2021年11月12日公開
2021年11月12日更新
【リアルアカウント】パルくん(犬)の正体は会長マーブル?元飼い主との過去とは?
「リアルアカウント」に登場する犬のパルくんは、会長マーブルの正体なのではないかといわれています。パルくんの正体は本当に会長マーブルなのか、さらにパルくんの壮絶な過去についても紹介します。リアルアカウントは打ち切りだったのではないかという噂や、最終回についてもネタバレと共にまとめています。ネット上の感想などもまとめているので、まだリアアカを知らないという人も要チェックです。
目次
リアルアカウントのパルくんとは?
SNSが普及した現代で身近に感じられる作品を好む人も多いはずですが、「リアルアカウント」もそんなSNSに関連した作品のひとつです。今回は、そんなリアルアカウントに登場する可愛い犬のパルくんについてを紹介します。その正体はただの犬ではなく、会長マーブルだという噂もあります。元の飼い主との過去についてや、リアアカの最終回に関する情報なども併せてネタバレしていきます。
リアルアカウントの作品情報
リアルアカウントは、オクショウ先生が原作、渡辺静先生が作画を担当しているサスペンス漫画です。「別冊少年マガジン」にて第1部が連載された後、「週刊少年マガジン」へ移籍をして第3部の中盤までが連載されました。そこから再び別冊少年マガジンに戻り、第3部の完結までが描かれています。
リアルアカウントの概要
リアルアカウントはすでに完結している作品で、コミックスは全24巻が刊行されています。リアアカは実写映画化されることが決定しています。映画については週刊少年マガジンの2018年7号で発表されました。しかし、その後は新しい情報が公開されることはないまま、2021年も終わりを迎えようとしています。
リアルアカウントのあらすじ
リアルアカウントは、国内最大級の国民的SNSです。通称「リアアカ」と呼ばれており、主人公の柏木アタルもリアアカを使用していました。アタルはリアルの友人がおらず、リアアカの友人を増やしていました。ある時、アタルを含めた多くのユーザーが、リアアカの世界に吸い込まれてしまったのです。そこは、フォロワーが0になったら死亡し、その人物をフォローしていた人々も死亡する世界だったのです。
パルくんのプロフィール
リアルアカウントに登場するパルくんは、第3部から登場する犬です。犬種はポメラニアンで、犬でありながらプレイヤーの一人でもあります。性別はオスで、人の言葉を理解できる有名天才犬です。スマホのスタンプやメッセージ機能を利用して会話することもできます。ミーチューブで「天才犬」として動画投稿をして、話題となっていました。好物のチィかまを食べると、聴覚がかなり良くなる特性を持っています。
リアルアカウントのパルくん(犬)の正体は会長マーブル?元飼い主との過去は?
リアルアカウントには、マーブルというキャラクターが登場します。リアルアカウント内のデスゲームの主催者でもある人物ですが、パルくんの正体は会長マーブルなのではないかといわれています。続いては、パルくんの正体は会長マーブルなのか、さらに元飼い主との過去についても順番に紹介します。
考察①パルくんの正体は会長マーブルだった?
マーブルは、元はリアルアカウントのマスコットキャラクターでした。主人公たちがリアアカの中に吸い込まれてからは、ゲームの主催者として何度も姿を現しています。その姿は人間に近い形をしているので、犬であるパルくんが会長マーブルの正体だと思った人は少なかったはずです。しかし、正体が会長マーブルであるということは、「匿名教室」で明らかとなりました。
会長マーブルの存在は、「歩きスマホ迷路」の後から発覚します。これまでずっと主人公たちに協力してくれていたパルくんですが、実はさり気ない動きでゲームを誘導していたのです。パルくんは人間を恨んでおり、人間が苦しむ様を近くで見るためにあやめたちと行動を共にしていました。
考察②元飼い主との過去や人間を恨む理由
どうして人間を恨むようになったのか、気になった人も多いのではないでしょうか?パルくんが人間を恨むようになった原因は、元飼い主との過去の出来事にありました。パルくんは、とある男性によって引き取られることとなります。男性は優しく、動画を投稿することでパルくんが有名になることをとても喜んでいました。
けれど、男性には裏の顔が存在していたのです。パルくんの動画を投稿するのとは別に、動物を虐待した上で殺害する動画もアップしている恐ろしい人物だったのです。その動物の中には、パルくんの母の姿もありました。真実を知ったパルくんは、自ら飼い主の男性の頸動脈を噛みちぎって殺してしまいます。そうして人間へ恨みを抱いたパルくんは、リアアカ社に入って会長マーブルとしてゲームに参加していたのです。
リアルアカウントは打ち切りだった?最終回をネタバレ
パルくんが登場するリアルアカウントですが、実は本編のラストは打ち切りだったのではないかと噂になっています。続いては、リアアカは打ち切りだったのか、さらに最終回のネタバレについても順番に紹介します。
リアルアカウントは打ち切りだった?
