【猫の恩返し】ナトルのかわいい魅力やセリフを紹介!性別や担当した声優は?

ジブリ作品に登場する「風の谷のナウシカ」のテトや「となりのトトロ」のトトロなどは、かわいい癒し系キャラとして人気があるようです。「猫の恩返し」のナトルは人間に馴染みのある猫ですが、テトやトトロに匹敵するかわいい癒し系キャラと言えるでしょう。しかし「猫の恩返し」で主人公ハルを陥れるナトルは、ただの可愛い癒しキャラではないようです。そんなナトルの性格を表すようなセリフ、性別、「猫の恩返し」ナトル役でアニメ声優に挑戦した女優・濱田マリさんについてまとめていきます。

【猫の恩返し】ナトルのかわいい魅力やセリフを紹介!性別や担当した声優は?のイメージ

目次

  1. 猫の恩返しのナトルとは?
  2. 猫の恩返しのナトルのかわいい魅力やセリフを紹介!性別は?
  3. 猫の恩返しのナトルとよく間違えられるナトリ
  4. 猫の恩返しのナトルのアニメ声優
  5. 猫の恩返しのナトルに関する感想や評価
  6. 猫の恩返しのナトルまとめ

猫の恩返しのナトルとは?

猫の恩返しの作品情報

世界を席巻している日本のアニメの中でジブリ作品は特に人気があり、主要キャラの英語版吹替え声優はハリウッドスターが務めていることが多いようです。「猫の恩返し」の主人公ハルの英語版吹替え声優は、「プラダを着た悪魔」で働く女性の共感を集めたアン・ハサウェイです。

猫の恩返しの概要

「猫の恩返し」(2002年)と「耳をすませば」(1995年)の2つのジブリ作品は、柊あおいさんの漫画が原作となっています。「猫の恩返し」には「耳をすませば」のバロンとムーンという猫キャラが登場していることから、「猫の恩返し」は「耳をすませば」のファンタジー小説好きな主人公が書いた物語設定となっているようです。「猫の恩返し」は直接的ではないものの、「耳をすませば」の続編的な物語とも言える作品のようです。

ジブリ作品は「風の谷のナウシカ」のように宮崎駿さんによる原作や、「ハウルの動く城」のように原作アリの物語を映画化しているようです。「耳をすませば」繋がりで宮崎駿さんが柊あおいさんに原作を依頼した「猫の恩返し」は、「耳をすませば」の続編的な繋がりのある作品となっていることから、原作を外注せず続編は制作しないと言われているジブリ作品においてはレアな作品と言えるようです。

猫の恩返しのあらすじ

ごくごく普通の女子高生・吉岡ハルは、猫の国の王子ルーンを助けたことで猫たちよる過剰な猫の恩返し攻撃を受けることになります。さらに使いの猫ナトルからルーンの妃なると告げられたハルは、イギリス紳士のような猫のバロンに助けを求めるものの猫たちにより、おとぎ話のような猫の国に強引に連れていかれます。耳や尻尾が生え猫に近づいているハルは、自分を取り戻すためバロンと共に大奮闘することになります。

ナトルのプロフィール

猫王の第二秘書ナトルはルーン王子を助けたハルが、猫向けの返礼品に困り果てている所へ颯爽と登場します。秘書としては半人前のようですが、猫王がハルを息子であるルーン王子の妃するための裏工作を巧みに仕組んでいきます。垂れ下がった耳でかわいいぽっちゃり系のナトルのモデルとされる猫は、スコティッシュフォールドで折れ曲がった小さな耳がチャームポイントのようです。

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猫の恩返しのナトルのかわいい魅力やセリフを紹介!性別は?

魅力①ナトルの性別は男?女?

ナトルは真ん中分けの髪型のような模様に赤い頬っぺた、アニメ声優が濱田マリさんであることから性別を女性と判断されているようです。濱田マリさん演じるナトルの声は、一般的なかわいいというだけではないのでナトルが性別不明と感じる方もいるかもしれません。

猫王は息子の結婚相手を勝手に決めてしまうことから、猫の国は封建国家的な要素があるのかもしれません。そんな国では女性が要職に就くことは無さそうなので、ナトルの性別は男性だと推測できるでしょう。さらに「猫の恩返し」英語版吹替えのナトルの声優が俳優であることから、ナトルの性別が男性ということに説得力を持たせることができるかもしれません。

魅力②ナトルのセリフがかわいい

「何をおっしゃいますやら、猫とは申せルーン王子、カッコいいじゃないスかー!」

おとぎ話では、王子様がお姫様を助けたのが縁で二人は結婚するのが定番です。しかし、ハルの場合は王子を助けたことで、人間ではなく猫と結婚する逆バージョンとなってしまったようです。意外な展開に驚いてしまっているハルに対してナトルは、親戚の世話焼きおばさんのようなセリフを言っています。

猫王の第一秘書ナトリには及びませんが、それでもナトルは猫王の第二秘書だけあってハルの自主性に欠ける性格を見抜いており、ノリノリのかわいいセリフ回しでハルを丸め込もうとします。

「ハル様。お迎えにあがりましたにゃ~」

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猫の恩返しのナトルとよく間違えられるナトリ

ナトリとは?

