崖の上のポニョは死後の世界の物語?証拠・都市伝説や死後の世界ではない説も考察

「崖の上のポニョ」は2008年に公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメ映画です。宮崎駿が7年ぶりに原作・脚本・監督を務めたことで話題になり大ヒットを記録しました。「崖の上のポニョ」には死後の世界の物語ではないかという噂があると言われています。ここでは「崖の上のポニョ」が死後の世界の物語説について特集します。死後の世界であるという理由や都市伝説、そして死後の世界ではない説も含めて考察・紹介していきます。

崖の上のポニョは死後の世界の物語?証拠・都市伝説や死後の世界ではない説も考察のイメージ

目次

  1. 崖の上のポニョとは?
  2. 崖の上のポニョは死後の世界の物語?証拠や理由を考察
  3. 崖の上のポニョは死後の世界ではない説の理由を考察
  4. 崖の上のポニョの食べ物に関する都市伝説を考察
  5. 崖の上のポニョのリサは死んだ?呼び捨ての理由は?
  6. 崖の上のポニョの死後の世界に関する感想や評価
  7. 崖の上のポニョは死後の世界だという都市伝説まとめ

崖の上のポニョとは?

「崖の上のポニョ」はスタジオジブリ制作の長編アニメ映画です。2008年に公開されて大ヒットを記録したことで有名です。人間の少年と魚の女の子の心の交流を描いた心温まる作品ですが、一方で死後の世界を描いたのではないかという噂もあります。ここでは「崖の上のポニョ」が死後の世界を描いた物語なのかを考察・紹介します。また、死後の世界ではない説や食べ物にまつわる都市伝説なども取り上げていきます。ご覧ください。

崖の上のポニョの概要

「崖の上のポニョ」は2008年に公開されたスタジオジブリ制作のアニメ映画です。原作・脚本・監督を宮崎駿が務めています。すべてを宮崎駿が担当したのは7年ぶりだったので公開前から大きな話題を呼んだと言われています。「崖の上のポニョ」の興行収入は155億円という大ヒットを記録しました。音楽担当は久石譲です。藤岡藤巻と大橋のぞみが歌った主題歌も大ヒットしました。ソフト化・地上波放送などで容易に鑑賞できます。

崖の上のポニョのあらすじ

「崖の上のポニョ」は日本のとある海沿いの町を舞台にしています。ポニョは魚の女の子で年齢は5歳です。ポニョは両親にかわいがられていましたが、ある日家出をしました。空き瓶に頭が挟まってしまったポニョは海岸で難儀していました。そこを通りかかった宗介に助けられました。宗介は5歳の保育園児です。ポニョと宗介はたちまち仲良くなりました。お互いに好意を持つようになった二人ですが、ポニョの父親フジモトが来ました。

崖の上のポニョ - スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI

崖の上のポニョは死後の世界の物語?証拠や理由を考察

考察 イメージ画像

「崖の上のポニョ」は人間の少年と魚の女の子の交流を描いた微笑ましい作品だと評されている一方で、特異な描写が多いとされ苦手だという人もいると言われています。また、「崖の上のポニョ」は死後の世界を描いたという説もまことしやかに囁かれています。本当に「崖の上のポニョ」は死後の世界の物語なのでしょうか?ここでは「崖の上のポニョ」が死後の世界の物語だと言われる理由を考察・紹介していきます。ご覧ください。

理由①津波の被害者や恐怖心がない

ここではスタジオジブリ制作の2008年公開大ヒット長編アニメ映画「崖の上のポニョ」が死後の世界の物語であるという説の理由について考察・紹介していきます。ファンの間で真っ先に挙げられてるのが「津波に対する人々の意識」です。津波は言うまでもなく自然がもたらす恐ろしい天災の一つです。本来であればその恐怖に人々は慄きますし、人々が逃げ惑うといったネガティブな描写がなされるのは仕方がないとも言われています。

「崖の上のポニョ」で描かれた津波はかなり大規模なものでした。しかし、大津波に対する町の人々の反応は良く言えば実に落ち着いたものでした。その一方で悪く言えば実にあっけらかんとしていて不自然で拍子抜けしたものだと評されています。あえて津波のネガティブな要素を排したことで「崖の上のポニョ」は死後の世界の物語ではないかという説がインターネットを中心に出ることになり、現在に至るまで広く拡散している状態です。

