【ワンピース】映画の時系列・見る順番は？おすすめの劇場版アニメ作品は？

『ONE PIECE（ワンピース）』は、漫画家・尾田栄一郎が『週刊少年ジャンプ』で連載している作品。1999年10月からテレビアニメ化され、2022年5月時点でまだ放送は続いています。海外でも人気の高い、日本を代表する作品です。

悪魔の実「ゴムゴムの実」を食べてゴム人間になった主人公のモンキー・D・ルフィ。彼の夢は海賊王になることです。夢を叶えるため、彼は海賊として大海原に繰り出し、仲間を増やしながら数々の冒険を繰り広げます。

ここからは『ONE PIECE（ワンピース）』の歴代映画の時系列を紹介していきます。時系列その1『ONE PIECE』。時系列その2『ねじまき島の冒険』。時系列その3『珍獣島のチョッパー王国』。時系列その4『エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』。時系列その5『デッドエンドの冒険』。時系列その6『呪われた聖剣』。時系列その7『オマツリ男爵と秘密の島』。

時系列その8『カラクリ城のメカ巨兵』。時系列その9『エピソードオブチョッパー 冬に咲く、奇跡の桜』。時系列その10『STRONG WORLD』。時系列その11『3D 麦わらチェイス』。時系列その12『FILM Z』。時系列その13『FILM GOLD』。時系列その14『ONE PIECE STAMPEDE』となっています。

『ワンピース』の歴代映画を見る順番は、公開順よりも時系列順で見ていったほうがいいです。時系列は、前述の「ワンピースの歴代映画の時系列」を参考にしてください。映画は観客が『ワンピース』の漫画やアニメをある程度見ているという認識のもと作られています。

アニメ本編をここまで見ておけば映画を見てもスムーズに理解できる、というタイミングがあるので、そちらもチェックしておきましょう。例えば、劇場版第1弾『ONE PIECE』は、アニメ第19話まで見ておけば理解できる内容となっています。ざっくりと分けると、2作目の『ねじまき鳥の冒険』までは「イーストブルー編」までの話なので、テレビアニメ第61話まで見ていれば内容の理解に困ることはないでしょう。

『珍獣島のチョッパー王国』から『麦わらチェイス』までは「グラウンドライン編」内の話なので、テレビアニメ第516話まで見ておけば大丈夫です。『FILM Z』以降は「新世界編」になりますので、テレビアニメ517話から先のエピソードを見ておく必要があります。後述の「ワンピースの歴代映画のあらすじ一覧」で改めてそれぞれのあらすじと共に見る順番・見るタイミングを紹介するので、チェックしてみてください。

『ワンピース』の歴代映画一覧を見ていく前に、まずは『ワンピース』の感動するおすすめ映画ランキングTOP3を紹介していきます。感動的なストーリーが見たい人はぜひ、後述する3作品をチェックしてみてください。

『ONE PIECE（ワンピース）』の感動するおすすめ映画ランキングTOP3、第3位『ONE PIECE FILM GOLD』。『ONE PIECE FILM GOLD』は、政府公認の独立国家グラン・テゾーロを舞台にした、エンターテインメント性の高い作品。世界政府も手が出せないグラン・テゾーロのオーナー、ギルド・テゾーロとの戦いを通して、自由と支配、地位や名誉の意味と差別などについてが描かれています。

捕らえられてしまったゾロの救出を通して描かれる麦わらの一味の絆はもちろん感動要素の1つですが、何より感動的なのは、テゾーロの「支配」に対して「自由」を貫こうとするルフィのその姿勢。権力者の横暴は現実世界にも通じるものであり、それを打ち負かすルフィの姿に、多くの人が勇気をもらえたようでした。『ONE PIECE（ワンピース）』の感動するおすすめ映画ランキングTOP3、第3位でした。

『ONE PIECE（ワンピース）』の感動するおすすめ映画ランキングTOP3、第2位『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』。本作の特徴は、麦わらの一味の航海士・ナミが金獅子のシキという大海賊に拐われてしまうという点です。ルフィたちはナミを救出するため敵地に乗り込むのですが、そのシーンにどんな強大な敵が相手であろうとも仲間のためなら命を懸ける麦わらの一味の絆の強さが凝縮されています。

