について考察・紹介します。それではご覧ください。

ヤックルの性格

ここではスタジオジブリ制作の大人気長編アニメ映画「もののけ姫」に登場するかわいい動物ヤックルの性格について考察・紹介していきます。ヤックルの性格は非常に温厚だと言われています。特に相棒関係にあると言われているアシタカに対しては絶対的な信頼をしていると推察されており、とてもよく懐いています。アシタカを襲う者に対しては敵意を表しますが、攻撃的になるよりも身を挺してアシタカを守ろうとする行動に出ます。

「もののけ姫」に登場する架空の動物ヤックルの性格について考察・紹介しています。ヤックルがアシタカに対して敵意を持つ者に同じように敵意を剥き出しにしたシーンがあります。それはヤックルの背中に乗ったサンを激しく暴れて振り落としたシーンです。温厚なヤックルを見慣れたファンに大きな衝撃を与えたシーンであると同時にヤックルとアシタカの相棒関係を表し、やがてサンとも打ち解けていく過程を描いた名シーンです。

因みにヤックルは「もののけ姫」が初登場作品ではありません。ヤックルが初登場したのは宮崎駿が1983年に発表した絵物語「シュナの旅」でした。「シュナの旅」はチベット民話「犬になった王子」を下敷きにした作品で「風の谷のナウシカ」と共通点が多い作品だと言われています。尚、「シュナの旅」に登場するヤックルは動物の種類を表す一般名詞です。対して「もののけ姫」のヤックルはアカシシであり固有名詞となっています。

ヤックルと山犬の関係は?いつ仲良くなった?

ここでは公開から25年を経ても人気が衰えないと評されている長編アニメ映画「もののけ姫」に登場するかわいい動物キャラクターのヤックルと山犬との関係について考察・紹介していきます。当初はサンがアシタカに対して敵意を抱いていたことから両者と信頼関係にある山犬とヤックルも険悪な関係にあったことが物語の中で描写されています。それがいつの間にか仲良くなっていました。仲良くなったきっかけは何だったのでしょうか?

ヤックルと山犬が仲良くなったきっかけはアシタカがシシ神(デイダラボッチ)に生かされて寝ている間に良好な関係になったと推察するファンが多いと言われています。アシタカが目を覚ました時にサンが「自分から話してくれた。お前のことも故郷の森のことも」と語ったことからサンとの関係もこの時点で修復されたと言われています。サンとヤックルの関係が良くなったことで多くのファンは感動したり安堵したと評されています。

「もののけ姫」においてヤックルと山犬が仲良くなったことで生まれた名シーンがあると言われています。それはかつて「アイツは?食べていい?」とまでヤックルのことを言っていた山犬が後に人々の前でヤックルと鼻挨拶のようなコミュニケーションを取ったシーンです。この何気ないシーンに魅了されたファンも多いと言われており、これを「もののけ姫」のベストシーンだと推す人も多く、注目の名シーンだと謳われているのです。

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もののけ姫のヤックルの名シーン

1997年に全国劇場公開されたスタジオジブリ制作の名作アニメ「もののけ姫」は名シーンや名セリフの多い作品だと評されています。ファンの間では全編名場面だと言い切る人も多いとも言われています。かわいいと人気の動物キャラクター、ヤックルにも多くの名シーンがあると言われています。ここでは「もののけ姫」のヤックルの名シーンをネタバレを交えて紹介していきます。それではご覧ください。

名シーン①アシタカとヤックルが共に走っているシーン

ここでは傑作メガヒット長編アニメ映画「もののけ姫」に登場するかわいい動物ヤックルの名シーンをネタバレを交えて紹介していきます。ヤックルの名シーンとして多くのファンが真っ先に挙げるだろうと評されているのがアシタカとヤックルが一緒に走っているシーンです。これはアシタカが猪神の呪いを受けてしまったことでエミシ村から追われた次の日の朝、アシタカが村を出て行く時を描いたシーンで非常に重要だと言われています。

「もののけ姫」の原作者、宮崎駿は音楽担当の久石譲に「村から追われて絶望・怒り・悲しみで真っ黒になっているアシタカへ最高の朝をあげたい」と音楽もそのようにしてほしいという要望をしたと言われています。その要望に忠実に応えた久石譲の音楽はとても荘厳でアシタカの旅立ちを祝福しているようだと評されています。綺麗で見事な朝焼けの背景とマッチングしており宮崎駿・久石譲の目論見は成功していると言われています。

そして、何よりもアシタカの旅立ちをドラマチックなものにしているのは彼と一緒に走っているヤックルの存在だと高評価するファンが多いと言われています。「もののけ姫」におけるアシタカとヤックルの相棒関係・信頼関係はこの一緒に走るシーンが最初に提示されたことでよりクッキリと浮き彫りにされているとも評されています。ヤックルがいなかったらこのシーンはここまで感動的にはならなかっただろうと言われているのです。

名シーン②アシタカとモロの会話シーン

ここでは宮崎駿原作・脚本・監督のメガヒット長編アニメ映画「もののけ姫」に登場するヤックルの名シーンについてネタバレを交えて紹介していきます。次に紹介するのはアシタカとモロの会話シーンです。モロとは齢300年の山犬です。犬神でもあります。モロは二本の尻尾を持った巨大な白い山犬です。山犬たちの母親であり、人間に捨てられたサンを拾って他の子供たちと同様に分け隔てなく愛情を注いでサンを育て上げました。

「もののけ姫」ではアシタカとモロがサンについてお互いのイデオロギーをぶつけ合うシーンがあります。サンを人間として解放しようとしているアシタカに対してモロは厳しい態度を取ります。この会話シーンはやがて森と人間との共存にまで話が及んでおり「もののけ姫」のテーマを表す重要なシーンの一つとも評されています。このアシタカとモロの会話の中に間接的にヤックルが関わっていると分析する人が多いと言われています。

アシタカは自分とヤックルの関係のように自分とサン、更に人間と森が上手くいかないかということをモロに提示していると言われています。このアシタカの訴えに対してモロが直接態度を軟化させることはありませんでしたが、後にサンに向かって「彼とともに生きる道もある」と諭しています。アシタカとヤックルの関係こそが「もののけ姫」のテーマを具現化していると評するファンも多いと言われており、それを窺わせる名シーンです。

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もののけ姫のヤックルに関する感想や評価

ここでは名作長編アニメ映画「もののけ姫」に登場するヤックルに関する感想や評価を紹介していきます。Twitterでのつぶやきをいくつか取り上げていきます。「もののけ姫」のヤックルはインターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?それではご覧ください。

「もののけ姫」の大ファンだと思われる方のツイートです。「もののけ姫」をご覧になり、脚に矢が刺さって動けなくなったヤックルを見てひどいことをするなという気持ちとかわいいという気持ちが同居しているとの感想をお持ちです。

同じく「もののけ姫」の大ファンだと思われる方のツイートです。「もののけ姫」をご覧になって、観る度にいろいろ考えさせられることとヤックルがかわいいという感想をつぶやかれています。

同じく「もののけ姫」の大ファンだと思われる方のツイートです。「もののけ姫」をご覧になって、最初から最後までヤックルがかわいいという感想をつぶやかれています。

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もののけ姫のヤックルまとめ

まとめ イメージ画像

ここではスタジオジブリ制作の長編アニメ映画「もののけ姫」はに登場するヤックルについて特集してきました。ヤックルは同作品の中でも人気ベストスリーに入るキャラクターだと評されています。ヤックルに注目して「もののけ姫」をお楽しみください。

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