2021年09月07日公開
2021年09月07日更新
【リアルアカウント】あらすじをネタバレ!漫画最終回(24巻)の結末と感想は?
SNSを題材にした異色のサスペンス漫画「リアルアカウント」とは、SNSの世界に引き込まれたユーザーたちの生死をかけたデスゲームを描いた話題作です。本文では、漫画「リアルアカウント」から、漫画のあらすじネタバレ、怒涛の展開と感動の結末を迎えた最終回結末・ラストのネタバレ、「リアルアカウント」の面白い魅力や、作品に関する感想や評価を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。
目次
リアルアカウントとは?
リアルアカウントの概要
SNSを題材にした新感覚のデスゲーム「リアルアカウント」は、一瞬の気の緩みが命取りになる緊張感漂うゲームから、感動の最終回ラストまで怒涛の展開が繰り広げられた、注目のサスペンス作品です。以下では、異色の作風や多くの涙を誘った最終回ラストが高評価を集めた、漫画「リアルアカウント」のあらすじネタバレと、最終回ラストのネタバレ、「リアルアカウント」の魅力や、作品に関する感想などをネタバレ紹介します。
「リアルアカウント」は、オクショウ原作・渡辺静作画によるサスペンス漫画で、2014年~2019年にかけて、「別冊少年マガジン」「週刊少年マガジン」で連載されていた作品です。物語は、三部構成となっており、第1部は柏木アタル、第2部・3部は向井ユウマを主人公に据え、SNSの世界に取り込まれたリアアカのユーザーたちによるデスゲームを描いています。
リアルアカウントの作者
「リアルアカウント」の作者・オクショウ先生は、宮城県出身の漫画原作者で、脚本家・放送作家・You Tuberなど幅広いジャンルで活躍しています。「別冊少年マガジン」で開催された「頭脳バトル漫画コンペ」での入賞をきっかけに、2014年から漫画「リアルアカウント」の原作を執筆しました。
リアルアカウントの漫画あらすじネタバレ
1巻あらすじネタバレ
漫画「リアルアカウント」は、20XX年を舞台に、全てのSNSを統合した国内最大級のソーシャルネットワークサービス・リアルアカウントを通じて、理不尽な戦いに巻き込まれた主人公たちの奮闘を描いた作品です。以下では、漫画「リアルアカウント」の漫画あらすじネタバレを紹介します。
全てのSNSを統合して作られた国内最大級のネットワーク・リアルアカウント(通称:リアアカ)は、現代人にとって欠かせないツールとなっており、リア充とは真逆の高校生・柏木アタルもリアアカに夢中でした。壮絶な過去を持つアタルは、人間不信に陥っており、妹のユリとリアアカのフォロワー・1450人を心の拠り所にしていました。
出典: http://24w.jp
そんなある日、スマホ画面に映った「ゲームのはじまりだ」と共に、謎の光に包まれたアタルは、リアルアカウントの世界に引き込まれます。実は、運営会社のある目的から、ユーザー10000人の脳をリアアカの世界に閉じ込め、現実世界への帰還をかけたゲームへ強制参加させます。そして、最初のゲーム・リアルフォロワー診断では、フォロワー数が0になった時点で参加者が死ぬデスゲームでした。
これまで友達だと信じていたフォロワーが次々と離れ、アタルも死を覚悟する中、ある人物からフォローされたことで、一命を取り留めました。そして、最初のデスゲームでは、アタルを含めた4684人が奇跡的に生き残るも、これらはデスゲームの序章にすぎませんでした。
2巻あらすじネタバレ
リアアカの世界での出来事は、現実世界でも中継が流されており、ユリが兄の動向を見守る中、ゲームの主催者・マーブルが柏木家を訪れ、アタルの本体をさらっていく事態が起きます。その後、テレビでは、リアルアカウント代表取締役・恵庭熊雅秀による謝罪会見が行われ、一連の不具合の説明と同時に、5月5日23時59分をもってリアルアカウントの全サーバーの強制終了を宣言します。