そして、どんなに苦しい状況に追いやられても、仲間のことを信じ続けるナミの姿に心を動かされたという人は多いようでした。麦わらの一味の絆の強さに触れて感動したい、という人におすすめの作品となっています。以上、『ONE PIECE（ワンピース）』の感動するおすすめ映画ランキングTOP3、第2位でした。

『ONE PIECE（ワンピース）』の感動するおすすめ映画ランキングTOP3、第1位『ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜』。本作は、原作やアニメで描かれた麦わらの一味とチョッパーの出会いをアレンジし、映画化した作品です。チョッパーのエピソードと言えば、原作屈指の感動エピソードとして知られています。

映画用にアレンジされていたものの、感動はそのまま。劇場のスクリーンで見れば、感動はより強まったでしょう。原作・アニメとは違うチョッパーとの出会いを見て感動したい人におすすめの作品となっています。以上、『ONE PIECE（ワンピース）』の感動するおすすめ映画ランキングTOP3、第1位でした。

『ワンピース』の歴代映画のあらすじ一覧その1、『ONE PIECE』。劇場版『ONE PIECE』は、2000年に公開された『ワンピース』最初の映画作品です。イーストブルーには「黄金の大海賊」という異名を持つウーナンという男がいました。ウーナンは数年前に消息不明になってしまったのですが、彼が小さな島に自身の宝を隠しているという噂が流れ、海賊たちはその島を探し回っています。

ルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップの4人は、ウーナンの宝が隠されていると噂される島がある海域にやってきていました。ひょんなことからウーナンに憧れる少年・トビオに出会った麦わらの一味は、噂の島へ向かおうとするのですが、そんな彼らの前に悪魔の実「ゴエゴエの実」の能力者であるエルドラゴが立ちはだかります。

本作は、ウソップが仲間になるエピソード「シロップ村編」と、サンジが仲間になるエピソード「バラティエ編」の間のストーリーとして制作されました。そのため、この映画ではサンジはまだ仲間になっていません。テレビアニメの第20話から「バラティエ編」が始まるので、19話まで見たタイミングでこの作品を見ることをおすすめします。時系列的に、見る順番はもちろん1番目です。

『ワンピース』の歴代映画のあらすじ一覧その2、『ONE PIECE ねじまき島の冒険』。『ONE PIECE ねじまき島の冒険』は、2001年に公開された漫画作品。大海原を旅していた麦わらの一味は、とある島で一時のバカンスを楽しんでいました。ところが、彼らの船であるゴーイングメリー号が盗まれてしまうという事件が発生。麦わらの一味はゴーイングメリー号を取り戻すため、小舟に乗り込みます。

ゴーイングメリー号を追う途中、ルフィたちは泥棒兄弟と出会い、船を盗んだ犯人がトランプ海賊団である可能性を教えられました。トランプ海賊団が根城にしているのは、ねじまき島。麦わらの一味はそこに向かうのですが、ゴーイングメリー号を取り戻すどころか、ナミを連れ去られてしまうことになります。

『ONE PIECE ねじまき島の冒険』は、サンジが麦わらの一味に入ったあとの物語。そして「グランドライン突入編」の直前の物語です。テレビアニメの53話まで見たタイミングでこの作品を見ることをおすすめします。時系列的に、見る順番は2番目です。

『ワンピース』の歴代映画のあらすじ一覧その3、『ONE PIECE 珍獣島のチョッパー王国』。『ONE PIECE 珍獣島のチョッパー王国』は、2002年に公開された映画作品。チョッパーを新たな仲間に加え、冒険を続けていた麦わらの一味。ある日、彼らは公開中に宝の地図を拾いました。宝があるらしい島の名前は王冠島。そんな中、麦わらの一味は、突如起こった海底火山の噴火による大波のせいで船ごと吹き飛ばされます。

