【ワールドトリガー】空閑有吾は遊真の父親!名言や黒トリガーについても考察

「ワールドトリガー」旧ボーダーのメンバーであり、主人公・空閑遊真の父親・空閑有吾は、門(ゲート)が開かれる以前から近界に向かっていた人物で、遊真の命を救うべく黒トリガーとなりました。本文では、「ワールドトリガー」から、空閑有吾のプロフィールや旧ボーダーとの関係、人生の教訓にしたい空閑有吾の名言や名セリフ、空閑有吾が黒トリガーになった理由や遊真がこちらの世界に来た目的等を紹介します。

【ワールドトリガー】空閑有吾は遊真の父親!名言や黒トリガーについても考察のイメージ

目次

  1. 空閑有吾は遊真の父親で旧ボーダー設立当初のメンバー
  2. 空閑有吾の名言や名セリフ集
  3. 空閑有吾の黒トリガーとは?空閑遊真がやってきた理由は?
  4. 空閑有吾のアニメ声優
  5. 空閑有吾に関する感想や評価
  6. 空閑有吾まとめ

空閑有吾は遊真の父親で旧ボーダー設立当初のメンバー

ワールドトリガーの空閑有吾の紹介・イメージ画像

「ワールドトリガー」の空閑有吾は、ワートリの主人公・空閑遊真の父親で、旧ボーダーの設立当初のメンバーとして活躍した人物でした。以下では、「ワールドトリガー」から、遊真がこちら側の世界に移住するきっかけとなった父・空閑有吾のプロフィールや、現ボーダー上層部との関係、息子に近界で生きることの心構えを教える名言や名セリフ、黒トリガーや空閑有吾の最後などを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

ワールドトリガー(ワートリ)の作品情報

葦原大介先生の漫画「ワールドトリガー」は、2013年に「週刊少年ジャンプ」にて連載が始まったサイエンス・バトルファンタジー作品で、2018年12月に「ジャンプスクエア」に移籍、単行本は2021年12月時点で、計24巻が刊行されています。

ワールドトリガー(ワートリ)の概要

「ワートリ」や「WT」などの略称で親しまれる「ワールドトリガー」は、2014年にアニメシリーズが開始され、2022年1月までに計3シリーズが制作・放送されました。

ワールドトリガー(ワートリ)のあらすじ

三門市に異世界に繋がる門(ゲート)が開かれ、地球の兵器が効かない近界民(ネイバー)の脅威が迫る中、「ボーダー」を名乗る界境防衛機関がネイバーの撃退にあたり、周囲の防衛体制を整えます。それから4年半後、ボーダーとして活動する中学生・三雲修は、転入生の空閑遊真と親しくなり、彼が近界民の出身で、ある目的のためにこちらの世界にやってきたことを知り、行動を共にし始めます。

空閑有吾は遊真の父親

「ワールドトリガー」の主人公・空閑遊真の父親であり、本編ではすでに故人となっています。近界を放浪する旅を続ける中で、息子・遊真が誕生し、息子のお目付役としてレプリカを製作するなど、エンジニアとしての腕前もありました。また、遊真が近界で生きていくための心得や戦術などを教え込み、本編の4年前に、父子で参加したとある国の防衛戦で命を落としました。

性格は世話焼きで、例え自分が損をすることが分かっていても他人を放っておけない性分であり、息子からは、世話焼きな性格は修に似ていると評される一方で、「変な人」とも言われています。一方で、現ボーダーの上層部である忍田や林藤からは、先輩として慕われており、非常に面倒見が良い人物だったでしょう。

空閑有吾は旧ボーダー設立当初のメンバーだった?

