【ワールドトリガー】尼倉亜澄は片桐隊のスポッター！役割や人物像を考察

ワールドトリガー（ワートリ）の中でも注目を集めているキャラクターが尼倉亜澄です。今回はそんな尼倉亜澄について紹介していきます。

尼倉亜澄が登場したワールドトリガー（ワートリ）は2013年から週刊少年ジャンプにて葦原大介先生が連載しているサイエンス・ファンタジー作品です。精巧に練られた世界観、部隊単位の戦闘描写、個性豊かなキャラクター、連載開始当初から積極的に行われたメディアミックス展開の影響もあって高い人気を獲得した作品になっています。

2016年から2018年に渡り葦原大介先生の体調不良で長期休載を経て月刊誌であるジャンプスクエアに移籍した後も人気を継続、2021年にはアニメ化も行われるなどメディアミックス展開も積極的に行われている作品になっています。

ネイバーの世界、ネイバーフッドに行くべく遠征部隊参加を目指して結成された三雲隊、上層部からの「B級2位以上」という条件を目指してB級ランク戦を勝ち上がり、なんとか2位に入った三雲隊は他の部隊と共に、「遠征選抜試験」を受ける事になります。チームシャッフルで行われるこの試験の試験官としてA級部隊が参加する事になりその際に初登場したのが今回紹介する片桐隊の尼倉亜澄でした。

尼倉亜澄はワールドトリガー（ワートリ）のボーダー本部、A級8位の部隊である片桐隊に所属するキャラクターとして205話になって登場したキャラクターです。ワールドトリガー（ワートリ）本編では他の片桐隊メンバーや草壁隊、クローニン、林藤ゆりらと共に県外スカウトの旅に本編開始前から出ており、存在こそ語られていたものの長らく登場していなかったキャラクターになっています。

ただ登場と同時に他の片桐隊キャラクターと共にプロフィールは公開されており、年齢は16歳で身長は158cm、誕生日は4月15日のはやぶさ座、血液型はB型で、好きなものとしてソフトボール、海外ドラマ、麻婆豆腐をあげるキャラクターになっています。そして注目を集める最大の要因となったのが、これまでにワールドトリガー（ワートリ）内では登場していない「スポッター」と呼ばれるポジションです。

そもそも尼倉亜澄の存在は、ワールドトリガー（ワートリ）でも先行して明かされてはいましたが、初めてその姿が描かれたのは遠征選抜試験の閉鎖環境試験での事でした。この試験ではB級部隊員＋一部のA級部隊員が参加しており、その試験の審査をA級部隊員がそれぞれに行うという形を取っています。そこで他の片桐隊のメンバーと共に描かれたのが尼倉亜澄でした。

尼倉亜澄初登場時には片桐隊全員が初登場という形で登場した事もあり、残念ながら2022年5月時点では尼倉亜澄の性格などは不明になっています。ただ絵柄の雰囲気などからファンの間ではどちらかといえば「明るい性格」なのではないかとも推察されています。

ただ尼倉亜澄を含む片桐隊のメンバーに関しては実は作者葦原大介先生のデビュー策である「ROOM303」という作品のメインキャラクター達が名前と容姿などが流用されているという共通点があります。

当然片桐隊の中では上手くやっていると考えられ、それ以外にも16歳の女子高生であるという事、スポッターと言うサポートタイプのポジションである事からコミュ力が高く部隊の外にもそれなりに交友を持っているのではないかと考察されています。

ボーダー唯一のスポッターである尼倉亜澄が在籍している片桐隊ですが、この片桐隊はそんな尼倉亜澄の存在以外にも不思議な要素を持っている部隊になっています。隊長の片桐はガンナーながらスナイパーをトリガーにセットしていたり、一条雪丸もアタッカーとして個人で5位か7位の実力を誇り、さらにはこちらも唯一のダブルレイガスト使いという独自性などを持っているのです。

また片桐隊のメンバーのうち、片桐、雪丸、結束の3人は元東隊のメンバーであり、その薫陶を受けたキャラクターという事もあり情報戦に秀でているとも考えられています。この事から尼倉亜澄の隊での役割は敵の位置を正確に補足してオペレーターの結束夏凛に伝え、他の部隊よりも情報で有利を作るのが役割なのではないかと考察されています。

ワールドトリガー（ワートリ）では登場キャラクターのパラメータなどが公開される事も多いですが、2022年5月現在、尼倉亜澄のパラメータについてはまだ公開されていません。他に同じスポッターをしているキャラクターがいないので推測もし辛いものの、公開されているトリガーセットなどから見るに攻撃力などは低い代わりに特殊戦術などが高いパラメータになるのではないかと考察されています。

注目を集めるスポッターの尼倉亜澄ですが、そのトリガーセットもかなり独特のものになっています。メイントリガーにはおそらくスポッターの代名詞だと思われる「強化レーダー」と言われるトリガーの他、試作品であるテレポーターとダミービーコン、そしてシールドを装備、サブウェポンには他にトリガーをセットできなくなる代わりにトリオンの消費を抑えるバックワームタグを装備しています。

ここからは既にワールドトリガー（ワートリ）を視聴している人の尼倉亜澄についての感想を紹介していきます。存在について言及されてから長らく登場していなかった事もあり注目を集めていた草壁隊と片桐隊ですが、初登場して一気に注目を集めたのが尼倉亜澄でした。やはり他にない唯一のポジション、スポッターというのがその大きな要因になっており、様々な考察が行われる事になっています。

尼倉亜澄のスポッターとしての役割の他、片桐隊は独特のスタイルを取るものが多く、これらがスポッターのいる意味なのかどうかが気になるという声も多く、早く片桐隊が部隊として戦闘するシーンをみたいという声も多くなっています。

トリガーセットについても様々な考察が行われており、強化レーダーの性能や効果、戦場で見つかった時の対応、何故バックワームではなくバックワームタグなのかなど気になる点の多い構成になっているという声が多くなっています。

特に効果が不明の強化レーダーが純粋にレーダーの強化版と捉えた場合、尼倉亜澄はトリガーセットが判明しているキャラクターの中で唯一、一切の攻撃手段、自衛手段を持たずに戦場に立つ事が出来ているキャラクターという事であり、オペレーターも存在する中でA級の部隊に入れる程の有用性があるという事になり、増々その存在が気になるという声も多くなっています。

またこの独特のトリガーセットなどから戦闘に直結するようなサイドエフェクトを持っているのではないかと考察するファンもいます。強化レーダーと尼倉亜澄のサイドエフェクトが組み合わせると意味があるからこそスポッターというポジションは尼倉亜澄にしか出来ないポジションなのではないかとも言われており、サイドエフェクトの情報にも注目したいという声も多いです。

尼倉亜澄はワールドトリガーにおいて唯一のスポッターと呼ばれるポジションのキャラクターとして登場したキャラクターです。まだ登場から日が浅く、情報は少ないもののワールドトリガーファンからは様々な考察が行われるキャラクターになっており、今後の活躍に注目が集まるキャラクターになっています。

中にはサイドエフェクト持ちなのではないかという考察もあるほどのキャラクターになっており、片桐隊が独特な戦闘スタイルを持つキャラクターが多い事も合わせて注目されています。実力者である事は間違いないのでまだワールドトリガーを視聴していない人は尼倉亜澄の活躍にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか？