【リアルアカウント】マルキは年齢詐称のロリキャラ！性格やユウマとの関係は？

オクショウ（原作）と渡辺静（作画）のコンビによる日本の漫画作品「リアルアカウント」。この記事ではリアルアカウントに登場する年齢詐称のかわいいロリキャラ・マルキを特集していきますが、その前にリアルアカウントの作品情報からお届けします。最初に作品概要、そして簡単なあらすじへと続きます。

リアルアカウントは、原作：オクショウ・作画：渡辺静による頭脳バトル漫画です。作中では負けると死に直結するというデスゲームが描かれており、第1部と第2・第3部では主人公が異なる3部構成の漫画作品となっています。

リアルアカウント第1部が講談社の別冊少年マガジンに掲載されたのは2014年2月号のこと。10月号まで連載された後、第2部は週刊少年マガジンに移籍した上で翌2015年から2016年まで連載されました。その後第3部中盤から再び別冊少年マガジンに戻り、2019年12月号にて連載は完結しました。

リアルアカウントの単行本は全24巻が刊行され、累計発行部数は2020年11月現在330万部を超えています。また、2018年には週刊少年マガジン7号にてリアルアカウントの実写映画化の企画が発表されましたが、現在のところ公開時期などは未定となっています。

主人公の柏木アタルは、リアルでは友人のいない孤独な高校2年生。リアアカで自分を魅力ある人間に見せかけ友人を増やしています。ある日のこと、アタルは国民的な人気を誇るSNS「リアルアカウント」の世界に引き込まれてしまいます。「ゲームで負けたら即死亡」という非情なゲームに無理やり参加させられたユウマ。リアルフォロワーが妹のみという彼は、「フォロワー0で即死亡」というルールに早くもピンチを迎えます。

リアルアカウント・第2部で初登場するマルキは、フルネームを三角マルキ（みかど・まるき）といいます。SNSでは毒舌のかわいいロリキャラとして話題になりました。角のついたカチューシャを付けロリファッションに身を包んでいます。本当の年齢は14歳ですが、ロリの世界では年寄扱いされるため年齢を11歳と偽っています。フォロワー数1位の座はユウマに譲ったものの、第2位のポジションに付けている人気キャラです。

浮ついたところの全くない冷静沈着な物腰と、有名な格言をまねた言葉を使い自らの優秀さを発信し続けるマルキ。わずか年齢10歳にして理系大学の頂点・アメリカのMIT（マサチューセッツ工科大学）で博士号を取得、帰国後は「生主」としてネット番組を配信し絶大な人気を博していました。

そんなマルキの眼力と記憶力がいかんなく発揮されたのはリアルアカウント・第3部の第1ゲーム「歩きスマホ迷路」でのことです。天才犬のパルくんが、野生の勘を生かしてスマホを頼らず最速でゴールに到達します。マルキは一目でパルくんの走った見えないルートを憶え、1度も間違えることなくゴールしています。

ここからは、漫画リアルアカウントのマルキの性格について考察していきます。彼女は表の顔と本性を使い分けていると言われているのですが、どのようなことなのでしょうか？

まず、マルキの表の顔ですが、プロフィール欄でも説明したように冷静にして沈着、かわいい見た目に反してのドSな毒舌ぶりがネットでは人気を博していました。

「毒舌のかわいいロリキャラ」は、マルキが「生主」として活動するための表の顔に過ぎません。それが発覚したのは、リアルアカウント第3部の第3ゲーム「リアアカGO」でのこと。ゲーム2日目、ユウマたちはマルキにモンスターの交換を持ちかけます。その際、マルキの不可解な行動を目撃したユウマは、カメラの死角に入るとマルキが本心を顕わにすることを見抜きます。

沈着冷静なマルキは、「生主」として作られたキャラだったことが判明します。本来のマルキは、無邪気でフレンドリーな性格の女の子だったのです。クールな性格の大人の女を演出していたマルキですが、実際には話し言葉の語尾に「～なの」を付ける年相応か少し下の女の子でした。

