【アオアシ】山田豊はエスペリオンのイケメンSB！実力やモデルとなった選手は？

「アオアシ」のエスペリオンユースには、イケメンSBの山田豊がいます。この記事では日本代表にも選出されている山田豊について、そのモデルやアシトとの関係といったことを紹介します。

「アオアシ」はJユース年代を題材としたサッカー漫画で、「ビックコミックスピリッツ」で2015年6号から連載中です。そんな「アオアシ」は連載開始されると話題になり、2017年にマンガ大賞第4位、2020年に第65回小学館漫画賞一般部門を受賞。また、2022年にはアニメ化されているほか、2019年に第65回小学館漫画賞一般部門を受賞しています。

「アオアシ」は2022年4月からアニメ化され人気になっているほか、2019年には舞台化されました。また、「ビックコミックスピリッツ」で主人公の青井葦人の兄である青井瞬を描いたスピンオフ作品「アオアシ ブラザーフット」が連載されています。

主人公の青井葦人は、愛媛県の中学校サッカー部に所属していました。そこでプレイするアシトを、東京シティ・エスペリオンFCのユース監督福田達也が目をつけ、エスペリオンユースのセレクションを受けるようにと誘いました。セレクションを受けて合格したアシトは、エスペリオンユースの一員として成長していきます。

「アオアシ」に登場する山田豊は、蒼井葦人と同じく東京シティ・エスペリオンFCに所属しています。アシトが1年生の時点で、山田は高校3年生です。山田の詳しいプロフィールは不明ですが、ジュニアユース昇格組でエスペリオンのトップチームへ昇格を決めているため、サッカーの実力は本物であることは間違いありません。

ここからは「アオアシ」に登場するイケメンSBの山田豊の日本代表に選ばれるほどの実力やポジションについて紹介します。山田はエスペリオンユースで右サイドバックを主戦場にしている選手です。サイドバックはディフェンダーの1人で、その役割は相手のサイドからの攻撃を防ぐこと、そしてサイドを駆け上がって攻撃参加することなどです。ちなみに、主人公のアシトもフォワードからサイドバックへ転向しました。

ちなみに、サイドバックだけではなく戦術によっては1列挙げたサイドハーフなどの役割もこなせるようです。サイドバックの選手には、守備型・バランス型・攻撃型などさまざまなタイプがいますが、山田はサイドバックとしては超攻撃的な選手だとされています。また、同じくサイドバックのアシトですが、アシトは山田とは反対サイドの左サイドバックが主戦場です。

サイドバックに転向したばかり、そして高校1年生のアシトに対して山田は完成度が高く、福田監督はアシトがフォワードとして足りていない部分を超攻撃的サイドバックの山田はすべて持っていると評価しています。

「アオアシ」に登場するイケメンSBの山田豊は日本代表に選ばれるほどの選手です。そんな山田はU-18日本代表のチェコ戦でスタメン出場しています。しかし、作中ではその試合で山田の活躍が詳しく描かれているわけではありません。しかし、大きなミスをしたという描写もないため、山田はサイドバックとしての働きをしっかりしたのではないかとされています。

U-18日本代表のチェコ戦以外での山田のプレイの描写は、スペリオンのAチームの練習で見ることができます。この練習のときアシトははじめてのAチームの練習参加ということもあり、パススピードなどに戸惑いうまく練習をこなせませんでした。そんなレベルの高い練習を山田は淡々とこなしています。しかも、後輩の阿久津が練習に集中できず、調子が悪いことに気づきました。

難易度が高い練習を淡々とこなすだけではなく、そんな中で自分のことだけではなく後輩のことまでしっかり見えているという点からしても、山田のレベルがかなり高いことがうかがえます。このほか、青森星蘭戦で山田の活躍が描かれます。それについては「山田とアシトの青森星蘭戦での活躍」の項で詳しく紹介します。

「アオアシ」に登場するイケメンSBの山田豊は日本代表に選ばれているだけではなく、エスペリオンのトップチームへの昇格を決めています。エスペリオンユースは国内でもトップクラスの実力がありますが、それでもユースからエスペリオンのトップチームへ昇格できる選手はほんのわずかという狭き門です。山田がトップチームへの昇格が発表されたのは、U-18日本代表のチェコ戦が終わったあとでした。

このとき、エスペリオンのトップチームへ昇格が発表されたのは山田のほかにフォワードの義経健太とディフェンダーの志村京です。義経健太はジュニアユース昇格組で、トップチーム昇格が決まった前年度のリーグ得点王に輝いた実力者です。志村京はジュニアユース昇格組で、1対1のディフェンスは世代トップクラスの高い実力者だと言われています。

ここからは「アオアシ」に登場するイケメンSBの山田豊のモデル選手は誰かについて考察していきます。ちなみに、「アオアシ」の本編や作者のインタビューなどで山田のモデルが明確に明かされたことはありません。そんなイケメンSBの山田は、超攻撃的な右サイドバックの選手です。そのモデルとなった選手として、有力候補が2選手います。

山田の有力候補の1人目は、元日本代表として活躍、現在はタレントとして大活躍をしている内田篤人さんです。2008年から2015年まで日本代表の右サイドバックとして活躍してきた内田篤人さんは、攻撃的なサイドバックとして活躍、しかもただのサイドバックではなくゲームメイクの能力がありサッカーメディアから「日本におけるモダンSBの先駆け的存在」と評価されることもありました。

