【猫の恩返し】ユキちゃんは既に死んでる？猫の種類やアニメで声を演じた声優は？

猫の恩返しに登場するユキちゃんとは、ハルが猫の国に連れ去られた時に人間界に戻れるよう手助けしてくれた白い猫の女の子です。この記事では猫の恩返しのユキちゃんがすでに死んでいるという説について考察します。また合わせてユキちゃんの猫の種類や嫌いと言われる理由、担当した声優やルーンとの関係など紹介しますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

猫の恩返しに登場するユキちゃんが死んでるという説や嫌いと言われる理由、猫の種類や声優などについて触れる前に、猫の恩返しの作品概要とあらすじを紹介します。猫の恩返しはスタジオジブリ制作の作品の中でも異彩を放つ作品であり、その前向きで軽快なストーリーが広く親しまれています。たくさんの猫が登場する猫の恩返しが気になる方はぜひチェックしてみてください。それではまず、猫の恩返しの作品概要を紹介します。

長編アニメ映画である猫の恩返しはスタジオジブリが制作し、2002年に公開されました。監督である森田宏幸さんはテレビアニメ「ぼくらの」の監督で知られています。猫の恩返しではキャラクターデザインを森川聡子さんが担当していることで他のジブリ作品とは作風が視覚的にわかりやすく違う作品となっています。日本の興行収入は64.8億円を記録し、2002年度における邦画の興行収入で一位となりました。

猫の恩返しの原作は柊あおい先生の描いた漫画作品「バロン 猫の男爵」であり、これは宮崎駿監督からの依頼を受けてアニメ化を前提に作られました。「猫の恩返し」は「耳をすませば」の主人公である月島雫が書いた小説であるという設定で、耳をすませばに登場する猫の置物のバロンに焦点を当てています。そのため耳をすませばと猫の恩返しにはバロンやムタなど同じモチーフのキャラが共通して登場します。

のんきで優しい女子高校生の吉岡ハルは、ある日車に轢かれかけているところを助けた猫が猫の国の王子だったことをきっかけに、ありがた迷惑な猫の恩返しに巻き込まれます。王子の妃にと企む猫王に半ば無理やり猫の国に連れ去られてしまい、どんどん体が猫化していってしまいます。窮地に陥ったハルは猫の事務所の猫人形バロンと白猫のムタ、カラスのトトの力を借りてなんとか人間の世界に戻ろうと奮闘します。

猫の恩返しに登場するユキちゃんのプロフィールを紹介します。ユキちゃんは猫の国の配給係で王子と恋仲の白い猫の女の子です。ユキちゃんはかつてハルがクッキーをあげて命を助けた野良猫であり、ハルに恩義を感じています。そのためユキちゃんは度々ハルを助けており、例えばハルが人間界で猫の恩返しに巻き込まれそうになって困っていた時に頭の中に響いた「猫の事務所へ行って」という声の主はユキちゃんでした。

また猫の国の入り口でのんきにしていたハルに帰るように促したり、無理やりルーン王子の妃にさせられそうになっていた時は城から脱出する手引きをしたりしています。ユキちゃんの好物は魚型のクッキーで、これはハルがくれたクッキーが魚型だったことに影響を受けています。物語の最後ではルーン王子のプロポーズを受け婚約します。それでは次に猫の恩返しのユキちゃんがすでに死んでるという説や猫の国の正体について考察します。

猫の恩返しのユキちゃんが嫌いと言われている理由や猫の種類、声優などについて紹介する前に、猫の恩返しのユキちゃんが死んでると言われている理由について紹介します。また不思議が多い猫の国の正体についても紹介します。映画ではハッピーエンドで終わったはずのユキちゃんが死んでるという説は、原作となった「バロン 猫の男爵」に関係があります。ユキちゃんや原作についてより深く知りたい方はぜひチェックしてみてください。

映画猫の恩返しでは恋人のルーン王子にプロポーズされ幸せそうな姿が描かれたユキちゃんですが、すでに死んでるという説が流れています。その理由は映画猫の恩返しと原作である「バロン 猫の男爵」の設定の違いに関係があります。ユキちゃんは猫の恩返しではハルに偶然助けられた野良猫という設定でしたが、原作の「バロン 猫の男爵」ではハルの飼い猫だったという設定でした。そしてある日を境にユキちゃんは姿を消していました。