リアルアカウントは、デスゲーム作品という性質上、どうしても多くのキャラクターが命を落としてしまいます。中には自分が応援していたキャラクターがあっけなく死亡してしまう場合もあり、作品を読み続けられないという読者もいるものです。さらに、途中からはリアルアカウントはバトルばかりでストーリーが進行しないという不満も浮上したいたようです。物語の残虐性に対する批判もあり、打ち切られたのではないかとの噂です。
けれど、リアルアカウントの終わり方に納得している読者も多いようです。リアアカが打ち切りなのではないかと噂されたのには、主に作品に対する批判や不満を抱えた層からの意見が原因なのではないかと考えられています。
リアルアカウントの最終回ネタバレ
リアルアカウントの最終決戦は、「リアルフォロワー対決」でした。仲間を失いながらもアンティキティラの屋上に辿り着いたプレイヤーたちは、そこで真マーブルと対峙します。真マーブルは、本作のラスボスです。ユウマは真マーブルを倒すことに成功しますが、その正体は彼の父親である柏木シンだったのです。真マーブルは、ユウマに対して自分を殺すように指示したのです。
ナナコについての真実を知らされたユウマは怒りますが、頭の中から語り掛けてきたアタルによって裏ルールの存在に気がつきます。それは、ネットを使う人間がいない世界を作るということでした。企みに気づいたユウマは真マーブルを殴って失神させ、ゲームに勝利します。それから約10ヶ月後、彼らはネットと共存する道を選びました。その選択が本当に正しかったのかと頭を悩ませますが、彼らの生活は続いていきます。
リアルアカウントのパルくんに関する感想や評価
会長マーブルの正体を知って、驚いた人も多かったはずです。実際にリアルアカウントを読んだファンからは、どのような感想や評価を得ているのかも気になるのではないでしょうか?続いては、リアアカのパルくんに関するTwitter上での感想などについても、少しだけ紹介します。
リアアカ187話ご褒美がすごかったけど、パルくんの過去つらすぎて泣いた
— すみれ (@on_a_rainy_day6) May 20, 2019
リアルアカウントの187話を読んで、過去がつらすぎたと感じた人も多かったようです。元飼い主が実は動物を殺していたというだけではなく、その中にパルくんの母までもが含まれていたというのが大きなポイントとなっています。
リアアカ21巻まじで泣いた。
— てづくり (@tezupyon) October 21, 2018
涙で顔ぐっちゃぐちゃになった。
読んでてめちゃめちゃつらかった感情移入しちゃって…パルくん…あーつら。まじでつら…
こいつほんと許せない…!動物虐待ゆるさない。こんな奴が即死なんてぬるい!!あーこの怒りと悲しみの感情どうしよう
#リアアカ #リアルアカウント pic.twitter.com/xiwdEYaylX
パルくんの過去は、元飼い主だけではなく彼に飼われるまでの生活も壮絶なものでした。リアルアカウントは人間が多く死亡していく作品ですが、動物が好きな人にとっても読んでいてつらいエピソードだったのではないでしょうか?
向井の論が正しければ、会長マーブル、まさかのパルくんなんだよなぁ…
— Boo-bee (@boobee2319) May 31, 2018
生い立ちとか考えると、パルくん=会長マーブル、実は矛盾はしてないんだよなぁ…これがまた(-""-;)#リアアカ
リアルアカウントを読み進めながら、正体に気がついていた人もいたようです。犬にそんなことができるはずがない、という思い込みがあった人もいたはずです。そうした思いがけない展開も、リアルアカウントという作品の面白さなのかもしれません。
リアルアカウントのパルくんまとめ
リアルアカウントのパルくんについて、その正体が会長マーブルであることや壮絶な過去などを紹介しました。多くの命を犠牲にしたマーブルですが、パルくんの過去を知って憎みきれないと感じた人もいたかもしれません。
SNSに依存しやすい生活をしている人も多い現代だからこそ、刺さる人も多い作品となっています。まだリアルアカウントを読んだことがないという人は、この機会にぜひ漫画を手に取ってみてはいかがでしょうか?