空閑有吾は、旧ボーダーの設立当初のメンバーであり、4年前に門(ゲート)が開く以前からボーダーとして活躍していた最初期メンバーで、ボーダーのランク戦を構想したことが明かされました。また、ボーダー・最高司令官・城戸正宗とは同期で友人、忍田真史・林藤匠とは先輩・後輩の関係にあたり、上層部に昇進した忍田や林藤からは、新人時代にお世話になった縁から、尊敬と感謝の念を持たれています。

空閑有吾も在籍した旧ボーダーの最初期メンバーは、本編の5年前に同盟国を助けるべく戦争に参加し、出兵した19名のうち10名が戦死、メンバーの何人かは黒トリガーになったことが判明しています。この出来事は、城戸の近界民に対する憎悪を生み出すこととなり、遊真に対しても彼を始末するように部下に命じつつも、有吾の息子ということから、どこか気にかけている模様です。

空閑有吾の強さ

空閑有吾の強さ・イメージ画像

空閑有吾は、他人の嘘を見抜くサイドエフェクトを有する二刀流の使い手で、忍田本部長と互角の強さだったと言われています。また、以前、恩を受けた国の防衛戦に参加したことからも、宥吾の戦闘力や強さが、その国から頼りにされていたと推測でき、戦闘能力は非常に高かったと考えられるでしょう。

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空閑有吾の名言や名セリフ集

空閑有吾の名言や名セリフ集の紹介・イメージ画像

主人公・空閑遊真の父親であり、旧ボーダーの創設時メンバーでもあった空閑有吾は、ワートリの重要キャラとして注目される一方、近界を放浪する中で息子に語り聞かせたセリフの数々が、名言として支持されています。以下では、「ワールドトリガー」から、人生の教訓にしたい、空閑有吾の名言や名セリフ集を紹介します。

空閑有吾の名言①「法律(ルール)ってのは世界を回す…」

空閑有吾の1つ目の名言紹介・イメージ画像

ワールドトリガー・空閑有吾の名言1つ目は、この世界に法律が定められた意味や、自分は身は自分で守ることの大切さを説く名セリフです。法律(ルール)に従うことは、世界の平和を守ることにつながるものの、法律が守らない者が出てくれば、世界が回らなくなるばかりか、自分の身にも危険が及びます。

法律は、必ずしも自分の身の安全を保障してくれるものではなく、結局は、自分自身が安全でいるためには、自分が強くならなければならない、近界で生きるための心得とも捉えられるでしょう。

法律(ルール)ってのは世界を回すためにある おまえを守るためじゃない

空閑有吾の名言②「自分のことは自分で守れ…」

ワールドトリガー・空閑有吾の名言2つ目は、有吾から息子の遊真に伝えた3つの教えの1つ目で、自分のことは自分で守らなければならないと厳しく教える名セリフです。近界での生活は、こちらの世界から来た人間にとっては過酷な世界であり、それは有吾自身も身を持って知っていました。だからこそ、息子にはもっと強く、たくましくなって欲しいという父親としての願いが込められているでしょう。

自分のことは自分で守れ。親はいつでもおまえを守れるわけじゃない。自分の鍛えるなり、頭をひねるなり、自分でどうにかしろ。

空閑有吾の名言③「正解はひとつじゃない…」

ワールドトリガー・空閑有吾の名言3つ目は、遊真に解いた父親としての3つの教えの2つ目であり、視野を広げて物事を考えれば、目の前の問題を突破できると説く名セリフです。1つのやり方に固執することは、自身の視野を狭めてしまい、問題を解決するまでに時間がかかってしまいます。

しかし、物事にはそれぞれに最良の解決策があり、それらを見つけるためには、自身の視野を広げてみることが大切だと教えています。人生をより良く生きるためのヒントにもなる名言・名セリフでしょう。

正解はひとつじゃない。物事にはいろんな解決法がある。逆に解決法がないときもある。ひとつのやり方に捉われるな。

空閑有吾の名言④「親の言うことを正しいと思うな…」

ワールドトリガー・空閑有吾の名言4つ目は、息子へ説いた教えの3つ目で、親の言うことも、時には間違っていることがあることを教える名セリフです。親の言うことを聞くことは良いこととされるも、言われたことの中には、間違ったことも含まれています。空閑有吾の名言からは、親のいう事を鵜呑みにするのではなく、必ず自分の頭で考えて判断することが大切だと諭しています。