ハルが懸命に探してもユキちゃんが見つかることはありませんでした。そして時が経ち、猫の国に足を踏み入れたハルはひと目でユキちゃんに気がつきます。ハルは死んでると思っていたユキちゃんが生きていて会えたことに喜びますがユキちゃんは複雑そうな表情を浮かべます。そして物語の終盤、実はユキちゃんがやはりすでに死んでるということが明かされます。ユキちゃんは姿を消したその日に交通事故で亡くなっていたのでした。

そして死んでるユキちゃんが暮らす猫の国についても設定が原作と映画では違います。映画では「 自分の時間を生きられない奴の行く所」と表現していた猫の国ですが、原作では「死んだ猫のいくところ」「永遠の命を持つ猫たちが暮らすところ」という設定になっています。死んでる猫の例はユキちゃんですが、永遠の命をもつ猫というのは映画でも示唆されています。それは壁画に描かれるほど遥か昔から生きているムタです。

原作では死んでる猫は猫の国から出ることはできず、ハルに一緒に人間界に戻ろうと誘われた時もユキちゃんは悲しそうに首を横に振っていました。ただ死後の世界として描かれる猫の国ですが、ユキちゃん自身はお城の配給係として働いたりルーン王子と恋愛したりして充実した生活を送っていることがわかります。それでは次に猫の国の死後の世界の設定が原作と映画で違う理由を紹介します。

猫の国の死後の世界設定が原作と映画で違う理由を紹介します。原作では死んでる猫が行くという設定の猫の国ですが、映画猫の恩返しではそうではなくなった理由には監督である森田宏幸の意向が関係しています。森田宏幸さんは猫の恩返しを明るいコメディにしたいと考えていました。そのため飼い猫だったユキちゃんがすでに死んでる設定にしてしまうと雰囲気が重くなってしまうと考えたそうです。

ただこのことについて後に森田宏幸さんは鈴木敏夫プロデューサーと話す機会があり、その際に原作は思春期の死生観について描いているのではないかという指摘を受けています。このことを知っていればもっと違っていたかもしれないと語っていました。それでは猫の恩返しのユキちゃんが死んでるという説や猫の国の設定について紹介したところで、次にユキちゃんの猫の種類や嫌いと言われる理由を紹介します。

猫の恩返しのユキちゃんの猫の種類や嫌いと言われる理由を紹介します。猫の恩返しのユキちゃんは猫の国に連れて行かれたハルをずっと助けようとしてくれていた猫の女の子ですが、一部では嫌いという声もあがっています。ユキちゃんが嫌いと言われるのには猫のルーン王子に関係があるようです。ここではそんなユキちゃんが嫌いと言われる理由を紹介していますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

猫の恩返しに登場するユキちゃんの猫の種類を紹介します。映画猫の恩返しではユキちゃんは野良猫という設定だったことを考えると雑種の種類であると推測されます。原作では飼い猫だったため、雑種あるいはペットショップなどから買った純血の種類であると推測されます。原作のユキちゃんが純血の種類の猫だと仮定した場合、どの種類の可能性が高いかというと大きく分けて二つの可能性が考えられます。

一つ目はカオマニーという種類、そしてターキッシュアンゴラという種類です。カオマニーという種類の猫の特徴は短毛で白い毛色です。目は青か黄色、もしくは緑が多く、頭がハート型です。ターキッシュアンゴラという種類の猫の特徴は長毛でやや細身、目はアーモンド型です。この二つの種類を比較すると、ユキちゃんは短毛種のようなのでカオマニーに似ていると考えられます。

ユキちゃんの外見的特徴は、目が青く毛色は真っ白です。映画猫の恩返しのユキちゃんを雑種の種類だと仮定した場合、白い猫というのは先天性にメラニンが欠乏しているアルビノか、白い毛色を作る白色遺伝子を持つかどうかで決まります。アルビノの場合は目が赤くなるので、ユキちゃんは白色遺伝子の働きで白猫になっていると推測されます。

そしてその白色遺伝子は他の全ての色の遺伝子より優先して発現する顕性遺伝です。つまり映画猫の恩返しのユキちゃんは親のどちらかが白色遺伝子を持っていた雑種の種類だと推測できます。また白い種類の猫の特徴として青い目が多いという特徴があります。さらに白い被毛に青い目の種類の猫は同時に聴覚障害を起こしやすいので、白い毛色に青い目のユキちゃんは将来的に聴覚障害を起こす可能性があると言えます。

