【アオアシ】青井葦人（アシト）のモデルは誰？福田健二やシャビなど候補選手を考察

2022年6月時点で電子版を含めた累計部数は1200万部を突破し、現在はアニメも放送中の激アツサッカー漫画・『アオアシ』。そんな『アオアシ』の主人公・青井葦人（アシト）とは一体どのようなキャラクターなのでしょうか？まずは、『アオアシ』の作品情報と青井葦人（アシト）のプロフィールや性格についてチェックしてみましょう。

『アオアシ』は、『ビッグコミックスピリッツ』にて2015年6号から現在も連載中の小林有吾による漫画作品です。『アオアシ』はJリーグの男子高校生年代「Jユース」を扱っているサッカーを題材としており、監修はスポーツライターの飯塚健司が担当しています。

そんな『アオアシ』は、2022年6月時点で電子版を含めた累計部数は1200万部を突破している大ヒット漫画で、アニメ化が2022年4月から現在も放送中です。また、2017年にはマンガ大賞第4位に輝き、2019年にはamipro主催により脚本・演出は伊勢直弘で舞台化されました。そして2020年に、第65回小学館漫画賞一般部門を受賞しています。

愛媛県の公立中学の弱小サッカー部のFW・青井葦人は、個人技は拙いながらも、抜群のボールへの嗅覚とフィールド上の俯瞰能力・サッカーへの情熱と上達の早さなどから、『東京シティ・エスペリオンFC』ユースチーム監督の福田達也に見出され、ユースのセレクションを受けることになります。
 

青井葦人（アシト）は、『アオアシ』の主人公であり、「天才」を自称しているサッカー少年です。中学時代は自分にボールを集めるようにすることでゲームメイクしていました。根っからのサッカー少年ですが、典型的な欧州サッカーファンでJリーグには全然興味がないタイプです。

青井葦人（アシト）は愛媛では高校のサッカー推薦も検討されていたものの、ユースの基準では技術的に素人同然、フィジカル的な資質さえ乏しいのが現状でしたが、『東京シティ・エスペリオンFC』ユースチーム監督である福田達也の誘いでセレクションを受け合格し、東京シティ・エスペリオンユースに所属することになりました。

『アオアシ』主人公の青井葦人（アシト）は一体どんな性格なのか、読者からも注目されています。青井葦人（アシト）の性格はというと、とっても明るくて前向きです。また、非常に努力家なのですが、サッカーにのめり込みすぎてしまい、「危うい」と感じられたり、「余裕がなさすぎる」と言われたりすることもあり、少し不器用な性格です。

『アオアシ』の主人公・青井葦人（アシト）。そんな青井葦人（アシト）は見た目もかっこ良いですし、プレー姿もかっこいいと読者たちからも愛されているキャラクターです。そこで気になるのが、『アオアシ』・青井葦人（アシト）のモデルとなった選手は実在するのかということです。

実際に、青井葦人（アシト）のモデルとなった選手ではないかと言われているサッカー選手はいるのでしょうか？また、モデルがいるとすれば一体どんな選手…？お次は、『アオアシ』・青井葦人（アシト）のモデル候補となった選手は一体誰なのか、チェックしていきましょう。

『アオアシ』・青井葦人（アシト）のモデルの選手候補1人目は、『福田健二』です。福田健二は、愛媛県新居浜市出身の元サッカー選手であり、ポジションはフォワード（FW）を担当していました。そんな福田健二、両親の離婚により母子家庭で育ちました。しかし小学5年生の時に母が生活苦から自殺するという少年時代を過ごしています。

小学2年生の時から兄の影響でサッカーをしていた福田健二ですが、母親亡き後は父親に引き取られて千葉県袖ケ浦市へ転居したものの、金銭的な問題からサッカーを諦めかけました。しかし、友人たちの助けもあって中学でもサッカーを続け、1992年のU-15クラブ選手権で全国3位の成績を残しました。

そんな福田健二が青井葦人（アシト）のモデル選手ではないかと言われている理由についてですが、『アオアシ』の作者である小林有吾が自身のオフィシャルブログで「青井葦人（アシト）の出身地と家族構成などは福田選手の半生に強い影響を受けている」と福田健二について語っているため、かなり濃厚なモデル候補として考えられています。

それだけではありません。福田健二と青井葦人（アシト）は同じ愛媛県出身であることや母子家庭で育ったという家庭環境も共通しています。『アオアシ』の作者である小林有吾はFC愛媛の大ファンだそうで、特に福田健二に関しては「世界で一番好きな選手」と発言したこともあるほどなので、主人公・青井葦人（アシト）のモデルとして福田健二を描いている説は濃厚です。

『アオアシ』・青井葦人（アシト）のモデルの選手候補2人目は、『シャビ』です。シャビの本名は、「シャビエル・エルナンデス・クレウス」。そんなシャビは、スペイン・カタルーニャ州バルセロナ県タラサ出身の元サッカー選手であり、サッカー指導者です。

2021年11月からFCバルセロナの監督を務めています。現役時代のポジションはミッドフィールダーでした。シャビが青井葦人（アシト）のモデル候補ではないかと言われているのは、青井葦人（アシト）の俯瞰できる能力ではないかと言われています。

『アオアシ』7巻では、青井葦人（アシト）の視野の能力に関しては作中でシャビと絡めた言及があったことも、シャビが青井葦人（アシト）のモデル説として関係しているようです。また、シャビは卓越した頭脳と桁外れの空間把握能力が特徴の選手であり、異常なパス成功率を誇っていたサッカー選手でもあります。

青井葦人（アシト）はというと、『東京シティ・エスペリオンFC』ユースチームの中では足元の技術がまだ未熟ですがシャビと同じく、空間把握能力が桁外れなため、1年生でありながらも『東京シティ・エスペリオンFC』の主力選手として活躍しています。シャビの能力と青井葦人（アシト）の能力が似ていることから、シャビも青井葦人（アシト）のモデル候補と言われています。

『アオアシ』・青井葦人（アシト）のモデルの選手候補3人目は、『内田篤人』です。内田篤人は、日本代表ロールモデルコーチであり、元日本代表のプロサッカー選手でした。そんな内田篤人、日本代表では、アルベルト・ザッケローニ監督在任時に長友佑都と両翼のサイドバックを形成し、一時代を築きました。現役時代のポジションは、DF（右サイドバック）でした。

そんな内田篤人が青井葦人（アシト）のモデルではないかと言われているのは、左右の違いはあるものの、青井葦人（アシト）と内田篤人は同じサイドバックだったことからモデル説が浮上したようです。しかし青井葦人（アシト）は中に入ってゲームを作れる司令塔型のサイトバックであるのに対し、内田篤人は守備が上手くてサイドを駆け上がるのが得意と、プレーが異なるため、モデル候補としての可能性は低いと考えられています。

『アオアシ』・青井葦人（アシト）のモデルの選手候補4人目は、『ヨシュア・キミッヒ』です。ヨシュア・キミッヒは、ブンデスリーガ・FCバイエルン・ミュンヘン所属のドイツ出身のサッカー選手です。ポジションはミッドフィールダー（CMF、DMF）、ディフェンダー（RSB、CB）です。

そんなヨシュア・キミッヒが青井葦人（アシト）のモデルではないかと言われているのは、広い視野と高いパス技術を持っていることからです。福田健二やシャビと比べると重なる要素が少ないので、ヨシュア・キミッヒが青井葦人（アシト）のモデル候補という可能性は低いと考えられています。

『アオアシ』・青井葦人（アシト）のモデル候補となった選手についてはわかりましたが、そもそも『青井葦人（アシト）』というキャラクターは、一体どのような能力や強さを秘めた人物なのでしょうか？お次は、『アオアシ』・青井葦人（アシト）の能力や強さについてチェックしてみましょう。

『アオアシ』・青井葦人（アシト）の能力や強さ1つめは、『足元の技術』です。青井葦人（アシト）は、『東京シティ・エスペリオンFC』ユースチームの中では足元の技術がまだ未熟です。その未熟さは、「どう生きてきたらそんなにヘタになるんだ」と言われるほどです。

『アオアシ』・青井葦人（アシト）の能力や強さ2つめは、『新しいことを吸収する能力』です。監督から「フォワードとしては中学やユースBチームレベルでは通用するが、上のレベルでは通用しない」と言われてしまうほど足元の技術が未熟な青井葦人（アシト）ですが、新しいことを吸収する能力は長けています。