吹き飛ばされたせいで、チョッパーは動物たちが集まる王冠島の中心部に落ちてしまいました。王冠島には「空から王が現れる」という伝説があり、その伝説通りに空から落ちてきたチョッパーは、島の動物王として祭り上げられることに。一方、ルフィたちは「王なる宝」を狙う動物学者・バトラー伯爵と名乗る男の一味と対峙することになります。

『ONE PIECE 珍獣島のチョッパー王国』は、チョッパーが麦わらの一味に加入し、アラバスタ王国に向かう間の物語。時系列的にビビとカルーが一緒にいるはずですが、この作品はパラレルワールド展開となっているため登場していません。「チョッパー登場・冬島編」の最終話であるテレビアニメ第92話まで見たタイミングでこの作品を見ることをおすすめします。時系列に、見る順番は3番目です。

『ワンピース』の歴代映画のあらすじ一覧その4、『ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険』。『ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険』は、2003年に公開された映画作品。ニコ・ロビンを新たな仲間に加え、航海を続けていた麦わらの一味は、ある日ハンナバルという島の港町に立ち寄りました。そこで彼らは、海賊だけで行われるルールのない危険なレース「デッドエンド」が行われることを知ります。

レースの賞金は3億円。麦わらの一味はレースに参加することを決めました。レースが始まると、出場している海賊たちは互いに潰し合いを始めます。数々の困難を乗り越え、レースのゴールだと思われる島に到着した麦わらの一味。しかしそれは元海兵であるガスパーデ海賊団船長ガスパーデの罠でした。そこにあったのはゴールではなく海軍要塞で、麦わらの一味は窮地に陥ることになります。

『ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険』は「アラバスタ編」が終わった直後の物語。そのため、この映画ではニコ・ロビンが仲間になっています。「アラバスタ編」はテレビアニメ第130話で完結するため、130話まで見たタイミングでこの作品を見ることをおすすめします。時系列に、見る順番は4番目です。

『ワンピース』の歴代映画のあらすじ一覧その5、『ONE PIECE 呪われた聖剣』。『ONE PIECE 呪われた聖剣』は、2004年に公開された映画作品。アスカ島という島に上陸した麦わらの一味。彼らはそこで、七聖剣の伝説を耳にします。一方その頃、ゾロは1人で船に残って船番をしていました。そんな彼目掛けて、小刀が飛んできます。小刀には、何故かゾロの名前が刻まれていました。

それをきっかけに、ゴーイングメリー号から姿を消してしまったゾロ。麦わらの一味はゾロを探して島の奥に向かうのですが、そこで海軍と共に村を襲うゾロの姿を目にします。ゾロはアスカ島の巫女であるマヤから宝玉を奪い、その場を去ってしまいました。ゾロは何故、海軍と行動を共にし、宝玉を奪っていったのか。麦わらの一味はその謎に向き合うことになります。

『ONE PIECE 呪われた聖剣』も、ロビンが仲間になったあとの物語。空島に行く前の中継地点・ジャヤに到着する前の話だと考えられています。そのためこの作品も「アラバスタ編」の最後であるテレビアニメ第130話まで見たタイミングでこの作品を見ることをおすすめします。時系列に、見る順番は5番目です。

『ワンピース』の歴代映画のあらすじ一覧その6、『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』。『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』は、2005年に公開された映画作品。偉大なる海（グランドライン）を航海中の麦わら一味は「オマツリ島」への永久指針と地図を拾いました。どうやらその島はリゾートアイランドらしく、麦わらの一味はバカンスのために島を目指します。

島についた一行を出迎えたのは、オマツリ男爵と名乗る男。彼はルフィたちに、島を訪れた海賊たちは皆「地獄の試練」を受けなければならないと説明しました。試練をきっかけに、仲間割れを起こしてしまう麦わらの一味。やがて彼らは、オマツリ男爵の真の目的を知ることになります。

『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』は「ウォーターセブン編」の直前の物語だと考えられています。「ウォーターセブン編」の前のシリーズである「脱出！海軍要塞＆フォクシー海賊団編」がテレビアニメ第219話までとなっているため、そこまで見たタイミングでこの作品を見ることをおすすめします。時系列的に、見る順番は6番目です。