理由②トンネルを通るシーン

ここでは宮崎駿原作・脚本・監督の人気アニメ映画「崖の上のポニョ」が死後の世界の物語であるという理由について考察・紹介していきます。津波に対する人々の反応と並んで大きな理由だと言われているのが宗介とポニョがトンネルを通るシーンです。宗介がポニョの手を引いてトンネルに入ろうとするとポニョは「ここ嫌い」と言って入るのを躊躇います。実際に二人がトンネルに入ると何故かポニョは魚の子の姿に戻ってしまいます。

ポニョはトンネルを通ると魚に戻ってしまうことを直感して嫌がったのだと推察されています。トンネルはポニョの母親グランマンマーレが仕組んだ罠説もあり、ポニョは魚の姿を宗介に見られるのが嫌だったと言われています。ファンの中にはトンネルの先はあの世であり宗介が死んでしまうことをポニョが嫌がったという考察をする人も多いと評されています。真偽は不明ですがトンネルが何かしらのメタファーだと言われています。

理由③水中にいたリサや介護施設の老婆たち

ここでは2008年に公開された大ヒット長編アニメ映画「崖の上のポニョ」が死後の世界の物語ではないかという噂について考察・紹介していきます。「崖の上のポニョ」が死後の世界の話だという説は物語の随所に散りばめられていると分析する人が多いと言われています。その一つだと言われているのが津波の後のシーンです。宗介とポニョは津波で行方不明になった宗介の母親リサを捜索しますがその時の描写が異様だと言われています。

リサは勤め先のデイケアサービスセンター「ひまわりの家」の利用者の老婆たちと水中にいました。水の中にいるにも拘わらずリサと老婆たちは苦しい顔を見せずに普通に呼吸しているのです。また、それまで自由に動くことができなかった老婆たちが元気に走り回るシーンも見られました。このように現実では起こり得ないことが起きているのでリサと老婆たちは既に亡くなっており、死後の世界での様子が描かれたという噂が流れたのです。

理由④赤ちゃんと抱いた不思議な女性

ここでは人気スタジオジブリ作品「崖の上のポニョ」が死後の世界の物語だと言われる理由について考察・紹介していきます。「崖の上のポニョ」のクライマックスシーンは大津波のシーンだと言われています。そして、その後の町では不思議な現象がいくつか発生してファンを驚かせたと評されています。先述した水中のリサと老婆たちもそうですが、もっと多くのファンを驚かせたと言われているのが終盤に登場した三人の親子です。

大津波後、宗介とポニョは船に乗ってリサを捜索しました。そこで別の船に乗っている三人の親子がいました。彼らの服装が非常にノスタルジックなものだったので違和感を覚えたファンが多いと言われています。その後、この親子は大正時代の人物だと判明しています。過去のキャラクターが現代に混じって存在していることで「崖の上のポニョ」が死後の世界を描いた物語だとしてもおかしくないという考え方が定着することになりました。

理由⑤意味深なセリフ

スタジオジブリ制作の長編アニメ映画「崖の上のポニョ」が死後の世界の物語であるという理由を考察・紹介します。次に挙げるのは「崖の上のポニョ」で見られる意味深なセリフの数々です。「崖の上のポニョ」の序盤では宗介がバケツの中にいるポニョをリサの勤め先にいる老婆たちに見せるシーンがあります。ここで老婆の一人トキが「嵐が来るから近づけないで」という意味のセリフを言っています。非常に意味深だと言われています。

老婆の意味深なセリフ通り、物語のクライマックスで町に大津波が押し寄せてきました。その後のシーンでも意味深なセリフがあると言われています。水中で再会した宗介とリサのやり取りの中でリサが「不思議なことが起きている理由は後でわかる」という意味のセリフを口にしています。これは既に全員が亡くなっていることを意味しており、それが宗介或いは観客・視聴者にもわかるという意味だと分析する人がいると言われています。

理由⑥ポニョの正体や本名

ここでは2008年に公開されたスタジオジブリ制作の人気長編アニメ「崖の上のポニョ」の死後の世界の物語説について考察・紹介しています。次に紹介するのはポニョの正体や本名です。ポニョの本名はブリュンヒルデと言います。ブリュンヒルデの元になっているのは北欧神話に登場するワルキューレの長女ブリュンヒルデだと言われています。北欧神話のブリュンヒルデは英雄たちの魂をヴァルハラに導く存在で極めて重要な女神です。 

ポニョの正体は魔法使いのフジモトを父に海の女神的存在グランマンマーレを母に持つ魚の子です。ポニョ自身にも強力な魔力が備わっています。その魔力が北欧神話のブリュンヒルデの能力とリンクしているのではないかと考察するファンが多いと言われています。つまり、ポニョにもブリュンヒルデのように魂をあの世に導く能力があるのではないかということです。故に死後の世界の物語だという結論が導き出されると評されています。

