【ワンピース】ティラノサウルスの能力者はいない？百獣海賊団のゾオン系古代種は？

今回は「ワンピース」でまだ登場していないティラノサウルスの能力者について考察し、百獣海賊団のリュウリュウの実やその能力者は誰かを一覧で紹介していきます。さらに、百獣海賊団のその他のゾオン系古代種の能力者も一覧でみていきます。まず、ここでは「ワンピース」の作品情報をみていきます。

国民的人気漫画「ONE PIECE（ワンピース）」は海賊を題材としており、尾田栄一郎先生が手掛ける原作漫画は「週刊少年ジャンプ」にて、1997年から2022年現在も連載中です。そして「アニワン」と呼ばれて親しまれているテレビアニメも、フジテレビ系列にて2022年現在も放送中です。

また、2022年8月6日に公開となる映画「ONE PIECE FILM RED」は劇場版「ONE PIECE」シリーズ第15作目、FILMシリーズでは第4作目となる最新作で、赤髪のシャンクスに関連したストーリーに注目が集まっています。

大海賊時代が到来し、大勢の海賊たちが海賊王ロジャーの遺したひとつなぎの大秘宝（ワンピース）を求め、偉大なる航路（グランドライン）に挑んていきます。そんな中、東の海（イーストブルー）で育った主人公モンキー・D・ルフィも、海賊王に憧れて故郷の村から旅立ちます。そして、冒険の中で仲間を集めたルフィもグランドラインに突入。ルフィと仲間たちは「麦わらの一味」と呼ばれ、世界中にその名を轟かせていきます。

「ワンピース」作中には悪魔の実の能力者が多く登場します。悪魔の実の能力者には自然（ロギア）系、超人（パラメシア）系、動物（ゾオン）系の3種類があり、特にゾオン系にはモデルが存在します。そして、ワノ国編ではその中でも希少とされるゾオン系の悪魔の実の古代種「リュウリュウの実」の能力者が多く登場します。

また「ワンピース」作中で現在登場している「リュウリュウの実」の能力者のモデルは古代種のみで、いずれもカイドウが総督として率いる百獣海賊団に所属。能力者は恐竜に変身することができます。

百獣海賊団にはリュウリュウの実の能力者が多く登場しますが、恐竜の代表格とも言える「ティラノサウルス」の能力者は誰なのでしょうか？実は百獣海賊団には多くのリュウリュウの実の能力者が在籍しているにもかかわらず、ティラノサウルスの能力者が登場せず、そのことでファンの間で話題になっています。

そもそもティラノサウルスは、白亜紀の末期にあたる約6800万～6600万年前に実在していた肉食恐竜です。生息地域は北アメリカ、全長は最大で13ｍ、体重は最大で9トンとされ、頭部が大きく極端に前足が小さいのが特徴的な恐竜です。また、ティラノサウルスは恐竜時代の終焉の象徴とされ、人気映画「ジュラシック・パーク」など様々な制作作品に登場し、最も有名で人気のある恐竜とも言えます。

そんなティラノサウルスについて、その研究は現在も続いていますが、様々な説が唱えられている中でも、特に顎の力が非常に強かっただろうということは確実視されています。そのため、ティラノサウルスはもし「ワンピース」作中にその能力者が登場すれば、その恐ろしい風貌と共に、リュウリュウの実の能力者の中でも最強クラスの強さを誇るのではないかと予想されています。

リュウリュウの実の能力者が多く在籍する百獣海賊団ですが、恐竜の代表格とも言える「ティラノサウルス」の能力者がワノ国編終盤になっても、未だに登場していません。また、ティラノサウルスはX・ドレークの「リュウリュウの実」古代種モデル「アロサウルス」と、見た目が似ていると言われています。

しかし、ティラノサウルスの前足の指の数は2本、アロサウルスは3本とされ、他にも見た目上異なる点があることから、全く別の恐竜とされています。実際「ワンピース」作中にX・ドレークが初登場し、恐竜の姿を披露したシャボンディ諸島のシーンでも、X・ドレークのアロサウルスの前足の指は3本で描かれています。