『ワンピース』の歴代映画のあらすじ一覧その7、『ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』。『ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』は、2006年に公開された映画作品。ある日、麦わらの一味は難破した海賊船から大きな宝箱を手に入れました。その中に入っていたのは宝ではなく老婆。老婆は自分を故郷であるメカ島まで送り届けてくれたら、島に伝わる財宝を渡すと言い出します。

麦わらの一味は老婆をメカ島に送り届けることになりました。ところが、メカ島に到着した麦わらの一味を待っていたのは、島の領主であるドクター・ラチェットとその部下たち。彼らによって、老婆は連れ去られてしまいます。実は老婆は、ラチェットの母親だったのです。島に伝わる財宝伝説も嘘だということで、無駄足だったと肩を落とす一味。しかしロビンは、財宝の話は本当ではないかと考えていました。

『ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』も『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』同様、「ウォーターセブン編」の直前の物語だと考えられています。テレビアニメ第219話まで見たタイミングでこの作品を見ることをおすすめします。時系列的に、見る順番は7番目です。

『ワンピース』の歴代映画のあらすじ一覧その8、『ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』。『ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』は、2007年に公開された映画作品。原作のストーリーの中で人気の高い「アラバスタ編」を映画化したものです。海賊クロコダイルに乗っ取られそうになっている砂漠の国・アラバスタ王国。麦わらの一味は、王女ビビと共にアラバスタに到着しました。

アラバスタには現在、クロコダイルに誘導されて国王を討ち取ろうとしている反乱軍がいます。このままでは同じアラバスタ国民同士が激突し、血を流すことになるでしょう。それを止めたいというビビの願いを叶えるため、麦わらの一味はクロコダイルと彼が率いるバロックワークスと戦うことになります。

『ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』は映画オリジナルストーリーではなく、原作はもちろんテレビアニメでも描かれた「アラバスタ編」を映画化したものです。そのため「アラバスタ編」が終わるテレビアニメ第130話まで見ていれば、映画を見るタイミングはいつでも構いません。「アラバスタ編」を短時間で見直したいと思ったときに見るようにしましょう。

『ワンピース』の歴代映画のあらすじ一覧その9、『ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜』。『ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜』は、2008年に公開された映画作品。ある日、航海士のナミが高熱で倒れてしまいました。麦わらの一味はナミを診察してもらうため、急遽近くの島に立ち寄ります。

立ち寄ったのは、一年中雪に覆われた島・ドラム王国。そこで人語を理解するトナカイ・チョッパーと出会ったルフィは彼を仲間にしようとするのですが、ドラム王国の国王であるワポルの登場をきっかけに、彼らは島の平和を巡る戦いに巻き込まれていくことになります。

『ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜』は前作同様、原作で人気の高いストーリーを映画化したものです。本作は、麦わらの一味がチョッパーと出会うことなくアラバスタ王国に向かい、そのままエニエス・ロビーでの事件も乗り越えていたら、というIF設定となっています。そのため、原作やテレビアニメ版では登場しないロビンとフランキーが登場する点が特徴的。

本来「チョッパー登場・冬島編」は「アラバスタ編」より前なのですが、この映画を見るなら「エニエス・ロビー編」の最後であるテレビアニメ第325話チェック後のタイミングで見ないと、フランキーの存在がわからないでしょう。「エニエス・ロビー編」までチェックし終わっていれば、どのタイミングで見ても問題はありません。原作とはちょっと違うチョッパーとの出会いを見てみたいときに手をつけましょう。

『ワンピース』の歴代映画のあらすじ一覧その10、『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』。『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』は、2009年に公開された映画作品。旅を続けていたルフィたちのもとに、ある情報が飛び込んできました。それは、ルフィたちの故郷である「東の海（イーストブルー）」で、いくつもの島が襲われているというものです。