映画猫の恩返しのユキちゃんが嫌いと言われる理由を紹介します。ユキちゃんが嫌いと言っている人の感想を見ると、ユキちゃんがしたたかに見えて嫌いだという理由が多いようです。というのもユキちゃんは猫の国に連れてこられてしまったハルを随所で手助けして人間の世界に戻してくれましたが、それが自分のためにしたように見えて嫌いになってしまうようです。

ユキちゃんは元々猫の国の王子であるルーンと恋仲であることが物語の終盤で明らかになります。そうなるとそれまでのハルを人間界に帰そうとする動きが、ハルがルーンの妃になると困るからやったという解釈もできます。ユキちゃんが嫌いだという人にとっては、恋敵を排除しようとしているように映るという感想が見られました。それではユキちゃんが嫌いと言われる理由を紹介したところで、次にユキちゃんの声優を紹介します。

ユキちゃんの猫の種類や嫌いと言われる理由を紹介したところで、次に映画猫の恩返しのユキちゃんの声優を紹介します。映画猫の恩返しでユキちゃんを演じた声優は、俳優の前田亜希さんです。ここではユキちゃんを演じた声優の前田亜希さんのプロフィールや声優としての主な出演作品を紹介します。映画猫の恩返しでユキちゃんが好きになった方はぜひ見てください。それではまず声優の前田亜希さんのプロフィールを紹介します。

映画猫の恩返しでユキちゃんを演じた声優の前田亜希さんのプロフィールを紹介します。ユキちゃんを演じた声優の前田亜希さんは子役として芸能界デビューをし、現在も俳優として活動しています。女優の前田愛さんとは姉妹であり、マクドナルドやブルガリのCMで共演しています。声優としての活動は他に映画「風を見た少年」があります。それでは次に猫の恩返しでユキちゃんを演じた声優の前田亜希さんの主な出演作品を紹介します。

• アニメ映画「風を見た少年」日立マクセル役（声優としての出演）
• テレビアニメ「Cosmic Baton Girl コメットさん☆」コメット役（声優としての出演）
• 映画「最終兵器彼女」ちせ役
• 映画「水に棲む花」二階堂六花役
• テレビドラマ「学校の怪談G」水谷歩美役
• テレビドラマ「しおり伝説〜スター誕生〜」しおり役
• テレビドラマ「ノースポイント つばさ」瀬藤香織役
• テレビドラマ「安楽椅子探偵と笛吹家の一族」相楽美音役
• テレビドラマ「ほんとにあった怖い話」間宮智役
• テレビドラマ「母（かか）さんへ」火野ひかり役

猫の恩返しに登場するユキちゃんとルーンの関係を考察します。猫王に無理やり猫の国に連れて行かれてしまいルーン王子の妃にさせられそうになってしまうハルですが、最終的にユキちゃんとルーンの関係が窮地を打開することになります。ここではルーンのプロフィールや2人がどのような関係なのか、またユキちゃんとルーンのその後について紹介していますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

猫の恩返しに登場するルーンのプロフィールを紹介します。猫の恩返しのルーンとは、猫王の息子であり猫の国の王子です。猫王とは外見的に似ており、右目がグリーンで左目がレッドのオッドアイ、灰がかった青い毛色です。ルーンの猫の種類はロシアンブルーだと推測されます。ただロシアンブルーのオッドアイの猫はグリーンとブルーの瞳になることが多いため、片目がレッドのルーンはロシアンブルーではない可能性もあります。

ルーンは映画猫の恩返しの物語冒頭でハルが車に轢かれそうになっていたのを助けた猫です。そのせいで猫王が暴走し、勝手にハルを妃にさせられそうになっていました。騒動のあいだ猫の国を離れていたルーンはこのことを知らず、ハルやバロンが人間界に戻ろうとして猫王と戦っていたところに帰ってきて事の顛末を把握します。ルーンは自分とユキちゃんが恋仲であることを明かし、ユキちゃんにプロポーズします。

このようにユキちゃんとルーン王子は恋人であり、物語の最後には結婚することが決まります。ルーン王子は横暴な猫王とは違って真面目で誠実な性格をしており、ハルに助けられた時は丁寧にお礼をしたり父親の暴走を諌めたりしています。映画猫の恩返しでルーン役の声優にキャスティングされたのは俳優の山田孝之さんです。下でルーン役の声優にキャスティングされた俳優の山田孝之さんの主な出演作品を紹介します。