ただ、魚人島編後のカリブーを描いた「ワンピース」扉絵連載シリーズ「カリブーの新世界でケヒヒヒヒ」No.41「恐竜現る」にて、カリブーを襲う恐竜としてX・ドレークが登場。その際の恐竜のシルエットの前足の数は2本で描かれていました。

ジンベエよって海軍支部G-5に連行されたカリブーは、自身を助けに来た弟のコリブーのおかげで海軍基地から脱出します。しかし、途中で嵐に遭って流れ着いた島でおばあさんに介抱され、おばあさんの孫とそっくりだったカリブーは革命家ガブルと勘違いされます。

そして、島を支配する格上海賊スコッチから、おばあさんを救うために革命家ガブルのフリをしたカリブーは、スコッチ海賊団と武器工場を壊滅させます。こうして、カリブーはその島野英雄となりますが、突然現れた恐竜に襲われてしまいます。その後、カリブーは百獣海賊団の傘下に入ったX・ドレークに引きずられて連行。ワノ国に連れて行かれたカリブーは兎丼でルフィと再会したのでした。

そんなカリブーを描いた扉絵連載で登場した、恐竜のシルエットの前足の指が2本だったこと。頭の形や前足の長さ、口の形などがティラノサウルスの特徴とよく似ていることなどから、ファンの間で議論を呼んでいます。そして、もしかしたらこの扉絵で描かれた恐竜の能力者は、アロサウルスの能力者であるX・ドレークではなく、ティラノサウルスや別の恐竜の能力者なのではないかという説も浮上しているようです。

「ワンピース」に登場するヤマトは、四皇の1人であるカイドウの息子（男性を自称していますが実は娘）です。幼い頃から光月おでんに憧れを抱れ、「光月おでん」を自称しているヤマト。しかし、そのことでカイドウと折り合いが悪く、鬼ヶ島討ち入りの際には麦わらの一味や侍たちの味方をして、父親であるカイドウや百獣海賊団と戦いました。

そんなヤマトの悪魔の実はゾオン系「イヌイヌの実」幻獣種モデル「大口真神」、つまりニホンオオカミのに変身できる能力です。しかし、ヤマトの悪魔の実の名称が判明するまで、彼女が悪魔の実の能力者なのかどうかや、さらに悪魔の実の能力者なら何の能力なのかなど、ファンの間で様々な説が浮上しました。

そして、白虎説や麒麟（キリンではなく伝説上の生物）説などと並び、ファンの間で有力視されていたのが「ティラノサウルス」です。ティラノサウルスは恐竜の代表格であり、恐竜の中でも最強クラスの強さだろうと考えられているため、カイドウの息子の能力としてはふさわしいとの理由から、その説が浮上したようです。

しかし、ヤマトが悪魔の実の能力によって変身した姿を作中で披露し、カイドウがヤマトの悪魔の実の名称を告げたことから、ヤマトの悪魔の実が「イヌイヌの実」幻獣種モデル「大口真神」であることが判明しました。そして、恐竜の代表格とも言えるティラノサウルスの能力者は「ワンピース」作中に未だに登場していません。そこで、ティラノサウルスの能力者が過去にいたのではないかという考察もされているようです。

「ワンピース」作中にティラノサウルスの悪魔の実の能力者が登場していないにも関わらず、新世界突入前のウォーターセブン編で「ティラノサウルス」という名前を持つキャラが登場しています。それはウォーターセブン編で登場したガレーラカンパニー社長・アイスバーグが飼っているネズミです。アイスバーグは拾ったばかりのネズミに「ティラノサウルス」と名付けていました。

また、未だに「ワンピース」作中に登場していないティラノサウルスの能力者について、もしかしたら過去にティラノサウルスの能力者がいたのではないかという説も浮上しています。その候補者として名前が浮上しているのが、ヤマトの母親です。ヤマトの母親の正体は未だに明らかになっておらず、姿や名前はもちろん、どんな種族でどんな能力を持っていたのかも不明です。

ただ、ファンの考察によると、光月おでんが処刑された20年前のワノ国で、燃え盛るおでん城と共に三害の姿が描かれています。現在の百獣海賊団の三害はキング、クイーン、ジャックの3人ですが、現在28歳のジャックは当時子どもだったことから、当時は他の三害がいたのではないかと考えられています。