この決定は、リアアカの世界に閉じ込められたユーザー全員が命を落とすことを意味し、残り10日の間に脱出することが必須となります。人々の衝撃をよそに、リアアカの世界では第3のゲームが開始されます。そして生存をかけたユーザーことプレイヤー同士の戦いを制したアタルに、死んだはずの兄・向井ユウマの存在がいたことが発覚します。
実は、柏木アタルには、小学校時代に交通事故で死んだ一卵性双生児の兄がおり、「アタル」という名前は、本来は死んだ兄の名前でした。そして、柏木アタルの本名が「柏木ユウマ」であり、双子の兄を死を受け、以降は「アタル」として周囲に振る舞っていました。
3巻あらすじネタバレ
交通事故で死んだと思われていた向井ユウマは、高校の友達に隠れてリアアカをしており、本当の自分をさらけ出せる場所として、熱中していました。ある日、謎の光に包まれリアアカの世界に取り込まれます。彼女からもフォローを外される中、ユウマは上条あやめと相互フォローし、お互いの生存をかけてゲームを攻略していきます。
4巻あらすじネタバレ
第3ゲームの内容は、SNSが生んだかまってちゃんこと、キリカのいる密室から30分以内に脱出することで、クリアできなかった場合は、大爆発に巻き込まれる運命が待ってました。カウントダウンが切られる中、ユウマ・あやめチームは何とか脱出に成功し、他の会場では、危険人物とされる蔵科ミズキもゲームクリアを果たしていました。そして、休憩も束の間、一瞬の気の緩みが命取りになる、過酷なゲームが突然開始されます。
5巻あらすじネタバレ
既読スルー撲滅運動が続く中、ユウマ一行は、新たにキリカの中の人と藤巻チホを仲間に加え、リアアカからの脱出を目指すも、自殺願望をある者に手を下す蔵科ミズキの妨害や、新たなマーブルの登場に苦戦を強いられます。一方、現実世界では、ユウマの身体を取り戻すべく捜索に向かったナナコは、柏木研究所に侵入し、マーブルの被り物をつけたプレイヤーを発見します。
6巻あらすじネタバレ
第5ゲームは、1時間以内にヤグラを全焼させる火祭りで、SNSの炎上が大きいほど火力が強くなる仕組みでした。しかし、炎上ネタによってはフォロワーが去っていく事態もあり得る、命がけのゲームであり、ユウマとミズキはお互いの知略を駆使してバトルを繰り出すことでゲームをクリアします。その後、催眠スプレーを浴びたプレイヤーたちは、現実世界に戻ることができたものの、ゲームは終わっていませんでした。
7巻あらすじネタバレ
現実世界に戻ったユウマ達は何故か、マーブルの恰好をしており、身体にはマーブルマークがついており、それらをスマホでスキャンすると、プレイヤーが破裂する恐怖のゲーム・SNS鬼ごっこが始まっていました。これらは、現実の人々との共同ゲームで、マークの撮影に成功した者には1億円の報酬が渡される内容で、3日間に及ぶ逃亡生活の中で、向井ユウマは、柏木アタルと対峙します。
8巻あらすじネタバレ
アタルは、密かにリアアカ側と手を組んでいたものの、恵庭熊社長と本物のマーブルの登場により、2人は一旦別れることになりました。ユウマは、生き別れた弟に命を狙われた理由や、死んだはずなのに生きている自分に疑問を持ちます。そして、自分の正体を模索しながら、あやめや仲間に加わったミズキと共に、リアルアカウントの破壊を決意します。
9巻あらすじネタバレ
SNS鬼ごっこの終了まで残り27時間、ユウマ一行はプレイヤーを狙うDQNマーブルの一掃に成功後、ユウマ達は一連の事件に休止符を打つべく、リアルアカウント社に潜入します。その先でユウマは、自分はCAP技術によって生まれたことや、リアアカと信じていた世界は、実は現実世界で起きていたこと、SNS鬼ごっこのゴールが、現実のリアアカ空間であることを知ります。
10巻あらすじネタバレ