故郷を心配し、東の海に戻ろうとするルフィたち。そんな彼らの頭上に、空飛ぶ海賊船が現れました。海賊船の船長は、ゴールド・ロジャーがいた時代に暴れていたという大海賊・金獅子のシキ。シキはサイクロンが来ることを見事に予測してみせたナミに目をつけ、彼女を拉致してしまいます。仲間を取り戻すため、麦わらの一味は空飛ぶ島メルヴィユで金獅子海賊団との戦いに挑みます。

『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』は、ルフィたちがスリラーバークを出航して再び赤い土の大陸（レッドライン）に辿り着くまでの数日の間に起こった出来事を描いています。そのためこの映画から、ブルックが仲間として登場します。「スリラーバーク編」はテレビアニメ第381話までなので、第381話まで見たタイミングでこの作品を見ることをおすすめします。時系列的に、見る順番は8番目です。

『ワンピース』の歴代映画のあらすじ一覧その11、『ONE PIECE 3D 麦わらチェイス』。『ONE PIECE 3D 麦わらチェイス』は、2011年に公開された映画作品。航海を続ける麦わらの一味。彼らは海上に船を停め、一時の休息を取っていました。

翌日、ルフィの大切な麦わら帽子が消えてしまうという事件が起きます。ショックを受けるルフィ。どうやらルフィの麦わら帽子は、ある鳥が持っていってしまったようです。ルフィは麦わら帽子を取り戻すため、仲間たちと共に鳥の行方を追います。

『ONE PIECE 3D 麦わらチェイス』は『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』のあとに起こった出来事のようです。この映画が「東の海編」から「マリンフォード編」までを描いた「サバイバルの海 超新星編」の最後の映画となっていますので「サバイバルの海 超新星編」を見終わったら、または最低でも「スリラーバーク編」を見終わってから手をつけることをおすすめします。時系列的に、見る順番は9番目です。

『ワンピース』の歴代映画のあらすじ一覧その12、『ONE PIECE FILM Z』。『ONE PIECE FILM Z』は、2012年に公開された映画作品。新世界の海を旅する麦わらの一味。そんな彼らの頭上に、何故か火山灰が降ってきました。そんな中、麦わらの一味は大海原を1人の男が漂流しているのを発見。彼を救出します。男は自分のことをゼットと名乗りました。

当初は麦わらの一味に好意的な態度を示していたゼットでしたが、ルフィたちが海賊であることを知ると、その態度は一変。実はゼットは、全ての海賊の抹殺を目論む、元海軍大将だったのです。ゼットの力に圧倒されたルフィと仲間たちは、再びゼットとその部下たちに戦いを挑むべく、ゼットがいる場所に乗り込んでいきます。

『ONE PIECE FILM Z』は「最後の海 新世界編」初の映画作品です。「魚人島編」直後の物語であるため「魚人島編」が完結するテレビアニメ第574話まで見たタイミングでこの作品を見ることをおすすめします。時系列的に、見る順番は10番目です。

『ワンピース』の歴代映画のあらすじ一覧その13、『ONE PIECE FILM GOLD』。『ONE PIECE FILM GOLD』は、2016年に公開された映画作品。ルフィたちがやってきたのは、街がそのまま海に浮かんでいるかのような巨大な船。その船は世界政府が認める独立国家「グラン・テゾーロ」です。グラン・テゾーロを訪れる者たちの目的は、街に存在するカジノ。

ルフィたちもカジノを楽しむのですが、グラン・テゾーロの支配者であるギルド・テゾーロとその部下に嵌められ、多額の借金を背負わされることになります。しかも、ゾロがテゾーロに捕まってしまいました。ルフィたちはゾロを救出し、さらにテゾーロの金を奪うため、ナミの知り合いであるカリーナと共に作戦を練ります。

『ONE PIECE FILM GOLD』には、ルフィの義兄弟であるサボが登場します。このことから、この物語が「ドレスローザ編」のあとの物語であることがわかります。「ドレスローザ編」はテレビアニメ746話までなので、764話まで見たタイミングでこの作品を見ることをおすすめします。

もっと言えば、映画の前日譚となるアニメスペシャル『ONE PIECE 〜ハートオブゴールド〜』という作品もあるので、先にそちらを見ておくとよりストーリーがわかりやすいです。時系列的に、見る順番は11番目です。