そして、その三害のうちの1人こそヤマトの母親であり、恐竜の代表格とも言えるティラノサウルスの能力者なのではないかという説が考えられているのです。他にも、ホールケーキアイランド編で登場した「闇の世界の帝王達」や海軍の将校クラスなど、意外な強者がティラノサウルスの能力者である可能性も考察されています。

また「ワンピース」の世界で全ての悪魔の実が確認されているわけではないとも考えられることから、もしかしたら過去から現在に至るまで「リュウリュウの実」古代種モデル「ティラノサウルス」の悪魔の実は発見されていないのかもしれないという説も浮上。このように、ファンの間でティラノサウルスの能力者について、様々な議論がされています。

ティラノサウルスの能力者が今後「ワンピース」作中で登場することはあるのでしょうか？それについて、原作者の尾田栄一郎先生があえて登場させない説や、とっておきの登場シーンを用意している説の2通りが考えられています。

前者の場合、作中には百獣の王と言われるライオンの悪魔の実の能力者も（ホールデムはSMILEの能力者なので除外）登場していません。そのため、ライオンと同様にティラノサウルスもあまりに有名で人気が高いため、あえて登場させないのではないかと考えられています。

一方、後者の場合、これから描かれる「ワンピース」の終盤、とっておきのシーンで登場する予定なので、ワノ国編では登場しなかったのではないかと予想されています。そして人気の高いティラノサウルスなので、後者を期待するファンが多く存在し、今後の展開に注目が集まっています。

百獣海賊団のゾオン系古代種「リュウリュウの実」のモデル一覧、1つ目はモデル「アロサウルス」です。アロサウルスはジュラ紀後期に実在した肉食恐竜で、大きな頭、後ろ足に比べて短い前足、太く短い首などの特徴を持つ大型獣脚類です。

そして、ティラノサウルスほどのパワーはないものの、俊敏さを活かして群れで狩りを行っていたと推定されています。そんなアロサウルスの能力者は誰かというと、百獣海賊団の幹部・飛び六胞の1人であるX・ドレークです。

百獣海賊団のゾオン系古代種「リュウリュウの実」のモデル一覧、2つ目は「スピノサウルス」です。スピノサウルスは後期白亜紀セノマニアン期に実在した恐竜です。ワニのような頭部をしており、背中には帆のような形状の椎骨・神経棘が見られます。そんなスピノサウルスの能力者は誰かというと、飛び六胞の1人であるページワンです。

百獣海賊団のゾオン系古代種「リュウリュウの実」のモデル一覧、3つ目は「パキケファロサウルス」です。パキケファロサウルスは中生代白亜紀後期に実在した石頭恐竜です。分厚い頭骨が特徴的な恐竜で、儀式的に頭部をぶつけ合う闘争を行い、群れ内の順位を決めていたという説もあります。

そんなパキケファロサウルスの能力者は誰かと言うと、強烈な頭突き「ウル頭銃（ズガン）」を得意とする、飛び六胞の1人・うるティです。

百獣海賊団のゾオン系古代種「リュウリュウの実」のモデル一覧、4つ目は「トリケラトプス」です。トリケラトプスは白亜紀末期に実在した草食恐竜です。大きくフリル状の頭骨、3本のツノ、鳥のくちばしのように尖った口先に、現代のサイに似た4足歩行の体が特徴的な恐竜となっています。そんなトリケラトプスの能力者は誰かと言うと、飛び六胞の1人であるササキです。

百獣海賊団のゾオン系古代種「リュウリュウの実」のモデル一覧、5つ目は「プテラノドン」です。プテラノドンは白亜紀後期に実在した翼竜です。最大級の翼竜だったと推定されており、翼竜の代表格であることから、様々な作品に登場しています。そんなプテラノドンの能力者は誰かと言うと、百獣海賊団の最高幹部・大看板のキングです。

百獣海賊団のゾオン系古代種「リュウリュウの実」のモデル一覧、6つ目は「ブラキオサウルス」です。ブラキオサウルスはジュラ紀後期～白亜紀前期に実在した草食恐竜で、体長25ｍ、体高16ｍに及ぶ長い首が特徴的となっています。そんなブラキオサウルスの能力者は誰かと言うと、大看板のクイーンです。