間違ったゴールに到達したプレイヤー達の死が一刻と迫る中、ユウマは物質コピペ技術を使って、奪われる運命だった命を救い出し、ゲームはユウマ達の勝利に終わります。その後、リアルアカウントは予告通り、サーバーの強制終了を迎え、リアアカは消えていきました。しかし、強制終了から半年後、真・マーブルによるゲームが再開され、ユウマを含めた30人がプレイヤーに選出されました。
リアルアカウントの最終回(24巻)結末・ラストネタバレ
「リアルアカウント」の最終回は、対ラスボス戦での向井ユウマの奮闘から、ユウマとミズキの再会までを描き、読者の涙を誘う感動のラストで締めくくられました。以下では、漫画「リアルアカウント」の最終回(24巻)結末・ラストをネタバレ紹介します。
最終回結末ネタバレ①もう1つのクリア条件
真マーブルの正体は、ユウマの父親・柏木シンであり、最後のゲームをクリアするには、シンを倒す必要がありました。ナナコの現実を知り、怒り狂うユウマでしたが、頭の中で語りかけてきたアタルの言葉から、このゲームに隠された裏ルール「真マーブルを倒す」「打ち負かされる(全滅)」「リアアカのメンバー」に気が付きます。
また、このゲームのクリア条件はもう1つあり、それがネットを使う人のいない世界の実現であり、柏シンとリアアカ社の社長の夢でもありました。両者の戦いは、シン達の企みを見抜いたユウマが制します。
最終回結末ネタバレ②10ヶ月後
ラストゲームから10ヶ月後、リアアカの事件を受け、ユウマはスマホからガラケーに替え、ある人を待つ間、ラストゲーム終了のその後を回想します。ゲームに負けたリアルアカウント社の社長は、建物ごと爆破させ、ユウマ達を巻き添えにしました。その後、自衛隊の救助によりユウマ達は助け出されましたが、社長は真・マーブルと共に、崩壊する建物の中へ向かいます。
最終回結末ネタバレ③ミズキの心肺停止
建物爆破に巻き込まれたミズキは心肺停止に陥り、救急ヘリに運ばれながら心配蘇生を行なわれたところで、場面は現代に戻ります。ラストゲームで生死を彷徨ったミズキは、一命を取り留めることが出来たものの、その代償として左腕を失いました。公園で合流したユウマは、ミズキを一生支えていくことを誓い、2人で病院に向かいます。
最終回結末ネタバレ④カルアの赤ちゃんが誕生
病院では、カルアが男の子を出産し、大切な人を守る強い男の子に育つことを願い「まもる」と命名されました。また、ユウマも様々な苦難を共に乗り越えてきたあやめと一緒になる決意を固めており、お祝いムードが漂っていました。現実世界では、いまだネットいじめを原因とする自殺が絶えないものの、ユウマ達はインターネットとの共存を決意します。
リアルアカウントの面白い魅力
以下では、漫画「リアルアカウント」の面白い魅力について、あらすじネタバレを交えながら紹介します。
面白い魅力①衝撃的なデスゲーム
これまでにも、デスゲームを題材にした漫画が発表されてきましたが、SNSを舞台にした「リアルアカウント」は、現実世界でも身近なツールを題材にしたサスペンス作品です。劇中で繰り広げられるゲームの数々は、どれもSNSの特徴を生かしたもので、ゲームを通じて、他人には見せたくない自分をさらけ出していく様は、衝撃的でしょう。
面白い魅力②簡単に登場人物が死ぬ
出典: https://note.com
あらすじネタバレで紹介したように、「リアルアカウント」は、簡単に登場人物が死ぬ展開が多い漫画とも評され、最初のゲームでは、フォロワー数が0という理由で、参加者の半数以上が犠牲になりました。プレイヤーに対する容赦ない仕打ちに、時には目を背けたくなる一方、リアルでの人とのつながりの強さがゲームに勝利する秘訣とも言えるでしょう。
面白い魅力③個性的なキャラ