リアルアカウント第1部の主人公・柏木アタルの双子の兄・向井ユウマ。リアルアカウント第2部・第3部の主人公です。当然のことながらアタルと同じく高校2年生のユウマは、朗らかで人付き合いもよく何より友人を大切に考え行動します。普段は前髪で隠れている額にある深い傷は事故によるもので、事故により幼い頃の記憶を失っています。現在の恋人柚原ナナコとは幼馴染なのですが、それも憶えていないようです。

ユウマにはマルキとの共通点があります。マルキに表の顔と本性があったようにユウマにも裏表の顔が存在します。表の顔は快活で社交的ですが、それはあくまで演技。真の性格はとてもクールで、恋人のナナコ以外の相手には冷徹な目を向けます。

ユウマの本性が顕わになったのはリアルアカウント第3部「大炎上祭」でのことです。蔵科ミズキとのバトルで冷徹な一面が暴かれると、それまでお人好しだったユウマは豹変し他人を平気で傷つけるようになります。ただし、恋人のナナコやあやめたちにはこれまで通りに接し、彼女らが窮地に陥れば率先して救出に向かいます。ユウマにとって敵と味方を峻別することが重要なようで、恐怖心からの自己防衛の結果なのかも知れません。

柏木アタルの双子の兄として登場するユウマですが、実はアタル本人であることが判明します。交通事故で記憶喪失になり養護施設で育ったアタル。「SNS鬼ごっこ」では、CAP技術でユウマの肉体が複製されたことが、また「嘘情報島」では生まれたばかりのアタルからCAP技術で複製され双子として成長したことが明らかになりました。

ここまで、漫画リアルアカウントのマルキと主人公ユウマのプロフィールなどをそれぞれ個別に解説してきましたが、両者はどのような関係にあるのでしょうか？

マルキとユウマの関わりは、リアルアカウント第2部で始まります。2人が直接相対することはありませんでしたが、同じリアアカ空間で活動していました。毒舌のかわいいロリキャラで売り出し中のマルキは、自分の視聴者を奪っていくユウマを苦々しく思っていました。

マルキがユウマと邂逅したのはリアルアカウント第3部でのことになります。ユウマは、かわいいロリキャラの裏に隠されたマルキの本当の姿に気づき、解放してあげました。それ以来マルキは、ユウマやあやめたちの前では心を開き、素の自分でいることができたようです。

ここまでリアルアカウントのマルキ特集をお届けしてきましたが、最後にマルキに関する感想や評価をTwitterより紹介します。
 

リアルアカウントのマルキに関する感想・評価で圧倒的の多いのは、彼女がかわいいというもの。こちらのツイートの投稿者は、可愛さの余りコミックを買ってしまいそうになったとのことです。

続いて紹介するマルキの感想・評価は、表の顔ではなく素のマルキが好きと言うツイートからです。無邪気で人懐っこいマルキの姿に魅せられたようです。

最後に紹介するのは、マルキと犬（パルくん）は死なないでほしいというツイートからです。リアルアカウントで行われるのは「フォロワー数ゼロで死亡」という非情なデスゲームですが、ロリと動物が死ぬのは耐えられないそうです。
 

ここまで、「漫画リアルアカウントのマルキは年齢詐称のロリキャラ！」と題して、かわいい！と評判のマルキの性格や主人公ユウマとの関係について解説してきました。いかがでしたでしょうか？

かわいいロリキャラと毒舌でドMな性格のギャップを売りにしていたマルキですが、それは「生主」としての表の顔。裏に隠された本当の性格は無邪気でフレンドリー女の子でした。本当の性格を見抜き受け入れてくれたユウマには心を開きます。Twitterで彼女の死を心配する声がありましたが、MIT卒業は嘘だとしても頭のキレるマルキですから、生き残っていくのではないでしょうか？