【本好きの下剋上】原作者・香月美夜の経歴や作品は？漫画の作画担当者もまとめて紹介

2015年に｢小説家になろう｣の同名作品を原作とし、書籍化された小説・本好きの下剋上。小説・本好きの下剋上は香月美夜が作者を務めるファンタジー作品であり、2022年6月現在までに漫画化やアニメ化などが行われています。ではそんな小説・本好きの下剋上を手掛けた原作者の香月美夜とはどのような人物なのでしょうか。本記事では本好きの下剋上について原作者・香月美夜の経歴や漫画の作画担当などをご紹介していきます。

では原作者・香月美夜の経歴やイラスト担当、漫画の作画担当などをご紹介する前に、本好きの下剋上の作品情報とストーリーのあらすじについて簡単にご紹介していきます。本記事で作者の経歴などをご紹介する本好きの下剋上とは香月美夜が描く日本の小説作品です。本好きの下剋上は元々2013年に｢小説家になろう｣で始まった作品であり、正式名称を｢本好きの下剋上～司書になるためには手段を選んでいられません～｣といいます。

2013年に｢小説家になろう｣で始まった本好きの下剋上は2015年に｢TOブックス｣で書籍化され、2017年に｢小説家になろう｣の原作が完結しました。原作が完結したものの、本好きの下剋上の書籍は2022年6月現在も続いており、これまで合計32巻の単行本が発売されています。そんな本好きの下剋上はシリーズの累計発行部数が600万部を超えるほど非常に高い人気を博しており、テレビアニメや漫画などのメディア作品が作られてます。

時は現代の日本。本好きの下剋上の主人公である本須麗乃は図書館の就職が決まって夢を叶えるものの、地震によって本の下敷きとなり、亡くなってしまいます。しかし本須麗乃は死亡せず、マインという幼女の姿で異世界に転生します。本須麗乃が転生した場所は厳しい身分制度が敷かれた貴族の都市｢エーレンフェスト｣でした。そしてマインとなった本須麗乃は本を手に入れるため、｢エーレンフェスト｣で出世していくことになるのでした。

ではここからは本好きの下剋上を手掛けた原作者の経歴やイラスト担当についてご紹介していきます。上述でご紹介した通り、｢小説家になろう｣原作の本好きの下剋上を描いた作者は香月美夜です。本好きの下剋上の作者である香月美夜とは日本の女性ライトノベル作家であり、2015年からプロの小説家として活動しています。女性ライトノベル作家の香月美夜は顔や年齢が不明であるものの、誕生日が1月22日だと公式で公表されています。

また香月美夜は既婚であり、子供もいることがTwitterや｢本好きの下剋上｣の情報で判明しています。そんな香月美夜は元々小説を中学二年生の頃から書いていたものの、国立大学卒業後の忙しさで執筆を止めていました。しかし香月美夜は子供が幼稚園に入った時に余裕が生まれ、2013年に｢小説家になろう｣で本好きの下剋上の連載を始めました。その後2015年に本好きの下剋上が書籍化され、香月美夜は小説家デビューを飾りました。

香月美夜は2015年に小説家デビューを飾ったものの、2022年6月現在までに本好きの下剋上以外の本を出していません。しかし香月美夜は小説家になる前、小説投稿サイト｢小説家になろう｣で多数の小説作品を掲載していました。｢小説家になろう｣で掲載された香月美夜の小説作品は短編小説と連載作品の2つがあります。まず香月美夜の短編は｢中秋の名月｣や｢異世界デートはお断りします｣、｢視線の向く先｣といった作品が挙げられます。

また｢鈴華さんとの蟹デート｣や｢届けたい星空｣という2作品も香月美夜が｢小説家になろう｣に掲載した短編小説にあたります。一方香月美夜の｢小説家になろう｣の連載作品は4つあり、本好きの下剋上本編・本好きの下剋上SS置き場・本好きの下剋上設定等まとめ・ハンネローレの貴族院五年生の4作品です。これらの香月美夜の過去作品は2022年6月現在｢小説家になろう｣で見ることが出来るので、興味のある方はチェックしてみて下さい。