百獣海賊団のその他のゾオン系古代種一覧、1つ目は「ゾウゾウの実」古代種モデル「マンモス」です。マンモスは400万年前～1万年前まで広範囲に生息していたゾウ科の哺乳類で、能力者は大看板の1人であるジャックです。

百獣海賊団のその他のゾオン系古代種一覧、2つ目は「ネコネコの実」古代種モデル「サーベルタイガー」です。サーベルタイガーは漸新世後期～更新世に実在したネコ科の肉食獣です。約20㎝にもなる長い牙が特徴的で、能力者は飛び六胞の1人であるフーズ・フーです。

百獣海賊団のその他のゾオン系古代種一覧、3つ目は「クモクモの実」古代種モデル「ロサミガレ・グラウボゲリィ」です。ロサミガレ・グラウボゲリィは三畳紀中期に実在した蜘蛛です。出糸突起を持つ最古の蜘蛛とされ、能力者は飛び六胞の1人であるブラックマリアです。

百獣海賊団の「リュウリュウの実」の能力者は誰か一覧、1人目は飛び六胞のX・ドレークです。アロサウルスの能力者で「ワンピース」作中に初登場したリュウリュウの実でもありますが、その実の正式名称が明らかになるまで10年以上の時間と要しました。

百獣海賊団の「リュウリュウの実」の能力者は誰か一覧、2人目は飛び六胞のページワンです。スピノサウルスの能力者で、元はカイドウのところにあった悪魔の実を姉のうるティが自身の分と共に盗み出し、ペーたんこと弟のページワンに与えました。

百獣海賊団の「リュウリュウの実」の能力者は誰か一覧、3人目は大看板のキングです。プテラノドンの能力者で、作中に登場しているリュウリュウの実の中で唯一の翼竜タイプです。

百獣海賊団の「リュウリュウの実」の能力者は誰か一覧、4人目は大看板のクイーンです。ブラキオサウルスの能力者で、科学者であることから通常時のみならず恐竜化した姿もサイボーグ化しています。

百獣海賊団の「リュウリュウの実」の能力者は誰か一覧、5人目はうるティです。パキケファロサウルスの能力者で、ページワンに与えたスピノサウルスの悪魔の実と共にカイドウのもとから盗み出しました。

百獣海賊団のリュウリュウの実の能力者は誰か一覧、6人目はササキです。獣型ではフランキー将軍並みに巨大化し、その頭部はフランキー将軍の攻撃にも無傷で耐えられるほど頑丈です。

こちらは「ワンピース」のティラノサウルスに関するツイートです。ワノ国編で多くのリュウリュウの実の能力者が登場したにもかかわらず、恐竜の代表格とも言えるティラノサウルスの能力者は登場しませんでした。そこで、また別の機会に登場する予定があるのではないかという考察となっています。

こちらも「ワンピース」のティラノサウルスに関するツイートです。百獣海賊団の中に多くのリュウリュウの実の能力者がいるにも関わらず、ティラノサウルスの能力者がワノ国編で登場しなかったこと。ウォーターセブンの市長であるアイスバーグがネズミに「ティラノサウルス」という名前を付けていたことなどから、ティラノサウルスの能力者が今回登場しなかったのには何らかの意図があるのではないかと考えているそうです。

こちらも「ワンピース」のティラノサウルスに関するツイートです。今後、ティラノサウルスの能力者が登場したなら、ティラノサウルスの特性をフルに発揮して大暴れしてほしいという感想となっています。

いかがでしたか？「ワンピース」作中にティラノサウルスの能力者について、まだ登場していない理由や、今後登場するのかなどを考察してきました。さらに、百獣海賊団のリュウリュウの実を一覧で紹介し、能力者は誰なのかをみてきました。そして、アロサウルスの能力者X・ドレーク、スピノサウルスの能力者ページワン、パキケファロサウルスの能力者うるティについてみてきました。

さらに、トリケラトプスの能力者ササキ、プテラノドンの能力者キング、ブラキオサウルスの能力者クイーンについてもみてきました。また、百獣海賊団のその他のゾオン系古代種の能力者についても紹介してきました。皆さんもぜひ「ワンピース」で今後登場するのか話題を集めるティラノサウルスはもちろん、他の「リュウリュウの実」古代種の能力者にも注目してみてください！