例えば、サイドバックに転向したばかりの時、青井葦人（アシト）は、守備と攻撃のバランスの取り方に迷ったりと、戸惑いを見せていましたが、チームメイトからアドバイスを受けることで技術を習得していました。青井葦人（アシト）はハングリー精神が強いので、新しいことを吸収しようと積極的な能力を持っています。

『アオアシ』・青井葦人（アシト）の能力や強さ3つめは、『俯瞰できる』です。まず、『俯瞰』とは、高い場所から物事を見下ろすことのことです。青井葦人（アシト）は鳥のように高い場所からピッチ全体を見渡して全プレーヤーの位置やボールの動きを把握し、自分がどこにパスをすべきか、どのポジションに身を置くべきか瞬時に判断します。これは青井葦人（アシト）の能力や強さの中でも最も強みと言える能力でしょう。

青井葦人（アシト）は監督から俯瞰の能力を評価され、サイドバックに転向することになりました。戸惑っていた青井葦人（アシト）ですが、新しいことを吸収することにも長けているので、徐々に感覚をつかんで行き、司令塔型サイドバックとして覚醒しました。

『アオアシ』は2022年4月からアニメ化され、絶賛放送中です。そんなアニメ版『アオアシ』で、主人公・青井葦人（アシト）のアニメ声優を務めた方は一体どのような声優だったのでしょうか？お次は、『アオアシ』・青井葦人（アシト）のアニメ声優を務めた方のプロフィールや主な代表作品・キャラをチェックしてみましょう。

• 名前：大鈴功起（おおすずこうき）
• 出生地：東京都
• 誕生日：10月5日
• 職業：声優
• 事務所：ヴィムス

『アオアシ』・青井葦人（アシト）のアニメ声優を務めた大鈴功起の主な出演作品や演じたキャラについてですが、大鈴功起は『アオアシ』・青井葦人（アシト）役で初主演を飾りました。その他出演作品や演じたキャラは、アニメ『プラチナエンド』の鈴木や、ドラマCD『むかば図書館』のマジックなどが挙げられます。

『アオアシ』に登場する爽やかでかっこいいキャラクター・青井葦人（アシト）。そんな青井葦人（アシト）に対して、世間の人々は一体どのような感想や評価を抱いているのでしょうか？最後に、『アオアシ』の青井葦人（アシト）に対する世間の人々の感想や評価をチェックしてみましょう。

こちらの方は『アオアシ』・青井葦人（アシト）に対して「アシトの諦めない根性が凄く好き。あと言い回しが素晴らしい！福田監督の「自分で掴んだ答えなら一生忘れない」セリフがめちゃくちゃカッコイイ！！そして、アニメＯＰ「心拍数」がカッコイイ！作品にピッタリ。全てにおいて「アオアシ」は本当に凄い作品。全力で推せる！」とツイートしています。青井葦人（アシト）の諦めない根性が好きという方は非常に多くいました。

こちらの方は『アオアシ』・青井葦人（アシト）に対して「サッカーのことはよーわからんけどアオアシめっちゃ好き面白いわくわくする！やっぱスポーツ漫画って大事だ。アシトみたいな一生懸命な人すき」とツイートしています。サッカーに詳しくない方も『アオアシ』が面白いと評価するのも多いですが、それと同時に青井葦人（アシト）のような一生懸命な人が好きだと思わず感じてしまう方も多いようでした。

こちらの方は『アオアシ』・青井葦人（アシト）に対して「アオアシ、アシトくんがかわいい…。アシト君のハングリーさはやっぱり家庭環境からくるものだろうな…」とツイートいています。青井葦人（アシト）はハングリー精神が強いのですが、それは母子家庭で育ったなどの家庭環境からくるものだろうと予想している方もいました。

『アオアシ』・青井葦人（アシト）のモデル選手候補調査まとめについてはいかがでしたか？人気サッカー漫画・『アオアシ』の主人公・青井葦人（アシト）のモデル候補として濃厚なのは、福田健二やシャビであることがわかりました。

特に福田健二については『アオアシ』の作者が「青井葦人（アシト）の出身地と家族構成などは福田選手の半生に強い影響を受けている」と公表したほどです。そんな青井葦人（アシト）がどんどん力をつけていく姿には感動させられる読者続出の『アオアシ』、気になる方は是非一度チェックしてみてくださいね。