理由⑦久石譲のコメント

ここではスタジオジブリ制作の大ヒットアニメ映画「崖の上のポニョ」が死後の世界の物語だと言われる理由について考察・紹介します。次に紹介するのは音楽を担当した久石譲の発言です。久石譲は1950年12月6日生まれの作曲家です。1984年の人気映画「風の谷のナウシカ」から2013年の「風立ちぬ」までの全ての宮崎駿監督作品の音楽担当で知られています。また、北野武監督作品の音楽を7作担当したことでも話題になりました。

久石譲は「崖の上のポニョ」の楽曲を作曲するにあたり「『死後の世界』や『輪廻転生』などの難しいテーマを子供たちにどう理解してもらえるか」という観点で臨んだという意味の発言をしていたと言われています。ストーリーの中で匂わせはあってもそのような具体的な描写がなかったのに「死後の世界」という単語が出てきたことを疑問に思ったファンが多いと言われており、死後の世界の物語説の裏付けだと評されています。

理由⑧宮崎駿監督が生と死をテーマにしている?

ここではスタジオジブリ映画「崖の上のポニョ」が死後の世界の物語だと言われる理由について考察・紹介していきます。最後に紹介するのは原作・脚本・監督を務めた宮崎駿の発言や考え方です。「崖の上のポニョ」のキャッチコピーは「生まれてきてよかった。」です。これは九死に一生を得た時に感じる「生きててよかった」に共通していると分析するファンもいて、死後の世界の物語の根拠だと推察する人も多いと言われています。

また、宮崎駿はインタビューにおいて「海と陸はこの世とあの世や生と死などいろいろな言い方ができるけど、子供が理解してくれれば良い」という趣旨の発言をしています。原作者の発言であることから「崖の上のポニョ」は死後の世界の物語であるという結論に達したファンが多いと言われています。しかし、本当に死後の世界の物語であるかどうかは明言されておらず、観客・視聴者の判断に委ねられていると分析するファンもいます。

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崖の上のポニョは死後の世界ではない説の理由を考察

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2008年に公開された宮崎駿原作・脚本・監督作品「崖の上のポニョ」は死後の世界の物語だという解釈が多くのファンの間でなされていると言われています。ファンの中には同作品は死後の世界ではないと考察する人もいると言われています。死後の世界ではないという根拠はどこにあるのでしょうか?ここでは「崖の上のポニョ」が死後の世界ではない説の理由について考察・紹介していきます。それでは考察結果をご覧ください。

理由①建物が壊れていない

大ヒット長編アニメ映画「崖の上のポニョ」が死後の世界ではない説の理由を考察・紹介します。最初に挙げるのは建物が壊れていない点です。「崖の上のポニョ」はクライマックスで大津波が町を飲み込みましたが、建物は一つも破壊されずに水没しています。ここから津波は町や人々を襲ったのではなく包み込んだと解釈するファンがいると言われており、不思議な現象だけれども死後の世界ではないという人も多いと言われています。

理由②宗介が生きている

ここでは人気スタジオジブリ制作長編アニメ映画「崖の上のポニョ」が死後の世界ではない説について考察・紹介しています。次に挙げるのは宗介の生存説です。宗介は「崖の上のポニョ」の主人公です。保育園「ひまわり園」に通う5歳児です。宗介は明るく快活で正義感が強い性格の持ち主です。宗介は海岸で出会ったポニョのことが好きになり、ポニョを守るために奮闘します。ポニョもそんな宗介のことを好きになって心を通わせます。

宗介は大津波が起きた時にポニョと高台の家にいました。つまり、宗介は津波に飲まれていないので生存してるので死後の世界ではないと分析する人がいると言われています。更にリサたちがいるところが死後の世界だとしたらそこに生きている宗介がいることは辻褄が合わないので死後の世界ではないと考察する人もいます。宗介が生きているとすれば「崖の上のポニョ」は死後の世界ではない説がかなり現実味を帯びると言われています。

理由③登場人物が亡くなるシーンがない

「崖の上のポニョ」は死後の世界ではない説について考察・紹介しています。「建物が壊れていない」の項にも通じますが、大津波のシーンでは人々が水中で生きているという不思議なシーンこそありますが、死亡する直接的な描写がありません。これが死後の世界ではない説を裏付けていると推察する人がいると言われています。死後の世界ではないということで人々は生きていながら水中にいるというファンタジーだと分析する人もいます。