漫画「リアルアカウント」には、様々な悩みや心の闇を抱えたキャラクターが登場します。敵対関係にあったプレーヤーが仲間に加わったり、ゲームを通じて本性を顕わにしていくキャラ達の動向や、ゴールに向けた奮闘は、漫画「リアルアカウント」の最大の魅力です。
リアルアカウントに関する感想や評価
SNSを題材にした、リアリティあふれる展開が面白いと言われる、漫画「リアルアカウント」に関する感想や評価を紹介します。
感想1:他にはない独特の作風
数日前からリアルアカウントを読み始めたんだが、他のデスゲームものとは一味違った名作の予感が何となくする。他のマガジンのデスゲームだと「神様の言うとおり」は好きだった。
— 半月 (@Hantsuki1218) September 1, 2021
SNS上にて面白いとの感想や評価が見られる「リアルアカウント」は、現実世界にも欠かせないツール・SNSを題材にしたサスペンス漫画で、SNSならではの独特の作風が人気を集めています。また、現実世界でもおこりうるようなリアリティある展開も、漫画「リアルアカウント」の魅力であり、他のデスゲーム作品には真似できない、名作とも評されています。
感想2:向井ユウマがかっこいい
最近リアルアカウントハマりすぎてヤバい
— おんなまい (@fjeICrgKC55Ev5w) August 31, 2021
向井ユウマくんくそかっこいい
漫画「リアルアカウント」の主人公・向井ユウマは、第二部からの主人公で、ユウマがかっこいいとの感想が多く寄せられています。SNSに夢中の普通の高校生から、持ち前の知略を駆使してゲームをクリアしていく展開は清々しさを感じさせます。また、仲間のプレイヤーを想う優しさや、自己犠牲の強さも、向井ユウマのかっこよさに拍車をかけています。
感想3:蔵科ミズキに夢中
どんどん違う表情を見せてくれるミズキくん、リアアカを読みやめられない大きな理由の一つ(`・ω・´)
— salfare @JASC MAD (@salfare1121) April 19, 2018
これからもユウマとあやめと一緒に頑張れ!#蔵科ミズキ生誕祭#リアルアカウント#リアアカ pic.twitter.com/HIIwloGBRH
主人公・ユウマの仲間である蔵科ミズキも、漫画「リアルアカウント」の人気キャラクターであり、読み進めるごとに様々な表情を見せるミズキの姿も注目されています。ミズキの登場がきっかけで、「リアルアカウント」に夢中になったとの感想も見られ、最終回ラストで描かれたユウマとの再会シーンは、多くの読者の涙を誘いました。
感想4:ネット社会の在り方を考えさせられた
とうとうリアアカ読み切った!
— るぅ (@ruuuur_freeeerf) August 28, 2021
怖いとこもいっぱいあったけど最高に感動した😭
この話をもっとたくさんの人が読んだら世の中ちょっとは変わるのかなーと思ったりもするけどやっぱ現実もマンガのラストと同じだよね、、ネット社会上手くやっていかないとって考えさせられた。!#リアルアカウント
SNSを題材にした異色の作風が話題を呼んだ漫画「デスゲーム」は、最終回結末まで怒涛の展開が繰り広げられた一方、ネット社会やSNSに潜む問題や心の闇にも迫った、奥深い作品とも評されています。近年は、ネットを通じた誹謗中傷等が社会問題となっており、漫画「デスゲーム」では、ネット社会の在り方について考えさせられる作品としても、注目されています。
リアルアカウントのネタバレまとめ
漫画「リアルアカウント」のあらすじネタバレ、最終回ラストのネタバレ、作品の面白い魅力や感想・評価などをネタバレ紹介しました。日常生活に欠かせないツールとなったSNSを題材にした「リアルアカウント」は、従来のデスゲーム系にはない独創的な発想や、フォロワー数がプレイヤーの生死を左右するなど、SNSならではのゲーム内容や、一瞬の気の緩みも許されない白熱したバトルが見どころの、おすすめ作品です。