• テレビドラマ「WATER BOYS」 進藤勘九郎役
• テレビドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」松本朔太郎役
• テレビドラマ「H2〜君といた日々」国見比呂役
• テレビドラマ「白夜行」桐原亮司役
• テレビドラマ「闇金ウシジマくんシリーズ」丑嶋馨役
• テレビドラマ「勇者ヨシヒコシリーズ」ヨシヒコ役
• 映画「電車男」電車男役
• 映画「凶悪」藤井修一役
• 映画「クローズZERO」芹沢多摩雄役
• 映画「新宿スワン」南秀吉役

映画猫の恩返しで晴れて婚約者となったユキちゃんとルーンですが、その馴れ初めは明かされていません。しかしユキちゃんは猫の国の城の配給係でありルーンは王子であるため、ユキちゃんが城で配給係として働いているときに出会ったのではないかと推測されます。またユキちゃんとルーンには共通点があります。それは2人ともハルに命を救われているということです。

ユキちゃんは野良猫で飢えていた時に子供だったハルから魚型のクッキーをもらって命を救われたという過去があり、ルーンは人間界で道路を渡ろうとしたときに車に轢かれかけてハルに助けられました。この時ルーンが運んでいたのは魚型のクッキーで、これはハルに助けられた時の思い出で魚型のクッキーが好きなユキちゃんのために買ったものでした。それでは次にユキちゃんとルーンのその後を考察します。

映画猫の恩返しのユキちゃんとルーンは婚約が成立して物語は終わりを迎えたため、その後どうなったかは描かれていません。猫王も息子の婚約を喜んでいたため、妃に迎えようとしたハルに対してしたのと同様に手厚く歓迎すると推測されます。それでは次に猫の恩返しのユキちゃんに対する感想や評価を紹介します。

猫の恩返しに登場するユキちゃんに関する感想や評価を紹介します。ユキちゃんとルーンのカップルがお似合いだと評価するツイートです。ユキちゃんは配給係という身分ですが、猫の国の王子であるルーンと並んでも遜色がないほど美しく優しい白猫です。物語の中でハルが2人が幸せになってすごく嬉しいと言っていたように、ユキちゃんとルーンは周りから祝福されるカップルであることがわかります。

猫の恩返しに登場するユキちゃんに関する感想や評価を紹介します。猫の恩返しの原作となった「バロン 猫の男爵」を読んでみて見方が変わったという感想のツイートです。猫の恩返しの原作ではユキちゃんは既に死んでるハルの元飼い猫であり、そして猫の国は死後の国という設定になっています。映画では明るい雰囲気にするためにその設定を変えていますが、端々に残っている要素が元のテーマ性を表しています。

猫の恩返しに登場するユキちゃんに関する感想や評価を紹介します。ユキちゃんがハルを人間界に帰そうとしていたのは恋人のルーン王子を取られないためのように見えるという感想のツイートです。ユキちゃんはハルに命を救われた恩があり助けていましたが、どうしてもルーン王子の恋人という情報が明かされてしまうとそういうふうに見えてしまうという声が他にも上がっていました。

猫の恩返しに登場するユキちゃんに関する感想や評価を紹介します。猫を飼ったことがあると、原作のユキちゃんが死んでいるという設定や猫の国が死後の世界であるという設定が胸に刺さるという感想のツイートです。これについて原作「バロン 猫の男爵」の作者である柊あおい先生は、死んでしまったペットが生きている世界があるといいと考えたと語っています。

猫の恩返しに登場するユキちゃんに関する感想や評価を紹介します。映画猫の恩返しではユキちゃんは野良猫だったという設定で、お腹を空かせていたところをハルに魚型のクッキーをもらって助けられました。クッキーをあげるシーンはハートウォーミングに描かれ、このツイートのように感動したという声が他にも多く上がっていました。

猫の恩返しに登場するユキちゃんが原作で死んでるということや原作の猫の国は死後の世界であるということを紹介しました。可愛いと人気のユキちゃんですが、したたかに見えて嫌いという声もあるようです。ルーン王子とは恋仲であり、物語の後は結婚すると推測されます。このまとめでユキちゃんに興味を持った方は、猫の恩返しを観てみてはいかかでしょうか？