親の言うことを正しいと思うな

空閑有吾の名言⑤「自分より強い相手…」

ワールドトリガーの空閑有吾の名言5つ目は、近界で生きていくうえでの必須スキルである戦闘方法について、相手が格上だった場合の戦い方のコツを教える名セリフです。戦いとなれば、例え、自分に勝ち目がないと分かっていても、責めの姿勢で行きたいでしょう。しかし、戦において、責めることが必ずしも戦況を有利に進めることにはなず、かえって味方の犠牲を増やしかねないこともあり得ます。

遊真も、自分の強さを過信し、より強い敵との戦いを求めていたものの、そんな息子に対して有吾は、自分より格上の相手と戦う際の心構えを説きます。戦果とは、敵を倒した数だけでなく、いかに強い駒の動きを封じ込め、味方の戦闘を楽にさせることも含まれると教えます。

自分より強い相手と戦うときは勝とうとしちゃダメだ 引いて守って時間を稼ぐ そうすれば他の仲間が楽になる 「弱い駒が強い駒の働きを止めてる」ってのが、すでに戦果として充分なんだ

空閑有吾の名言⑥「人間はけっこう…」

ワールドトリガー・空閑有吾の名言の6つ目は、人間の行動を見極める上で覚えておくとよいポイントを指摘する名セリフです。人間の動きは、以外とその人の性格や習性が反映されているもので、目に見えない部分に着目することで、相手の動きを予測することができます。現実世界でも応用できる、空閑有吾の奥深い名言・名セリフでしょう。

人間はけっこう理屈に合わない動きをする。理屈より習性とか性格とかを読んだほうがいい場合も多い。

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空閑有吾の黒トリガーとは?空閑遊真がやってきた理由は?

空閑有吾が黒トリガーになった理由等を考察・イメージ画像

以下では、「ワールドトリガー」から、空閑有吾の黒トリガーや衝撃の最後、息子・空閑遊真がこちらの世界にやってきた理由をネタバレ紹介します。

考察①空閑有吾は遊真を助けて黒トリガーになった?

空閑有吾・遊真が参戦したネイバーの戦争・イメージ画像

空閑有吾が黒トリガーになった経緯は、4年前に親子で参戦したネイバーの戦争にさかのぼります。当時、まだ11歳だった遊真も半人前とは思えないほどの活躍ぶりを見せるも、有吾は息子が自分の強さを過信していることを見抜きます。しかし、父親の忠告を無視した遊真は、さらなる活躍を求めて攻撃参加に向かうも、他国の刺客の襲撃に遭い、致命傷を負ってしまいます。

見るからに助かる見込みのない息子を前に、有吾は黒トリガーを作ることを決意し、トリガー内部へ、遊真のボロボロになった肉体を封印すると、トリオンで新しい肉体を生み出すことで、遊真の窮地を救いました。しかし、この作業は有吾が持つ全ての力を注ぎ込む必要があり、力尽きた有真の肉体は塵と化して消え去り、遊真の黒髪も白色に変化しました。

回復した遊真には、父親の黒トリガーとサイドエフェクトを継承しており、父親の死から3年間は、父親の代わりとして数々の戦に繰り出しました。しかし、味方の勝利に遊真は次第に達成感を覚えなくなり、父親の故郷であるこちら側の世界に向かうことを決意しました。

考察②空閑有吾が死んだことは上層部も知らない?

空閑有吾の死が上層部に知らされる・イメージ画像

生前、父親の正体を聞かされていた遊真は、父親の遺言である彼の知り合いを探すべく、こちら側の世界に移住しました。遊真が目指す人物は、父親のライバルであり、迅の師匠でもあった最上宗一でしたが、最上は5年前に、黒トリガーを残して死亡したことが判明します。また、上層部でも、空閑有吾の死亡が知られておらず、遊真の登場により、初めて有吾の死がもたられされました。

考察③空閑遊真がやってきた理由

空閑遊真がこちら側の世界に来た理由は、遊真の身体を元に戻せる可能性があったからと推測されるも、実際は、自分に注ぎ込まれた黒トリガーから、父・空閑有吾を蘇生させることができると考え、その方法を模索すために、父親の故郷に足を踏み入れました。しかし、最上の黒トリガーから、父親の蘇生はできないと判明し、遊真はこちら側の世界で生きる目的を失います。