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崖の上のポニョの食べ物に関する都市伝説を考察

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国民的人気を獲得している作品が多いと言われているスタジオジブリ制作の長編アニメ映画は都市伝説が多く囁かれているものが多いとも言われています。2008年に公開された「崖の上のポニョ」も都市伝説が多いと評されています。特に食べ物にまつわる都市伝説がSNSを中心に展開されていると言われています。ここでは「崖の上のポニョ」の食べ物にまつわる都市伝説を考察・紹介していきます。それでは考察結果をご覧ください。

考察①宗助とポニョが食べたチキンラーメン

ここではスタジオジブリ制作の人気長編アニメ映画「崖の上のポニョ」の食べ物にまつわる都市伝説を考察・紹介します。「崖の上のポニョ」で宗介とポニョがリサが作ったチキンラーメンを食べるシーンがあります。現在でもSNS上で実際にこれをやってみた画像が多数アップされるほど人気のシーンですが、ポニョが火を通した食べ物を口にしたことで人間になる為の通過儀礼的な役割を果たしたと考察する人もいると言われています。

考察②ポニョがハムを好きな理由

「崖の上のポニョ」の食べ物の都市伝説を考察・紹介します。ポニョは最初に宗介が食べさせてくれたことでハムが大好物になりました。サンドウィッチでも真っ先にハムを食べるほどです。ここにも都市伝説があると言われています。それはハムが火を通さなくても食べられるものなのでポニョが人間ではないことを強調しているというものです。このような都市伝説が多いことが同作品の奇妙な魅力に繋がっていると分析する人もいます。

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崖の上のポニョのリサは死んだ?呼び捨ての理由は?

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宮崎駿原作・脚本・監督の人気長編アニメ映画「崖の上のポニョ」は謎が多い物語だと言われています。特に多くのファンが印象的だと感じている謎が宗介の母親であるリサの存在です。大津波の後、果たしてリサは亡くなったのでしょうか?また、宗介は何故リサのことを呼び捨てにするのでしょうか?ここでは「崖の上のポニョ」のリサの死亡説と宗介がリサを呼び捨てにする理由を考察・紹介していきます。それではご覧ください。

考察①リサは死んだ?

ここでは「崖の上のポニョ」に登場する宗介の母親リサの死亡説について考察・紹介しています。結論から言いますとリサが死亡したのかについてストーリーの中では明言されていません。また、明確に亡くなった描写もありません。しかし、津波の後で宗介とポニョがリサの車を発見した時の車の荒れ具合やリサとグランマンマーレの会話などからリサが亡くなったと推察するファンが多いと言われており、同作品の関心事になっています。

考察②宗介がリサを呼び捨てで呼ぶ理由

ここでは「崖の上のポニョ」の宗介が母親のリサを呼び捨てにする理由を考察・紹介しています。宗介はリサだけではなく父親のことも呼び捨てにしています。これは宗介の家庭のルールではないかと推察されています。親を呼び捨てにすることに違和感を感じる人も多いと言われています。親の名前の呼び捨ては賛否両論でしたが、そうすることで逆に宗介の家の親子関係が良好であることを表しているのではないかとも評されています。

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崖の上のポニョの死後の世界に関する感想や評価

ここではスタジオジブリ制作の長編アニメ映画「崖の上のポニョ」の死後の世界に関する感想や評価を紹介していきます。Twitterでのつぶやきをいくつか取り上げていきます。「崖の上のポニョ」の死後の世界はインターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?それではご覧ください。

「崖の上のポニョ」の大ファンだと思われる方のツイートです。「崖の上のポニョ」をご覧になり、後半の大津波のシーン辺りから死後の世界のようなオカルトの雰囲気が感じられるのが好きだとつぶやかれています。

同じく「崖の上のポニョ」の大ファンだと思われる方のツイートです。「崖の上のポニョ」をご覧になって、ストーリーや世界観に死後の世界を思わせる描写があり理解するのが難しいという感想をお持ちです。

同じく「崖の上のポニョ」の大ファンだと思われる方のツイートです。「崖の上のポニョ」は死後の世界を思わせる描写はあれど都市伝説風に観る必要はないという感想をつぶやかれています。

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崖の上のポニョは死後の世界だという都市伝説まとめ

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ここでは人気長編アニメ映画「崖の上のポニョ」が死後の世界の物語だという説について考察・紹介してきました。「崖の上のポニョ」は再見に耐える名作だと評されています。是非一度「崖の上のポニョ」をご覧ください。

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