しかも、イケメンSBの山田と同じくイケメンサッカー選手として女性ファンが数多くいる点も共通しています。内田篤人さんは日本代表として活躍していただけではなく、2010年シーズンからドイツのシャルケへ移籍、7年間在籍し主力選手として活躍しました。もし山田が内田篤人さんをモデルとしているのであれば、将来的に海外で活躍するかもしれないという意見があります。

「アオアシ」に登場するイケメンSBの山田豊のモデル選手候補2人目は、加地亮さんです。加地亮さんは、内田篤人さんの前の日本代表右サイドバックで、加速力があるプレイヤーとして有名でした。1998年にセレッソ大阪に加入してデビューをした加地亮さん、2003年から2008年まで日本代表に選出され、2006年のワールドカップドイツ大会などで活躍しました。

2017年までプロとして活動した加地亮さんは、引退後ヘアエステサロン「cazi」やレストラン「CAZIカフェ」を夫婦で経営しています。山田の候補2名ですが、どちらも攻撃的サイドバックということは一致しています。イケメンとして人気だったのは内田篤人さんですが、縦への突破力については加地亮さん。しかし、明確なモデルが発表されていないので、ほかにモデルがいる可能性もあります。

「アオアシ」に登場するイケメンSBの山田豊の性格ですが、まだそれほど多くの登場シーンがありません。そんな山田はイケメンのため女性ファンが多いのですが、それで天狗になっている様子は見受けられません。また、練習で不調のメンバーを気遣ったりと、クールで真面目な性格だとされています。

ここからは「アオアシ」の山田豊と、青井葦人の関係について紹介します。まずはアシトのプロフィールを紹介します。本作の主人公である青井葦人は、愛媛県出身です。本作がはじまった時点では中学生で、ユースチームではなく普通の中学校のサッカー部に所属していました。チームでは圧倒的にサッカーの能力があったこともあり、天才を自称して自分にボールを集めるプレイスタイルでした。

そのときに、エスペリオンユースの監督である福田達也に見込まれ、エスペリオンユースのセレクションを受けるようにと誘われました。その誘いを受けてセレクションに望んだ結果、見事に合格しエスペリオンユースに入団するため上京します。中学時代はフォワードで自分が点を取ることに執着していましたが、エスペリオンユースではフォワードでは大成できないと断言され、サイドバックへ転向します。

アシトはサイドバックに転向した結果、持ち前の超人的な「俯瞰」の能力を活かして、ゲームメイクできるサイドバックとして成長していきます。そんなアシトの性格はお調子者で努力家。そして、家族や仲間を大切にしていて、家族・仲間が馬鹿にされると自分が馬鹿にされたとき以上に激昂します。

サッカーに向き合うときの集中力がありますが、あまりにサッカーのことばかり考え花に「サッカー以外に余裕がなさすぎる」と心配される一面があります。

「アオアシ」の山田豊と青井葦人は、どちらもエスペリオンユースのサイドバックとしてプレイします。山田豊は「アオアシ」で初登場した時点からトップクラスのサイドバックですが、アシトはエスペリオンユースに所属してからサイドバックに転向したため、サイドバックとしての純粋なスキルは現状で圧倒的に山田の方が上だとされています。

サッカーに対する情熱がありすぎる、そしてお調子者ですぐにテンションが上がるタイプのアシトですが、山田とプレイしたときに山田の圧倒的な技術を見ても「不思議とショックではない」と言っています。その理由は、山田のプレイが圧倒的すぎてアシトは自分とのレベル差がありすぎるためです。また、エスペリオンユースで同じサイドバックの2人ですがタイプが違います。

これは、エスペリオンユースの福田監督も指摘していますが、アシトにとっての山田は目指すべきスタイルのサイドバックではないことを自覚しているようです。それもあり、山田との差が大きくても嫉妬することがありません。山田、アシトそれぞれ別のタイプのサイドバックとしてプレイし、とくにアシトが成長したときは山田とは違うゲームメイクができるサイドバックになっていきます。

「アオアシ」の山田豊と青井葦人がはじめて一緒にスタメンとして出場した試合は、青森星蘭戦でした。この試合で山田は右サイドバックとして、アシトは左サイドバックとして出場。試合がはじまると、青森星蘭はマンマークの戦術を採用しました。そして、日本代表に選ばれるほどの技術がある山田へのマークをきつくして、ボールがアシトへ出るようにするという作戦を採用します。

青森星蘭は技術がないアシト相手ならボール奪取しやすくなると考えたためです。それに対してエスペリオンユースは、ゴールキーパーが積極的に前に出てパス回しに参加、その結果山田はDFながら攻撃的サイドバックとしてシュートまで持ち込むシーンがありました。後半になるとDFを導入したエスペリオンユースは、山田をサイドバックではなくサイドハーフにします。その結果、覚醒しつつあるアシトから山田へのパスが増えました。

山田はポジショニングが上手いため、アシトはマークが反応できないところを目指して山田にパスをしてゲームを組み立てます。その後山田はシュートをするなど攻撃の軸の1人として活躍、後半ロスタイムに黒田と交代するまで存在感を放ちました。

「アオアシ」には、さまざまな登場キャラクターがいます。その中でも、山田豊が好きという方がいました。

「アオアシ」では主人公のアシトや山田のポジションであるサイドバックに焦点が当てられています。それがうれしいという感想がありました。

右サイドバックとして、守備だけではなく攻撃参加をしてシュートまでする山田。そんな山田の運動量がすごいという感想があります。

「アオアシ」の山田豊について紹介しました。主人公のアシトと同じサイドバックですが、タイプが別で日本代表に選ばれるほどの実力者です。そんな山田に注目をして、「アオアシ」をチェックしてみてください。