そんな遊真を目の当たりにしたレプリカは、周囲に隠れてボーダーとして活躍する修に声をかけ、遊真のボーダー入隊を依頼します。そして、紆余曲折を経ながら、ボーダー入隊を果たした空閑遊真は、玉狛第2チームとしての活動を開始し、A級昇格という新たな目標を見いだします。

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空閑有吾のアニメ声優

空閑有吾のアニメ声優・イメージ画像

空閑有吾は、アニメ版にも出演しており、レプリカ役を演じるアニメ声優・田中秀幸さんが担当しました。以下では、「ワールドトリガー」から、空閑有吾のアニメ声優・田中秀幸さんのプロフィールや、主な出演作品を紹介します。

田中秀幸のプロフィール

空閑有吾のアニメ声優・田中秀幸さんは、1950年生まれ、東京都出身の声優・ナレーターです。1963年に海外作品「南海のテリー」で吹き替えデビュー、1974年に「科学忍者隊ガッチャマン」でアニメデビューを果たしました。アニメ作品では、週刊少年ジャンプの連載漫画を原作とするアニメ作品に多数出演しており、各作品の主要キャラを演じています。

田中秀幸の主な出演作品や演じたキャラ

声優・田中秀幸さんの主な出演作品は、アニメ「ドカベン」山田太郎役、「キン肉マン」テリーマン役、「キャプテン翼」ロベルト本郷役、「名探偵コナン」工藤優作役、「ワンピース」ドフラミンゴ役などです。2019年からは、アニメ「サザエさん」のフグ田マスオ役の2代目声優として活動しています。

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空閑有吾に関する感想や評価

空閑有吾に関する感想や評価・イメージ画像

空閑有吾は、登場回数こそ少ないものの、息子・遊真が1人で生きていけるように、人生に必要な心構えを説いたセリフの数々は、名言としてファンの支持を集めています。以下では、「ワールドトリガー」の空閑有吾に関する感想や評価を紹介します。

感想1:空閑有吾のセリフが良い

空閑有吾は、遊真がこちら側の世界に向かうきっかけとなった人物で、ボーダーの初期メンバーであったことが劇中で明かされました。近界の諸国を巡り歩くなど、風変りな一面を見せながらも、息子・遊真が1人でも生きていけるようにと、様々な教えを説いたセリフは名言として支持され、父親としての頼もしさやかっこよさが、空閑有吾の人気に拍車をかけています。

感想2:空閑有吾のセリフから多くのことを学んだ

「ワールドトリガー」では、過去の人物として語られている空閑有吾は、登場回数こそ少ないものの、幼い遊真に向けた言葉の数々は、人生の教訓にしたい奥深いものであり、ワートリの人気の高めています。空閑有吾のセリフは、当たり前すぎて忘れてしまっている内容も多く、人生をより良くするためのヒントとしても支持されています。

感想3:空閑有吾の3つの教えが心に刺さる

「ワールドトリガー」にて多くの名言を発してきた空閑有吾のセリフは、悩んでいる時の指針にできるなど、メッセージ性の強さが注目を集め、その中でも遊真へ語った3つの教えは、心に刺さると絶大な支持を集めています。また、空閑有吾の奥深いセリフには、作者・葦原大介先生から読者へ向けたメッセージとも捉えられ、葦原先生の人生論をもっと聞きたいとの声も見られます。

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空閑有吾まとめ

空閑有吾まとめ・イメージ画像

ワールドトリガー・空閑有吾のプロフィールや、旧ボーダーとの関係、印象的な名言・名セリフ、空閑有吾の最後、息子・空閑遊真がこちらの世界にやってきた目的等を、あらすじネタバレ紹介しました。遊真の父親であり、ボーダーのランク制度を作った戦闘員として知られる空閑有吾は、主人公の父親としてだけでなく、人生の教訓にしたい名言の数々も支持されています。

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