ナトルと一字違いのナトリは原作には登場していませんが、外見からも有能さを漂わせている猫王の第一秘書です。自己中な猫王にスマートに対応できる秘書の鏡のようなナトリは、物語後半で塔を爆破すると言った猫王に「猫王の好感度がダウンしてしまう」と慌てたことで、いつものスマートさを失いパニックになったようです。

ナトリのモデルとなっている猫は、アンゴラ種とシャム種のミックスで、気品溢れる姿からセレブに好まれているようです。なのでナトリが、猫王の第一秘書という設定は説得力があると言えるでしょう。

ナトリの声優

「猫の恩返し」ナトリ役のアニメ声優の佐戸井けん太さんは、大学中退後、劇団「夢の遊眠社」に入団し俳優活動をスタートさせています。下積み時代を経て、ドラマと映画で大ヒットした「踊る大捜査線」の魚住二郎役でブレイクしていきます。ブレイク後は民放の人気ドラマだけでなく、NHKの看板ドラマである大河や連続テレビ小説で全国区となり、善人から悪人まで演じられる演技派俳優として知られているようです。

猫の恩返しのナトルのアニメ声優

濱田マリのプロフィール

「猫の恩返し」ナトル役のアニメ声優の濱田マリさんは、女優としてのイメージが強いようですが元々は関西のライブハウスで音楽活動をしており、90年代の一大バンドブームを築いた「三宅裕司のいかすバンド天国」などの音楽番組に出演していたようです。1992年にモダンチョキチョキズのヴォーカルでメジャーデビューした濱田マリさんは、関西パワーと不思議系をミックスさせた独特のパフォーマンスで注目されていったようです。

濱田マリさんの魅力と言える透明感のある高音の声質は、歌手だけでなくナレーター、女優、「猫の恩返し」ナトル役のアニメ声優など幅広い活動をしており、認知度の高いタレントと言えるのではないでしょうか。女優としては主役ではないものの、脇役として頭角を現しているようです。私生活では、同業者との間に長女を授かったものの離婚となっています。シングルマザーとなった濱田マリさんはその後、会社員と再婚したそうです。

濱田マリの主な出演作品

濱田マリさんの女優デビューは、当時所属していたモダンチョキチョキズとして出演した1993年のドラマ「お願いデーモン!」だったようです。1997年のドラマ「恋のバカンス」では、ザテレビジョンドラマアカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。その後、順調に女優としてのキャリアを重ねていき「アンフェア」「過保護のカホコ」などの人気ドラマの脇役として活躍していったようです。

主演や脇役でブレイクすることが多いNHK連続テレビ小説で、濱田マリさんは「マッサン」「カーネーション」に脇役として出演しており、女優としてキャリアアップしたようです。映画では、人気ドラマ「コンフィデンスマン」の映画版「コンフィデンスマンJP プリンセス編」「前田建設ファンタジー営業部」「男はつらいよ お帰り 寅さん」「謝罪の王様」「血と骨」などコメディからシリアスまで幅広い作品に出演しているようです。

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猫の恩返しのナトルに関する感想や評価

ナトルは猫王の第二秘書なのに、第一秘書のナトリと比べエリート臭が感じられないと思っているファンもいるかもしれません。しかし、愛嬌があるので上手く世渡りをして第二秘書になったのかもしれません。

ナトルが人気な理由は、ぽっちゃりしたかわいい姿に加え、猫っぽい見た目と猫っぽいセリフ回しの濱田マリさんの力量によるものと言えるでしょう。濱田マリさんにはナトルだけでなく、別のジブリ作品のかわいいキャラで声優出演してもらいたいと思っているファンも多いことでしょう。

「かぐや姫の物語」の女童と「猫の恩返し」のナトル、理屈抜きで似ていると感じた方も多いことでしょう。ちなみにアニメ声優は女優の田畑智子さんです。ジブリ作品のナトルをはじめとするサブキャラは、いつも見るものを癒していると言えるでしょう。

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猫の恩返しのナトルまとめ

「猫の恩返し」の主人公はハルですが、人間のように喋り二足歩行をする猫たちも影の主人公たちと言えるかもしれません。ナトル・ナトリ・猫王は、ハルから見ればおとぎ話で言うところのいじわるキャラとなりますが、なぜかかわいく憎めない存在となっています。強かに立ち回っていながらも、かわいさがダダ洩れしているナトルはジブリ作品の人気キャラの仲間入りを果たしたようです。

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