香月美夜が原作者を務める本好きの下剋上の書籍版は椎名優という方がイラストを担当しています。本好きの下剋上のイラストを担当している椎名優とは日本のイラストレーターであり、2022年6月現在フリーランスで活動しています。元々椎名優はゲーム会社で｢プリクラ大作戦｣というゲームのキャラデザを担当し、1998年に｢自然調律師｣という2ヶ月かけて作ったイラストを｢電撃ゲームイラスト大賞｣に出して金賞を受賞しました。

その後椎名優は1999年にライトノベル｢月と貴女に花束を｣の表紙と挿絵を手掛け、本格的にイラストレーターとして活動を始めました。そんなイラストレーターの椎名優はライトノベル以外に児童書の表紙と挿絵やゲームのキャラクターデザインなども担当しており、｢このライトノベルがすごい！2021｣のイラストレーター部門で9位に入るほど高い人気を博しています。本好きの下剋上では世界観を見事に絵で表現し、人気に繋げました。

ではここからは香月美夜が原作者を務める本好きの下剋上の漫画版の作画担当者についてご紹介していきます。まず本好きの下剋上の漫画版で第1部と第2部の作画を担当したのは鈴華です。第1部と第2部の作画を担当した鈴華は8月22日生まれの漫画家であり、関東在住であることが判明しています。鈴華は綺麗な作画で漫画本好きの下剋上の導入部分を上手く描いており、公式ファンブックのアンソロジーでも短編漫画を掲載しています。

漫画本好きの下剋上の第3部で作画を担当したのは波野涼です。第3部の漫画で作画を担当した波野涼とは福岡県在住の漫画家であり、2022年6月現在イラストレーターとしても活動しています。波野涼はゲームやコミックアンソロジーを中心に活動しており、｢御布団電影団｣という公式サイトでどのような仕事をしているか公表しています。そんな波野涼は漫画本好きの下剋上の第3部で作画を担当し、漫画家デビューを飾りました。

漫画本好きの下剋上の第4部で作画を担当したのは勝木光です。第4部の漫画で作画を担当した勝木光とは日本の女性漫画家であり、2002年からプロの漫画家として活動しています。元々勝木光は｢ダチョウの飛ぶ空｣で｢週刊少年マガジン｣の新人漫画賞を受賞し、2007年から2017年まで漫画｢ベイビーステップ｣を連載していました。この経歴から勝木光の絵は全てが整っており、第4部が本好きの下剋上の漫画で一番高く評価されてます。

本好きの下剋上に関する感想では本好きの下剋上の小説が面白いといった感想が多く寄せられていました。確かに本好きの下剋上は近年流行しているなろう系の小説作品です。しかし本好きの下剋上はストーリーから世界観まで作り込みが凄まじく、他のなろう作品と一線を画しています。そのため本好きの下剋上の小説は非常に高い人気を博し続けており、2022年6月現在までに数多くのメディア展開が行われています。

本好きの下剋上に関する感想では本好きの下剋上のアニメが面白いといった感想も多く寄せられていました。アニメ本好きの下剋上は大人気小説を原作としているため、作画に非常に力が入っています。また作画の他にアニメ本好きの下剋上はストーリーも原作と同じく秀逸であり、飽きることなく楽しむことが出来ます。このことからアニメ本好きの下剋上は2022年6月現在までに3期も制作されるほど高い人気を博しています。

本好きの下剋上に関する感想では作者の才能に驚く感想も多く寄せられていました。本好きの下剋上の作者である香月美夜は2015年にデビューしたほぼ新人のライトノベル作家です。しかし香月美夜は小説家として非常に優れた才能を持っており、キャラの感情やストーリーの構造を深く描いて多数の読者を引き込んでいます。なので本好きの下剋上は｢小説家になろう｣時代から作者の香月美夜に注目が集まり続けています。

本記事では本好きの下剋上について原作者の経歴やイラストの担当者、漫画の作画担当などをご紹介しました。香月美夜が描く本好きの下剋上はストーリーから世界観の設定に至るまで完璧といっていいほどの作品であり、欠点といえる部分が一切ありません。そのため本好きの下剋上は好みが分かれず、老若男女に愛され続けています。なのでまだ見たことが無い方は是非一度、香月美夜が描く本好きの下剋上をチェックしてみて下さい。