『ワンピース』の歴代映画のあらすじ一覧その14、『ONE PIECE STAMPEDE』。『ONE PIECE STAMPEDE』は、2019年に公開された映画作品。ルフィたち麦わらの一味がやってきたのは、数年に一度開催されるという海賊たちのお祭り、海賊万博。集結した海賊たちによってお宝争奪戦が行われるのですが、今回のお宝は海賊王が残した貴重なものであるようです。

しかし実は、海賊万博は元ロジャー海賊団の一員であるダグラス・バレットと、戦争仕掛け人であるブエナ・フェスタが仕掛けた罠。バレットの目的はバスターコールの略奪と、海賊の皆殺しでした。ルフィは仲間はもちろん、最悪の世代や王下七武海、海軍や革命軍の面々と手を組んでバレットに挑みます。

『ONE PIECE STAMPEDE』は「ホールケーキアイランド編」のあとの物語であると考えられています。「ホールケーキアイランド編」が終わるのはテレビアニメ第891話なので、第891話まで見たタイミングでこの作品を見ることをおすすめします。時系列的に、見る順番は12番目です。

テレビアニメ『ワンピース』の劇場版第15作目は『ONE PIECE FILM RED』。原作連載25周年記念作品です。『ONE PIECE FILM RED』の劇場公開日は、2022年8月6日予定となっています。

『ONE PIECE FILM RED』の監督を務めるのは、『コードギアスシリーズ』を手掛けたことで知られる谷口悟朗。脚本は『ONE PIECE FILM GOLD』の脚本も担当した黒岩勉。そして原作者の尾田栄一郎が、総合プロデューサーとして作品に関わっているようです。

基本的に『ワンピース』の映画作品は原作とは関係のないパラレルワールドとして描かれています。しかし、尾田栄一郎が関わる「FILM」と名のつく作品群に関しては、原作と関わりがありました。このことから、『ONE PIECE FILM RED』では原作とリンクしたワノ国終了後の物語が描かれるのではないか、と言われています。

『ONE PIECE FILM RED』の舞台となるのは、どこかの島で開催される音楽フェスであるようです。今回の作品のキーとなるキャラクター・ウタは、世界の歌姫とのこと。フェスの会場でウタと麦わらの一味が出会うことになりそうです。

『ONE PIECE FILM RED』のトレーラーには、シャンクスの「ウタ、離れていてもお前は一生俺の娘だ」というセリフがありました。実際に血が繋がっているかはわかりませんが、シャンクスとウタは親子という関係にあるようです。

『ONE PIECE FILM RED』のタイトルロゴを見てみると「RED」の「D」の部分に3本の傷が入っていることがわかります。これはシャンクスの左目の傷と同じ。このことから、シャンクスの傷にまつわる重要な事実が明らかになるのではないか、と期待されています。

『ONE PIECE FILM RED』は、『ワンピース』の人気キャラクターの1人・シャンクスが関わってくる作品です。そのため、今から公開を楽しみにしている人は多いようです。また新たなヒット映画が生まれるかもしれません。

『ワンピース』は人気作品であるため、たくさんの映画が公開されています。これから映画を見るに当たり、見る順番はどうしたらいいか、どのタイミングで見たらいいかを考える人は少なくないようです。

様々な監督が関わってきた『ワンピース』の映画。その中でも特に異色だと言われているのが、細田守が監督を務めた『オマツリ男爵と秘密の島』です。『ワンピース』にしてはちょっぴり怖くてトラウマになったという人も存在しており、賛否が分かれる作品となっています。

『ONE PIECE（ワンピース）』の映画の時系列や順番まとめを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？『ワンピース』の映画は基本的にパラレルワールド設定であることが多いため、細かく「この話とこの話の間である」と確定していることは稀です。

しかし、登場人物やその様子などから、このエピソードを見終わったタイミングで手を出したほうがいい、という予測はできます。これから『ワンピース』の映画を見る人は、大まかではありますが紹介した時系列を参考に、見る順番を決めると良いでしょう。